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過ぎ行く時 〜 ルーム・ツアー 〜
玄関ホール


住まいの要望、玄関にはシューズ・クローゼットという要望から頂いた図面の玄関ホールは収納部分を含み4畳半の広さでした。
その4畳半にシューズ・クローゼットを設けると玄関ホールは一人しか通れない横幅でした。
長年、住んでいた賃貸マンションの玄関ホールと同じで違和感はありませんでした。
でも一人の出入りが終わらないと次の人が出入り出来ないなど不便でした。
その不便さを継続するのも考え物でした。

標準で設営される玄関収納はコの字型のシューズボックスには十分な靴が収納出来ます。
今さらベビーカー、ゴルフバックなどを収納することもありません。
DIYなどしないものの数少ない工具や雑貨類は勝手口側に置いた方が使い勝手も良いと思いました。
そして外で使う物は入居後に考える物置小屋に収納すれば良いと思いました。

家族用と来客用の2つの動線。
今さら来客に分類される方が誰が来るのでしょう。
それは年に何回あるのでしょう。
それらを考えると動線を2つ設ける必要性は皆無です。

これらからシューズ・クローゼットは不要という結論に至り、その結果、何とか二人が並んで出入り出来る横幅を確保することが出来ました。

玄関ドアは引き戸にしました。

コの字型のシューズボックスは使い勝手が良いです。

コの字型のシューズボックスの横にはコート掛けなどの収納を設けてくれ、これがまたとても使い勝手が良いです。
玄関ホールの正面壁。ウッド・タイルを貼って木質感を高めるか考えましたが、奥行きがあるわけではないので白地にしました。
もしかしたら額縁など飾るかもしれないという可能性が低い事態?に備え、設計士さんの再三の確認を振り切りピクチャーレールを付けました。
入居後、半年が過ぎ去りましたが、今も白地のままの正面の壁です。



悩ましく思っている箇所

住んでみて悩ましく思っている箇所の一つです。
それはコの字型のシューズボックスの前に幅は狭くてもホールの袖を伸ばすべきだったかもしれません。
その理由はシューズボックスから靴を出す時、いちいち靴を履かなくてはいけないからです。
逆に靴を仕舞う時、いちいち靴を履かなくてはいけないからです。
シューズボックスの前に幅は狭くてもホールの袖があれば、シューズボックスから今から履く靴を選択し出すことが出来たことでしょう。

今は、いつも玄関に何らかの靴が並んでいます。
その反面、いちいちシューズボックスから靴を出さなくても良いです。
でも玄関に靴を出しておきたくない時も靴を置いておかないと裸足で玄関に立たなくてはいけないことになってしまいます。
何か残念に思ってしまう箇所となっていおります。








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