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2023年 10月
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〔人間の巣/未来型都市/千年都市〕/〔極楽浄土インフラ〕 の・・・世界展開/ポスト民主主義社会の器!
★ 日本の社会インフラの再構築・・・ 激烈化する気候変動/豪雨・豪雪・熱波・寒波・ 地震・火山災害から・・・国民を完全防御! ★ 対核シェルター以上の・・・ 戦争ゴッコへの対応! 感染症パンデミックへの対応!万能型・防御力/地球近傍天体の衝突への対応! ★ 気候変動への長期的対応・・・世界中で可能な・・・ 脱・冷暖房社会! 脱・車社会への対応! 人口爆発への対応! コンパクト・分化・多様性・・・ スローフード・スローライフ社会への・・・回帰!
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10月 31日 |
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10月 30日 |
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10月 29日 |
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10月 28日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (48) 【 2/TPAにおける・・・ 中性子星/電波パルスとは? 】 (8)
想定される、<到着時刻の変動幅は・・・1/100万秒 = 1マイクロ秒・・・を、切る、ほ ど・・・> 微小なモノ、なのです。 そして… <★ 2つ目の、理由は・・・ミリ秒パルサーは・・・時計としての、安定性が高い・・・> と、 いうコトだ、そうです。 <パルサーは・・・原子時計にたとえられるほど・・・精密に時を刻むもの・・・> だ、そう です。しかし、それでも、長期的には、少しづつ自転が遅くなるといいます。そして、パルサ ーと地球との間の直線距離が、伸びなくても、パルスの時間間隔は、少しづつ長くなります。 まあ… こうした効果も、キチンと考慮して、解析を進めないと、パルスの到着時刻の遅れを、<非 常に・・・長周期の重力波による影響と・・・誤認・・・> してしまう、可能性も、あるという、 コトです。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (47) 【 2/TPAにおける・・・ 中性子星/電波パルスとは? 】 (7)
ト> で、使う理由は、2つです…」 「うん…」マチコも、焼芋を食べながら、うなづいた。 「まず…」高杉が、スクリーンボードを見た。「ええと… <★ 1つ目の、理由は、・・・ミリ秒パルサーは・・・自転周期が、短いコト・・・> です… 中性子星/パルサーは… 時刻信号を、パルス状の電波として発する、時計と考えると… 1秒間隔で時を刻む時計より、0.001秒間隔で時を刻む時計の方が、観測データポイント が、ケタ違いに、多くなる…と、いうコトですねえ。 つまり… 結果的に、その方が… <背景重力波による・・・距離の伸縮にともなう・・・パルスの到着時刻・・・> について、 <統計解析の確度が・・・ケタ違い向上する・・・> と、いうコトです。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (46) 【 2/TPAにおける・・・ 中性子星/電波パルスとは? 】 (6)
たから、と言うことよね?」 「まあ…」高杉が言った。「そう言うコトです… 逆に、典型的なパルサーでは、連星を形成しているものは、ほとんど無い、と言うことですか ら、」 「うーん…」マチコが、頭に手をやった。「でも、何にでも、例外はある、と言うことかあ… 中性子星はさあ…ブラックホールと違って、電磁波で観測できるわけよねえ… だから… <中性子星とブラックホールの連星の・・・合体重力波・・・> だと、その中性子星が、光 学望遠鏡でも見えるわけね。そして、過去にも捕捉されたりしてるわけかあ、」 「うむ…」高杉が、大きく、うなづいた。「中性子星とブラックホールの合体に伴う重力波が… 2020年1月に、相次いで2件、捕捉されていますねえ。わずか10日間に、2度、捕捉され ています。 そこに… <マルチメッセンジャー天文学の・・・観測機材> が、集中すれば、<重力波の・・・デー タ> と共に、<電磁波の・・・データ> も、同時に得られるわけです。 こうした観測で、<中性子星や・・・ブラックホールの研究> も、飛躍的に進展している様
ですねえ、」
最初は2020年1月5日に、米国にある双子の重力波検出器 「Advanced LIGO」 の一方 と、イタリアにある 「Advanced Virgo」 が観測したもので、この重力波イベント 「GW200105」 は、太陽質量の8.9倍の天体と、1.9倍の天体の合体によるものだと 計算された。 次いで、2020年1月15日に、両方の 「Advanced LIGO」 と、「Advanced Virgo」 を合わ せた3基で、 「GW200115」 が観測され、合体した天体は、太陽質量の5.7倍、および、
1.5倍と、算出されている。 重い方の天体(太陽質量の8.9倍と、5.7倍)は、観測と理論の両面から、ブラックホールと判断で きる。また、軽い方の天体(太陽質量の、1.9倍と1.5倍)は、既知の、どのブラックホールより、は るかに軽く、中性子星と、考えるのが整合的だった。 2つの天体が合体したということは、両者は直前まで、近接した連星系だったことを意味す る。ブラックホールと、中性子星の連星が存在することは、数十年前から予測されていたが、 今回の観測で、初めて説得力のある証拠が得られた。
