My Weekly Journal 第1編集室OPINION2007年

  wpe5A.jpg (45859 バイト)         OPINION     2007年  house5.114.2.jpg (1340 バイト)


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  トップページHot SpotMenu最新のアップロード                          編集長 :   津田  真

   wpe5A.jpg (45859 バイト) INDEX                                          wpe18.jpg (12931 バイト)     

No.25  〔クラスター爆弾全面禁止条約〕の推進 2007. 2.25
No.26   地球温暖化対策/文明の選択・・・<第2弾> 2007. 3.27
No.27   テレビ媒体の終末! NHKの解体・再編成 2007. 4. 7
No.28  F22ラプター/導入見送りか・・・? 2007. 8. 2
No.29  大混乱の中、日本の指針は 2007. 9.15
No.30  メガロポリスに、〔人間の巣型・災害対策拠点〕 2007.11. 5

  

                              <25>            (2007. 2.25)

      〔クラスター爆弾全面禁止条約〕 の推進!    wpeD.jpg (8229 バイト)

        wpeD.jpg (8229 バイト) wpeD.jpg (8229 バイト)  wpeD.jpg (8229 バイト)  wpeD.jpg (8229 バイト)    house5.114.2.jpg (1340 バイト)

「日本は、【対人地雷全面禁止条約/オタワ条約では、重要な役割を果たし、世界

から高い評価を得ています。

  現在、同様の【クラスター爆弾全面禁止条約】締結が推進されています。私たち

は、それに全面的に賛成しています。【対人地雷】と同様の【クラスター爆弾】が、

球上から完全に無くなことを、応援しています」               

                                                        (理論研究員: 秋月 茜)

                             <26>             (2007. 3.27)

    地球温暖化対策/文明の選択・・・<第2弾> 

        不要物/文明社会の負担・・・ 

    世界中の軍需産業/軍事組織を解体・昇華

    wpeD.jpg (8229 バイト)      wpeD.jpg (8229 バイト)    

 

「秋月茜です...

 

  私たちは、“地球温暖化対策”として、〔人間の巣〕提唱・推進していますが、<第2

弾>として、“世界中の軍需産業/軍事組織の解体・昇華”を提唱します!

 

  “地球温暖化”は、気候変動の段階に入り、危機的状況に突入しています。もはや、

類文明に、“紛争”“戦争”“覇権競争”をしている余裕はありません。“紛争”“戦

争”そのものが、決定的に、“地球環境破壊/地球温暖化”を進めてしまいます。即時

停止すべきです!

 

  また、世界中“軍需産業”、そして世界中“軍事組織”も、無用の長物と化してい

ます。文明構造の中から、この“無用の長物”を無くすことだけで、計り知れない“環

境対策/地球温暖化対策”となります。また同時に、文明の懸案である、“大量破壊兵

器の廃絶”につながります。平和でなければ、現在の“地球規模の危機”は乗り切れませ

ん!

 

  私たちは、〔人間の巣〕の展開と共に、“世界中の軍需産業/軍事組織の解体・昇

華”を、強く提唱します!人類文明安定的に存続するためには、必須の条件です。

この文明的な危機を乗り切った先に、〔極楽浄土/パラダイス〕があることを、願

っています!」

                                (理論研究員 : 秋月 茜) house5.114.2.jpg (1340 バイト)

 

                              <27>              (2007. 4. 7)

     テレビ媒体の終末!!

     NHKの解体・再編成 が、日本再生の脱出口

    house5.114.2.jpg (1340 バイト)    

  公共電波の私物化 // 慣習法の私物化・・・ 


「秋月茜です

  ご存じのように、テレビ媒体が、急速に壊れて来ています。最近、特にその傾向が強

まっているようです。その実態については、視聴者である皆さんが、十分認識していると

思います...

  1つ例を挙げれば...最近、アメリカの大リーク・野球の、“松坂選手・報道”に対し、

安倍・政権尾身・財務大臣がクレームを出しています。象徴的な風景だと思います。ち

なみに、私は、個人的には野球は好きでも嫌いでもありません。でも、最近は、そのスポ

ーツというもの対し、すっかり嫌気が先行しています。まさに、金まみれのスポーツという

印象があります。

  そんなことから、“松坂選手・報道”に限らず、野球の話は全部パスしています。芸能

関係のニュースも同様です。芸能の本質を外れた話は、あえて、聞きたいとは思わない

からです。そうすると、見るテレビがなくなってしまいました...一体、どうしてこんなこと

になってしまったのでしょうか...

  テレビ媒体全体が、国民の高度な知的要求から、“大きく浮き上がっている”感じがし

ます...各局が、それぞれ特色があっていいと思うのですが、現在の日本中の街の風

と同様に、個性特色も、アイデンティティー(存在の自己証明)もなくなっている気がします」

 

「現在、日本の社会は...

  “政治の国民との乖離”“行政の天下り構造”、そしてテレビ媒体は...“公共の電

波の私物化/慣習法の不在/国民との乖離”が、急速に進んでいるように思います。

“良いもの”も、当然あるのですが、全体として急速に悪化しているようです。

  このままで行くと...モラルハザード社会との相乗効果で、文化/慣習法律体系

が、完全に大崩壊 して行く状況です。これは、私たちスタッフが、最も恐れていた現象で

もあります。“社会全体の信用システムが、急速に壊死して行く現象です。日本は、まさ

に、“堂々と悪事のまかり通る社会”になりつつあるようです...

  これは、“天下り構造”や、“松岡・農水大臣の事務所費問題の国会答弁”そして“テ

レビ媒体の現状”“格差社会の現状”等...堂々と、不正が表社会を闊歩し始めていま

す。そして、これが許されています...

  この状況を放置すれば、おそらく次に来るのは、これらに対する、社会内部からの組織

的なテロかも知れません...まさに、必然的な流れだと、あらためて“警告”しておきた

い思います。この状況は、極めて異常です...

