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トップページNew Page WaveHot SpotMenu最新のアップロード   担当: ボス= 岡田 健吉 

2023年 9月 ウクライナ wpeD.jpg (8229 バイト)    
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  ツイート記 録     








 万能型
 
   
防護力








 脱・戦争ゴッコ

 
脱・経済ゴッコ

 
脱・覇権ゴッコ

 






物理的
 
   
専守防衛


 


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   〔人間の巣のパラダイム〕

 
未来型/半地下都市・・・自給自足社会の展開


〔人間の巣/未来型都市/千年都市〕極楽浄土インフラ〕

        の・・・世界展開/ポスト民主主義社会の器!  

 

★ 日本の社会インフラの再構築・・・

         激烈化する気候変動/豪雨・豪雪・熱波・寒波・  

         地震・火山災害から・・・国民を完全防御

★ 対核シェルター以上の・・・

           戦争ゴッコへの対応 感染症パンデミックへの対応

          万能型・防御力/地球近傍天体の衝突への対応!

★ 気候変動への長期的対応・・・世界中で可能な・・・

             脱・冷暖房社会! 脱・車社会への対応!

        人口爆発への対応!

        コンパクト・分化・多様性・・・

        スローフード・スローライフ社会への・・・回帰


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  世界市民=連帯創設   地球連邦政府創設


   9月 30日

お休みします。月が替わるため、その下準備です。

   9月 29日

岡田健吉‏@zu5kokd1  
                                    人間原理の世界               (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (312)

支折の言葉・・・20/18  


「そうよね…」マチコが、笑って同意した。「が、脱線し過ぎて、収拾出来なくなるわよね

え…」

「ええ…」響子が、真面目に、うなづいた。「つまり…

そうした…

<人間原理・世界・・・人間的なバイアス(/偏向)が作用する・・・人間原理空間/ストー

リー世界・・・> の中で、<一定の・・・人間的な時間・・・> を切り出し、コトの善悪コト

の良し悪しを、評価して行く…わけですね。

それは…

<ストーリーを、駆動する・・・ベクトル/力と方向・・・> を、生み出しますが…ここも、

脱線させないように…しましょう。

ええと…

そこで、いよいよ、<兼好法師/・・・兼好さん> 批評が加えられる、わけです…

そこから…

豊かな感情が…数百年時空を超えて…私達の前に…静かに香り立ちます。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1  wpe4F.jpg (12230 バイト)
 プエルトリコ/・・・アレシボ天文台/口径305m。宇宙背景重力波の解析で活躍も、2020年に崩壊。 (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (311)

支折の言葉・・・20/17  


さあ、その上で…

少々、視点を変えて、考察しようと思いますが…

<この世は・・・1人称的/相互主体性世界の、人間原理ストーリーが・・・波動・・・>

している…わけですね。

様々な…

最先端複雑系世界

例えば…

超弦理論 や …

<エンタングルメント・エントロピー(/量子もつれ = 量子エンタングルメントの・・・強さを測る量。 重要な物理

量の1つ。) や…

<ナノ・ヘルツ/nHz(1nHzは、1/10億Hz)の・・・宇宙の・・・背景重力波(/1nHz ~ 10nHz)/・・・

1nHz は、波長が30光年の重力波。 や、<重力波望遠鏡/10Hz ~ 10kHzの、重力波の窓・・・LIGO

が、補足した重力波/GW150914(最初に補足した、ブラックホール連星合体時の重力波。/・・・現在まで

に、LIGO と Virgo で、90例重力波を、補足しています。)も…

いわゆる

<ホモ・サピエンスの・・・

種の共同意識体の中で、創出される・・・時空座標系に・・・人間的/ストーリー形式で

・・・記述・・・> されて…行きます。

この内的な…

<1人称的/・・・相互主体性世界/= 心の重ね合わせ世界での・・・人間的なストー

リーの発現/・・・生命潮流・・・> というものが、何者なのか、興味津々ですが…ここは、

脱線させないように…しましょう、」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1      wpe4F.jpg (12230 バイト)
                              吉田兼好              (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (310)

支折の言葉・・・20/16  


<兼好法師> は…

この、世捨人の言う、コトこそ…

誠にさも覚えぬべけれ・・・・・・誠に、そう思われるに、違いないものだ・・・ と、

高評価している、わけです。この世捨人というのは、見知っている僧侶でしょうか? あるい

は、過去の人でしょうか?

さて…

この、高評価というのが…

<仏法的な・・・覚醒/悟りを・・・> を、指しているのでしょうか。いずれにしても、奥深く

複雑構造をしています。つまり、達観しているわけですが、なかなかその境地には、到達

できないという事ですね。

ええと、響子さんの、御意見は…?」

「うーん…」響子が、涼風の流れ込むを眺め、沈思した。「そうですね…

どう生きようが…自由であり…怨霊になるのも…この世を形成する…1つの風景ですわ。そ

して、この世の風景に…良し悪しというものは…ありません。そこで、終わりという事はなく

良くも悪くも…連綿継続して行きます。

時間的にも、空間的にも、全ては不可分の、リアリティーの連続体であり、悪霊もまた、

(しかり/当然)です。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1   wpe4F.jpg (12230 バイト)
                           空の名残 (なごり)             (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (309)

支折の言葉・・・20/15  


「ええ…」支折が言った。「ここで、徒然草/・・・第20段・・・ に、を戻します…

  「 この世のほだし(ほだし(絆)/・・・自由をさまたげるもの。 馬の足にからませて歩けないようにする綱。

      ・・・手かせ。足かせ。)持たらぬ身に・・・ただ空の名残(なごり)のみぞ惜(お)しき・・・ 」


…と、いう事ですね。

怨霊になり、強力地縛霊となって、この世未練を残すと…

 
  
<なにがしとかや言ひし世捨人
(よすてびと)・・・>


…の様に…

<・・・ただ空の名残のみぞ・・・惜しき・・・> と言い、この世辞して行くのか…という事

ですね。


   9月 28日

お休みします・・・またまた、昨日の書き込みが、大きくなり過ぎました。反省しています。

   9月 27日

岡田健吉‏@zu5kokd1     
                          道元禅師の最初の弟子・・・永平寺2世 ・孤雲懐奘(こうん・えじょう)    (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (308)

支折の言葉・・・20/14  


「ええと…」支折が言った。「八艘飛び
(はっそう・とび)

牛若丸/義経の幼名は、身軽ヒラリヒラリとかわし、勝ってしまつたわけですね。それで、

弁慶は、生涯牛若丸家来になります」

「そうでした…」響子が言った。「それは

孤雲懐奘(こうん・えじょう) の、逸話とも似ていますわ。

中国/宋から帰朝して、京都/建仁寺に入っていた 道元禅師 に対し、懐奘

論破挑んだ様子と似ています

懐奘は、自分より若い、入宋沙門(にっそう・しゃもん/・・・宋で、仏道修行をした僧)/道元 に、逆

論破され、弟子にしてくれと懇願します。でも、道元は、自分は建仁寺身を寄せている

身分で、弟子は取れない断ります。

そして…

京都/深草で、正法眼蔵起草を始めた頃懐奘弟子入り許可しています。

<孤雲懐奘は・・・永平寺2世・・・> であり、正法眼蔵随聞記(しょうぼう・げんぞう・ずいもんき)

有名ですね。

そうそう

<お釈迦様の弟子の・・・阿南(あなん/アーナンダ・・・釈迦10大弟子の1人。) の様な、立場でしょ

うか。随聞記ですから、そういうコトになりますね。

<仏典> の多くも近侍(きんじ/主君の、そば近くに仕えること。)していた阿南が、お釈迦様から

接聞いた、という形式を、とっていますよね。

★ 如是我聞 (にょぜ・がもん/・・・このように私は聞いた・・・) と、いうのは

<漢訳された・・・仏教経典・・・> の、冒頭記される語ですね。 経典中お釈迦様

言動を、経蔵編集者とされる阿難が、聞いたことを示す言葉、です。定型句の様に、

なっています」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1     
             西行・・・ ★ 願わくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃   (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (307)

支折の言葉・・・20/13  


一方…

こんな、波乱の人生を送る <待賢門院/・・・藤原 璋子・・・> を、<西行法師> は、

生涯恋して最後見届けるわけですね。

西行法師は…

平安時代・末期に、<戦争前夜/・・・滅亡前夜の・・・奥州/平泉> を、訪れているわ

けですから、彼女よりは、長く生きたのでしょう。

西行は、東大寺再建のための、砂金勧進(かんじん/社寺や仏像の建立、修理などのために、広く人々

に、それが善根功徳になると勧めて、金品の寄付を募ること。)で、再度、奥州/平泉を訪れています。奥州

/藤原氏は、西行にとっては、遠い親戚筋に当たった様です。

そして、ここは …

<芭蕉>の、奥の細道 の、最終目的地ですね。ここは、芭蕉憧れる漂泊歌人/

<西行法師> が…足跡残した地でも…あったわけです。


    
 
西行法師/・・・2度目の奥州への旅の後・・・望み通り、桜の花の季節に・・・死没しています。   (ネットより画像借用)  