半分開けた窓から、秋の冷気が流れ込んでいた。ポン助が、コーヒーカップと焼芋を載せた ワゴンを押し、ハイパーリンク・ゲートから入って来た。大きなアケビも、2個、載っていた。 マチコが立ち上がり、コーヒーの準備を手伝った。響子の姿は無かった。 「おお…」高杉が、スクリーンボードをスクロールしながら笑った。「焼芋を焼いていたのか、」 「高いけど、よう…」ポン助が言った。「インターネットで、紅東(ベニアズマ)を、取り寄せたぞ… ヤッパリ、焼芋が無い、というわけには、行かないよな。今年、初めて焼いてみたぞ…」 「うむ…」高杉が、満足げに、強く、うなづいた。 「アケビは…」マチコが言った。「2つかあ…どうする…?」 「アケビも…」ポン助が言った。「包丁で半分にするぞ…」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (45) 【 2/TPAにおける・・・ 中性子星/電波パルスとは? 】 (5)
< <典型的なパルサー ・・・自転周期 0.1 秒 ~ 10秒> よりも、自転速度がケタ違いに 早い…<ミリ秒パルサー ・・・自転周期 0.001秒/1ミリ秒 ~ 10ミリ秒> を、選んで、 観測しています。 ええ… <ミリ秒パルサーと・・・観測される中性子星の、ほとんどは・・・別の天体と連星・・・> を、形成している様ですね。その天体からガスなどを引き寄せ、中性子星に取り込む事で、 <角運動量の・・・供給・・・> を、受けている様子です」
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10月 27日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (44) 【 2/TPAにおける・・・ 中性子星/電波パルスとは? 】 (4)
ここは、中性子星の話をしましょう…
<
しかし、その <
そして、< 状に放射・・・> されています。 そして… 先ほども言ったように、<典型的な中性子星は・・・自転周期・・・0.1秒 ~ 10秒・・・> で、コマの様に回転しています。 また… <ビーム状の・・・電磁波/光を・・・超高速で回転しながら・・・放射・・・> しているわけ
で、<
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (43) 【 2/TPAにおける・・・ 中性子星/電波パルスとは? 】 (3)
当初は、仮想天体が研究され、<
し、そこで、< あ。<中性子星>も、そんな風に、研究されて来たわけかしら?」
さらに大質量星だと、重力崩壊が中性子星の核では支え切れなくなり、さらに重力崩壊が進 み、天体の中心部へと、無限に、落ち込んで、行きます。そのなれの果てが、<ブラックホ ール> です」 「ふーん…」マチコが言った。「その、ブラックホールも… 研究が進んできて、さあ、<初期の・・・ブラックホール> とは、相当に、様相が変わって来 たわねえ、」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (42) 【 2/TPAにおける・・・ 中性子星/電波パルスとは? 】 (2)
元々は、太陽よりもはるかに大きな恒星でした。それが、燃え尽きて大爆発を起こし、表層
部が吹き飛び、中心部の方は、<重力崩壊>
で、強力な圧縮を受け、< になった・・・小さな、球体/天体・・・> が、残った状態です」 「うん!」マチコが、コクリとうなづいた。「そして…さらに質量が大きな恒星だと、<ブラック ホール> になる、と言うわけよねえ、」 「そうです…」高杉が、脚を崩し、上体を起こした。「<重力崩壊> は… 恒星の <核融合炉が・・・燃え尽きた時> に、起こります。核融合炉の爆発圧が、星の自 重を支えていたのが、突然喪失した時に起こります。そして、星の燃えカス/鉄原子の、外 殻電子が押し潰され、中心の原子核だけになった状態です。 それも、最終的に、全て中性子に変わる様です。しかし、それで静的な、おとなしい天体に、 なるわけではない様です。中性子星の内部も、最近は相当に、研究が進んでいる様です」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (41) 【 2/TPAにおける・・・ 中性子星/電波パルスとは? 】 (1)
/パルサーとは・・・超高密度/コンパクトで・・・超高速で、回転している天体・・・> と、 いうことは、広く知られています。
それが、どの位のものかというと、< の1・・・> ほどの天体です。むろん、これは大雑把な数字です。どの程度の、天体かという 事ですね。 回転の方は…
< 空間で・・・まさにコマの様に・・・高速回転し・・・電磁波ビームを放射・・・> しています。
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10月 26日 |
お休みします |
10月 25日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (40) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (21)
もう少し、詳しく、<PTA・・・中性子星の、電波パルスによる観測・・・> について、考察 して見ましょう。 戦争や、テロ攻撃で… 日本も世界も大混乱の状況ですから、簡単にまとめようと思っていたのですが、八方から紛 争に関する意見が出尽くされている状況です。私達が参加しても、あまり変化はないと思い ます。 そう言うわけで… もう少し、純粋学問を貪(むさぼ)っていたいと思います。その内に、中断して、激動社会に、参 加して行きたい、と思います」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (39) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (20)
<国際PTA> が、すでに立ち上がっていて、近い将来、全グループが参加する方向、の 様です。 ほほ… 最初からこうなっていて、手法も統一されていれば、どのグループが上位と言うことも、無か ったわけです。つまり、新分野であり、各国が半信半疑で、その段階以前だったわけですか。 うーん… 競争もいいけど、純粋学問/天文学では、覇を競うよりも、人間の好奇心で推進して欲しい ですね。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (38) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (19)
