古来館(ふるくやかた)

概説 古来坪の東方にある。古来には寺山という土地があり、ここから焼米が出ることがあるので館址と推定される。この土地は東西約100m、南北約200mの区域で東、南面には幅5mの堀が残存する。古来部落で最も高い地所で古館を想像できるのであるが、周囲は水田である。館址の記録や伝承はないが、金田か花室城の出城、前面の館ではないかと思われる。[『桜村史』より]
墓地と畑の混在するこの一帯が館跡
訪問記[2001/12/24]「東、南面には幅5mの堀が残存」と書かれているが、あったかな?
所在地つくば市古来。鹿島神社の南東約200m。
参考書『桜村史』