  さて...こうした状況で、与党・連立政権国民から支持されるなら...国民が容認

したということになるわけです...国民が、テロ社会を許す結果となるわけです...

挙による政治の選択は...どのような結果になるのでしょうか...?」

 

 NHKの解体・再編成 が、

      モラルハザード社会からの 脱出口! 

         

「では...

  テレビ媒体が、急速に壊れて行く状況に、私たちはどう対処したらいいのかということ

です...

  NHKは現在...聴視料/“浄財の拠出”を、強制徴収に切り替え、さらに法律で義務

しようとしています...これは、現状認識を著しく欠いた蛮行です。というのは、NHK

を含め、テレビ媒体全体が、国民から急速に乖離して行く現状があるからです。

  そうした中で、聴視料の強制徴収・義務化は、国民にとっては言語道断な話です。む

ろん、“料金の値下げ”などは、筋違いな話です。国民は、こうした流れに対して、座視

べきではありません。怒ることが、必要です...

 

「当ホームページは、以前から、“NHKの解体・再編成”を主張しています...

  “公共放送”を、〔主権者/国民の手で再編成〕すことにより...“慣習法”にもとづ

いて、日本文化全体を復元するという構想です。モラルハザード社会から脱出するには、

この荒療治が不可欠です。

  “公共放送”“解体・再編成”すれば、民放テレビもそれに続くはずです。それから、

官僚機構ではなく、国民の手による、日本文化が再編成されて行きます...透明な、

【国民参加型の評価】が、この国の姿を変えていくはずです...」

 

「さて...

  その“公共放送・NHK“解体・再編成”を推進する...確実簡単な方法があり

ます。それは、

 

         “即・・・浄財の供給を、完全に停止 ” 

 

  ...することです。

  これは、個人レベルで可能な、そして確実な...モラルハザード社会からの脱出方

です。当然、NHKとの多少の軋轢は起こるでしょう...でも、これはNHK“浄財の

供給”に対し、本来の任務を履行しないために発生するトラブルです。“浄財を供給”して

いる国民の側に、“非”のある話ではありません。非難されるべきは、まさにNHKです。

  ましてNHKには、“公平負担”をするほどのコンテンツ(中身/公共放送の本来の任務)を、配信

していない現実があるわけです。誰の言うことも聞かずに、好き勝手な放送“経営(/運

営ではありません。経営委員会による経営です)していて、公平負担を国民に求める権利は、NHK

はありません...単に、既得権を失いたくない、だけではないでしょうか...

  こんなことは、常識として、万人が分かることです。こんな不正が、表社会で堂々とま

かり通っているのが、日本の現状なのです。こうした状況を、まさに、変えて行かなけれ

ばならないのです...」

 

                        

公共放送が、しっかりと再構築されれば...〔国民主権発動の場〕が確保できま

す。民主主義国家での、“政治不信・・・/天下り問題・・・/格差社会の問題・・・”に、

〔主権者の声を、確実に反映するシステム〕を、構築できます...

 

  今こそ、怒りを込めて...“NHKの解体・再編成”を、断行するべきで

す!これほどの、モラルハザード社会からの脱出には、それ以外に、明確

な出口は、無いように思います! 

 

  もともと...公共放送・NHK”が、“民主主義の牙城/日本文化の守護神”として、

“浄財”“国民から付託された本来の任務”を果たしていれば...国家・社会これほ

どの大混乱に陥る事はなかったはずです...

  この、未曾有の日本社会の大混乱の折に...公共放送が...まさに、“大リーグ

の松坂・報道”を、トップ扱いでフィーバーしているのは...果たしてどうなのかということ

です。私たちは、こんなことのために、“苦しい家計から浄財を拠出”しているのではない

はずです...」

 

「ええ...現在...

  地方統一選挙、そして、それに続く参議院選挙の真っ最中です。でも、私たちは、どの

ように選挙に臨んでいいのか、分らない状況です。政治期待が持てないからです...

 でも...モラルハザード社会からの、“脱出のカギ”は、ここにあります!公共放送

解体・再編成することです!“公共放送を国民の手に取り戻す”ということす!

 

  “選挙”とは別の所に、確かな〔国民主権発動の場〕確保することが可能です...

透明・公正な社会...健全な未来社会を創出する、〔もう1つのシステム〕が存在する

わけです。これを、休眠状態から覚醒させれば、“日本を蘇らせる”ことができます。

  主権者/国民”1人1人の...確信的な想い/確信的な行動が、日本社会

の現状を変えて行きます。それに向かって、頑張りましょう!

                   (理論研究員:  秋月 茜 )house5.114.2.jpg (1340 バイト)

 

      

                              <28>            (2007. 8. 2)

  F22ラプター(次期主力戦闘機の有力候補)/導入見送りか・・・?  

                  

 

「ええ...軍事担当/大川慶三郎です...

  国家が大混乱の折、日本の次期主力戦闘機が話題に上っています。“F22ラプター”

が有力とされていますが...これは軍事機密保持などの観点から...とりあえず、アメ

リカの方で、提供を見送ったようです...今後の展開に、注目しましょう...」

 

「ええ...

  “F22ラプター”は、米空軍でも最新鋭のものです。非常に高価なものです。1機およ

250億円(米空軍への提供価格/150億円)とも言われています。しかし、そもそも、“覇権主義

の終焉/地球温暖化対策”が必須の今日、こうした最新鋭戦闘機が必要なのでしょう

か。

  まさに抽象的な、ボンヤリとした“覇権競争”の中で、国家予算無駄遣いが、惰性的

に進行しています。ここは、徹底した国民的議論が必要な時です。“ミサイル防衛構想”

も同様です。仮想的な“戦争ゴッコ”の枠の中で、莫大な国家予算が浪費されています。

 

  また、日本列島においては...鉄の塊である大量の戦車自走砲なども、別の意味

で、時代錯誤の存在になりつつあります。<自衛隊>全戦力抜本的見直しと、

に必要な機動的能力の、再編成が必要となっています。

  当然、それは...“米軍と一体化”するのではなく、“日本独自”のものとすることが基

本です。アメリカもまた、大きく揺れ動いています。ただ、アメリカに追随して行けばいい

という時代は、すでに終わっています。ここは、“日本独自の国際平和戦略”を描き、

本国民をしっかりと守り抜いて行く、<自衛隊>であることが肝要です...」

 

「日本には現在...