“素粒子物理学の、実験で・・・3σ(シグマ)とは・・・新粒子が存在する証拠を得た・・・” という、 段階だそうです」 「うーん…」マチコが、頭に手を当てた。「それでも… <アクシオン> や、<ステライル・ニュートリノ> は、発見できない、というわけかあ…」 「ええと…」響子が言った。「<既存のPTAの・・・全データを統合し・・・解析・・・>すれば、 さらに、信頼性が上がる余地はある、と言うことです。“5σ (シグマ) もあり得ると・・・期待” さ れています。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (37) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (18)
各グループの結果発表は、観測データの量と質、解析手法が、かなり異なる様ですね。した がって、同列で評価することは、難しいわけです。 でも… データ量と、質で上位にある、北米、欧州、インド・日本のグループの結果が、“3 ~ 4σ(シグ マ)/= 偶然である確率が・・・約 1/370 ~ 1/1万6000 のレベル” と、言います。 オーストラリアは… それより低め…中国は高め…という、報告だった、そうです。中国が高めというのは、オース トラリアよりは高めと、解釈できるのでしょうか。
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10月 24日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (36) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (17)
それは、別のページを立ち上げ、考察してもらいましょう。ともかく、話を戻しますわ… ええと… 素粒子物理学だけでなく、天文学においても… <PTA(Pulsar timing array/パルサー・タイミング・アレイ)・・・プロジェクト・・・> の様な、膨大な観測 データを解析して、<★ 宇宙・背景重力波という・・・新現象を発見した・・・> と、言うに は、“ 5σ (シグマ)レベルの・・・高い信頼性・・・” が、求められる、という事ですね。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (35) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (16)
この、<人間原理空間の・・・ストーリー性は・・・神話的・原型に回帰して行くという・・・ バイアス(/偏向)が、かかっている様子・・・> です。 <地球温暖化の・・・未曾有の危機の・・・真っ最中・・・> にあって、<戦争ゴッコ/戦 争危機が・・・増大している、巨大な違和感・・・> です。<神話的な・・・最後の審判> が、あるという事、でしょうか? 和風/日本風に言うと… <閻魔大王(えんま・だいおう/ 死者の霊魂を支配し、生前の行ないを審判して、それにより賞罰を与えるという、地獄の 王。 )> の、『閻魔帳(えんまちょう/ 閻魔王が、死者の生前の行ないの善悪などを書きとめておく帳面。→ そこから、 教師が、生徒の成績や行状などを、書きとめておく帳面。)』 の…審査/審判ですね、」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (34) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (15)
「うーむ…」高杉が、口に手を当てた。「とりあえず… <神は・・・人間自身・・・> と、するコトもできるわけです。つまり、<物と、心を結合して いるのは・・・まさに人間・・・> だと、いう事ですねえ。 “人間こそ・・・物と心を、体現している・・・器” でも、あるわけです。デカルトは、“人間をも・・・ 物の領域と、心の領域に・・・分断・・・” していたわけです。医学、医療の現場が、まさにそう です。 この問題は <自我の風景/・・・この世は、自己の1人称的光景であり・・・科学的な客観視が、出 来ない・・・構造・・・> だ、という事です。出来るように見えても、不完全だというコトです。 さらに… <この世は・・・相互主体性の世界構造・・・心の重ね合わせ世界であり・・・その絡(から )みから、ストーリー性が発現し・・・それが時空間座標に、布模様の様に織り込まれ・・・ 増大して行く・・・構造化流れ・・・> が、ありますねえ。 この情報は… ホモ・サピエンスの共同意識体の中に… そして、上位の、<地球ガイア・・・36億年の彼/・・・原初の細胞から・・・無限に分裂し て来たた・・・膨大な1人称の総元締め・・・> に… 記憶されて行くようだ、という事です。何故、こんなモノが、すでに存在し、自我が、その中に あるのか、分かりません。 我々の… <ニュー・パラダイム仮設> では… 有機物の細胞が、<36億年の彼/・・・36億年の人格・・・> とのリンクが切れ…生命体 が、単なる有機物の塊となり…1人称が合わせ鏡のように、1人称の総元締めに還元され… 生物体が死んで行くもの…と、考えます。 しかし、こんなカラクリが、何故、眼前に、展開しているのかは、巨大な謎ですねえ。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (33) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (14)
