野々井本能寺城

概説 野々井の集落の東側に白山神社が祀られているが、この神社には本能寺城という城跡の言い伝えが残っている。神社の境内は、南北70m、東西55mの規模で五角形の平面形ををなしている。また、境内は周辺より2〜3メートルほど高くなっており、境内を囲むように高さ0.5m〜1.7mの土塁がめぐっている。[『取手市史』より抜粋]
西側からの遠望
    その他の写真
  1. 西側虎口と堀・土塁
  2. 枡形に見える土塁
  3. 北東の櫓台
訪問記[2002/10/7]城跡の雰囲気を留めるのはこの白山神社境内だけのようだ。西側虎口周辺の遺構はなかなか興味深く感じた。西側虎口南側の土塁は相当低くなってはいるが横矢があったように見えるし、その虎口を出た正面の土塁には枡形があったのではないかと思わせるものがあった。
所在地取手市野々井。白山神社付近。
参考書『取手市史』