山後土塁

概説別名、村田大堀土塁。
 江戸崎城を防御する街道閉塞用の戦国土塁の一つと考えられている。稲敷台地の西側から江戸崎城へ向かう3つの街道のうち最も南を通る街道に築かれている数少ない土塁のひとつ。
県道江戸崎新利根線に面した土塁の概観
    その他の写真
  1. 土塁の断面
訪問記[2000/10/17]土塁の南側の(土塁と平行する)道を少し下った所で薮を分け入ると、土塁-堀-土塁の構造を確認できた。南側の土塁と北側の土塁は比高差があり、いわゆる比高二重土塁ということになるだろうか。県道の反対側(手前側)は造成工事のために残念ながら湮滅。
所在地稲敷郡江戸崎町村田字山後537-1外(小羽賀との境界)。パチンコ屋カジノの向い。かなり奥まで続いている。
参考書