デカルトが、この世を、<物の領域と、心の領域に・・・分割・・・> した時、そこには、それ を統合する、 <神> が存在していたのです。彼は、熱心なクリスチャンでしたから、本当に、 神の存在を、信じていました。 これは… 奇異に思うかもしれませんが、優秀な科学者は、神を信じている人が多いですね。あのアイ ンシュタインも、<神> の存在を、信じていました。 そして、<★ 神は・・・サイコロを振り給わず・・・> と、有名な言葉を残して、<量子力学 の・・・コペンハーゲン解釈> には、最後まで、反対していました。 後に、局所性(/物理学において・・・<ある地点で行われた、行為や、起こった現象によって、遠くの実験結果が直ちに 変わることは無い>・・・という性質。これは、距離に依存しない、<量子もつれ> に関係しています。)は、<ベルの不 等式/・・・ベルの定理> により、数学的に否定されるわけです。しかし、彼はそれを知る ことなく、他界していますねえ、」
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10月 23日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (32) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (13)
確かに、さあ… 【量子力学】 や 【一般相対性理論】 や 【超弦理論】 (/物質の基本的単位を、大きさが無限に小さな、 0次元の点粒子ではなく、1次元の拡がりをもつ弦であると考える弦理論に・・・超対称性という考えを加え・・・拡張したもの。超 ひも 理論 、スーパー・ストリング理論とも呼ばれます。)で… 難しい計算式を、解いて見ても、さあ… それに、取組んでいる、<1人称の・・・存在感・・・> は、“まさに・・・精神性/心・・・” よ ねえ。つまり <心の領域に・・・存在/依存・・・> している…という、ワケよねえ?」 「そうです…」高杉が、笑った「“木を見て・・・森を見ない状況・・・” と、言うことです… 科学は、そこでひとまず、“立ち止まり・・・小休止している状態・・・” かも、知れません。<心 の領域の・・・新展開/深化・・・> を待ち、<物と心の・・・再統合・・・> は、不可避の 状況、なのかも知れません。 ま、いずれ… この問題は、清算されなければ、先へ進めないのかも知れませんねえ。<地動説から・・・ 再度・・・天動説に戻る・・・> としても、です。 それは… 我々が言う所の、<文明の第3ステージ・・・意識・情報革命> の、時代ですが、そこに、 入って行くには、コペルニクス的転回(/物事の見方が180度変わってしまう事を比喩した言葉。)/パラダ イムシフト(/その時代に、当然と考えられていた物の見方や考え方が、劇的に変化すること。)が、必要です。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (31) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (12)
<科学・・・物の領域・・・> の、方法論的な学問の、立場上…軽々なコトは言えないわけ で す。しかし、我々/当 《HomePage/人間原理空間》 は、思想家集団なので、科学を超 えたコトも、自由に言えるわけです。 その、我々の視点では… 現在、<科学の・・・様々な最先端領域で・・・曖昧さの巨大な壁に・・・直面・・・> し始 めて、いる様に思います。それは、ブレークスルーを探すレベルというよりも、より根本的な 問題に、直面しているのではないか、という事です。 つまり… <近世哲学の祖/デカルト(/1596年3月31日 - 1650年2月11日・・・フランス生まれの哲学者、数学者。 合理主義哲学の祖であり、近世哲学の祖。)が・・・この世/この世界を・・・物の領域と、心の領域に 、2つに分割して・・・考察のマナ板に載せた・・・根本的な大問題・・・> に、いよいよ、 直面して来た、可能性もあります」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (30) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (11)
その一方で… <暗黒物質の候補・・・アクシオン(/素粒子物理学において・・・標準模型の未解決問題の1つである、強い CP問題を解決する仮説上で、存在が期待されている、未発見の素粒子。また、冷たい暗黒物質の候補の1つ。)> の、査 読論文(さどくろんぶん/査読とは・・・学術雑誌に投稿された論文を、その分野を専門とする研究者が読んで、内容の妥当 性などをチェックし、掲載するか否かの判断材料にする評価や、検証のこと。)では… “アクシオンの・・・標準偏差/確からしさは・・・3σ(シグマ)のレベル・・・” だった、と思います。 したがって、その論文から、だいぶ時間がたつわけですが、発見したと言うニュースは、あり ませんねえ。つまり、まだ、微妙な辺りで、鋭意、実験を、重ねている状況なのでしょうか。 そういえば… <ステライル・ニュートリノ(/重力を除く標準模型の・・・その他すべての基本的な力と、相互作用をしないとされる 仮説上のニュートリノ。右手系のニュートリノ、左手系の反ニュートリノを指すことが多いが、ステライル・ニュートリノが何種類あ るのかは、まだ分かっていない。)> も、“標準偏差/確からしさは・・・3σ(シグマ) レベル” だったの でしょうか。 いずれも… 新粒子発見のニュースは、聞きません。発見されれば、世界的ニュースになっているはずで す。しかし、それよりも、何か、“カベに・・・ブチ当たっている・・・” 感じがします。まあ、我々 は、専門家ではなく、ただ傍観している立場ですが…」 「うーん…」マチコが、肩を傾げた。「<暗黒物質(dark matter/ダークマター)> や <暗黒エネル ギー(dark energy/ダークエナジー)> というのは、さあ… いつまで経っても、ハッキリとして来ないわねえ。どうなっている、のかしら?」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (29) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (10)
