中野館

概説道南十二館のひとつ。図説中世城郭事典第1巻のP25に中野館(木古内川の河口付近にあったのは確実であるが、未だ正式には確認されていない。しかし、以前からいわれている木古内営林署の向いの台地に、堀切の残存があり、ほぼその台地でよいと思われる)、とある。
木古内営林署の向いの丘
    その他の写真
  1. 堀切から登って行ける
  2. 左右の堀切を渡る土橋
  3. 郭内は畑になっている
訪問記[2001/7/2]営林署向いの丘へ登ってみると、いましがた自分が登ってきた道は堀切だったことが分かった。土橋を挟んで反対側へは再び深く谷が落ち込んでいた。その谷の日当たりの良い南向きの斜面で農作業をしていた方と少しお話をした。(1)ここも少し調査をしたが中野館だったという確実な証拠は見つからなかった。(2)別のところにもうひとつ中野館の候補がある、とのことでした。
所在地北海道渡島支庁木古内町中野
参考書『図説中世城郭事典第1巻』