  “貧困対策”“格差対策”“食料の自給率向上”など、やるべきことは山ほどありま

す。まさに、それだけの、莫大かつ無駄な防衛予算を転換すれば、根本解決策/〔人

間の巣〕を、全国に展開することができます。

  社会的予算も加え、総合的に考慮すれば...次期主力戦闘機/1機・・・250億円

“浪費される資金”で...1つの〔人間の巣〕が、基盤整備できるかも知れません。

千人の人口を、1000年間にわたって完全防御する〔人間の巣〕と、単なる“覇権競争”

のための次期主力戦闘機では、まるで比較になりません。

 

  それほどの莫大な予算が...冷戦構造時代のままに、ボンヤリと惰性的に使われ、

“日米の軍需産業”に流入しようとしています。これは、今後進めなければならない、“地

球温暖化対策”の面でも、非常にマイナスになります。次期主力戦闘機などは、そもそも

不要物であり、人類文明にとっては重い負担になっているものです。

  今、私たちは...こうした無駄な予算を転換して行くだけで...確実に、〔未来都市〕

/〔理想郷〕を、全国に展開できるわけです...ともかく、最も肝心なことは...

 

  本当に、そんな“戦闘機”“迎撃ミサイル”が必要なのか?

  

  ...ということです。

  くり返しますが...日本の防衛予算は、東西冷戦構造が終結した現在、大幅な見直

が必要です。冷戦時代のような、明確で強力な敵勢力が存在していない以上、大幅な

軍縮を行うべきです。

  現在は、Tu95ベアTu26バックファイアーなどの、ソ連邦戦略爆撃機の姿はな

く、核搭載・原潜の影も、日本近海には存在していないわけです...あるのは、ただ、

北朝鮮の粗末な弾道ミサイルぐらいです...

  それから...中国の軍備増強/米・中の覇権競争には...日本“戦略的中立・

独自の国際平和戦略”へ、大きく“舵”を切るべき時です。“核廃絶”を叫び、“平和憲

法”を持つ国家としては、当然のあるべき姿です。そして、“新たな防護力”/〔人間

巣〕は、“地球温暖化対策”としても、国際社会から歓迎されるはずです...

 

  こうしたことを総合的に考慮すると、いよいよ日本は...“30年後を見据えた将来

戦略”...の中で、“文明の折り返し”へ向かって...“日本丸”“舵”を、大きく切っ

て行くことが必須となります...いよいよ、正念場が来ています...」

 

   ********************************************************

<次期戦主力闘機>

                   

「ええ...

  私は、当ホームページの軍事担当者なので...もう少し、次期戦主力闘機につい

て、専門的な話をしましょう...こういう話は、私も話としては嫌いではありません。男の

子は、冒険や戦いのストーリイの中で育つわけですから、科学の話、武器の話、勇敢な

話は、本来、好きなのでしょう...

  しかし、私の微妙な立場はともかく、文明“覇権主義時代”を越えて行くためにも、ま

た今後、そうした議論を深めて行くためにも...参考のために、少し専門的な話をしてお

きましょう...」

 

日本次期戦主力闘機としては...

  “F22ラプター”だけではなく、“F35ジョイント・ストライク・ファイター”という話もあるよ

うです...“F35”は、“F22”のさらに後継機・機種ともなるもので、どうせなら、“F35”

の方がいいという話もあるわけでしょう...

  ちなみに“F35”は、アメリカとイギリスが共同開発した機種です。“F22”と同様に、

テルス性能を持ちますが、スペック(仕様書)には“F22”の方が優れているようです。た

だ、“F35”は、開発時点からJSF(Joint Strike Fighter)と呼ばれ、様々な状況で、汎用

性に富んだ設計になっています。中には、“ハリアー”のような、垂直離着陸型も存在し

ているようです。この能力は、滑走路がなくても、離着陸が可能というものです。

 

  そもそも...この次期戦主力闘機の話は...現在の“F4ファントム”後継機・機種

を選定するものです。2008年に、選定予定となっています。“F4ファントム”は、ベトナ

ム戦争当時最新鋭戦闘機でした。したがって、この機体は、すでに相当に旧式となっ

ているわけです。確かに、部品供給などの面でも、すでに限界が来ている様子です...

 

  <航空自衛隊>における、この後継機・機種には...すでに述べたように、ロッキー

ド・マーチン社が製造する、“F22ラプター”と、“F35ジョイント・ストライク・ファイター”

が上がっています。

  他には...ボーイング社の、“F15イーグル”“F18ホーネット”も候補に上がってい

ます。しかし、これらは最新鋭機種というわけではありません。高性能バージョンになる

にしても、比較的安価補充が可能ということでしょう。運用面では、部品の共通性もあ

ります。

  “F15イーグル”について、もう少し詳しく言うと...“F15FX”ということですが...こ

の機種についても、極めて情報開示が限定されています。しかし、漏れ伝えられる所に

よれば、“F15Eストライク・イーグル”高機動性バージョンではないか、と言われている

ようです。

  ええ...“F18ホーネット”の方は...艦載機の印象が強いわけですが、いずれにし

ても騒音が激しいようで、日本向きではないという話です。それから、あと、欧州のユー

ロファイター社の、“ユーロファイター・タイフーン”も、候補に挙がっているわけですが、結

局、アメリカからの導入が、本命でしょう...」

 

                       

「さて...

