吉原新堀北土塁

概説 この南・北二本の土塁の間隔は約600mで、その全長は、北土塁約500m・南土塁約400mである。南北双方の土塁は戦国末期に土岐氏の構築と考えられ、土塁群中、最終段階のものであろう。この二つの土塁は、直接江戸崎関係でなく、支城の久野(牛久市)・福田・下小池・三城の防御線と考えられる。以上の三城はこの堀土塁のため島状を呈し、ここを突破されない限り安全圏である。[『阿見町史』より]
土塁の遠景(西から東を望む)
    その他の写真
  1. 県道龍ヶ崎阿見線に見える土塁の断面
訪問記[1998/05/04]東端はその他の写真1のようになっているが西側の端はわからない。
所在地稲敷郡阿見町吉原と若栗の境。東端はフランス料理店「木綿季(ゆうき)」の北隣。
参考書『阿見町史』、『阿見町史研究第6号』