FCバルセロナ

2007/03/10「チャンピオンズリーグ敗退。。」
 リバプールとの決勝トーナメント1回戦の第2戦は、0−1でバルサが勝利したものの、2戦合計スコアは2−2となり、 アウェーゴールの差でバルセロナのチャンピオンズリーグ敗退が決定した。悔しい、残念である。 第2戦のスコアは0−1で接戦のようにも見えるが、試合内容は前半からリバプールが圧倒していたらしい。

 今シーズンのバルサは、UEFAスーパーカップやクラブW杯、リーガ(リーグ戦)などの重要な一戦で勝てていない。 昨シーズンはCLとリーガの2冠を達成して大いに盛り上がったのだが、2年目のジンクスのようなメンタル面が影響しているのだろうか。 リーガ3連覇と、まだ勝ち残っている国王杯はぜひ勝ち取ってもらいたい。
2007/02/25「バレンシア戦、CL(チャンピオンズリーグ)リバプール戦は惨敗。。」
 バレンシアとのリーグ戦第23節は2−1で敗戦。 バルサの今シーズンのもたつきが出たような試合だった。集中力が切れるというか、強さがないというか。すっきりしない。

 リバプールとの決勝トーナメント1回戦の第1戦は、1−2でバルサの敗戦。それも逆転負けだ。 試合は見ていないが、前半に先制したまではよかったものの、その後はミスがらみで2失点。 ホームのカンプノウでの戦いだから信じたくはないが、がっかりである。

 リーグの方は、これでも首位にいるのが信じられないが、チーム状態を上げていかないと優勝は厳しいだろう。 CLの方は、正直やばい。まともにいくとトーナメント突破の確率はかなり低くなった。 でも応援あるのみ。
2007/02/15「いよいよチャンピオンズリーグ(CL)は決勝トーナメントへ」
 早いもので、リバプールとの決勝トーナメント1回戦の第1戦が、2/21にカンプノウで開催される。 グループリーグを2位通過したバルサは、第1戦をホームのカンプノウで、第2戦をアウェーのアンフィールドで戦うことになった。 第2戦をホームで戦う方が心理的に楽だが、しょうがない。突破あるのみである。

 しかし、クラブW杯後のバルサの歩みは、あまりよろしくなかった。 一時期、リーグ戦でもバルサらしいサッカーはほとんど影を潜めていたし、国王杯1/4ファイナル第1戦ではサラゴサ相手に0−1負け。 バルセロニスタにとってはストレスのたまる状況が続いていた。

 さて、今週末に開催されるアウェーのバレンシア戦、カンプノウのリバプール戦。 どんな試合内容、結末になるのだろうか?
2006/12/17「クラブW杯決勝」
 何とバルサが負けてしまった。よもや負けるはずはないと思っていたが、とても残念だ。 立ち上がりからいまいち運動量がないなと思っていたが、ゲームが進んでも一向に改善の兆しが見えず。 PKも取ってもらえなかったし、相手(インテルナシオナル)によく研究もされていた。 今シーズン序盤、悪い時のバルサの戦いを見ているようだった。

 それにしてもインテルナシオナルは勝負強かった。 ほとんどチャンスもなかったのに、バルサのミス連発に乗じたカウンターからの一発に沈められてしまった。 プレスもよく効いていたし、それが時間の経過と共に落ちることはなかった。

 はるばる遠く日本まで来て無冠で帰るのは悔しいが、負けたものはしょうがない。 06−07シーズンの欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)を連覇して、また来年チャレンジしてほしい。
2006/12/15「クラブW杯初戦」
 ヨーロッパ代表としてクラブW杯のため来日したバルサ。初戦は北中米・カリブ代表のクラブ・アメリカとの準決勝に臨んだ。 試合の方は、過密日程で時差ぼけなどのコンディションが心配されたが、結局4−0でバルサが圧勝した。 随所にバルサらしいスペクタクルなプレーを見せつけながらの勝利であった。

 対戦相手のクラブ・アメリカのコンディションが悪かったのか、実力差なのか、試合を見た限りでは相当差があった。 アメリカが激しくプレスをかけてこなかったこともあって、バルサは圧倒的にボールを支配。 バルサの方もゆったりと試合に入って、時折ペースを上げていく展開となった。

 1タッチのパスがつながり、グジョンセンが先制した後も試合展開は変わらず、バルサが主導権を握り続けた。 CKからマルケスのヘッドで2−0。その後、前半終了。 後半もバルサがボールを支配して、時折アメリカがカウンターで応戦する展開。 時間の経過と共にアメリカの足も止まって、さらにバルサ優位の試合となった。

 3点目はデコのヒールパスからジュリのシュートのこぼれ球をロナウジーニョがゴール。 4点目はデコとロナウジーニョのパス交換から、デコのミドルシュートで素晴らしいコールが生まれた。 ロナウジーニョの幻の5点目はクロスバーに阻まれたが、試合を通してバルサのスペクタクルな攻撃が見られて楽しかった。 これにエトーとメッシがいたらどうなったのだろうか?