  問題の“F22ラプター”ですが...本来この機種は、アメリカ空軍用に開発され、生産

されているものです...戦闘機としては、“F35”と同様に、第5世代と言われます。そし

て、おそらく、最高性能を誇るものでしょう。<航空自衛隊>でも、この“F22ラプター”

の導入が、支持されているようです。

  1機“F22”で...5機“F15”を相手にできるとも言われていますから...その

能力の高さを、うかがい知ることができます。また、アメリカ主要艦艇との情報交換シス

テムである“リンク16”との連携もあり、選定面で有利とされています。

  しかし一方...こういう戦術的・技術レベルでも...米軍<自衛隊>との“一体

化”が進むわけで、日本側としては、きわめて複雑な問題が発生します...専守防衛/

平和国家として、“これでいいのか?”という“国家存立の問題”が、浮上します...」

 

「ええ...ともかく...

  最初に述べたように...“F22ラプター”軍事機密度が高く...“輸出することを考

慮していない”という、“強い意見”が、アメリカ国内にはあるようです。事実、法律でも、

輸出禁止となっています。また、イスラエルオーストラリアからのアプローチも、拒絶

ている経緯があるようです。こうしたことから、“日本への提供は見送り”ということになっ

たわけでしょう。

  さらに、日本への提供に関しては、中国との関係悪化を懸念するという、別の要素

あるようです。オーストラリア台湾韓国などへの、各種兵器の提供も、アメリカの世界

戦略の中で、総合的にコントロールされているわけです...

 

  が、 しかし...“大いに売り込みたい”というのは...軍需産業常道です...その

ための、売り込み工作も活発に行われています。それはまた、買い手の側も同様です。

  そこで、日本の側の現状はどうかというと...久間・前防衛大臣がワシントン入りした

折、“F22ラプター”の導入で積極的なロビー活動を展開していることが、マスコミでも報

道されています。

  一方、シーファー米駐日大使は...日本の次期主力戦闘機は、“F35ジョイント・スト

ライク・ファイター”と、“F22ラプター”組み合わせで落ち着くことを望む...ともコメン

しているようです...

  したがって...今回の、最新情報である、アメリカ側“提供見送り”の話は...こう

した話の一環ということになります...はたして、どのあたりに位置づけられるのかは、

まだ分りません...」

 

「ともかく...

  日本国民としては...“30年後を見据えた将来戦略”...の中で、日本の空軍力

主力装備の更新を、どのように位置付けるべきか...ここは、熟慮を要する所です。

どの選択が、希望の持てる未来社会へ続いているかを、明確に選択する時です。

  “地球温暖化”が深刻な中で...無意味な“覇権競争”を...5年後10年後20年

も、続けて行くことが可能なのかどうかです。また、もし、こんなことを続けていくとすれ

ば、人類未来社会は、まさに暗澹(あんたん)たる、殺戮社会だということです。こうした

戮社会では、大量破壊兵器さえも、テロに使用されて行くということです...

 

  私としては...ともかく、核廃絶“軍縮”...そして、“覇権競争の終焉”を、強く

望んでいます...こうした、“20世紀の負の遺物”は、ここで完全に、断ち切っておくべ

きです。

  “軍需産業/...死の商人”以外...真の意味で...〔極楽浄土/パラダイス〕

望んでいない人など、たして地球上に存在するのでしょうか...日本の進むべき道は、

はっきりしていると思います...」

 

   *******************************************************

大艱難の時代// 越えなければならない山々・・・ >   

     wpe58.jpg (17024 バイト)                   

「ええ...ついでに、もう少し話しておきましょうか...

  時代は...20世紀から21世紀に入りました...いよいよ“大艱難の時代”に突入

です。私たちは、この“文明史的・大艱難の時代”を、乗り切って行かなければなりませ

ん...しかし、ここを乗り切れば、その先には再び、“人類文明の大きな安定期”がやっ

て来ます...まあ、これは高杉・塾長が言っているわけですが...私も、それは可能

だろうと思っています...

 

  しかし、そこに行き着くには...“越えなければならない山々”が、幾つもあります。

口問題や、地球温暖化問題文明のパラダイムの問題世界政府の問題等です...つ

まり、“文明の折り返し”ということになるわけですが...こうした問題は、全て連動して

います。

  まず、当面する1つの山は...“大量破壊兵器の廃絶”と、“覇権主義の終焉”でしょ

う。平和を望む私たちには、ごく当然のことですが、しかし、それを望まない“軍需産業/

死の商人”がいます。そして、強大“軍産複合体システム”が、“20世紀の残滓(ざんし)

として、国家と重複して存在しているわけです...

  これは、“巨大軍事組織”と、“巨大軍需産業”、そして“国家的意思”とが一体化した

システムです...この“軍産複合体システム”が、事実上、現在の人類文明を支配して

います。この、武力経済支配システムが、文明社会波風を立て、富の寡占飢餓を生

み出し、世界中に殺戮と戦場を創出しています。

  紛争の種というものは...それぞれ、何処にでも存在するわけです。しかし、そこに

ジャブつくような武器を供給し、武力闘争を拡大させ、資源を収奪しているわけです...

そうした所では、武力闘争のための火力・機動力は、経済原理さえ成立すれば、無制限

に供給されます...まさに、武器市場の独壇場となるわけです...」

 

ポスト・冷戦構造で1人勝ちになったアメリカで...特に、軍需産業が巨大化し、

結びつき...まさに世界中の戦場コントロールしています...

  また現在、すでに...未来型兵器である、レーザー兵器/レーザー砲どの開発

進んでいると聞きます。このような武器は、SF小説の世界のものと思っていたわけです

が、すでにそうした時代が到来しているようです。

  仮に...こうした未来型兵器実戦配備となった場合...戦略体系が一変すると言

われています。歩兵携行小型化は、まだだいぶ先のようですが...それなりの規模

のものは、性能は着実に向上していると聞いています...また、他にも、遺伝子兵器

ど、様々な未来型兵器開発も、着実に進んでいるようです...

