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【アジアの片隅で】
NHK 連続テレビ小説
前々作の「虎に翼」は史実のダイジェストの連続のような展開、「えっ、ここをこれだけ!?」の連続でモヤモヤ感だらけでした。
あの内容ならば半年と言わず1年間を通して描いて欲しいと思ったものおです。
前作の「おむすび」は平成の頃を描いた書き下ろし。
2020年2月頃から2022年にかけてのコロナの頃も描いていました。
ドラマを観ながらコロナの頃を思い出したものです。
その頃の横浜や東京の空気は
「医療従事者の方々が頑張っているのに。」
「皆が我慢しているのに。」
だったように思います。
マスク自警団、お散歩・お出かけ自警団に遭遇しました。
お日様がさす夏の昼下がり、街をお散歩していると「マスクもしないで歩くなんて!」
飲み会自警団にも遭遇しました。
「きっと戦争が始まったら1940年頃の空気にあっという間になってしまうのだろうな。」 と思ったものです
楽器を捨てて竹やりを持て、銃を持て。
今、放送中の「あんぱん」が描いている時代。
ドラマを観ながらこのような時代、このような空気にしてはいけないと思いながらも、始まってしまえばあっという間にあのような空気になってしまうと思う今日この頃です。
敗戦後の昭和に生まれた私が、この令和の時代まで戦争に巻き込まれずに生きてこられたのは、昭和一桁生まれ以前の方々のお陰だと思います。
ところで私はその恩恵を次の世代に繋げられているのでしょうか。
と、思ってしまう今日この頃です。
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