 決勝は、南米代表のインテルナシオナルとの対戦。日曜日が楽しみである。
2006/12/09「チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出決定!」
 勝たないとCL予選リーグで敗退という悪夢を振り払って、バルサがブレーメンに2−0勝ち。 さすがはバルサ。ホームのカンプ・ノウでは本当に強い。 よもや負けるとは思わなかったが、ドローでもNGだったので、勝って本当によかった。 復調してきたロナウジーニョやチームになじんできたグジョンセンなど、他の主力選手も調子を上げてきて、本来の実力を発揮し始めたことがうれしい。

 これで、予選リーグを2位通過。強豪ぞろいとなった決勝トーナメントの組み合わせも楽しみである。 リーグ戦の方は、現在上位は混戦となっているものの、バルサはいまだ首位をキープしている。 順次けが人が戻って来る1月、2月まで首位争いをしていれば、リーグ戦の3連覇も見えてきそうだ。 間もなく始まるクラブW杯でも世界一となってほしい。
2006/11/06「チャンピオンズリーグ(CL)チェルシー戦はドロー…」
 必勝を期して臨んだカンプノウのチェルシー戦は2−2のドロー。 強い相手にいい試合をしたが、いまいちスッキリしない。

 これで、チェルシー、ブレーメンに続いてグループ3位に後退してしまった。 前回王者がグループリーグで敗退するわけにはいかない。 次のソフィア戦と次々のブレーメン戦、必勝である。
2006/10/28「クラシコは完敗」
 ベルナベウ・クラシコは2−0でバルサの完敗。 守備を固めたレアル・マドリーにカウンターで沈められた。内容もいまいち。 次回カンプノウ・クラシコに期待しよう。
2006/10/22「明日未明にクラシコ」
 欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ、アウェーのチェルシー戦で1−0と痛い敗戦を喫したバルサ。 しかし、リーガでは第6節ホームのセビリア戦に3−1勝利。好調セビリア相手に、8月にモナコで開催された欧州スーペル・コパの借りを返した。 2位バレンシアの敗戦で勝ち点差は3となった。

 バルサもエトーの離脱などで本調子ではないが、対するレアル・マドリーもCLでは大勝したものの、リーガ前節にはヘタフェに不覚を取り敗戦。 バルサとは勝ち点5差がついた。シーズン前に戦力補強をしたものの、これまでの戦いぶりもあまり芳しくない。

 しかし、このクラシコ(FCバルセロナvsレアル・マドリード)は、それぞれの試合前のチーム状態は当てにならない。 両チーム意地と意地のぶつかり合いだからだ。1回は見に行かなければならないが、年に2回、スタジアムは異様な雰囲気に包まれる。 そして今回はレアル・マドリーのホーム、サンチャゴ・ベルナベウで行われる。

 前回のベルナベウ・クラシコは0−3でバルサの圧勝。乗りに乗ったロナウジーニョがレアル・マドリーDF陣を翻弄して2ゴール。 レアル・マドリー・サポーターから拍手をもらったあの試合だ。 さて、試合結果やいかに。楽しみである。
2006/10/01「第5節ビルバオ戦は1−3勝利」
 ここのところチーム状態が下降していたバルサだったが、アウェーの難所サン・マメスでのビルバオ戦は1−3と勝利を収めることができた。 しかし、内容的には芳しくなかった。前半キックオフからビルバオに押し込まれ、前半10分に失点。 その後も、度々ゴール前までボールを運ばれ、バルサは危ない場面を迎えていた。

 しかし前半19分、カウンターからゴール前に攻め込んだグジョンセンをビルバオDFが引っかけ、一発レッドカードで退場となった。 数的有利となったバルサは、この後試合を支配してビルバオゴールに迫っていった。 前半ロスタイム、相手のオウンゴール(プジョルのゴールかと思った)で同点となり前半が終了。

 後半はバルサペースで試合が進み、後半15分シャビからグジョンセンのゴールで逆転。 さらに、グジョンセンに代わって投入されたサビオラがゴール前でフリーになってゴール。1−3に。これで試合は完全に決まった。 少し前まで構想外だったサビオラだが、ここに来て存在感が増しそうである。

 エトーの離脱後最初の試合だったので、内容が悪くても勝ったことが良かった。 エトーの代役グジョンセンが1ゴール1アシストと活躍。後半に投入されたサビオラも1ゴールと結果も出したことは明るいニュース。 来週は代表戦ウィークなので、じっくりとチームの問題点を修正し、コンディションを上げて次戦に備えてほしい。 早くバルサらしいサッカーを堪能したいものである。

