赤館

概説 伊達氏、白川結城氏、佐竹氏の争奪戦が繰り返された南郷地域であったが、豊臣秀吉の奥州仕置きによって佐竹氏のものとなった。しかし、関ヶ原の役後に佐竹氏は秋田転封となり立花宗茂が一時入るが、元和8年(1622)、丹羽長重が古渡城から移ってくる。丹羽長重はその後1.8kmほど南東側の平地に棚倉城を築城して移ったため、それによって赤館は廃城になったものと思われる。
主郭内部
その他の写真
訪問記[2006/10/15]夕方主郭部へ到着したところで時間切れとなり、道路北側の横堀を見ることは出来なかったのが残念。
所在地福島県棚倉町檜木。主郭部周辺は赤館公園として整備されている。
参考書