あ、そして…

ちょうど、その、<西行法師> 同時期に…

裏日本/日本海側ルートを、歌舞伎/勧進帳(かんじんちょう/・・・巻物・・・)安宅の関(あたかの

・せき/・・・石川県小松市の日本海側にある安宅に、守護、富樫氏が設けたと言われる関所。) を、くり広げなが

ら…

<義経・弁慶の・・・ 一団/小集団・・・> が、奥州/平泉を目指して、北上しているわけ

です。その平泉は、義経が育った、第2の故郷でした。大戦に備え、平家討ち滅ぼした

大軍師が、逃亡/北上していたわけです。

九州/下関・壇ノ浦から、奥州/蝦夷(えぞ)への、大移動でした。日本中が、騒然としていた

時代ですね…」

「うーん…」マチコが言った。「勧進帳・・・安宅関・・・ かあ…

弁慶が、主人/義経を、打擲(ちょうちゃく/なぐること。特に、<御成敗式目/(ごせいばいしきもく)・・・鎌倉時代

に、源頼朝以来の先例や、道理と呼ばれた武家社会での、慣習や道徳をもとに制定された、武家政権のための法令/式目。

では、打擲は、刑事犯罪の1つに数えられています。)する、所よねえ。

もともと、この2人は、京/京都五条の橋の上で、決闘しているわけですよね。武蔵坊弁

は、比叡山の、僧兵くずれだったのかしら?」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1  
        
                   保元の乱の・・・敵味方                     (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (306)

支折の言葉・・・20/12  


ええと、それから…

近衛天皇は、早世しています…も、無かったようよね…そうすると、後継問題かあ…」

「そうですね…」支折が言った。「鳥羽上皇晩年ですが、考察していますよね…

それで…

鳥羽法皇正妻/皇后第4皇子/<崇徳上皇の・・・同母弟/・・・待賢門院との

皇子で、雅仁親王(まさひと・しんのう)・・・第77代/後白河天皇> を、即位させました。

待賢門院は、自分鳥羽院との皇子ですから、非常複雑立場です。


 
待賢門院(たいけん・もんいん)・像/藤原 璋子   (ネットより画像借用)  第72代/鳥羽天皇 → 上皇 → 出家して、法皇


そして…

これにより

崇徳上皇は、<院政> を敷く可能性は、失われました。天皇は、自分皇子ではないか

らです。そして、鳥羽院の方も、間もなくを奪われてしまい崩御します。

この時…

待賢門院健在だったのでしょうか? 歴史家ではないので、細かな研究はしていません。

ただ

崇徳院可哀そうであっても、彼女自身は、国母として復権できるわけですね。そして、

羽法皇の亡き後、国母として、崇徳院擁護できたのでしょうか…?

ええと…

ところが、この <第77代/後白河天皇の・・・即位が・・・保元の乱の、勃発(ぼっぱつ)

原因・・・> と、なったわけですね。

鳥羽法皇は、病気で弱り、崇徳上皇壮健です。そして、そこに権勢空白が生まれてき

ます。すると、官僚組織は例によって、出世をかけて、双方担ぎ<保元の乱> に、突

入して行きます。

しかし…

崇徳院は、この戦にも敗れて讃岐へ、配流/島流しとなります。はと言えば、巨大

を持て余した、白河院狼藉(ろうぜき)でした。

もっと大きな風景としては、<藤原氏の繁栄から・・・院政政治への移行・・・> であり、

<平氏・源氏という・・・武家政治への移行期・・・> と、いう事になります。

ともかく…

本来、崇徳院は…何も悪いコトはしてません…先代達狼藉翻弄(ほんろう)され…その上、

<保元の乱> にも敗れて、その挙句(あげく)罪人となり、“讃岐へ・・・島流し・・・” です。

讃岐院などとも、呼称されますが…

まさに、“生まれながらの・・・踏んだり、蹴ったりの・・・宿命的な人生・・・” です。もはや、“怨

霊となり・・・宮廷に祟りを及ぼす以外・・・道はなかった・・・”  とも、言えるわけです。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1     
        
             【日本三大怨霊】 の1つ。 崇徳院・・・京都最恐の怨霊    (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (305)

支折の言葉・・・20/11  


<崇徳天皇> …」マチコが、スクリーンボードに、<崇徳院の・・・怨霊・・・

を表示した。「崇徳天皇は、23歳譲位し…

3歳の、第76代/近衛天皇(このえ・てんのう) 即位に、なったわけよね

崇徳天皇

上皇になったけど、鳥羽上皇院政をしているわけだし、全く権力が無く、魔者上皇

ねえ。後ろ盾の、父親/白河院崩御しているし、母親/待賢門院健在でも、鳥羽院

は、大きな負い目があるわけかあ。あ、鳥羽院出家し、法皇 になったわけか…



   9月 26日

お休みします。昨日の書き込みが、大きくなり過ぎました。

  9月 25日

岡田健吉‏@zu5kokd1      
                    <日本3大怨霊の1人・・・第75代/崇徳天皇(すとく・てんのう)>   (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (304)

支折の言葉・・・20/10  


日本/3大怨霊の1人・・・第75代/崇徳天皇・・・崇徳上皇/・・・讃岐院(さぬきいん/

讃岐に配流/島流しに、なったため) は、かつて、一度考察した事がありますね。

母親

<西行法師> 恋した<待賢門院(たいけん・もんいん/藤原璋子・・・第74代/鳥羽天皇の皇后)

すね。彼女父親は、藤原公実(ふじわらの・きんざね)で、三条家西園寺家徳大寺家

あり、藤原氏名門です。

その徳大寺家

<西行法師/・・・佐藤義清(さとう・のりきよ/・・・出家する前は、少年時代から、主家の徳大寺に出入りし、璋子

とは顔馴染で、憧れも、あったのでしょうか。一方・・・北面武士として、平清盛らと共に出世して行きます。しかし、<恋> が邪

魔をし、出家した、のでしょうか?) は、家来として、出入りしていた、わけですね。

ともかく…

<待賢門院> は、第74代/鳥羽天皇内裏に入りますが、それ以前は、(はく)

付けるため第72代/白河天皇 → 白河上皇 養子になっていました。ところが、

院政を敷いて、絶対権力者/白河上皇を、宿していた様子です。

その不適切関係は、周囲承知していましたが、諫言(かんげん/目上の人の欠点や過失を、指摘し

て忠告すること。諫(いさ)めること。)出来る者は、誰一人、居ませんでした。

白河上皇強大権勢で、鳥羽天皇は、ただ沈黙して、皇后として、受け入れるしか無かっ

た様です。

でも、第一皇子は、“おじいちゃんの子  と、言っていた様ですね。それでも、祖父/絶対権

力者の、(にら)み/皇后の後ろ盾が、健在なうちは、孫の立場では太刀打ち出来なかった

様です

ええ鳥羽天皇

白河院に、天皇の位譲位させられて待賢門院/=藤原璋子と、白河院皇子/幼い崇

徳天皇が、即位するコトになります。

院政政治基盤を作り、未曾有権勢を手に入れ、有り余る権力で、天皇制をも揺る

がす狼藉を働いたわけです。

一説では

<平清盛> も、白河院皇子とも言われます。を宿した祇園女御(ぎおん・にょご)か、その

を、平家下賜(かし/高貴の人が、身分の低い人に物を与えること)したという事でしょうか。歴史家

はないので、詳しいことは分かりませんが、」

「それで…」マチコが言った。「白河院が、崩御すると

鳥羽院も、強力院政を敷き、第75代/崇徳天皇排除に、動き出したわけかあ。自分

皇子母親藤原得子(/美福門院(びふく・もんいん)の、第76代/近衛天皇(このえ・てんのう)

即位かあ…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1  wpe4F.jpg (12230 バイト)
                           東京/千代田区・・・将門の首塚      (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (303)

支折の言葉・・・20/9  


その首塚の近くに…

<神田神社/神田明神> があり、そこに引き取られて、供養されている様ですね。私が、

神田明神参拝したのは、そうした深いイワレが、あったわけですね。その時は、深くは

えませんでした」

「ふーん…」マチコが、を傾げた。「そういうコトは、結構、多いわよね…

「さあ…」支折が言った。「<崇徳天皇(すとく・てんのう) に、進みましょうか…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1   
                                坂上田村麻呂 (/菊池容斎 『前賢故実』 より)  (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (302)

支折の言葉・・・20/8  


「うーん…」マチコが、コクリとうなづいた。「カッコよかったわけだあ…」

「そうですね…」支折が、スクリーンボード画像を見つめた。「少なくとも…

京都/七条河原に晒された、<将門公(まさかど・こう)の首> よりは…ですね。

あ、ええと…

七条河原に、晒されて、3日目

将門が、カッ、と見開き…白い光を放って、飛び上がった、というコトです。そして、東の

方向へと飛び去った、と言われています。現在の、<平将門の首塚(/東京都・千代田区大

手町一丁目2番1号)がある場所に、落ちたと、伝わって…いるそうです。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1
 京都/山科の栗栖野・・・征夷大将軍/坂上田村麻呂の墓があり、<平安京の守護神> とされた。 (ネットより画像借用)

                                    絵図の下の方の・・・真ん中の左の小丘が・・・坂上田村麻呂の墓。

《 支折の・・・徒然草/2 》 (301)