 バルサには直接関係がないが、今夜(日本時間明日未明)はマドリード・ダービーがある。 レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードとのダービー戦で、レアル・マドリーのホーム、サンチャゴ・ベルナベウでの試合である。 最近はレアル・マドリーが勝ち続けているので、そろそろアトレティコにも勝ってほしいものだ。 バルサ・キラーの異名を持つフェルナンド・トーレスにも、そろそろレアル・マドリー戦でゴールを決めてもらわないと。
2006/09/30「エトー、けがで5ヶ月の戦線離脱…」
 3連覇を狙うリーガ06−07シーズンも既に開幕し、先週末で第4節が終了。 バルサは開幕から3連勝の後、ホーム=カンプ・ノウのバレンシア戦でドローとなって3勝1分けの勝ち点10。 バレンシア、レアル・マドリーと共に勝ち点で並び、得失点差で首位となっている。

 2連覇を狙うチャンピオンズリーグ(CL)では、グループリーグ初戦レフスキ・ソフィア戦で5−0、 第2戦アウェーのブレーメン戦では1−1のドローと、同組となったプレミアのチェルシーに続いて2位となっている。 アウェーでゴールを奪ってのドローと言えばそんなに悪くない結果なのだが、この試合でエトーが全治5ヶ月の重傷を負ってしまった。 バルサとしてはあまりにも痛い一戦となってしまった。

 エトーと言えば、昨シーズンはリーガの得点王を獲得し、バルサのリーガ2連覇とCL優勝に大きく貢献。 今シーズンも序盤から得点を重ねていて絶好調だった。 前線からの強烈なプレッシングとチームの窮地を救うゴールやアシストを数多く積み重ねていて、まさに代えのきかない選手だ。1日も早い復帰を願うのみである。

 今節はアウェーのアスレチック・ビルバオ戦。難しいサン・マメスでの試合である。 とは言え、このところのバルサに漂う嫌な空気を振り払うべく、いい結果を出してほしいものだ。
2006/05/21「エトー、リーガ単独ピチーチ(得点王)獲得!」
 CL優勝で今シーズンは終了したのかと勘違いしそうだが、実はまだリーガの試合が残っていた。 天候不良やCL決勝などがあり日程がずれ込んでいたため、ビルバオとのアウェーでの最終戦があったのだ。

 試合の方はワールドカップ本大会に出場する選手は遠征メンバーに入らず、バルサはBチームの選手を多く招集したらしい。 TV放送もないので詳細はよく分からないが、バルサは1−3で敗戦。ごっそり主力メンバーが抜けているのでやむを得ないだろう。

 しかしそんな中、エトーが1点決めて今シーズン26得点とし、リーガ単独ピチーチ(得点王)を獲得した。めでたい。 昨シーズンは、終盤にビジャレアルのフォルランの猛追を受けて最終節に逆転され、惜しくもピチーチを逃していたのだ。 エトーも残念だったろうし、今シーズンに期するものがあったはずだ。良かった。 チームのため、よく走りゴールも決めるエトーの貢献なくしては今シーズンの成功はなかったはずだ。

 これで今シーズンのバルサの全日程は終了。 ワールドカップに出場するメンバーは、ケガにだけは気をつけて大暴れしてほしい。 そして来シーズンはリーガ3連覇、CL2連覇、コパ・デルレイ制覇、スーペルコパ制覇と取れるものは全て取ってもらいたい。 それにしても、05−06はいいシーズンだった。
2006/05/20「祝!バルサ、ヨーロッパCL優勝!!」
 めでたい。嬉しい。今シーズンのバルサはスペクタクルな攻撃に加えて勝負強さも備え、凄みを感じさせるチームになったなと思っていたが、 本当にチャンピオンズを制覇してしまった。先日リーガも制覇したので今シーズンは2冠。リーガ開幕前のスーペルコパ(スーパーカップ)も含めると3冠ということになる。 素晴らしいことである。大変なことである。

 2004年8月に日本で初めてバルサの試合を観戦してから、ずっとバルサを応援し続けてきた。まだまだバルセロニスタ歴は大変短いのだが、大好きなチームである。 大好きなと言うより、あこがれに近い。あんな素晴らしいスタジアムとクラブチームが我が街にあり、2週間に1回は生で試合観戦が出来るのだ。 バルセロナ市民が大変うらやましい。

 昨年はバルセロナのカンプノウ・スタジアムまで試合(スーペルコパとガンペールカップ)を見に行ってきた。詳しいことは書かないが、また見に行きたい。 05−06シーズンのバルサの公式戦は、スーペルコパの制覇から始まった。そしてリーガ2連覇を達成し、さらに悲願だったチャンピオンズ制覇だ。 言葉が見つからないが、今はとてもいい気分。