  こうした武力経済支配システムと...未来兵器開発を...放置しておけば...

来永劫にわたって...人類文明“戦争の悲劇”は、切り離せないものとなります。人類

文明の未来は、それこそ、憎悪と、戦争と、破滅へのストーリイとなって行きます...」

 

「こうした...

  強大“軍産複合体システム”が存続している限り...武器を消費する戦争が...

にわたり、世界のどこかで、引き起こされて行くわけです。また、“武器の闇市場”を通

し、テロ組織にも、無制限に流れて行くことになります。武器の存在そのものが、社会

文明を、非常に不安定にしています...

 

  “世界の武器市場”に供給されている武器は、むろんアメリカのものばかりではありま

せん。思いのほか、多彩な国々が、武器を公然と生産し、販売しています。日本のよう

に、“武器輸出・3原則”拘束をかけている国は、むしろ例外と言えるのです。

  しかし、いずれにしても、最大の武器供給国は、やはりアメリカでしょう...国家間で

の売買も、非常に盛んです。今回の、日本次期主力戦闘機の話も、まさにこうした範

疇に入るわけです。戦争“覇権競争”をあおり、大いに商売をしているわけです。

 

  ええ...くり返しますが...こうした武器の大量にばらまかれた中で、アメリカ“軍

産複合体”の、世界戦略が展開しているわけです...アメリカが、銃社会であり、銃の

所持に肯定的であるというのも、まさにうなづける一面があります...

  一方...中東の石油資源をめぐり...そして、キリスト文明と、イスラム文明歴史

的対立から...“アルカイダ”等の国際テロ組織が、まさに過激な行動を引き起こしてい

るわけです。

  “9.11/アメリカ同時多発テロ事件(/2001年9月11日)のような...“無差別テロの

暴挙”は、絶対に許されるものではありません...しかし、その反動として、アフガン戦

と、イラク戦争が引き起こされたわけであり...再び、多くの無辜(むこ/罪のないこと)の民

が、紛争の坩堝(るつぼ)に陥れられているわけです。これは、はたして、“正しい解決法”

だったのでしょうか。まさに、アメリカ/ブッシュ政権歴史的判断が問われているわけ

です。

  そして、この戦争には、もう1つ別の側面があるのです。これらの戦争の背後には、

大な軍需産業戦争経済が、冷徹に機能しているということです。消費期限の迫った

ミサ、その他の膨大な軍需物資を、戦場で大量消費し、しいものに更新して

行くという、軍需産業経済原理のベクトルが働いているわけです。

  真偽のほどは分かりませんが...戦争を望んでいたと思われる軍需産業が...確

かに存在していたのです。かの地の、無辜の民衆が犠牲となり...また、アメリカ兵

はじめとする多くの兵士が血を流す陰で、莫大な利益を上げている軍需産業が存在して

いるのです。こうした、“巨大な不条理な構造”は、今こそ、完全に断ち切るべきです。

 

  実は...過去にさかのぼれば...奇跡と言われた、日本急速な戦後復興朝鮮

動乱ベトナム戦争の、戦争特需が大きく貢献しています。しかし、現在の日本には、

“武器輸出3原則”があり、<自衛隊>専守防衛ということで、“軍産複合体”としては

頭打ちの状況です...日本は、このスタンスを堅持して行くべきです。

  一方...最大の“軍産複合体システム”をもつアメリカですが...こうした問題は、ま

ず、アメリカ国民自身が...“国家体制のあり方”として考えて行くべきことでしょう。現

在、アメリカも大きく変貌しつつあるようです。リベラルアメリカ国民に、大いに期待した

いと思います...

  ゴア・元アメリカ副大統領のように、“地球温暖化対策”熱心に取り組んでいる人々

や、イラク戦争に反対している人々、それに銃社会に反対している人々も大勢いるわけ

です。そういう人々によって、“軍産複合体システム”が、民主主義によって解体されて行

くことに、期待しています。それ以外に、方法はないのではないでしょう...」

 

<まず・・・第1歩を・・・! >    

                    

「ええ...さて...

  “地球温暖化”が、最大の課題である今日...“越えなければならない山”の1つに、

当然、この“地球温暖化”があります...全ての課題は、ここに収束して行くようです。

  こうした状況下で...最新鋭戦闘機を購入することが...真に、国家・国民のために

なることなのか...あるいは、“核廃絶”“軍縮”“日本独自の国際平和戦略へ、

“日本丸”“舵”を大きく切るべきなのか...ここは、国民が真剣に考えるべき時です。

 

  肝心の、日本の政治は...2007参議院選挙の状況を見ても分かるように...

ほぼ完全に、機能不全に陥っています。また、長期的・将来展望というものを持っていま

せん。ただ、惰性で流れています。おそらく、このままでは、将来のことはなにも議論せ

ずに、ただ後継機・機種だけを選定...ということになるのでしょう...

  行政も同様の状況です...まず、阿部・政権は機能していませんし...社会保険

厚生労働省など、信用できるものではありません。農水省も、文部省も、任せて安心

というには、程遠い状況です。さて...当の防衛省ですが、“F22ラプター”で動いてい

る様子ですから、“軍縮”の方向では動いていません...

  本来、こうした大事は、大・政治判断に類することです。したがって、ここは、私たち国

が、しっかりと議論し、判断し、声を上げ“世論”を形成し...大きく、“舵”を切って行

かなければなりません...

 

    今...真に、日本に必要なものは、何なのか?