支折の言葉・・・20/7  


次は、<崇徳天皇(すとく・てんのう ですね…」

「あ…」マチコが言った。「その前に、さあ…

<平将門(たいらの・まさかど) は、都/平安京の、東の守護神ではなかったかしら?前に、

に、お墓が、載っていたけど、」

「あ、それは違います…」支折が言った。「京都/山科栗栖野絵図にあったのは

<征夷大将軍(せいい・たいしょうぐん/・・・源頼朝や、徳川家康と同じ身分。豊臣秀吉の身分は、<関白> でした。そ

の他に、<太政大臣/だじょう・だいじん> も、似たような身分です。)/坂上田村麻呂(さかのうえの・たむらまろ)

の、お墓です。

<平安京の・・・守護神・・・> と、されていたわけですね

資料では…」響子が、自分モニターを投げた。「坂上田村麻呂は…

4代の天皇(/第49代/光仁天皇 → 第50代/桓武天皇 → 第51代/平城天皇 → 第52代/嵯峨天皇に、仕え

ています。

忠臣として名高く、第50代/桓武天皇軍事造作を、支えた1人であり…

2度にわたり征夷大将軍を勤めて、征夷(せいい/未開の民族を、征討すること)功績を残した…と

あります。

<薬子の変/平城太上天皇の変(へいぜい・だいじょうてんのう・のへん/・・・平安時代初期に起こった事件。

810年に、故/桓武天皇の皇子である平城上皇と、嵯峨天皇が対立しました。しかし、嵯峨天皇側が迅速に兵を動かしたこと

によって、平城上皇が出家して、決着しています。平城上皇の愛妾の、尚侍・藤原薬子や、その兄である参議・藤原仲成らが

処罰されました。 ) では、大納言へと昇進して、政変を鎮圧するなど、活躍しています。

そして、死後は…

   <★ 嵯峨天皇の勅命により・・・

          平安京の東に向かい・・・立ったまま・・・柩に納めて埋葬・・・>


…され、<王城鎮護> <平安京の守護神> <将軍家の祖神> と、称えられて、
神将

軍神として、信仰の対象となっています、」

「はい…」支折が、を当てた。「それが、上の絵図ですね、」



  9月 24日

お休みします

  9月 23日
  秋分の日

お休みします

  9月 22日

岡田健吉‏@zu5kokd1   wpe4F.jpg (12230 バイト)
                           京都の七条河原に晒された将門公の首   (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (300)

支折の言葉・・・20/6 


<平将門(たいらの・まさかど)

第50代桓武天皇四代皇胤(こういん/天皇の男系子孫を指す言葉)であり、<平氏の姓>

授けられた高望王(たかもち・おう/高望王流・桓武平氏の祖)の、三男/鎮守府将軍・平良将(たいらの・

よしまさ)の子ですね。

怨霊となった、いきさつは

下総国・常陸国に広がった平氏一族抗争から、やがては関東諸国を巻き込む争いへと

進み、その際に、国府襲撃して印鑰(いんやく/・・・官府の長官の印と諸司・城門・蔵などの鍵。)を奪い、

<京都の朝廷/第61代・朱雀天皇・・・に対抗して・・・ 新皇を自称・・・> し、東国

独立標榜し、ついに朝敵となります。

ええ、でも

即位後、わずか2カ月たらずで藤原秀郷・平貞盛らにより、討伐されましたた。死後怨霊

となり、<日本3大怨霊> 1人として、数えられています。

後に、御首神社・築土神社・神田明神国王神社などに、祀られています。私も、東京

田神社/神田明神で、<将門塚> を見かけ、参拝したことがあります。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1    wpe4F.jpg (12230 バイト)
                           <清涼殿落雷事件>             (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (299)

支折の言葉・・・20/5 


「そうですね」支折が言った。「そして

死後怨霊となり、<清涼殿落雷事件> などで、<日本3大怨霊> 1人として、知ら

れるわけです。後に、天満天神として信仰対象となり、現在学問の神様として、親しま

れています。<太宰府天満宮> 御墓所の上に、本殿造営されています。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1    
                               青空                   (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (298)

支折の言葉・・・20/4 


「うん…」マチコが、うなづいた。「<日本・・・3大怨霊>

ええと、<菅原道真(すがわら・みちざね)・平将門(たいらの・まさかど)・崇徳天皇(すとく・てんのう/崇徳院)

よねえ。

<菅原道真>

第59代/宇多天皇と、第60代/醍醐天皇重用され、右大臣にまで出世したけど、藤原

讒言(ざんげん/・・・上位者に対して、虚偽を含む内容を訴え告げることで、人を陥れようとすること。)で、九州/

大宰府へ、大宰権帥(だざいの・ごんの・そち/大宰府の長官)として左遷され、そこで没したのよね。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1    wpe4F.jpg (12230 バイト)
                                           終活     (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (297)

支折の言葉・・・20/3 


「そうですね…」響子が言った。「あれもこれもと、身辺の物の、整理を考えたり

多少、この世に残していく、財産処分を悩ませたりあるいは、に分かれていく肉親

に、執念を残したり、煩悩が、顕著に現れる時ですね。

そうやって

心を残しつつも、いずれ確実に、この世を去って行くわけです。そして、それを、捨てきれな

った魂が、“怨霊(おんりょう) となり

“地縛霊(じばくれい/・・・自分が死んだことを受け入れられなかったり、自分が死んだことを理解できなかったりして、死亡

した時にいた土地や建物などから、離れずにいるとされる霊のこと。 ) となって、この世悪さをするのでしょ

うか。身近日本の歴史の中でも、怨霊の話は多いですよね、」


  9月 21日

岡田健吉‏@zu5kokd1 
                                 青空                          (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (296)

支折の言葉・・・20/2 


この話は…」響子が、腕組みをした。「似た話を、何処か聞いたことがありますわ…

前後は忘れましたが、臨終の折に、「この世は、どうだった?」 と、感想を聞くと、「空が

・・・青かったなあ・・・」 と、感想を一言、言ったというコトです。空の青さが、印象的だった、と

いうワケですね、」

辞世句では、なく…」マチコが言った。「辞世の、一言、かあ…」

「そうですね…」支折が、うなづいた。「本文


  「 この世のほだし
(/絆)ほだし・・・自由をさまたげるもの。 馬の足にからませて、歩けないようにする綱。

             ・・・手かせ。足かせ。)持たらぬ身に、ただ空の名残(なごり)のみぞ惜(お)しき 」


と、似ていますね」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1   wpe4F.jpg (12230 バイト)
                            方丈記/鴨長明  (菊池容斎・画/・・・明治時代) (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (295)

支折の言葉・・・20/1 

 
「支折です

うーん…

今度は、短い一言ですが、哲学的な、含蓄(がんちく/豊かな内容を含みもっていること。)深い文章

すね。まず、<世捨人 (よすてびと) ですが、辞典を引いてみると、 “世の中を見捨てた人。

俗世間をのがれた人。僧侶または、隠者など・・・” と、いう事ですね。

<兼好さん> 桑門(そうもん/・・・出家して修行する人。僧侶。沙門(しゃもん)。)ですから、世捨人にな

るのでしょうか。ボス(/岡田)なんかも、結局、そういう事になるのかしら、」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                            吉田兼好/卜部兼好(うらべ・けんこう)    (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (294)

【 現代語訳・・・20/1 】 


何とか言った世捨て人が、

「この世に何も束縛される者を持たない身には、ただ空の名残だけが惜しいことだよ」

と言ったのこそ、誠にそう思われるに違いないものだ。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                             『徒然草』/兼好法師            (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (293)

第二十段  なしがしとかや言ひし世捨人の・・・>

【 原文・・・20/1 】


なにがしとかや言ひし世捨人(よすてびと)の、

「 この世のほだし(ほだし(絆)/・・・自由をさまたげるもの。 馬の足にからませて歩けないようにする綱。

             ・・・手かせ。足かせ。)持たらぬ身に、ただ空の名残(なごり)のみぞ惜(お)しき 」

と言ひしこそ、誠にさも覚えぬべけれ。


  9月 20日

岡田健吉‏@zu5kokd1    wpe75.jpg (13885 バイト) 
                       <★ 徒然草/第十一段  来栖野といふ所を過ぎて・・・>    (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (292)

支折の言葉・・・19/16 


ここでは

再度詳しい考察は避けますが

<古代・・・3大随筆(/『枕草子』 『方丈記』 『徒然草』)の、<作者達/・・・清少納言、鴨長明、

吉田兼好> は、皆、本来、高い身分にありました。(ちまた)に溢れる生活苦疫病とは、

一定の距離感があります。鋭い観察眼も、そのスタンス/客観性から、生まれて来る様です

ね」

「うーん…」マチコが、深くうなづいた。「私達

<3大随筆> 共感できるのは、私達/現代人も、そうしたゆとりのある生活をしている、

という事なのかしら?」

「そうですね…」響子が、両手を組んだ。「そういうコトは、あると思います」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1     wpe75.jpg (13885 バイト) 
                                               (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (291)

支折の言葉・・・19/15 


「そう言うコト、ですね…」支折が、を当てた。「さあ、長い文章ですが…

文章長くなると、逆に、私達考察する領域は、少なくなります。歴史荒波を超える名文

で、まとめているのに、私達(つたな)い考察を、重ねる必要はないわけです」

「そうですね…」響子が、うなづいた。「それにしても

<兼好さん> は、悠々自適(ゆうゆうじてき/・・・自然に順応し、世の中のめんどうなことから離れて、静かにゆっ

たりと、自由に暮らしていること。)ですね

 