 自身は、チャンピオンズの決勝が行われる数日前からそわそわしてきて、いよいよ迎えた当日。 地上波で放送があるというので、早起きも苦にせずテレビで観戦した。試合は、前半から堅い展開。 決勝の相手・アーセナルの守備も相当堅く、隙がない状態である。加えてFWアンリやユングベリには何度かチャンスを作られていた。

 しかし、バルサも徐々にペースを握り始め、前半18分にロナウジーニョのスルーパスに抜け出したエトーが、GKレーマンと1対1となりファウルを受け転倒。 こぼれ球をジュリが押し込んでバルサが先制したのだが、プレーは止められGKにレッドカードが出された。ゴールも取り消された。 バルサは数的には有利になったが、相手は今季守備が相当堅いアーセナルである。守りに意識が集中してゴール前をガチガチに守ってくるはずだ。余計に点は取りにくくなった。

 そうこうしていたら、後半37分、アーセナルがFKから先制してしまった。 嫌な予感的中。これはややこしいことになった。早いうちに同点にしておかないと、焦りでバルサ本来の攻撃力が発揮できなくなるおそれがある。 前半は0−1で終了。すっきりしない。

 後半頭からエジミウソンに代わってイニエスタが登場。 後半15分にはファン・ボメルに代わってラーション。後半26分にはオレゲールに代わって攻撃的なベレッチが投入された。 そしてその交代が徐々に実り、徐々にバルサの攻撃が活性化された。バルサのピンチにはGKのバルデスが見事なセーブで貢献した。

 もう、いい加減に点を取らないとやばいと思っていた後半30分過ぎ、イニエスタのパスを前線のラーションが角度を変え、左サイドを駆け上がっていたエトーに絶妙パス。 エトーはこれを右足に持ち替えてGKのニアサイドにシュート。見事に決まった。エトー、君は素晴らしい。ラーションも素晴らしい。イニエスタも素晴らしい。 これで気分が楽になった。その後はバルサがさらにボールをコントロールし、アーセナルゴールに迫っていく。

 そして後半35分、さらなる歓喜が訪れた。ベレッチ→ラーション→ベレッチと渡って、ベレッチがエリア右から強烈なシュート。 これがGKの股間を見事にすり抜け、ゴールが決まった。ベレッチ、君は大変素晴らしい。またまたラーション。君は素晴らしすぎる。 思わず、大声で訳の分からないことを叫びながら、手をたたいて喜んでしまった。

 あとはバルサ得意のボール回しをすればよい。 無理して攻める必要はないのだ。案の定、選手達はよくわかっているもので、無理せずボールを回して時間稼ぎ。 ロスタイム3分も無事過ぎて、見事バルサの優勝が決まった。すぐに放送が終わってしまったので、感激の表彰式などが見られなかったが、一部をネットの動画で見ることが出来た。 キャプテンのプジョルが“ビッグイヤー”(チャンピオンズの優勝カップ)を掲げる瞬間は鳥肌ものだった。

 さて、これで1つ楽しみが増えた。12月に日本で開催される。クラブ・ワールドカップ(旧トヨタカップ)にバルサがヨーロッパ代表として来日するのだ。 ぜひ、見に行かなくては。
2006/05/07「リーガ第36節、エスパニョールとのカンプノウ最終戦も勝利」
 リーガ第36節の対戦相手は、同じバルセロナのエスパニョール。バルセロナ・ダービーになる。 優勝の決まったカンプノウの最終戦。リーガの優勝カップお披露目もされる。 そんなバルサを応援しようと詰めかけた観客は87,952人。今シーズンでリーガ2番目の入りであったらしい。

 試合は前半18分、エトーの突破からオウンゴールでバルサが先制。 さらに後半6分には、ラーションのシュートのこぼれ球をロナウジーニョが押し込み2点目。 もうこれで試合は決まった。あとは今シーズン限りでバルサを退団するガブリとラーションへのはなむけ。 ガブリがシャビと交代してピッチに入り、ラーションがエスケーロと交代してピッチを後にした。 温かい拍手と共に。ありがとう、ガブリとラーション。

 GKジョルケラの活躍もあり、2−0で試合終了。 試合後はキャプテンのプジョルに優勝カップが渡され、カンプノウに詰めかけたバルセロニスタに優勝の報告をした。 2年連続で見ることができた、いい光景だ。昨年のような大はしゃぎの雰囲気がないのは、2度目であることと、チャンピオンズの決勝を控えてるせいか。 さらに大きな歓喜は10日後に訪れてほしい。

