FO-29 illumination



● (No.681) FO-29 illumination (2010年10月19日)
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FO-29 の蝕が近付いているようです。蝕がいつから始まるのかを蝕の計算ソフト
illum.exe を用いて算出してみました。 このソフト illum.exe は、蝕の様子を
視覚的に表示するソフトで、ドイツのアマチュア衛星局、DK3WN/Mike Rupprecht
氏により開発されました。このソフトを起動するには 事前に Visual Basic 6.0
ランタイム MSWINSCK.OCX がインストールされている必要があります。

Originalファイル,
http://www.dk3wn.info/files/illum.zip

Updateファイル,
http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/illum.zip


Updateファイルの方に、さらに 起動に必要な illum.ini を修整してありますの
で、こちらをダウンロードして下さい。 この illum.ini は、次の 3行から構成
されています。

1. 自局の QTHグリッドロケーター
2. 衛星軌道要素ファイルへのフルパス
3. NTPタイムサーバー

illum.ini サンプル
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PM95TJ
d:\illum\keps_tle.txt
ntp.nict.jp
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この衛星軌道要素ファイル keps_tle.txt はサンプルですが、実際は任意の衛星
の数の TLE を認識します。 最新軌道要素を用いて調べてみたところ、FO-29 の
蝕は、2010年11月10日頃から始まり、また、AO-51 はしばらくの間は全日照が続
くこともわかりました。 なお、illum.exe の起動には、やや時間(30秒ほど) が
掛かります。




《参考1》

JARL管制局発表の「日陰率の変化」のグラフを見やすくしてみました。
http://blog.goo.ne.jp/fo-29/e/553e443c02c28d27bc07e993a4b77ee4

2010 11/01 0%, 11/10 5%, 11/20 14%, 11/30 17%


《参考2》

FO-29 周波数変動と衛星温度の推定
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr637.htm

太陽同期軌道と地球の影
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr682.htm

FO-29 日陰率計算
http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr683.htm


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