【瓦の取付け】
桟瓦は、全て1本以上の釘で瓦桟木に緊結する。袖瓦は全て3本以上釘または緊結線で緊結する。
【棟の施工】
棟は地震、強風などによる応用の影響が一番作用する部分であり、補強は必然的である。補強方法は7寸丸瓦又は一体棟瓦伏せの場合、芯木を野地に固定し7寸丸瓦又は一体棟瓦をパッキン付ステンレスネジで固定する。のし積み棟の場合はのし瓦とのし瓦を互いに緊結する。冠瓦の緊結は棟木より出した緊結銅線で止め付ける方法及び、棟木に取り付けたボルト等に芯木を固定し冠瓦をパッキン付きステンレスネジで緊結する方法とする。棟土については、なんばんしっくい、又はモルタル土を使用する(JASS12による)。
【のし積み棟】
【7寸丸伏せ棟】
【各種瓦の緊結例】
軒瓦の緊結および補強方法
緊結は改良ステンレススクリュー釘等で3カ所、下図等の補強工法とする。