岡田健吉‏@zu5kokd1
 <★ 十一段/ 神無月の比、来栖野といふ所を過ぎて> かなたの庭に、大きなる柑子の木の・・・  (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (290)

支折の言葉・・・19/14 


<兼好さん> は、さあ…」マチコが言った。「<第十一段 ・・・>


  神無月(かんなづき/陰暦十月)の比(ころ)・・・来栖野(くるすの/山城国宇治郡・・・現/京都市東山区

                       山科と、同北区西賀茂に、この地名があります。)といふ所を過ぎて・・・


…と、を走らせている様に、ヤッパリこの季節が、好きなのよ。だけど、春の良さも、捨て

がたい、と言っているわけね、」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1   wpe4F.jpg (12230 バイト)
                            冬枯れ                 (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (289)

支折の言葉・・・19/13 


「支折です

ええと、<兼好法師> は、よりもの方が(おもむき)深いなどと言っていましたが、読み

進んでいくと、やはり、の方が趣深いと言っている様ですね。そして


  <さて冬枯の気色こそ、秋にはをさをさおとるまじけれ・・・>


…などと、言っているわけです。
ボス
(/岡田)が、好きだと言った、11月~12月季節ですよ

ね。

、ええ…

こんな勘違いが起こるのも、私達もまた、徒然草本格的触れるのは、今回初めて

だからです。有名ですから、概略承知していましたが、通読(つうどく/始めから終わりまで読み通すこ

と。 )は、初めてです。

それゆえに、私達レベル私達自身の、率直考察を、進めて行きます」



  9月 19日

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                            吉田兼好/卜部兼好(うらべ・けんこう)    (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (288)

【 現代語訳・・・19/4 】 


さて冬枯の気色こそ、秋にほとんど劣らないだろう。水際の草に紅葉が散り留まって、

霜がたいそう白く下りている朝、遣水(やりみず)から水蒸気が立っているのは大変趣(おも

むき)深い。年も暮れてしまって、人は誰もお互いにあわただしい頃こそ、比べようもなく

趣深い。殺風景で興ざめなものは、見る人も無い月が、寒々と澄んでいる十二月二十

日過ぎの空こそ、心ぼそいものである。

宮中で諸仏の名を唱える御仏名
(おぶつみょう)・天皇や皇族の陵(りょう/ 天皇・太上天皇・皇后・太

皇太后・皇太后、およびその身位を贈られた人を葬った所。みささぎ)に諸国から献上された初穂(はつほ/最初

に実った稲の穂)を奉る勅使(ちょくし/天皇の、勅命を下す文書を伝える使者。)が立つのなどは、情緒深く

高貴なものだ。

宮中の諸行事が、春の準備の忙しい時に重ねて行われるさまこそ、結構なことである。

大晦日(おおみそか)の追儺式(ついなしき)から、元旦の朝の四方拝(しほうはい)まで、一続きに

行われるのは実に面白い。

大晦日の夜、たいへん暗い中に、松明をともして、夜半過ぎまで人の家の門を叩き、走

り廻って、何事だろうか、大声で騒ぎ立て、足が地につかないほど走り廻るが、明け方

には、やはり音もなくなってしまうのは、過ぎ去る年の名残も心細いことだ。

亡くなった人の霊魂が帰ってくる夜ということで魂を祭る行事は、このごろ都では行わ

れないが、東国には、いまだに行うことがあるというのは、情緒深いことだ。

こうして明け行く空の気色。昨日に変わったとはみえないけれど、打って変わって実に

清新な心地がするものだ。都大路のようすも、門松を家々に立てて華やかにうれしげ

なのこそ、趣深いものだ。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                             『徒然草』/兼好法師            (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (287)

【 原文・・・19/4 】


さて冬枯の気色こそ秋にはをさをさおとるまじけれ。汀(なぎさ)の草に紅葉の散りとどま

りて、霜いと白う置ける朝(あした)、遣水(やりみず/邸内に導き入れた細い水流。)より烟(けぶり/煙)

立つこそをかしけれ。年の暮れはてて、人ごとに急ぎあへる比(ころ)ぞ、又なくあはれな

る。すさまじきものにして見る人もなき月の、寒けく澄める廿日(はつか)あまりの空こそ、

心ぼそきものなれ。

御仏名(おぶつみょう/12月19日から3日間、清涼殿(せいりょうでん/平安時代・中期より、天皇の日常生活の居所)で、

諸仏の名を唱える行事。)・荷前(のさき/諸国から朝廷へ奉る貢ぎ物のうち、その年の最初の分を、12月中旬に、「荷前の

使ひ」 を派遣して、伊勢神宮をはじめ、諸方の神や天皇の陵墓に献進すること。)の使たつなどぞ、あはれにや

んごとなき。公事(くじ)どもしげく、春のいそぎにとりかさねて催しおこなはるさまぞいみ

じきや。追儺(ついな/12月晦日の夜、朝廷で行われる鬼やらいの儀式。)より四方拝(しほうはい/元旦の寅の

(午前4時)に清涼殿の庭で行われる儀式。天皇が北斗七星を拝して、天地四方の神々を拝する。第62代/村上天皇の時

代から、清涼殿東庭で行われた。 )につづくこそ面白けれ。つごもりの夜(よ)、いたう暗きに、松ど

もともして、夜半(よなか)過ぐるまで人の門(かど)たたき、走りありきて、何事にかあらん、

ことことしくののしりて、足を空に惑ふが、暁がたより、さすがに音なくなりぬるこそ、年

の名残(なごり)も心ぼそけれ。なき人の来る夜とて魂(たま)まつるわざは、この比(ごろ)

にはなきを、東(あずま)のかたには、なほする事にてありしこそあはれなりしか。

かくて明けゆく空の気色、昨日に変りたりとは見えねど、ひきかへめづらしき心地ぞす

る。大路(おおち)のさま、松立てわたしてはなやかにうれしげなるこそ、またあはれなれ。



  9月 18日

お休みします

  9月 17日

お休みします

  9月 16日

岡田健吉‏@zu5kokd1   wpe4F.jpg (12230 バイト)
       小倉百人一首・22番/文屋康秀   ★ 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ 

                                                               (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (286)

支折の言葉・・・19/12 


そうよね…」マチコが言った。「オーバー・ツーリズムの、大/喧騒社会だけど

そうした、詩心・俳句心は、大事にして行くべきよねえ。それには、俳句を作る事かしら、」

「そうですね…」響子が、微笑した。「マチコさんとは

この 《軽井沢基地 で、毎日毎日散歩をしながら、短歌俳句を作ったことがありますね。

またみんなで、俳句を作りに出かけましょうか?」

「うーん…」マチコが、うなづいた。「あの頃は、相当腕を上げたのよね…」

「それは…」支折が言った。「後で考えるとして、をまとめましょう…

野分(のわき)/防風・台風は、<兼好法師> も書いているように、古典では、色々に取り上

げられていますね。娯楽非常に少なかったわけですから、こうした大自然大イベントは、

良くも悪くも人々大きな感動をもたらしたわけですね、」

「はい…」響子が、コクリと、うなづいた。「そうですね。良くも悪くもですね…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1  wpe4F.jpg (12230 バイト)
                                         (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (285)

支折の言葉・・・19/11 


支折です

次は、七夕ですか…

そして、は飛ばして、秋の夜寒が感じられる季節ですね。次に、が渡り、萩の下葉が、

黄色に色づいて来るのですね。現代都会生活では、騒々しくて、渡り鳥もみませんよね。

大都会の空は、迂回して行くのでしょうか

ホホ

つまらないことを、考えてしまいました。それから、萩の下葉黄色に色づく頃とは、観察

鋭いですね。川面も、夏の光のサザメキから、秋空を映す深い川面に、季節が移って行くわ

けですね、」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                            吉田兼好/卜部兼好(うらべ・けんこう)    (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (284)

【 現代語訳・・・19/4 】 


七夕をまつるのは、とても優雅なことだ。だんだん夜が寒くなってくる季節に、雁が鳴い

て飛び渡ってくるころ、萩の下葉が黄色く色づく頃、早稲の田を刈り取って干しているの

など、趣深い事物は、秋ばかりに集中している。

また、野分の吹いた次の朝はとても情緒がある。

言い続ければ、みな源氏物語・枕草子などに語りつくされて今更というものだが、同じ

ことをまた今一度絶対に言わないと決めているわけでもない。筆にまかせて書くものの、

つまらない手すさびであり、すぐに破り捨てるべき物なので、人の見るようなものでもな

いのだ。 

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                             『徒然草』/兼好法師            (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (283)

【 原文・・・19/3 】


七夕(たなばた)まつるこそなまめかしけれ。やうやう夜寒(よさむ)になるほど、雁(かり)鳴きて

くるころ、萩の下葉(したば)色づくほど、早稲田(わさだ)刈り干すなど、とり集めたる事は秋

のみぞ多かる。又、野分(のわき/暴風。台風。)の朝(あした)こそをかしけれ。

言ひつづくれば、みな源氏物語・枕草子などにことふりにたれど、同じ事、又今さらに

言はじとにもあらず。おぼしき事言はぬは腹ふくるるわざなれば、筆にまかせつつ、あ

ぢきなきすさびにて、かつ破(や)り捨つべき物なれば、人の見るべきにもあらず。



  9月 15日

岡田健吉‏@zu5kokd1   wpe4F.jpg (12230 バイト)
                           水無月祓/夏越の祓(なごしの・はらえ)   (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (282)