北米、欧州、インド・日本、オーストラリア、中国の、どのグループの結果も… <★ 背景重力波を・・・発見/確証したレベル・・・には、到達していない! > と、いう ことです。 これは、例えば… 素粒子物理学で、膨大な実験データを解析して、“新粒子を・・・発見した!” と言うには、そ の解析データの偏りなどで、偶然に得られる確率が、“約170万分の1/・・・統計学の用語 で・・・ 5σ (シグマ) のレベル・・・” が求められます。 一例を、あげれば… <CERN(/欧州原子核研究機構・・・スイスのジュネーヴ郊外で、フランスとの国境地帯にまたがって位置する、世界最 大規模の、素粒子物理学の研究所)/LHC( Large Hadron Collider/大型ハドロン衝突型加速器)>で、発見され た <ヒッグス粒子は・・・5σ (シグマ) を達成・・・> したことで、大々的に新粒子を発見と、 発表できたわけですね、」
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10月 22日 |
お休みします |
10月 21日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (28) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (9)
なんか、チャランポランよねえ。 <旧統一教会> とも、ズブズブの関係でも、謝罪もしないで、トボケているしさあ… <立法府の・・・議長・・・> が、あんな調子だから…<行政府の・・・総理大臣・・・> も、 益々、いい加減に見えるわねえ…世論調査の支持率も、史上最低なのかしら…?」 「ともかく…」高杉がいった。「津田・編集長の言う様に… 〔令和維新〕 で、大転換して行かないと、日本社会は、大変な事になりそうですねえ…」 「はい…」響子が、生真面目(きまじめ)に、コクリとうなづいた。「そうなのですが… 申し訳ありません… ここでは、脱線しない様にしましょう。脱線し過ぎて、ページがまとまらなくなってしまいます」 マチコが、大きく、コクリと、うなづいた。 「ええと…」響子が言った。「話を、戻しますが… つまり… 南アフリカの研究グループが… 発表で、抜け落ちていた、と言う事ですね。相応の成果が無かったのだと思います。科学の 世界ですから、最もらしい理由は、キッチリとあるのでしょう。 でも、私達/読者から見れば、奇異に、感じてしまうのも、確かですわ。純粋学問の世界で、 先陣争いは、良い印象がありませんわ。あ、これも、脱線ですね。 さあ、話を進めましょうか…
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (27) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (8)
何となく、うまく行ってないし…重力波ではアメリカに、ツキがあるワケなんだあ…」 「うーむ…」高杉が、頭の後ろに、手を当てた。「<安倍・政治> のコトは… 私は、詳しくはないのですが… どうも、<安倍・政治> あたりら、故意か、偶然なのか、日本は弱体化して、ツキまで落ち て来た様ですねえ。まあ、<小泉・政権> で、<派遣社員・制度・・・労働者派遣法・・・ > が、解禁になったわけです」 「あ…」響子が、手を開いた。「<労働者派遣法> が成立したのは、1985年の <中曽根 ・政権> の、時ですわ。 ただし… 当時、派遣が解禁されたのは、専門知識を必要とする13業務に限定されました。それが、 一般化したのが、<小泉政権・・・竹中平蔵/総務大臣・他・・・> の、時代です。 この派遣労働の解禁から、正社員が減少し、日本社会が空洞化して来ていますわ、」 「うーむ…」高杉が、うなづいた。「私は、2015年に… <ジャーナリスト/後藤健二・氏> と、<湯川 遥菜・氏(ゆかわ・はるな・し)> の2人が、シリ アで IS/イスラム国に拉致され、殺害された頃から、おかしくなったと思っています。まあ、 私の印象です。 あの、ISの拉致・人質事件では、72時間の期限を設定して、2億ドルの身代金を要求してき たわけです。 そして、確か… そうした事件が起こっている最中に、当時の安倍首相が外遊し、テロ組織撲滅対策として、 20億円だったかの、拠出を表明した、のだったと思います。詳しいことは、覚えていません が、その直後に、2人が殺害されたわけですね。 ええ、ともかく… ★ お2人の、ご冥福を祈ります ・・・これは… 大局的には、当時の、安倍首相の政治判断というコトですが、あの頃の、小泉政権以来の、 <自己責任論> の方は…何処へ飛んで…行ってしまったのか? あの頃から日本は、何処かがおかしくなり、弱体化が始まっていたのではないでしょうか?」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (26) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (7)
南アフリカのグループだけ、排除されている感じがするわねえ。みんな、一緒でいいのに、」 「はは…」高杉が笑った。「私も、門外漢ですが… <重力波望遠鏡/LIGO> が、<重力波を・・・捕捉・・・> して以来、アメリカには、勢 いが有りますねえ。 日本は… <カミオカンデ・・・スーパー・カミオカンデ・・・> と、ニュトリノで連勝し、独走が続きまし たが、重力波では、アメリカの独壇場の様子です。 まあ、サッカーでも、バレーボールなどの競技でもそうですが、試合には流れと言うものがあ ります。ああ、ギャンブルでも、そうらしいですが…」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (25) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (6)
