身近な自然にひそむ自然 〜実例編〜

みなさまからの,ひとこと情報 〜中毒編〜

みなさまからお寄せいただいた,身近な自然での「あぶない生きもの体験集」です。
このコーナーは,危険情報の共有によって,危険回避の予備知識を増やすことが目的です。
みなさまからの投稿をお待ちしています。
原則として掲載時は匿名とします。
  投稿はメールで。

☆我が家のハプニングはウニ中毒です。といっても腸炎ビブリオの食中毒です。海水中にはウヨウヨいるので、海水が付いたままは危険でした。
 鮮度が悪いと「いやしい方」はそんなこともあるという教訓です。稀でしょうね(*^_^*)

★ビブリオですか。海水温の高い季節には繁殖しやすいですからね〜。
 ビブリオは,夏場に患者が集中する食中毒の原因菌の1つでもあります。
 コレラ菌もビブリオ属の菌。南の国の海では,もっと気をつけなくちゃ。

☆私の知り合いの人の話なんですが,ヨウシュヤマゴボウを,「山ごぼうだから…」とキンピラにして食べて,数日間,激しい下痢に苦しんだと言う話。
 名前は「ヤマゴボウ」でも,ゴボウとはまったく別種。根っこの形も似ているからまぎらわしいのよ。

★お土産屋さんで売ってる「山ゴボウ」って,アザミの仲間を使っていたり,
 実は普通の,畑で取れるゴボウを使っていたりするんですって。

☆子供の頃,小さな粒のガムをおやつに持って,友達と遊びに行ったときのこと。ひとしきり遊んでから,その,ストロベリー味のガムを口に放り込むと……▼☆∵#◇!!!……口の中に強い刺激を感じ,ペッペッ……。友達が,こっそり,ガムと同じような色と形の赤い実を入れたらしい。……いまにして思うと,マムシグサの仲間の実だったような……

★今にして思えば,コワイ……
 マムシグサの類は,サポニン系の刺激成分が多いようです。
 沖縄なんかで路傍に自生しているクワズイモも,同じ成分を持っています。
 サポニンの毒性も問題になるかもしれませんが,それ以前の問題として,
 あの強烈な粘膜刺激は……。


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