支折の言葉・・・19/10 


あ、ともかく

本文<兼好法師> の、真意ですが

「 灌仏会(かんぶつえ/陰暦4月8日の釈迦誕生祭。)の比(ころ)、祭(/・・・葵祭(あおいまつり/正式には賀茂祭)

の比、若葉の、梢涼しげに茂りゆくほどこそ、世のあはれも、人の恋しさもまされ・・・」

 
と、は言うが、全くその通りだ、と共感/賛同しているわけですね。素直な、常識人の、

<兼好さん> 人柄が、偲ばれます。700年~800年前の人、ですよね。でも、今も、その

気持ちが、手に取るように伝わって来ます。

それから

5月端午の節句や、6月水無月祓(みなづき・ばらい)/夏越の祓(なごしの・はらえ)も、いいと、

を走らせています。

うーん

書いていて、楽しかったでしょうね。それが、700年後人々にも、読まれているわけですか

あ、そうそう


  <あやしき家に夕顔の白く見えて・・・>


は、源氏物語/・・・第四帖/夕顔の冒頭・・・ を、想起させますよね。

<兼好法師>

もちろん、教養人ですから、源氏物語 は、通読しているわけですよね。平安王朝・最盛期

の、女流文学というのは、当時は、珠玉のような、名作だったのでしょうね

 

岡田健吉‏@zu5kokd1    wpe4F.jpg (12230 バイト)
               灌仏会(かんぶつえ/・・・陰暦4月8日 お釈迦様の誕生祭。)/花まつり   (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (281)

支折の言葉・・・19/9 


「支折です…

ふーん

<灌仏会(かんぶつえ)/・・・花まつり> ですかあ。

お釈迦様誕生日ですね。かつては、四季折々重要な行事の1つだった様ですね。もち

ろん、現代でも、行われています。でも、若者が、故郷を離れて、都会一人暮らしを始める

と、急速希薄になって来た様ですね。

やがて

<灌仏会> という言葉も、お釈迦様誕生日という概念も、社会から忘れられて来ました。

実際に、私も、子供の頃に聞いた記憶がありますが、日常会話の中には、全く出てきません。

今回徒然草考察で、久しぶりに思い出しました。

ええ

“いずれ・・・信仰心が湧いて来ることを、期待しているボス(/岡田)・・・ も、そうした知識は、

無かった様子ですねえ。

<禅宗> や、<原始仏教> を学んでいても、庶民信仰心から湧いて来る、慣習/灌仏

は、縁遠かった様子です。

まさに

“求めている・・・信仰心を・・・失念しているかのような・・・禅修行・・・ だったと、ボス(/岡田)

は、言っています。結局、それは、<御仏による救済/・・・極楽浄土・・・> を、求めたコト

が、無かったという、事でしょうか? 理論的考察は、別にして

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                            吉田兼好/卜部兼好(うらべ・けんこう)    (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (280)

【 現代語訳・・・19/2 】 


「四月の灌仏会のころ、葵祭のころ、若葉の梢が涼しげに茂っていく頃こそ、世のあは

れも、人恋しさも高まるものだ」

と、ある人がおっしゃっていたが、まったくその通りだ。

五月、屋根にあやめを葺く端午の節句、六月の早苗を取って田植えするころ、水鶏(くい

な)のたたく声など、心細くないことがあろうか。みすぼらしい家に夕顔の花が白く見え

て、蚊遣火をいぶしているのも趣深い。六月の夏越の祓も味わいがある。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                             『徒然草』/兼好法師            (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (279)

【 原文・・・19/2 】


「 灌仏会(かんぶつえ/陰暦4月8日の釈迦誕生祭。)の比(ころ)、祭(/・・・葵祭(あおいまつり/正式には賀茂祭)

の比、若葉の、梢涼しげに茂りゆくほどこそ、世のあはれも、人の恋しさもまされ 」

と人のおほせられしこそ、げにさるものなれ。五月、あやめふく比、早苗とるころ、水鶏

(くいな)のたたくなど、心ぼそからぬかは。六月(みなづき)の比、あやしき家に夕顔の白く見

えて、蚊遣火(かやりび)ふすぶるもあはれなり。六月祓(みなづきばらえ)又をかし。


  9月 14日

お休みします

  9月 13日

岡田健吉‏@zu5kokd1    
                                酸っぱい、山ブドウ            山栗     (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (278)

支折の言葉・・・19/8 


うーむ

アケビが、最大の、ご馳走だったでしょうか

はは今でも、鬱蒼(うっそう)とした下藪を見ると、気持ちがドキドキし、季節外れでも、中をの

ぞいてみたりします。山のお宝を見つけた時の気持ちが、忘れられないわけですねえ。中に

は、巨大なアケビもありましたから。

それから

山ブドウや、栗拾いもしましたが、キノコ採りは、あまりやりませんでした。キノコは、もっと深

い山に入らないと、採れません。もっとも、時々、キノコも見かけましたが、キノコは放って置

ました。春の山菜と同じで、直接は食べられないですから、」

「で…」マチコが言った。「結論は、どっちなのかしら?」

「まあ…」津田が、を傾げた。「秋の方ですね。豊穣の秋です、」

「はい…」支折が、コクリと、うなづいた。「<兼好さん> の、旗色はよくないようですね、」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1
                               山桜の小粒な実             アケビ     (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (277)

支折の言葉・・・19/7 


そして

梅雨季節になると

山桜小粒な実/サクランボ熟れ黒くなり、それから桑の実/マルベリー黒くなっ

て、よく跋渉(ばっしょう/山野を越え、川をわたり、各地を歩き回ること。)し、食べ歩きました。

やはり、よりは、山の幸豊富でしたねえ。谷川に沿った、学校へ通う山道で、下藪/薮

をのぞくと、大きな薄紫アケビが、パックリフタを開けて、隠れていたりします。小鳥

小動物に、先に見つけられると、中身食べられてしまいます。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1   
                                  根曲がり竹の、タケノコ        鉈(なた)  (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (276)

支折の言葉・・・19/6 


それから、
根曲竹竹藪に入ると、タケノコが取れました。

タケノコ御馳走でしたね。小学校では、タケノコ狩り行事があり、男子父親

(なた/樹木の枝下ろしなどに用いる刃物。)につけ、をもって、山で1日過ごしました。タケノコ

山菜味噌汁を作るのがメインでした。

それから、少しすると

アケビツルを取る、子供小遣い稼ぎがありましたの中に生える、アケビ真っすぐ

な若芽を採って集めると、多少のお金になりました。何に使うのかは、興味はありませんでし

が、今思えば、アケビヅルは、カゴなどを作り、は丈夫なヒモになったのでしょうか。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1
                                 コゴミ          少し大きくなった、ワラビ   (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (275)

支折の言葉・・・19/5 


「うーむ…」津田が、椅子を反らした。「さて

嬉しい質問ですが、どうですかねえ

私も、ボス(/岡田)と同じく、奥深い山村の育ちですがそれでは少年時代春の恵みと、

秋の恵み比較してみましょうか。

やはり、山菜ですねえ。水田土手に生えていた、ニラアサヅキ川の近くに生えていた、

イラボ(/トゲが、びっしりとあり、深山刺草(ミヤマイラクサ)、東北地方では・・・アイコ、)ヨシナ。林の中には、

タラの芽ワラビゼンマイコゴミ


  9月 12日

岡田健吉‏@zu5kokd1
 京都/山科の栗栖野・・・征夷大将軍/坂上田村麻呂の墓があり、<平安京の守護神> とされた。 (ネットより画像借用)

                                    絵図の下の方の・・・真ん中の左の小丘が・・・坂上田村麻呂の墓。

《 支折の・・・徒然草/2 》 (274)

支折の言葉・・・19/4 

 

高杉・塾長は、さあ…」マチコが言った。「“11月が、好きだ・・・” と、言っていたわねえ

<兼好さん> が、京都/山科の、来栖野くるすのをした季節かしら。農家が、取り入

れ/農作業が、すっかり終わっ季節よね、」

「ええと…」支折が、モニターを投げた。「第十一段/来栖野といふ所を過ぎて・・・

の、季節ですね…

うーんそれも、落ち着いたいい季節ですね。紅葉も、美しいですし

津田・編集長はどうかしら?」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1   
                        秋の風物  栗駒山/・・・山頂部は宮城県と岩手県の境界。   (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (273)

支折の言葉・・・19/3 

 

<兼好法師> は、確かにそれもそうだ


  <今一きは心もうきたつものは・・・>


…と言い、それは
“春の風物” だと、を走らせています。うーんそうなのでしょうか…?

