道夢様用かい堀

概説 現在は農業用水路ですが、元禄10(1697)年の「伊佐々村差出帳」には、「道夢様用かい堀」と呼ばれている軍事施設跡だと記されています。「用かい」とは「要害」であり、戦国時代の要害とは、、城、陣地と同意語です。「道夢(道無)様」とは真壁久幹(戦国後期の真壁家当主)のことです。[『真壁町の城館』より]
「道夢様用かい堀」と伝わる用水路
訪問記[2002/10/27]用水路東側(写真左手)が微高地になっており「要害」といわれる場所らしいが遺構などの痕跡は見当たらず。
所在地真壁郡真壁町伊佐々。鹿島神社の250mほど西側の男女川用水路。
参考書『真壁町の城館』