 日曜日は恒例の優勝記念パレードで選手達を乗せたバルサ・バスがバルセロナ市内を縦断したようだ。 昨年は100万人の人出があったというから、今年もすごかったのだろう。 優勝パレード、バルセロナ滞在中によく歩いたグラシア通りから生で見たかったな。
2006/05/04「祝!バルサ、リーガ優勝を決める」
 リーガ第35節の残り試合では、2位のバレンシアが意地を見せ勝利。 第35節での優勝はなくなったが、いよいよ迎えた第36節。バルサはアウェーのセルタ戦だ。 バルサが勝てば文句なく優勝。1時間試合開始時間が早いバレンシアが引き分け以下なら、ここでバルサの優勝が決まる。

 試合は前半バルサが優勢のまま0−0で折り返し。バレンシアが敗れたためこの時点でバルサの優勝が決定した。 後半はエトーが今季25ゴール目をたたき込んで先制、1−0に。 その後はバルサもエンジンを緩めて1−0のまま勝利。

 見事バルサはリーガ2連覇を達成した。 リーガ序盤はもたついたものの、11月からはリーガ14連勝、公式戦18連勝を記録して一気にリーガの主導権を握った。 アウェー、サンチャゴベルナベウでのクラシコでは0−3でライバルのレアルマドリーを粉砕。 その後は多少危機はあったものの、ライバル達の自滅もあり、おおむね安定して勝ち点を積み重ねた。

 シーズン開幕直前にガンペール杯をカンプノウで観戦して以来、バルサには攻撃的なサッカーで楽しませてもらった。 まだリーガ残り3試合と、世紀の大一番チャンピオンズリーグの決勝が控えている。 チャンピオンズとの2冠、ぜひ達成してほしい。
2006/04/30「リーガ第35節は、バルサの1−0勝利!」
 リーガの前節はアウェーのセビリアで開催予定だったが、試合前の豪雨により延期となった。 これによりリーガ制覇は次節以降に持ち越しとなったものの、中2日でミランとの決戦が控えていたためバルサにとっては恵みの雨となった。 結果はまさに恵みの雨。めでたくチャンピオンズでの決勝進出となった。

 試合は前半9分、ロナウジーニョのボレーで先制したバルサがそのままリードを保ち、試合終了。貴重な勝ち点3を得た。 チャンピオンズでの大一番後の試合ということで、バルサの選手はコンディションやモチベーションの維持に苦労したはずだ。 バルサは攻撃的に試合に臨んだが、カディスにも決定的なチャンスは何度も訪れた。

 エトーのPK失敗などいただけなかったが、昨年12月にひざ靱帯断裂の重傷を負っていたシャビも試合に復帰した。 シャビがピッチに入った瞬間、カンプノウはものすごいスタンディング・オベーションだった。 これで今節バレンシアが引き分け以下ならバルサの優勝が決まる。いよいよ歓喜の時は間近に迫ってきた。
2006/04/28「CL準決勝第2戦ドローで、めでたくバルサは決勝進出!」
 カンプノウで行われたチャンピオンズリーグ準決勝第2戦は0−0のドロー。 両チームとも決定機は何度もあったものの、結局は無得点。 90分間、緊張感たっぷりの試合だったと思うが、そんなことはどうでもいい。 バルサが決勝に進出してくれた。それだけでいい。

 さあ、いよいよ決勝はパリのサンドニ・スタジアムで開催される。中立地で行われる一発勝負だ。 対戦相手は準決勝でビジャレアルを下したプレミアのアーセナル。フランス代表FWアンリがいる。守備の堅い好チームだ。 決戦の日は5月17日。自慢の攻撃陣が大爆発して、ぜひともチャンピオンズを制してもらいたい。 まだまだ楽しみは続く。
2006/04/19「CL準決勝第1戦は、バルサの先勝」
 ACミランのホーム、サン・シーロで行われたチャンピオンズリーグ第1戦は0−1でバルサの勝利。 後半、ロナウジーニョのスルーパスを受けたジュリが豪快にたたき込んだらしい。まだ何も決まってはいないが、やはり嬉しいものだ。 ちなみにヨーロッパ戦において、バルサが難攻不落のサン・シーロで勝利したのは46年ぶりらしい。かなりの快挙達成だったのだ。

 ドローでも御の字だったが、アウェーゴールを1つ奪っての零封勝利。最少得点であるが、第2戦のバルサ優位はより強くなった。 何せ満員のカンプノウでのゲームである。9万8千人以上の観客のほぼ全員がバルサの応援をするスタジアム。 ホームアドバンテージを存分に生かして、すっきり勝利してほしいものだ。
2006/04/18「CLは佳境に、いよいよ1/2ファイナル(準決勝)」
 今晩(現地時間で明朝)、楽しみにしていたCL(チャンピオンズリーグ)1/2ファイナル(準決勝)第1戦が開催される。 対戦カードは、もちろんACミラン×FCバルセロナ。ミランのホーム・サンシーロでのアウェーゲームだ。 バルサに決勝進出してほしいが、ミランも経験豊富でしたたかである。 こんな試合、TVでも観戦したいが、あいにくスカパー!とは契約していない。残念。。

