生きものZi球紀行  
生きた岩石 カノントータス
概要07
トータスの冬眠穴
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取材班が近付いても、じっとして動きません。
 
いました。岩場の穴にもぐりこみ、ひとつの岩、平原の一部になりきっているかのようです。平原に開いていた穴はカノントータスの冬眠用の穴だったのです。
この穴はそれぞれに固有で、毎年同じ穴に冬眠することが調査でわかっています。ZOIDSは生きものなので、当然成長していきます。毎年、体がすっぽりと入る大きさに広げて潜り込むので、この穴の大きさを調べれば、カノントータスの成長の度合いが判ります。過去の記録では、通常の2倍、20メートルもの大きな穴も見つかっているといいます。