2023年6月28日…南アメリカを除く…5つのグループが… <★ 背景重力波が存在する・・・証拠が得られた・・・> …と、観測結果を同時発表し、世界的ニュースになったわけですね。 この内…欧州と、インド・日本の両グループは、観測データを合わせて、共同解析した結果 を、発表しています。 全部で、18本の論文が、『arXiv.org(/・・・査読前の早い段階の論文を発表できるサイト)』 に、投稿され、 1部は、『Astrophysical Journal Letters 誌 (/天文学と天体物理学を扱う、査読制度付き学術雑誌)』 などにも、同時掲載された様ですね。少し、専門的になってしまいましたが…」
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10月 20日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (24) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (5)
米国と欧州、オーストラリアの天文学者は、約20年間… それぞれ、世界有数の大型電波望遠鏡を用いて、PTAのプロジェクトに取り組んできました。 あ、米国のPTAには…4年前に、カナダの望遠鏡も、加わっていますね。カナダも、参加して います。 また… ここ数年、中国とインド、南アフリカ共和国も、自国の大型望遠鏡による観測を、進めて来ま した。 それから… <日本の・・・電波望遠鏡> は、PTAには参入していませんが… <熊本大学/理学部/高橋慶太郎・教授を・・・中心とするグループ・・・> が、<背景 重力波の・・・研究・・・> に、精力的に、取り組んで来ています。 彼等は、インドのPTAに加わって、日印共同でデータ解析を進めているほか、欧州、北米、 オーストラリアのPTAとも、つながりを持っている、という事です。
米国・カナダの190名以上の研究者で構成された、NANOGravコラボレーションは、2023年6月28日、周波数が非常に低く、 宇宙のあらゆる方向から伝わる重力波である、「背景重力波 (Gravitational Wave Background)」 の、証拠が得られたとする、 研究成果を発表しました。 (ネットより画像借用) 《宇宙背景・重力波とは・・・》 (23) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (4)
パルサーから出たパルス電波が…地球に到着するタイミングが…その距離の変動に応じ て、予想される時刻よりも、遅れたり・早まったりする…と、考えられるわけです。 そして… <★ 本当に・・・そんな現象が起こっているのか・・・? と、長期間の観測で得た・・・膨大なデータを解析し・・・その証拠を見つけようと言うの が ・・・パルサー・タイミング・アレイ/・・・PTAの・・・目的・・・> …と、いう事ですね。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (22) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (3)
このパルサーを利用して… <★ パルサー・タイミング・アレイ(Pulsar timing array)/・・・PTAと、略称される・・・> と 呼ばれる、観測法が考え出されました」 「うーん…」マチコが、うなづいた。「PTAというとさあ、小学校のPTAと、同じよねえ… こっちの方は、Parent ‐Teacher Association(/保護者と、教師からなる、団体)の略称よねえ、」 「そうですね…」響子が、微笑した。「ええ、同じ、PTAですが… ええと、これは… <数百光年 ~ 数千光年の距離にある・・・数十個パルサー に、電波望遠鏡をさし向 け・・・地球に到来する、パルス状の電波を・・・非常に高い、時間分解能で・・・測定す る・・・> …ものです。 観測は、長期にわたって、定期的に行われます。<背景重力波> が、宇宙に偏在(へんざい /ある所にだけ、片よって存在すること。)していれば、それらのパルサーと、地球との間の直線距離も、 <数年 ~ 数十年周期で・・・伸び縮みしている・・・> はず、です。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (21) 【 1/宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (2)
< 観測プロジェクト> を、考案したわけですね。 つまり、<天の川銀河に・・・散らばっているパルサー> を、空間の伸縮を計る測線(そく せん/・・・測量用語で、 隣接する多角点又は節点を結ぶ線のことです。 多角辺ともいいます。)として、利用したので す。 <パルサー/中性子星(/大質量星が、超新星爆発を起こした後に残る、特殊な天体です。 さらに質量が大きい 場合は、ブラックホールとなります。ちなみに、太陽は赤色巨星になり、白色矮星で、星の進化の一生を終わります。 中性子星は・・・ 半径 12 km の中に、太陽質量の約1.4 倍の物質が閉じ込められ、きわめて重力の強い星です。 そのため、星表面からの 光は赤方偏移を受け、裏面からの光が曲げられて、観測者に届いたりします。 さらに、中性子星の連星では、軌道運動を変え るほどの、強い重力波も出る・・・という事です。)> は… <精密時計の様に・・・決まった時間間隔で・・・電波を、パルス状に出す・・・> わけで すね。それ故に、パルサーと呼ばれているわけですね。
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10月 19日 |
お休みします |
10月 18日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (20) 【 1 /宇宙の灯台パルサー /時空の、ウネリを照らす・・・】 (1)
<重力波> は、<時間・空間の・・・さざ波/・・・時空のさざ波・・・> とも、言われます が…
宇宙に、満ちていると考えられる、< と表現した方が、分かりやすいと思います。 何故なら…
< です。これは、言い換えると…
< 常にゆっくりと・・・伸び縮みしている・・・> …と言うことですわ。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (19) 【プロローグ】 (19)