 

  それは、〔人間の巣〕の展開だと思います...最新鋭戦闘機や、ミサイル防衛構想

にかかる莫大な費用を...〔未来型都市〕の建設に転換することです...それこそが、

“真の総合的防護力”になります。また、それこそが、“子孫への大きな遺産”となりま

す。そのことを、まず、大いに議論することから始めて欲しいと思います...

 

  〔人間の巣〕は、第1級“耐核シェルター”側面を持ち...最新鋭戦闘機も、“ミサ

イル防衛構想”も、不要にします...それを不要にした上で...さらに、万能とも言える

防護能力を持ちます。こうした防護能力を備えた上で、私たちは“文明史的・大艱難の

時代”に、突入して行くべきです...」

 

        <My weekly Journal 軍事担当/大川慶三郎>   

 

                           <29>               (2007. 9.15)

 大混乱の中、日本の指針は 

    wpe89.jpg (15483 バイト)     

 

「お久しぶりです!理論研究員秋月茜です!

  ええ... 猛暑の中での参議院選挙...“中越沖地震”と“原発”の重大事故...

“台風9号”の東日本縦断...そして、ようやく暑い夏も去ったようですね。いい季節にな

りました...

 

  さて... その、すがすがしい秋の季節の始まりと共に、突然の阿部・政権崩壊

す...阿部・政権については、私たちも発足以前から批判的でしたが...安倍・首相

本当に痛々しく、お気の毒に思います。でも、“日本の舵取り”をするという事は、それと

別次元の問題なのでしょう。安倍・首相は、まだお若いのですから、後はゆっくりと養

生なさって欲しいと思います。どうも、お疲れ様でした...

  ポスト・阿部政権では、福田さんが有利なようですね。でも、何となく自民党は、同じ風

を繰り返しているように思います。本当に、“賞味期限切れ”の政党なのでしょうか。そ

れとも、日本政治全体が、国民とは乖離し、機能していないのでしょうか...

  舛添・厚生労働大臣は、社会保険庁の問題で期待が高いので、再任ということになる

のでしょうか...ともかく、しっかりと見守って行きたいと思います...

 

  その年金問題と並んで...あるいはそれ以上に大問題なのが...“日本文化の守

護神/国民的討論の場”である、公共放送・NHKの立て直しです...社会保険庁と同

様に、不祥事の温床で、しかも本来の任務を放棄していて、おかしな方向を向いていま

す。この公共放送・NHKも、“解体・再編成”は不可避です...

  本来なら年金問題も...“民主主義の牙城”である公共放送・NHKへ持ち込めば、そ

国民的討論の場”で、とっくに問題解決がはかられていたはずです。その公共放送

本来任務が機能して来なかったことが、日本社会非常に不透明なものにして来まし

た。“談合”“天下り”を許し、“原発での不祥事”“格差問題”を引き起こし...また、

日本文化をも非常に衰退させてきました。

  ともかく...壮大なモラルハザード社会を脱出するには、公共放送・NHK“解体・

再編成”は不可避です。これは、民主主義社会の根幹にかかわることです。今後、私た

ちは...〔国民主権発動の場〕を確保して行くことが...非常に重要になって来ます。

それが、大混乱の様相を呈してきた、国内情勢/国際情勢の中で、まさに要石(かなめい

し)となってきます...」

“地球温暖化”と、気候変動の慣性・・・・・>  

              

「ええ...いずれにしても...政治大混乱期に入ったようですね...

  “年金問題”“天下り問題”“国家財政の破綻”“モラルハザード社会”...そして

これらの国内問題を超越して、“地球温暖化”人類的課題として、益々その影響力

増大させています...

  その、“地球温暖化”ですが...仮に、今すぐ...“文明の折り返し”へ大きく“舵”

切ったとしても...温暖化の傾向は、すぐに治まることは無いと言います...気候変動

は、数世紀にわたって続くと考えられまています。つまり、それは、気候変動“慣性”

よるものです...

  陸域大気の影響は...広大な、海洋熱容量に取り込まれるからです...また、

大気中の余剰・COは、海水に溶け込み、“海洋の酸性化”を進行させます...これも

また、サンゴプランクトンなどの炭酸カルシウムを溶かし、海洋環境に深刻な影響を与

えることが分かっています。

  まず、豊饒の海である南極海プランクトンに、深刻な影響が出るとも言われていま

す。食物連鎖の最下層のプランクトンが消えてしまえば、南極海の生態系激変する可

能性があります...

                                                   <...詳しくは、こちらへどうぞ>

  ええ...IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は...“20世紀半ば以降の地球温暖化”

原因は、“人間活動によるもの”と結論づけています...2001年・前回報告書では、そ

確実性は66%以上とされて来ました。でも、最新2007年・報告書では、より詳細

な研究成果から、確実性は90%以上と修正しています...つまり、“地球温暖化”は、

間違いなく、“人間活動によるもの”と言うことです...

 

  ともかく...この“地球温暖化”大問題・根本問題を抜きにしては...国内の諸問

も、国際的諸問題も...根本解決には到達し得ないということです...飢餓・紛争・

大量破壊兵器の拡散等...あらゆる問題の上に、この“地球温暖化”が重くのしかかっ

て来ています。

  日本の政治は現在、大混乱に陥っていますが、その根本的な原因は...“30年後

の青真”...が存在しないことによります...そうした、国家・大戦略の無い中で、あ

まりにも近視眼的な問題で、ひたすら“空転”しています...

  しかも、まさにそうした中で...“国民は明日の生活ができないほどに”...社会シ

ステムの崩壊が始まっています。社会全体の信頼性が、非常に希薄になって来ました。

それはひとえに、国家・社会の上流域...【司法・立法・行政...マスメディア】モラ

ルハザードから、流れ出している様子です...

 

  ええ...私たちは、機会あるごとに指摘して来たことですが...ここでも、再度、繰り

返し指摘しておきましょう...というのも、非常に重大かつ、重要な事だからです...