ともかく…その理由も、述べています…

“鳥の声”“のどかな・・・日の光”“垣根の下から・・・萌え出て来る、草の芽・・・”、やがて、

“カスミが立ち込め・・・花なども・・・色づいて来る・・・” のが、(おもむき)深いわけですかあ…

響子さんは、どちら派ですか?」

「私は…」響子が言った。「やはり…秋の方好きですわ…

“豊穣の・・・実りの秋・・・” というより…

“それを過ぎた・・・心静まる秋…” が、好きです。“秋の・・・深い青空・・・コトを成就した山々

の・・・紅葉のたたずまい・・・” が、好きです」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                                               吉田兼好         (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (272)

支折の言葉・・・19/2 


  <もののあはれは秋こそまされ・・・>


と、誰もが言うが、というのを、少し詳しく説明すると


  ★ 春はただ 花のひとへに 咲くばかり もののあはれは 秋ぞまされる

            (拾遺集(= 拾遺和歌集・・・しゅうい・わかしゅう/・・・『古今和歌集』 『後撰和歌集』 に次ぐ、

                            3番目の勅撰和歌集。いわゆる 三代集 の最後に当たります。第66代/一条天皇の代

                  で、清少納言や、紫式部、御堂関白/道長のいた時代てす。) ・・・ 雑下・ 読人しらず)


…のを、踏んでいるわけです。

しかし

一理ることを認めながら、私はこう思うと、<兼好法師> は、を走らせているわけ

です。その思いが、数百年の時空を超え、今なお、私達の心に、響いて来ます。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1
                                               吉田兼好         (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (271)

支折の言葉・・・19/1 


「支折です…

今回は、素直に、徒然草 考察します。

うーん

<第十九段> は、<兼好法師> も走っていて、文章長いようですね。楽しみです。

さて


  <折節(おりふし/きせつ)のうつりかはるこそ、ものごとにあはれなれ・・・>


ですかあ。

確かに、季節の移り変わりは、現代(せわ)しい生活の中でも、ものの哀れ(/折に触れ、目に

見、耳に聞くものごとに、触発されて生ずる・・・しみじみとした情趣や、無常観的な哀愁。苦悩にみちた、平安王朝女性の心か

ら生まれた、生活理想であり、美的理念であるとされています。日本文化においての美意識、価値観に影響を与えた思想。)

を、感じさせますね。

コンクリート・ジャングル大都会でも、公園樹木若葉が芽吹いたり、事務所窓辺に、

チューリップの鉢が置かれたりします。それが、ホッと、私達の心を和ませてくれます。


  9月 11日

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                            吉田兼好/卜部兼好(うらべ・けんこう)    (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (270)

【 現代語訳・・・19/1 】 


季節の移り変わりこそ、何事につけても味わい深いものである。

「もののあはれは秋がまさっている」

と誰もが言うようだが、それも一理あるが、今ひときわ心浮き立つものは、春の風物で

こそあるだろう。鳥の声なども格別に春めいて、のどかな日の光の中、垣根の草が萌

え出す頃から、次第に春が深くなってきて霞がそこらじゅうに立ち込めて、花もだんだ

ん色づいてくる、そんな折も折、雨風がうち続いて、心はせわしなく思ううちに散り過ぎ

てしまう。

青葉になり行くまで、何かにつけてひたすら人の心を悩ませる。花橘は昔を思い出させ

るよすがとして有名だが、それでもやはり梅の匂いにこそ、昔のことも今が昔に立ち返

って恋しく思い出される。山吹が清らかに咲いているのも、藤の花房がおぼろにかすん

でいる様も、すべて、思い捨てがたいことが多い。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                             『徒然草』/兼好法師            (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (269)

第十九段 折節のうつりかはるこそ・・・>

【 原文・・・19/1 】


折節(おりふし/きせつ)のうつりかはるこそ、ものごとにあはれなれ。

「もののあはれは秋こそまされ」

と人ごとにいふめれど、それもさるものにて、今一きは心もうきたつものは、春の気色

にこそあめれ。鳥の声などもことの外に春めきて、のどやかなる日影に、墻根(かきね/

垣根・・・屋敷や庭などの区画として設ける囲い。)の草萌えいづるころより、やや春ふかく霞みわたり

て、花もやうやう気色だつほどこそあれ、折しも雨風うちつづきて、心あわたたしく散り

過ぎぬ。

青葉になり行くまで、よろづにただ心をのみぞ悩ます。花橘(はな・たちばな/橘の花)は名にこ

そ負へれ、なほ梅の匂ひにぞ、いにしへの事も立ちかへり恋しう思ひ出でらるる。山吹

のきよげに、藤のおぼつかなきさましたる、すべて、思ひ捨てがたきこと多し。


  9月 10日

お休みします

  9月 9日

岡田吉‏@zu5kokd1
  安倍前首相の 虚偽答弁 は118回。 桜を見る会前夜祭巡り・・・衆参両院で、立民が、衆院調査局に調査依頼し判明。

+  それを、背後の閣僚たちも、聞いている茶番劇・・・ そして、ついに、国会が機能不全に・・・       (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (268)

支折の言葉・・・18/4 


また…

日本においても安保理・常任理事国ロシア中国ほどの、影響力はありませんが

いわゆる

★ 安倍政治が・・・覇道政治・・・を追及・・・していた、わけですね。

 <銃撃テロに倒れ・・・国葬/1周忌・・・> を、終えた

<安倍・元総理の・・・いわゆる安倍政治/・・・戦前への回帰・・・民意を無視した覇道

政治 は、今なお〔日本国憲法/・・・平和憲法を、震撼 ・・・〕 させて…

日本国体大混乱陥れています。

一体、こういう

<覇道政治・・・リーダー達・・・>

<地球温暖化という・・・巨大危機・・・> の、さし迫る世界で…

<世界の生活者・・・世界市民・・・> の、立場/スタンスから、<賢き人/・・・世界的リ

ーダー ・・・> と、呼べるのでしょうか? 逆に、<非難・警告されるべき・・・対象・・・>

なの、ではないでしょうか?」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1
 習近平独裁の完成 と敗者達の異様な沈黙。胡錦濤・前国家主席が、閉幕式会場から連れ出された。 (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (267)

支折の言葉・・・18/3 


ええ…」響子が、続けた。「それから

★ 中国/・・・習近平主席・・・ も、プーチン大統領と、同様に…

<覇道(はどう/儒教で・・・ <徳治主義による・・・王道 に対し、武力・権謀をもって行なう、支配・統治の仕方。ちなみ

に、<安倍政治> も、日本の戦後民主主義の中に、権謀術数による謀略支配を持ち込み、覇道政治 を進めました。いわ

ゆる、<安倍政治の・・・違和感/・・・民意無視、謀略政治・・・> です。) を、追及しているわけですが

中国人民にとって

そして21世紀国際社会にとって

<中国共産党・トップの・・・覇道政治は・・・賢き人/賢者・・・ なのか、というコトです

<世界の・・・大混乱の元凶・・・> に、なっていないか、というコトですわ。

そうで、あるなら…

マチコさんの言う様に…

<世界の生活者・・・世界市民 が、もっと、<強く・・・警告 する、べきですわ。

<安保理が・・・瓦解・・・> している以上、<世界の生活者・・・世界市民 が、結束し、

声を上げて行くしか、無いのかも知れません。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1    
                        インド/モディ首相・・・グローバルサウスの盟主として、台頭。  (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (266)

支折の言葉・・・18/2 


うん!」マチコが、強くうなづいた。「<世界の生活者・・・世界市民・・・> が、さあ…もっ

と大声非難するべきよね。

<隣国に・・・あからさまに、武力侵攻する・・・絶対悪・・・ に対して、<国際社会

の、ニューパワー ・・・生活者/世界市民・・・> が、もっと、<強く・・・警告 するべ

きよねえ。こんなコトをやっていたら、国際秩序が、メチャメチャになってしまうわけだし、」

「うーん…」響子が、腕組をした。「その通りですわ…

<ロシアへの・・・経済制裁>

<国際正義・・・の立場/スタンス・・・> を取って、、インドと、中国は、賛同するべきでし

た。そして、そうしなかったコトが、国連体制の・・・大瓦解・・・> を、招きました。

まず

<国連の・・・安保理/・・・安全保障理事会(/第2次世界大戦の、戦勝5カ国・・・アメリカ・イギリス・フラ

ンス・ロシア・中国による、国際紛争の解決機関。同時に、核兵器保有国。)

その一角を占める、ロシア狼藉(ろうぜき/無法な態度や行為をすること。)で、機能不全に陥りまし

た。<国連体制> の下では、本来、あり得ないコト、でした。

そして、次に

この、<明確な・・・絶対悪 を、前にして

インド中国は、自国利益優先して、国際社会の、<絶対・・・正義 を、“下に・・・

置いてしまった” わけですわ。これで、国際社会における絶対正義は、消えてしまいました。

非常残念ですわ、」

「うーん…」マチコも、腕組みをした。「そうよね!

 

岡田健吉‏@zu5kokd1   
                        世界を・・・そして、ロシア国民を翻弄する・・・プーチン大統領   (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (265)

支折の言葉・・・18/1 


「支折です…

うーん…

<第十八段> は、人生訓(じんせいくん/・・・人生における、教訓や戒めとなる、短い言葉)の様ですね。

<・・・昔より賢き人の富めるは稀(まれ)なり・・・> ですかあ

これは…

<賢き人> という、立ち位置/スタンスが、問題ですよね。<兼好法師> は、仏教的

教養でいう、賢者 を、指しているわけですね。

日本人にとっては、スンナリと受け入れられる概念ですね。特に、私達のように、多少でも、

<仏教> に、関わっている人間には、」

「そうですね…」響子が、うなづいた。「問題は、現実社会だと思います

は、少々ねじれて、しまいますが

★ ロシア/・・・プーチン大統領・・・ は、ロシア国家を率いる、<賢き人/賢者> 

なのか、という事ですわ。

ロシアの、歴史に刻まれる、巨大な・・・愚者 と、もっと世界中が、<強く警告

するべき、ではないでしょうか?

