笈ノ塚城(おいのつかじょう)

概説 かつては龍貝城とも言われていたようだが、現在は阿波龍貝城とは分けて登録されている。「笈ノ塚」という古墳がある。
東側からの遠望(左手奥は阿波龍貝城)
    その他の写真
  1. 笈ノ塚古墳
  2. 塚の周囲の土塁
  3. 笈ノ塚古墳は上円下方墳か
訪問記[2003/02/04]大杉神社稲荷社近くの駐車場に車を留めて南側のお宅に見学のお願いに行ったところ、快諾して頂けた。「笈ノ塚」と呼んでいるが、城という話は聞いていないそうだ。また、台地東端の山を「オヒジリ山」と呼んでいると教えてもらう。「御聖山」ということか?ここも物見台のようになっているが、笈ノ塚で十分にその役目を果たしていると思う。ただ、ここは「狼火台」だという話も聞いているので狼火台と物見台の組み合わせかもしれない。笈ノ塚は三段ないし四段構造になっている。また、しっかりと確認しなかったが、単純な同心円でなく、下の段は方形だったかもしれない。
所在地稲敷郡桜川村阿波。大杉神社東南東300m。
参考書『茨城県遺跡地図平成13年度版』