  つまり...この社会全体信頼性の低下は...公共放送“実質的な在”が、非

常に大きいと言うことです...“民主主義の牙城”“日本文化の守護神”“権威・慣習

法の執行機関”が、機能不全に陥り...国家・社会のことを考えずに、自画自賛に耽(ふ

け)り、...ひたすら、勝手なことをしているからです...

  さらに...“国民の浄財”を集めながら...“国民的議論の場”を提供せず...〔国

民主権発動の場〕を奪っていることが、重なります...こうした“国民との乖離・国民

支配の傾向”は...明らかに、意図的に行われていることです。

  しかも、公共放送・NHKの場合は...社会保険庁とは違い、行政の管理下にはない

ということですね...このことが、NHK非常に傲慢にしています。公共放送として独

立し、また財政的にも“国民の浄財”を集め、完全に独立した組織だからです。

  したがって...誰の言うことも聞かず...“浄財”で経営され...莫大な利益を上げ

ています。こんな組織というのは世界中でも皆無ではないでしょうか...“都合のい

組織/好き勝手なことをしている組織”で...しかも、“不祥事の温床/本来任務を放

棄”している組織は、世界中でも公共放送・NHKだけだと思います。

 

  行政の管理下にない以上は...“浄財を拠出”している国民に責任があります...国

民が立ち上がり、“解体・再編成”して行く必要があります。何度も言いますが、公共放

が、本来の仕事を、キッチリと行う組織にすることが、日本再生のカギになります...

  あらゆる問題も、この国民的討論の場”で、国民的に議論して行けばいいのです。そ

うすることによって、【司法・立法・行政...マスメディア】も、再び活性化して行くと思い

ます。そしてそれが、モラルハザード社会からの脱出につながって行くと思います...」

 

≪私たちは・・・どの方向へ歩き出せばいいのか? ≫ wpe89.jpg (15483 バイト)

「ええ...

  ともかく、こうした状況下で...大混乱に陥っている日本ですが...私たちは、とりあ

えず、“何をすればいいのか?”...ということですね...

  公共放送“解体・再編成”とは別に...大混乱の中で、道に迷った私たちは...

“一体、どの方向へ歩き出したらいいのか?”...ということです...

 

  私たちの考察した結論から言いますと...政治・行政大混乱を超越

した形で...ともかく、日本列島インフラを、再構築して行く必要がある

と言うことです...

  それには、国民政治・行政リードして行く必要があります...その

ための民主主義のシステムが、国民的討論の場なのです...

 

  治山・治水交通網地方インフラ都市インフラが...既存の建築基準では、“気候

変動の猛威/人口減少社会”に、耐えられない状況が差し迫っています。これは、喫緊

の課題であり、“所得の再配分”以前の問題だということです...

  つまり...社会インフラの再構築が、全ての政策の基本になります...諸問題の解

は、その再構築される社会インフラの上で、考えるべき課題だということです...深刻

化する気候変動の猛威/人口減少社会に、社会インフラが持ちこたえられない状況

となって来ているということです。“天下り”“公金の横領”などとは、次元の違う話だと

いうことです...

 

  ええ...総合的に考えると...やはり、万能の防護力/〔人間の巣〕

の展開が、ベストではないでしょうか...将来展望を考えると、そういう結

論になります...

 

  政治は...空洞化・空転している上に...“年金問題”“テロ特措法”近視眼

的課題で大騒ぎをしています...でも、“真の大脅威”は、もっと大きな生態系・レベル

で惹起(じゃっき)しています...

  “地球温暖化/...気候変動”が...確実に忍び寄って来ているということです。私

たちは、まず、それに備えることを第一に考えなければなりません...そには、やは

り、万能の防護力/〔人間の巣〕不可欠になって来ます...〔人間の巣〕という、

定した社会の器が構築されれば...そこに、“脱・エネルギー/自給自足社会”が実現

します...

  そこでは、国内政治で課題となっている、“年金問題”も、“天下り問題”も、“モラルハ

ザード問題”も...新規・社会編成の中で、楽に乗り越えて行くことができます。〔人間

の巣〕は...社会的コスト生態系への負担もかからない...〔未来型都市〕原型

なるものです...私たちの子孫は、この〔人間の巣〕を、さらに改良・発展させて行くこと

になるでしょう...

 

  つまり...私たちは...“この方向へ歩きだすべきだ”...ということです...これ

は、〔21世紀・維新〕とも言うべき、壮大な流れになります。大混乱日本社会を、〔理

想郷/・・・極楽浄土〕に変えて行くには、この方法しかないのではないでしょうか...

  また、近視眼的・諸問題に明け暮れている日本の政治を...“この方向へ動かして

いく”...必要があります。この〔21世紀・維新〕の中で、現在ある諸問題は、全て

の方向へ向かいます...」

 

【京都議定書】 の履行・・・ ≫  wpe89.jpg (15483 バイト)

   【京都議定書】・・・(日本は2008年から2012年の間に、温室効果ガスの排出量を、1990年比で6%削減することが目標)

「さて...それから...

  日本が、国際社会に約束した、【京都議定書】の履行(りこう)期間が迫って来ています。

この、日本の削減目標を実現できる手段も...もはや、〔人間の巣〕の展開しか、残さ

れていないのではないでしょうか...省エネ努力や、クリーン・エネルギーへの転換

けでは、すでに限界が見えて来たと思います。ここは、発想の転換/抜本的対策が必

要です。

  〔人間の巣〕を展開して行くのであれば...国際社会への約束容易にクリアできま

す。それほどの建設費用も、新技術も必要としません...基本的には、頑丈な建造物

適量の土をかぶせるだけです...これだけで、大自然と共生する、“脱・冷暖房社会”

を実現できます。単純計算でも、膨大なエネルギーが不要となります...