プーチン大統領を、忖度(そんたく/他人の心中やその考えなどを推しはかること。また、おしはかって相手に配慮す

ること。)するのは、間違っていますわ!<キチンと・・・悪いコトだ!!  と、叫ぶべき、です

わ、」



 9月 8日

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                            吉田兼好/卜部兼好(うらべ・けんこう)    (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (264)

【 現代語訳・・・18/2 】 


その後は、また以前のように手に水をすくって飲むのだった。どれほどか心のうちが

清々(すがすが)しかったろう。

孫晨
(そんしんは冬の間夜具がなくて、藁(わら)が一束(ひとつか)だけあったのを、日暮れにな

るとこれに寝て、朝になると片づけた。

中国の人は、これを立派と思えばこそ、書きとどめて世に伝えたのだろう。日本では、

語り伝えられもしないだろう。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                            吉田兼好/卜部兼好(うらべ・けんこう)    (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (263)

【 現代語訳・・・18/1 】 


人はわが身をつつましく質素にして、奢りを退け財産を持たず、利益をむさぼらないの

が、立派である。古来、賢い人が裕福であることは希である。

中国に許由といった人は、少しも身についた貯えもなく、水をも手ですくって飲んでいる

のを見て、瓢箪(ひょうたん)というものを人が与えたところ、ある時、木の枝にかけていた

が、風に吹かれて音がするのを、うるさいと言って捨てた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                             『徒然草』/兼好法師            (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (262)

【 原文・・・18/2 】


また手にむすびてぞ水も飲みける。いかばかり心のうち涼しかりけん。孫晨
(そんしん)

冬月(ふゆのつき)に衾(ふすま)なくて、藁一束(わらひとつか)ありけるを、夕(ゆうべ)には是に臥(ふ)

し、朝(あした)には収めけり。

もろこしの人は、これをいみじと思へばこそ、記しとどめて世にも伝へけめ、これらの人

(/唐土の人に対して、我が国の人)は、語りも伝ふべからず。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                             『徒然草』/兼好法師            (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (261)

第十八段 人はおのれをつづまやかにし・・・>

【 原文・・・18/1 】


人はおのれをつづまやかにし、奢(おご)りを退けて財(たから)を持たず、世をむさぼらざら

んぞ、いみじかるべき。昔より、賢き人の富めるは稀(まれ)なり。

唐土
(もろこし)に許由(きょゆう)と言ひつる人は、さらに身にしたがへる貯(たくわ)へもなくて、

水をも手にして捧げて飲みけるを見て、なりびさこ(/生り瓢。ひょうたん。)といふ物を人の得

させたりければ、ある時、木の枝にかけたりけるが、風に吹かれて鳴りけるを、かしか

まし(/やかましい)とて捨てつ。


 9月 7日

お休みします

 9月  6日

岡田健吉‏@zu5kokd1  
                           吉田兼好  『前賢故実』/ 菊池容斎・画/明治時代  (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (260)

支折の言葉・・・17/6】 


「うーん…」支折が、スクリーンボード編集している、マチコの方を眺めた。「孫弟子の、

も、運命共同体ですよね。“ある意味で・・・楽しい・・・運命共同体・・・ ですが、」

「そうですね…」響子が、笑って、うなづいた。

「さて…」津田・編集長が、自分モニターから、を上げた。「次は、<第十八段> になる

のかな…」

「あ、はい…」支折が、うなづいた。「そうですね…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 
                                                           (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (259)

支折の言葉・・・17/5】 


そこは…

まるで、<無神論(/神の存在を否定する、哲学上、宗教上の立場。)世界の様だ、と言っていまし

た。

特に…

ボスは、全く独学でしたから…

<禅寺> に、通ったわけでもなく、<親しく・・・仏像に接したコト・・・> も、無かった様で

すね。唯一近くで見たのは、上野/東京菊物館展示ぐらいだった、と言っています。こん

な事情で、宗教心が、湧いて来なかった、のでしょうか…?…」

「ふーん…」支折が、アゴを当てた。「それで、これから、どうなって、行くのかしら?」

「ホホ…」響子が、を傾げた。「高杉・塾長によると…

“成るように・・・成る” と、言っているそうです。ボスに、薫陶(くんとう/<香をたいて、薫りを染み込ませ、

土をこねて、形を整えながら、陶器を作り上げる意> から・・・徳の力で、人を感化し、教育すること。)を、受けている、塾

長も、“気にしていない・・・様子” ですわ。その先に、“何が・・・あるのか・・・” など。

ただ…

最初に言ったように…

“その内に・・・信仰心が、湧いて来るものと・・・期待していた・・・” わけですわ。決して、無神

論者というわけでは、ない様です」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1  
                                    お釈迦様                      (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (258)

支折の言葉・・・17/4】 


そして…

<原始仏教(= 初期仏教根本仏教・・・釈迦の生存時代を含む、初期の仏教形態。

釈迦が、インド北部ガンジス川中流域の、ブッダガヤ(/菩提樹下の成道の地)で悟りを開き、サールナート(/鹿野苑(ろくや

おん)で、初転法輪(しょてん・ほうりん/・・・初説法。鹿野苑で、釈尊が仏陀として、最初に説教した根本教説。「四諦八正道

」 をいい、仏教の網格と言われるもの。 )を、行ったことが、起源とされます。

この時、五比丘(ごびく/5人の修行仲間)に説かれた教えが、中道・八正道・四諦・三転十二行相であったとされます。

五比丘/・・・コンダンニャワッパバッディヤマハーナーマンアッサジ、の6人が、阿羅漢(あらかん)となり、

創設された初期仏教教団は、シュラーヴァスティーのジェータヴァーナー寺院(/祇園精舎(ぎおん・しょうじゃ)を、教団本

部とし、インド各地で布教活動を行いました。これらの、釈迦の生涯において重要な地を、八大聖地と呼びます。 や…

<禅宗(/南インド出身で、中国に渡った菩提達磨(ボダイ・ダルマ)を祖とし、坐禅(/座禅)を基本的な修行形態とします。

坐禅そのものは、古くから仏教の基本的実践の重要な徳目です。坐禅を中心に行う仏教集団が、 禅宗 と呼称され始めたのは、

中国/唐時代・末期からです。)を、学んで来たわけですが…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1  
                                      浄土宗と、浄土真宗の・・・法然と、親鸞  (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (257)

支折の言葉・・・17/3】 


ええ…

ボスは、こう言っていました。

これまで、<南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ/・・・阿弥陀仏に、帰依する意。浄土宗・浄土真宗で、阿弥陀仏の救

済を願って唱える語。六字の名号。) と、唱(とな)え…

<御仏(みほとけ) に、御すがりする様な慣習が、無かったのだと。

寺院仏閣には敬意を払い、磨崖仏(まがいぶつ/石仏の一種で、自然の岩壁や露岩、あるいは転石に、造立さ

れた仏像。)や、路傍石仏にも、一応、礼意(れいい/敬礼の意志。礼をつくしへりくだる気持。敬意。)を、尽く

して来たそうです。


 9月  5日

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (256)

支折の言葉・・・17/2 


「そうですね…」支折が、静かに、うなづいた。「確かに…

世の中に、信者大勢いますよね。仏教ばかりでなく、様々な宗教がありますし、熱狂的

信者もいますわ、」

ボスは…」響子が言った。「<禅> を、独学し…

正法眼蔵(しょうぼうげんぞう) を読み、無門関(むもんかん) を読み、<原始仏教> を学んだ、

と言いますが…

<お釈迦様(/・・・釈迦族の王子・ゴータマ・シッダールタ)が…

王子身分生活を捨て、最下層不可触民(ふかしょくみん/・・・インドの、バラモン教社会における被差

別民)ボロを身にまとい、死を覚悟求道生活を始めたような、そんな、根本原理起因

る、壮大な苦悩があったわけでは、ないのですわ。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1     wpe4F.jpg (12230 バイト)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (255)

支折の言葉・・・17/1 


「ええ、支折です…

うーん…

山寺にこもって、<御仏(みほとけ/仏を敬っていう語。)に、お仕えするのですかあ…

(うらや)ましいですね。私達には、無い感覚です。これは、もちろん、<兼好法師は・・・僧

侶> であり、御仏深く帰依(きえ/神仏や高僧を深く信仰し、その教えに従い、その威徳を仰ぐこと。)している

からですね、」

ボス(/岡田)が…」響子が言った。「<いづれ、自分にも・・・信仰心が湧いて来るものと、

期待している・・・> と、言っていましたが…

<御仏に、帰依し・・・信仰する・・・> という事は、それほど難しい事なのでしょうか?」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                            吉田兼好/卜部兼好(うらべ・けんこう)    (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (254)

【 現代語訳・・・17/1 】 


山寺に籠
(こも)って、仏にお仕えすることは、退屈(たいくつ)もせず、心の濁りも清まる心

地がする。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1 wpe4F.jpg (12230 バイト)
                             『徒然草』/兼好法師            (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (253)

