高水寺城

概説 中世斯波氏累代の居城であった。足利尊氏によって奥州管領に任ぜられた斯波家長は、この城を本拠として奥州における北朝方の重鎮として活躍した。しかし、三戸南部氏との抗争が激しくなるにつれて次第に衰えをみせ、ついに天正16(1588)年8月、その攻略に屈して没落する運命となった。高水寺城を占領した南部氏は、城名を郡山城と改称して城代を配したが、寛文7(1667)年に至って城代制は廃止され、城も破却された。[現地説明板より]
広々とした本丸跡には愛宕神社が祀られている
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  1. 段郭が多用されている
  2. 第4駐車場上には水堀が
訪問記[2002/9/1]公園整備がされている部分だけでもかなり広大。さらに周囲の林の中まで見ようとすればかなりの時間が必要。尾根づたいに段郭が多用されている印象。
所在地岩手県紫波町二日町字古館
参考書『日本城郭大系2』