 さて、第1戦はどんな試合になるのだろうか? アウェーということを考えればドローでもOK。ぜひともゴールを奪ってのドロー以上に持っていきたい。 1−1か2−2ならかなり嬉しい。最悪、2−1負けまでならカンプノウでの第2戦で逆転する可能性は高くなる。 かなり厳しい試合になることは間違いないだろうが。水曜日の朝、UEFAのHPで試合速報を見るのが楽しみである。
2006/04/08「バルサ、CL1/4ファイナル突破で1/2ファイナルへ」
 バルサはCL(チャンピオンズリーグ)1/4ファイナル第2戦でポルトガルのベンフィカを2−0で破り、2戦合計2−0で1/2ファイナル(準決勝)に進出した。 前半19分にロナウジーニョ、後半89分にエトーのゴールであった。試合は見ることが出来なかったのだが、どうやらかなり苦戦したようである。

 しかし、そんなことはどうでもよい。準決勝でもバルサのスペクタクルなサッカーが見られるのだ。 そして準決勝の相手はイタリア・セリエAの名門ACミランである。これまでにも数々の栄冠を手にしてきたヨーロッパ屈指のビッグクラブ。格式ではバルサと肩を並べると言ってよい。 今シーズンのセリエAリーグ戦ではややもたついているものの、毎年CLの上位に進出してくる強豪である。 ちなみに昨年はCL決勝で惜しくもリバプールに敗れている。

 ACミランと言えば、シェフチェンコ、インザーギ、カカ、ジラルディーノ、ピルロ、…。バルサにも引けを取らないタレント軍団だ。 守備的なチームの多いセリエAにあっても攻撃的なサッカーをしているらしい。 (セリエAはほとんど見たことがないのでよくはわからないが…) バルサ対ミランは「事実上の決勝戦」とも言える黄金カードである。出来ることならカンプノウで応援したいものだ。

 次戦はACミランのホーム、サンシーロでのアウェー戦となる。 まずは1点でも2点でもゴールを決めたいところだ。
2006/03/29「CL1/4ファイナル第1戦、敵地でスコアレス・ドロー」
 CL(チャンピオンズリーグ)1/4ファイナル第1戦、ベンフィカ戦は0−0のドローに終わった。 試合を見ていないのではっきりとはわからないのだが、バルサは立ち上がりから試合の主導権を握り、何度も決定機を作った模様。 しかし、ゴールのポストに嫌われたり、GKの好セーブにあったりと結局はノーゴールだった。

 勝つことが出来れば一番良かったのだが、アウェーゴール優先のルールがあるため、得点を奪っての引き分けあたりまでは行っておきたかったのが正直なところ。 しかし、敵地で、またレギュラーDF陣のいない中での失点0は、まあ合格点なのではなかろうか。

 次はホームゲーム、カンプノウでの第2戦だ。1/8ファイナル第2戦、チェルシー戦のように、カンプノウが98,000人以上の観客で埋まり、 圧倒的な強さで、すっきりと勝って勝ち抜けを決めてほしい。そのためにはとにかく先制点が欲しい。夢の続きは1週間後である。
2006/04/02「クラシコは1−1のドロー」
 リーガ第31節は年に1度のお祭り、カンプノウ・クラシコ(バルサのホームゲーム)である。 11月のベルナベウ・クラシコ(レアルのホームゲーム)は0−3でバルサの圧勝。 ロナウジーニョが切れまくりで、応対したDFセルヒオ・ラモスを子ども扱いにした。 3点目が入った時には、素晴らしいプレーをしたロナウジーニョに対し、敵地にも関わらずレアルサポーターから拍手が沸き起こったほどだ。

 今回のクラシコも満席。カンプノウが9万人以上のバルセロニスタで埋まっている様は圧巻である。 選手入場の際に流れるイムノ(応援歌)に合わせて観客が立ち上がり、青色、赤色、黄色のポスターを掲げると、鳥肌が立つほどの感動を覚える。 今回のメッセージはカタルーニャ語で「SEMPRE BARCA!(いつもバルサ!)」。9万枚のポスターが配られた模様だ。すごい。 盛り上がった選手紹介も終わり、場内の雰囲気は最高潮に達した。

 しかし、結果は1−1のドロー。バルセロニスタの期待を裏切る結果となった。 前半立ち上がりからバルサが優勢に試合を進め、20分にエリアに進入したファン・ボメルをロベルト・カルロスが倒しPK。 これをロナウジーニョが決めて1−0。その後、ロベルト・カルロスが審判への異議で一発レッドカードを受け退場。 11人対10人の戦いになってしまった。