第十七段 山寺にかきこもりて・・・>


【 原文・・・17/1 】


山寺にかきこもりて、仏につかうまつるこそ、つれづれもなく、心の濁りも清まる心地す

れ。


 9月  4日

岡田健吉‏@zu5kokd1     
                                     琵琶(びわ)  (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (252)

支折の言葉・・・16/28 


ええと…

怪談/・・・耳なし芳一(みみなし・ほういち) に、ついては、短編小説をご覧ください。ここでは、

私の言葉で、簡単説明します。




    <耳なし芳一/・・・響子の要約・・・>
 


   
                                    赤間神宮/芳一堂              (ネットより画像借用)  


まず…

赤間関(あかまがせき/・・・現在の、山口県/下関市赤間町付近。源平合戦の、最後の戦いの海/壇ノ浦があります。)

にある、阿弥陀寺(/現在の赤間神宮・・・境内には、源平合戦の折、壇の浦で滅亡した、平家一族の墓がある。)に、

芳一という琵琶法師(/平安時代から見られた・・・琵琶を街中で弾く、盲目の僧。)が、住んでいたわけです

ね。

盲目芳一は…

平家物語 の、弾き語り得意で、特に、壇ノ浦の段は、“鬼神も涙を流す”  と言わ

れるほどの、名手であった、と言います。

ある夜…

住職留守の時に、突然、どこからともなく、1人武者が現われます。芳一は、その武者

に請われて、 “高貴なお方の・・・御殿・・・” に、琵琶を弾きに行きます。盲目芳一には、

分よく分かりませんでしたが、そこには、多くの貴人がいる様子でした。

<壇ノ浦合戦の・・・くだり・・・> を…

所望(しょもう/望むこと。注文。)されて、芳一琵琶を弾き始めると、熱心に、聴き入り

芸の巧みさを、誉めそやします。しかし、語りが、佳境になるにつれて、声を上げて

すすり泣き出し激しく感動している様子でした。

芳一は…

自分の演奏への、反響の大きさに驚きました。そして、芳一は、七日七晩演奏を頼まれま

す。住職は、の見えない芳一が、無断毎夜一人で出かけ明け方に帰ってくる

に気付き、不審に思いました。そこで、寺男たちに、後をつけさせました。

 

   
第81代/安徳天皇・・・数え年3歳       安徳天皇入水の模様            壇ノ浦の戦いを描いたレリーフ

(レリーフは、門司港めかり第二展望台・・・安徳天皇の母、平徳子が海に飛び込んだ所を、源氏の武者が捕らえようとしている。)


すると…

大雨の中で、芳一は、たった一人で、誰もいない平家一門墓地の中に、いました。そして、

平家推戴(すいたい/団体などの長として、その人を迎えること。 )していた安徳天皇(あんとく・てんのう/第81

代天皇。数え年3歳(満1歳2カ月)で践祚(せんそ)し、4月22日に即位。幼帝の政治の補佐は、外祖父たる <平清盛>

取り仕切りました。)墓前で、恐ろしいほどの無数の鬼火に囲まれて、琵琶弾き語って、いまし

た。

驚愕(ぎょうがく)した寺男達は…

強引に、芳一を連れて帰ります。事情を聞かされ、住職に問い詰められた芳一は、コトの次

を打ち明けました。芳一が、貴人と思っていたのは、近頃頻繁に出没しているという、“平

家一門の・・・邪悪な怨霊・・・” でした。

住職は…

怨霊たちが、邪魔をされたことで、今や芳一琵琶聴くことだけでは満足せず、このまま

では、芳一平家怨霊に、殺されてしまう、と案じます。自分が、そばにいれば、芳一

ってやる事が出来ます。でも、あいにく今夜法事(ほうじ/ 法事は、亡くなった人の冥福を祈るために行

う仏教の儀式。読経などを行う 「法要」 と、その後に行われる会食である 「お斎(おとき) を含めて 「法事」 と呼びます。)

あり、芳一のそばに、付いていてやることができません。

寺男小僧では…

怨霊太刀打ちできないし、芳一法事の席に連れて行けば、怨霊をもその席に連れて行

ってしまうかも知れず、檀家(だんか)に、迷惑をかけかねない。

そこで住職は…

怨霊は・・・お経が書かれている体の部分は・・・透明に映って・・・視認できない・・・” と、い

コトを知っていたので、怨霊芳一認識できないように、寺の小僧と共に、芳一の全身

に、般若心経写経しました。

ただ、この時…

(/耳朶(みみたぶ)に、写経し忘れたコトに気が付きませんでした。また、芳一に、怨霊が何

をしても、絶対無視して、音を立てず動かないようにと、(かた)、言い含めました。

そして、その夜…

芳一が、一人で座っていると、いつものように、武者芳一を迎えに来ました。でも、経文

書かれた芳一の体は、怨霊である武者には見えませんでした。呼ばれても、芳一返事

しないでいると、怨霊当惑しました。

“返事がない・・・

琵琶があるが・・・芳一はおらん。これはいかん・・・どこにいるのか・・・見てやらねば・・・”

…と、独り言を漏らします。怨霊は、芳一姿を探し回ったあげく、写経し忘れた耳朶(みみた

ぶ)を、暗闇の中に、見つけ出します。

そして…

“よかろう・・・

返事をする口がないのだ。両耳のほか、琵琶師の体は、何も残っておらん・・・

ならば・・・

できる限り、上様の仰せられたとおりにした証として、この耳を、持ち帰るほかあるまい。”

…と、怨霊はつぶやき、怪力でもって、芳一から耳朶をもぎ取りました。

それでも…

芳一は、身動き一つせず声も出しませんでした。そして、怨霊はそのまま、立ち去って行き

ました。 明け方帰ってきた住職は、両耳を、引き千切られて、血だらけになって、意識

無くしている芳一様子に、驚きました。

それから…

昨夜一部始終を聞いた後、芳一全身般若心経を書き写いた際に、納所(なっしょ/寺の

会計や庶務を取り扱う下級の僧。納所坊主(なっしょ・ぼうず)が、経文耳朶(みみたぶ)には、書き漏らして

まったコトに、気付きました。住職は、見落としてしまった、自らの非を、芳一に、詫びました。

その後…

芳一の前に、平家怨霊2度と現れず、また、良い医師の手によって芳一耳の傷もほ

どなくして(い)ました。この不思議出来事は、世間に広まり、彼は、”耳なし芳一” と、

呼ばれるように、なりました。

やがて…

芳一は、琵琶腕前評判になり、その後は、何不自由なく暮らした、という事です。


…ええ、以上です…」

「はい…」支折が、丁寧(ていねい)に、を下げた。「有難うございます…」


 9月  3日

お休みします

 9月  2日

岡田健吉‏@zu5kokd1    
                              琵琶(びわ) /耳なし芳一      (ネットより画像借用)

《 支折の・・・徒然草/2 》 (252)

支折の言葉・・・16/28 

 

そして、<琵琶法師>といえば、<小泉八雲(こいずみ・やくも/ラフカディオ・ハーン= パトリック・ラフカ

ディオ・ハー (Patrick Lafcadio Hearn)/明治29年に、日本国籍を取得し、小泉八雲 と名乗る。)

怪談/・・・耳なし芳一(みみなし・ほういち) ですね。

 

 ギリシャ生まれの・・・新聞記者(/探訪記者)、紀行文作家、随筆家、小説家、日本研究家、英文学者。

                            明治29年に、日本国籍を取得し、小泉八雲 と名乗る。


<盲目の・・・琵琶法師/・・・芳一>
が…

をなくして、“耳なし芳一 に、なるわけですね。そのを無くした理由が、怪談になるわけ

です。昔、読んだコトがありますが、もう、すっかり忘れてしまいました、」

「あ…」響子が、笑って言った。「私は、覚えています…

学生時代に、英語学習で、辞書を引きながら読みました。“耳なし芳一コトは覚えてい

るのですが、英語の方は、何処かへ、飛んで行ってしまいました、」

「ホホ…」支折が、楽しそうに笑った。「それじゃあ…

怪談・・・/耳なし芳一 の、説明の方は、響子さんにお願いします、」 

「はい…」響子が、うなづいた。「ええと…

少し、資料参考にします…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1                         (ネットより画像借用)     <楽琵琶> <平家琵琶> <薩摩琵琶> <筑前琵琶・四弦> <筑前琵琶・五弦>

《 支折の・・・徒然草/2 》 (251)

支折の言葉・・・16/27 


画像では

<楽琵琶(がくびわ/雅楽(ががく)に、用いられる琵琶。)

平家琵琶(へいけ ・びわ/平曲 (へいきょく・・・『平家物語』 を、琵琶の伴奏で語る音楽種目の名称。) に、用いられ

る琵琶。形は雅楽の琵琶と同じですが、小型のものが多い様です。四弦五柱(じ)で膝の上に抱え、撥(ばち)で奏します。)

薩摩琵琶(さつま・びわ・・・盲僧琵琶(/盲人の琵琶法師)の系譜をひく、語りもの音楽の1ジャンル。

日本中世に生まれた盲僧琵琶は・・・

九州地方の薩摩国(鹿児島県)や、筑前国(福岡県)を中心に伝えられましたが、室町時代に薩摩盲僧から <薩摩琵琶>  と