向羽黒山城(むこうはぐろやまじょう)

概説 別名、岩崎城。会津若松城の南南西約5.6km、会津盆地の南縁に聳える標高408.7m(比高190m)の山城で、国指定史跡になっている。永禄11年(1568)、蘆名盛氏によって築城されたといわれる。その後、この地を支配した伊達氏、蒲生氏、上杉氏が改築している。向羽黒山の北西側約800mにある羽黒山を含めた山全体を縄張りとしている巨大な城である。曲輪の総数は100以上あると言われる。
一曲輪西側の稲妻状竪堀
その他の写真
訪問記[2006/10/16]写真キャプションの「稲妻状竪堀」はアオレンジャーさんのホームページ『北緯36度付近の中世城郭』「向羽黒山城」解説を参考にさせて頂いた。
所在地福島県大沼郡会津本郷町。白鳳山公園。
参考書『歴春ブックレット28 向羽黒山城跡ガイドブック』