 その後もボールを支配するバルサも決定機を外しまくって、嫌な雰囲気になっていった。 10人になったレアルが不利なはずだが、11人のバルサもうまく数的優位を利用できていない。 そうこうしていたらDF裏に走り込んだロナウドがゴール。レアルが1−1に追いついた。嫌な予感的中だ。 さらにDFモッタが負傷退場。けが人続出で層の薄くなったDF陣は苦しくなった。

 後半は、よりバルサが攻勢をかけるがチャンスを生かせない。 そのままじりじりと時間が過ぎ、試合終了のホイッスルが鳴った。 バルサの決定機もかなりあったので惜しいドローであった。2位相手の引き分けなのでリーグ優勝へは確実に近づいたが、気分はすぐれない。 水曜日のCLホームのベンフィカ戦では、このモヤモヤとした嫌な流れを払拭して、すっきり勝ってほしいものだ。
2006/03/29「CL1/4ファイナル第1戦、敵地でスコアレス・ドロー」
 CL(チャンピオンズリーグ)1/4ファイナル第1戦、ベンフィカ戦は0−0のドローに終わった。 試合を見ていないのではっきりとはわからないのだが、バルサは立ち上がりから試合の主導権を握り、何度も決定機を作った模様。 しかし、ゴールのポストに嫌われたり、GKの好セーブにあったりと結局はノーゴールだった。

 勝つことが出来れば一番良かったのだが、アウェーゴール優先のルールがあるため、得点を奪っての引き分けあたりまでは行っておきたかったのが正直なところ。 しかし、敵地で、またレギュラーDF陣のいない中での失点0は、まあ合格点なのではなかろうか。

 次はホームゲーム、カンプノウでの第2戦だ。1/8ファイナル第2戦、チェルシー戦のように、カンプノウが98,000人以上の観客で埋まり、 圧倒的な強さで、すっきりと勝って勝ち抜けを決めてほしい。そのためにはとにかく先制点が欲しい。夢の続きは1週間後である。
2006/03/26「リーガは小休止」
 リーガ第30節アウェーのマラガ戦は0−0のドロー。勝ち点1の上積みにとどまった。 ケガやカード累積でレギュラー守備陣は軒並み欠場、ミッドウィーク開催のCL(チャンピオンズリーグ)1/4ファイナルをにらんで ロナウジーニョは欠場、デコはベンチで温存。ローテーションの谷間と考えればそんなに悪くないのかもしれない。

 試合はバルサ本来のサッカーではなかったものの、結構チャンスは作っていたし、いくつか決定機もあった。 1回はゴールが決まったものの、審判の判定が覆りゴールは取り消し。不運というか、明らかな誤審。 でもしょうがない。2位のオサスナが負けたため、実害はそんなにないのが救いか。

 カンテラ(バルサ下部組織)出身のDFロドリが、DFオレゲールと組んでセントラルで無難なプレーを見せていたのが収穫だった。 休みのなかったエトーもよく動いて好調を維持しているようだった。

 さて、いよいよCLアウェーのベンフィカ戦。今日のメンバーにロナウジーニョとデコが入ったメンバーであろうか。 レギュラーDFの欠場は不安であるが、やっぱり楽しみだ。
2006/03/22
 チャンピオンズリーグ明けのリーガ第27節は、オサスナにまさかの黒星。大一番後のゲームの怖さを味わったものの、その後の第28節はレアル・ソシエダに勝利。 さらにミッドウィーク開催の第29節ではヘタフェにも勝利して、バルサはリーグチャンピオンへの道を順調に進んでいる。

 第28節終了時点で2位レアル・マドリードとの勝ち点差は11。3位バレンシアとは12とかなり開いてきた。 第29節暫定だと2位との勝ち点差は14にもなる。ここ最近両チームとも勝ちきれない試合が続いていて、バルサにとっては楽な展開になっている。

 だが、油断は禁物。第28節のソシエダ戦では、DFのマルケスとMFエジミウソンがけがで戦線離脱してしまった。 数週間は戦列を離れると言うことらいいが、ここのところ守備の柱になりつつある2人なので正直痛い。 これ以上守備陣にけが人が出ると深刻だが、このままならリーグ戦は何とかなりそうな雰囲気である。たぶん。

 しかし、苦しいのがチャンピオンズリーグ1/4ファイナルの第1戦。3/28アウェーのベンフィカ戦だ。 キャプテンのプジョルがカード累積で出場停止の上、マルケスやエジミウソンが欠場。 いろいろやり繰りしていくはずだが、ベストメンバーとは言えない。