この < 体の観測によって、明らかにする手法が、半世紀前に提唱されました。 そして現在、各国の天文学者の協力により、その <背景重力波の・・・存在を示す証拠> が、初めて得られた、と言うことですね。 それが… 2023月6月の、5つのグループによる、<背景重力波・・・観測の・・・発表・・・> ですね。 それが、如何に為されたかを、以下で、考察して行きます…」
2つの銀河の星々が、物理的に衝突する可能性はほとんどない。 (ネットより画像借用) 《宇宙背景・重力波とは・・・》 (18) 【プロローグ】 (18)
<天の川銀河は・・・アンドロメダ銀河に・・・衝突・・・> して、いるのでしょうか。詳しい事 は、ちょっと、分かりませんが、<約138億年の・・・宇宙年齢> が、188億年になってい るわけですねえ、」 「そうかあ…」マチコが、頭に手をやった。「138億年という宇宙年齢は… 案外、短いとも言えるわねえ。<地球の年齢は・・・約46億年> と、言われていワケだし、 さあ…」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (17) 【プロローグ】 (17)
青い水の惑星/<地球> は… その頃には、太陽の放射熱でカラカラに干からびているでしょう。太陽に近い、<水星(すい せい/Mercury マーキュリー/・・・太陽に最も近い公転軌道を周回。 岩石質の地球型惑星に分類され、太陽系惑星の中で、 大きさ・質量ともに最小。)> の表面の様にです。生命体の、生存できる環境ではなくなりますね。 ちなみに… 水星は、水の星と書きますが、水は存在しません。太陽に近いために、表面温度は、太陽 光が当たっている部分で、平均360度です。そして、陰の部分では、約マイナス150度です。 これは、大気が無いために、惑星空間の超高真空に接しているので、この温度になります。 それから… <太陽>は… 主系列星(しゅけいれつせい/HR図(ヘルツシュプルング ‐ ラッセル図)で、左上から右下へかけて帯状に分布する星の 集合を主系列といい、主系列にある個々の星を、主系列星と言います。最も普通の恒星であり、太陽・シリウスなどは、これに 属します。 ちなみに・・・ これは中心部で、水素がヘリウムに融合される、核反応がおこっている段階の恒星のことです。星間ガスから生まれたばかり の星(原始星)は、まず重力収縮し、中心部の温度が1000万Kを超えると、水素の核融合が始まります。この核エネルギーの 発生率と、星の表面からの光によるエネルギー放出率とがほぼ等しくなると、重力収縮は止まり、主系列星の段階に落ち着き ます。星は、中心部の水素が消費されてしまうまでの間、その一生の約90%を、主系列星として過ごします。 太陽も・・・ この段階にあり、その主系列星としての寿命は、約100億年と推定されています。主系列星のなかでは、質量が大きい星ほ ど、光度も表面温度も高くなります。そのため、HR図上に並べると、高光度・高温度から、低光度・低温度へ帯状の系列をつり ます。この系列が、主系列とよばれています。) …ですから、収縮して白色矮星(はくしょく・わいせい/・・・電子が縮退した物質によって構成されている、恒星の 残骸であり(/縮退星)、恒星が進化の終末期にとりうる形態の1つです。)となり、星の一生を、終わることにな ります。
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10月 17日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (16) 【プロローグ】 (16)
その時に、私達が生きているかなど、問題にならない、巨大時間スケールの話になります。 あ、その前に… 太陽が燃え尽きて…赤色巨星になって膨張し…地球軌道を呑み込むのが…50億年後ぐら い、だったかしら?」 「うーむ…」高杉が、微笑した。「太陽が誕生したのが、50億年前とされますねえ… そして、今から50億年後に、太陽は赤色巨星となって、地球軌道を呑み込むほど、巨大化 するとされています。 しかし、別の説では、水星と金星は呑み込まれても、地球はかろうじて助かる、とも言われま す。ともかく、はるかな、遠い未来の話です。
右図・・・ 天球上で、重力波のやってきた領域を示す。 (ネットより画像借用) 《宇宙背景・重力波とは・・・》 (15) 【プロローグ】 (15)
・・・> と、同じかあ。あれは、太陽質量の36倍と、29倍のブラックホールだったかしら?」 「そうです…」高杉が、うなづいた。「そして、合体後に、太陽質量の62倍のブラックホール が、残っています。 2つブラックホールの、質量を合計すると65(/太陽質量)になりますが、失われた3は、重力波 となって、宇宙空間に伝搬(でんぱん/伝わること)したようですね、」 「そうした…」マチコが言った。「ブラックホールの合体が… 銀河どうしの衝突では、<太陽質量の何十億倍もある・・・超・巨大ブラックホールどうし の衝突・・・> と、なるわけかあ。 私達の… <天の川銀河> は、250万光年離れている、<アンドロメダ銀河(M31、NGC 224・・・/アン ドロメダ座に位置する、地球から目視可能な渦巻銀河。さんかく座銀河 (M33) 、銀河系(天の川銀河)、大マゼラン雲、小マゼ ラン雲などとともに、局所銀河群を構成する。)> と、衝突すると、聞いたことがあるけど、そこでも <超・ 巨大ブラックホールの・・・衝突・合体・・・> が、起こるのかしら?」
(ネットより画像借用) 《宇宙背景・重力波とは・・・》 (14) 【プロローグ】 (14)
ね… ええと… 宇宙で、最初の銀河が誕生して以来、それらが衝突・合体をくり返すことで、銀河が大きく成 長して来た、と考えられています。 そして… 銀河が成長する際には、元の銀河に存在していた <超・巨大ブラックホール> が、互い に引き寄せられて、連星を形成します。それらは、<重力波> を放出しながら、距離を縮 めて、最終的に衝突・合体しますわ…」
2019年4月10日/発表 (ネットより画像借用) 《宇宙背景・重力波とは・・・》 (13) 【プロローグ】 (13)