  この〔人間の巣〕は...商業ベース都市近郊・マンションから...地方行政におけ

中核都市レベル...そして、有志による過疎地での、自給自足型・未来都市レベル

で...様々なバリエーションで可能です。これは、急速に進む、“人口減少社会”にも対

応しています。つまり、時代を先取りした、〔未来型の社会の器〕だと言うことです...」

 

「ええ...大局的展望に立って、見渡せば...

  全てにおいて、閉塞状況に陥った日本社会の脱出口は...まず、〔人間の巣〕を展

開して行くことです...それが、“希望への第1歩”になります...

  難しいことは、何もありません...すぐに、検証を開始し、デザインし、実行に移すの

みです...膨大な試行錯誤の中で、やがて、洗練された新しい社会の器が整って行

くでしょう...

  これは、非常に長い...“人類文明の第3ステージ/意識・情報革命”の時代の、

“第1歩”を刻むものになります...」

 

             wpe89.jpg (15483 バイト)  <理論研究員: 秋月 茜>

 
                             <30>           (2007.11. 5)

   メガロポリスに、

    〔人間の巣型災害対策拠点〕の展開を

 

             

 

「ええ...お元気でお過ごしでしょうか?

  しばらくご無沙汰をしておりました。理論研究員秋月茜です。今回は、東京首都圏

・メガロポリス、及び全国のメガロポリス諸都市に、“総合・災害対策拠点”の創設につ

いての提言です...

  メガロポリスというのは、幾つもの都市が帯状に連なっている地域のことです。日本に

おいては、東京名古屋大阪北九州など太平洋ベルトに、典型的なメガロポリスが見

られます。その地域に、ひとたび大災害が発生すると、甚大な犠牲者を生みだすことに

なります。避難する人々も、桁外れの人数になります。

  最近(11月1日)...国の中央防災会議・専門調査会でも、中部・近畿圏内陸直下型

地震が発生した場合、大阪府を中心とした地域で、最大死者数が約4万人にも上ると試

算したようです。これは、首都圏での直下型地震における死者数約1万2000人を、大

きく上回っています。

  もちろん、ここでいう最大死者数というのは、条件によっては、1桁動くことにもなりま

す。地震の強度気象状況季節時間帯その他の条件によっても、大きく異なる

わけですね...また、これから私たちが提唱する、総合・災害対策拠点”があるかない

かでも、大きく異なって来ると思われます...

 

  ええ、私たちは...まず、近く大震災が予想される、2000万人にも及ぶ首都圏・メガ

ロポリスに、〔人間の巣・タイプ〕“総合・災害対策拠点”を展開しておくことを、強く提

言します...頑丈な構造物適量の土をかぶせた“万能型・防護力”は、大地震にも、

またその後の大火災にも十分に耐え得るものです。ここに、都市の膨大な避難民を、安

全に収容できます。

  この〔人間の巣型・災害対策拠点〕は、すぐにでも実行できる、大震災対策主柱の

1つになり得るものです。阪神大震災をはるかに上回る大震災においては、こうした“万

能型・防護力”の展開は、不可欠のものと思われます。

  さらに、“新型インフルエンザ”パンデミック(世界的大流行)が起こったような場合でも、

大量の感染者をこの施設に収容し、“隔離・治療”に当たることも可能です。こうした“万

型・防護力”の展開は、メガロポリス安全性を飛躍的に高めるものと考えています。

 

  この〔人間の巣型・災害対策拠点〕は、メガロポリスに様々な意味で大きな安定要素

を付加するものになります。これまで、巨大都市には各種のハコモノが建設されてきまし

た。でも、それは便利さを追求したもので、“都市防護・市民防護”という観点が、大きく

欠落していました。そこで、今後は、〔人間の巣・タイプ〕の建造物を展開することを提言

します。

  〔人間の巣型・災害対策拠点〕は、普段はコンサート・ホールイベント・ホールなど

の、多目的施設として機能させればいいわけですね...また、頑丈な建造物の上は、

屋外スポーツ施設公園して整備すればいいわけです...基本的には〔人間の巣〕

と変わりません。〔人間の巣〕高度機能の1部を、巨大都市に移植するわけです。

  したがって、各種・公共施設や、病院施設なども、〔人間の巣に切り替え、再開発

することを提唱します。是非、大震災・大火災にも強い、〔人間の巣〕を配置して欲しいと

思います。そこに逃げ込めば絶対に安全という、“総合・災害対策拠点”の展開を急ぐこ

とを提唱します。

  また、メガロポリス大都市は、日本中に散して存在します。そうした所でも、“総

合・災害対策拠点”として、〔人間の巣・タイプ〕の建造物を展開することを提唱します。

自然災害バイオハザード等に対して、“万能型・防護能力”を発揮します...

  

  私たちは...〔人間の巣〕の展開の“第1段階”として...都市近郊においては、

業ベース・マンション型〔人間の巣〕の展開を考察してきました。あるいは、都市近郊・

ニュータウン型〔人間の巣〕も提唱してきました。

  そこで、メガロポリス・内部大都市・内部へは...〔人間の巣〕高度機能を、部分

移植する形式で推進することを考えています。つまり、〔人間の巣型・災害対策拠点〕

の展開です。これで、現在の人口密集地域にも、大きな安定要素を付加する事が出来ま

す。都市では自給自足農業の展開はできませんが、過渡期としては、こういう形式にな

ると考えています。

 

  ええ...“文明の地下都市空間へのシフト”は...こういう形式で、メガロポリス及び

都市群においても、緩やかに進行して行くことになります。これもCOの削減につなが

り、“地球温暖化対策”につながります。また、都市が強固な“万型・防護力”を獲得し

て行くことにもなります。

  都市に...〔人間の巣・タイプ〕の建造物を展開することは...基本的障害は何もな

いと考えています。メガロポリス都市郡に、大きな安定要素を付加することを、強く提

唱します...」

             wpe89.jpg (15483 バイト)<理論研究員: 秋月 茜> 

 

 

 

                                            

 

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