 さらに苦しいのが過密日程である。4/5開催のチャンピオンズリーグ1/4ファイナル第2戦をはさんでリーガ第31節レアル・マドリード戦がある。 ただでさえ厳しい日程なのに、よりによってリーグ戦の相手がマドリーだ。いくら調子の上がらない相手だとはいえ、そこはクラシコ。 厳しい戦いになるはずだ。バルサには何とかこの苦しい状況を乗り切ってもらいたい。
2006/03/11
 チャンピオンズリーグ1/4ファイナル(準々決勝)の組み合わせ抽選があった。バルサはポルトガルリーグの強豪ベンフィカとの対戦が決まった。 はっきり言って勉強不足のためベンフィカがどんなチームなのかは知らない。 ただ、他の組み合わせが、アーセナルvsユベントス、リヨンvsACミラン、アヤックスvsインテルの勝者vsビジャレアルなので、まずまずの抽選結果か。

 ベンフィカも強いのだろうが、バルサがエラーなく実力を発揮できれば突破の確率は高くなるだろう。 仮に1/4ファイナルを突破できれば、準決勝の相手はリヨンvsACミランの勝者となる。 ACミランは役者揃いで強いのはわかっているが、フランス王者のリヨンも最近はとても侮れない相手のようだ。

 ただし、1/4ファイナル、1/2ファイナルとも第2戦がホームのカンプノウで戦えることが大きい。気分的に安心感がある。 これから先、チャンピオンズリーグなので厳しいのはわかっているが、今シーズンのバルサならやってくれそうな気がする。がんばれ、バルサ!
2006/03/09
 チャンピオンズリーグ1/8ファイナル第2戦はバルサのホームカンプノウで開催され、1−1のドロー。 しかし、第1戦の貯金がモノをいい、トータルスコア3−2でバルサの勝ち抜けが決まった。 めでたい。チェルシーに昨年のリベンジも果たすことができ、大変気分がよろしい。

 バルサが得意とする、スペクタクルで超攻撃的な試合ではなかったようだが、第1戦のアドバンテージを生かしたしたたかな戦いぶりで、 確実に結果を出したバルセロナ。試合内容でもチェルシーを圧倒した。そして、試合を決めたのは後半33分、ロナウジーニョのスーパーゴール。 Pエリア外からドリブルでチェルシーDF陣を突破して決めた。ロスタイムに取られたPKは余計だったが、バルサはチームで団結して勝ち抜くことができた。

 そしてこの日のカンプノウは98,436人の観客で埋まったらしい。ヨーロッパ最大のスタジアムが超満員!すげえ数である。 昨夏、度肝を抜かれたガンペール杯ユベントス戦でも91,826人強だったから、それより約7,000人も多いのだ。 さぞや相手チームへのブーイングは強烈だったことだろう。生で見たかった。。

 さあ、次は1/4ファイナルだ。残念なことに、メッシーがけがで戦列を離脱。 キャプテンのプジョルが累積警告で第1戦を欠場するが、団結したチームを信じて応援していこう。今から楽しみだ。
2006/02/23
 チャンピオンズリーグ1/8ファイナル第1戦、チェルシーのホーム、スタンフォード・ブリッジに乗り込んだバルサ。 スタジアムのピッチは、パスサッカーを得意とするバルサには圧倒的不利になるほど最悪の状態であったと聞く。 しかし、そんな逆境にもめげずバルサは1−2と勝利した。ピッチコンディションは最悪でも、チームとして団結していい結果を残すことができた。

 しかし油断は禁物。まだ第2戦が残っている。今回でアウェーゴール2点を奪い、 次回はバルセロナのカンプノウ・スタジアムなので、かなりバルサが有利なのは間違いないのだが、相手はチェルシーだ。 気を緩めることなく試合終了まで戦ってほしい。そうすればきっといい結果が得られるだろう。楽しみだ。
2006/02/19
 背水の陣で迎えたリーガ第24節、バルサはホームのカンプノウでベティスに5−1と快勝した。 リーグ戦で連敗していた悪い流れをひとまず断ち切ることができた。ひとまずこれで安心だ。 そして水曜日にはチャンピオンズリーグ1/8ファイナルのチェルシー戦がある。

 プレミア首位を独走中のチェルシー相手なので、ベティス戦でも見られた細かい守備面のミスをなくし、アウェーでがんばってもらいたい。 勝てば上出来だが、得点の入るドローなら御の字だろう。超最悪でも得点を入れた1点差負けで食い止めておきたい。 昨年の借りを返す時がきたのだ。
2006/02/12
 前半戦中盤からの快進撃が嘘のようにバルサの勢いは失速してしまっている。 選手のコンディション不良やら相手チームの対策やら主要選手の欠場やらが重なってチーム状態は低下している。 昨シーズンもほぼ同じ時期にチームのコンディションが落ちたことがあったが、何とか挽回してリーガ優勝を果たしてくれた。 今シーズンも何とか踏ん張ってコンディションを上げていってほしい。 

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