見川城

概説 見川城址は、桜川の低地にのぞむ崖上にあり、土塁・空堀をめぐらした三つの郭から成っている。その大手は現在農家のあるあたりで、外城の地名がある。[『水戸市史』より]
見川城入口
その他の写真
  1. 桜川緑地側の橋上からの遠景
  2. 堀底と土塁
  3. 南側の二重堀
訪問記[2001/02/19]北東側から林へ入り左右に堀を見ながら土橋を渡ると右手に土塁がせまる食違いの虎口になっているようだ。土塁の上から眺めると広い郭になっている。土塁上を北から西へ回ると途中小さな横矢、大きな横矢の仕掛けが現れる。堀底へ降りて再び対岸の土塁へ登るとその向うに小さな郭がある。そこから西側の民家の脇へと抜けられる。森の中に見ごたえある土塁や堀が残っている。
[2006/02/19]県立歴史館の内山先生・飛田先生とお話をした帰りに久しぶりにちょっと立ち寄った。前回の訪城は奇遇にもちょうど5年前の今日だった。その時は南側の二重堀を見ていなかった。西側の横矢掛かりの堀も立派ではあるが、鉄砲時代到来以前の大きさかと感じる。
所在地水戸市見川3丁目。桜川緑地(まだ造成中)の駐車場の桜川をはさんだ対岸
参考書『水戸市史』