数百万倍 ~ 数十億倍の質量を持つもの、もある様です」 「このあいだ…」マチコが言った。「2019年だったと思うけど… “ブラックホール・シャドウ” が、撮影された <M87銀河も・・・太陽質量の65億倍の・・・ 超・巨大ブラックホール・・・> だった、言うわよね…」
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10月 16日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (12) 【プロローグ】 (12) あ…」響子が、コントローラーで、画像をスクロールした。「<重力波望遠鏡> によって、 捕捉される…
< 来する・・・巨大ブラックホール連星の衝突・合体の・・・重力波・・・> に対して…
< に到来している・・・重力波・・・> と、考えられています。 理論研究によると… <背景重力波> は、全宇宙に散らばる… <超/巨大ブラックホールのペアが・・・公転運動に伴って放射される重力波が・・・重な り合ったもの・・・> である、可能性が高い、という事です。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (11) 【プロローグ】 (11)
<KAGRAの、心臓部にあたる・・・サファイア(/サファイアは、コランダム(Corundum)と呼ばれるアルミニ ウム酸化鉱物です。宝石のなかではダイヤモンドの次に硬く、世界の四大宝石のひとつにも数えられています。)製の鏡/ サファイア鏡(/直径22㎝、厚さ15㎝、重さ23㎏で、高性能サファイアミラーとしては世界最大。<KAGRA> の4基のサ ファイア鏡のうち、腕の先端に設置した2基の鏡(/エンドミラー) は、レーザー光の反射のみを考えればよい。)> は… マイナス253度まで冷やす新たな技術を用いて…感度の向上を目指していて…次世代装 置開発に、貢献する…意義もある…ということです。
ええ… <KAGRA> は、2024年度までは、予算がつく見通しです。しかし、その後も、計画を継 続するには、最終年度にあたる2年後に、国の作業部会から、評価を受ける必要がある、と いいます。今後、期待される成果を出せるかどうか、正念場を迎えることにになります…」 「うーん…」マチコが、うなづいた。「ぜひ、頑張って欲しいわねえ…」 「そうですね…」響子が、肩を傾げ、スクリーンボードを覗いた。
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (10) 【プロローグ】 (10)
重力波を捕捉した実績のある、海外施設と共同で行い、期間は1年半の予定、と言います。 対策を講じて、来年春には、<感度を・・・10倍に高め・・・> て、重力波の検出を目指す ということですね。 国の、大型プロジェクトとしての期間は、当初は今年度まででしたが、新型コロナの影響が 考慮され、2年間の延長が認められた、ということです。 梶田・教授は…
分かって来たので・・・次の観測では最終的に、重力波を捉えても、おかしくない感度 を、目指している。科学的な成果を出して、国民の皆さんの理解を得て行きたい・・・」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (9) 【プロローグ】 (9)
2020年に… 海外の研究機関と共に、初めて観測を行いましたが、これまで感度を高められず、重力波 は、捕捉されていません。 ええと… <ノーベル物理学賞/受賞者で・・・研究代表・・・> を務める… <東京大学宇宙線研究所の・・・梶田隆章・教授> が、取材に応じています… 新型コロナ・ウイルスの影響で、感度を高めるのに必要な装置の調整や、観測が十分に行 えなかったとした上で、今年5月から、3年ぶりに、観測を行う見通しとなったことを、明らかに しています。
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10月 15日 |
お休みします |
10月 14日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (8) 【プロローグ】 (8)
確信してしまうこと。)では、<酷似> しています。 <カミオカンデと、LIGOの初観測の・・・2つの超/・・・偶然性・・・> の、イベントを… <ホモサピエンスの・・・ 種の共同意識体世界/人類文明座標における・・・人間原理空間ストーリーの、人間 的バイアス(偏向)・・・> と、見ている、ワケです。 これは… <この世の形・姿/・・・ 1人称的風景世界・・・/相互主体性世界 → ストーリー性発現の、心の重ね合わせ世 界の波動・・・/生命潮流の、ベクトル/力と方向・・・> に、おける、<超偶然性の・・・ スパーク> なので、しょうか? それから、これは… <デカルトによって2分された・・・この世の形態・・・物の領域と、心の領域> のうちの、 <・・・心の領域・・・> での、推理ですね。 そして… <科学/・・・物の領域・・・> では、<生命体は・・・アミノ酸から、タンパク質が合成さ れ・・・細胞の複製と、新陳代謝・・・> と、いうコトに…なるのでしょうか? まあ… <文明の第3ステージ/・・・意識・情報革命> は、まだ、本格スタートしていませんが… ともかく、手掛かりが欲しいですねえ… あ、ちなみに… <文明の第1ステージ/・・・農耕・文明の曙> 、<文明の第2ステージ/・・・産業・エ ネルギー革命> と、私達は、独自に分類しています…」 「はい…」響子が、うなづいた。「あ…話が脱線してしまいそうですね。ほほ、戻しましょう… ええと… <最初に観測された重力波/・・・GW150914> 以降… <同様の・・・ 一過性の、重力波は、90例ほど観測・・・> されて、いる様ですね。これ は、<LIGO・・・2基(ルイジアナ州のリビングストンと、ワシントン州のハンフォードの2カ所)> と <Virgo(/ イタリア・ピサのカシーナに設置されている、直交する基線長3 kmの巨大なレーザー干渉計。)> で、観測されたモノ です。 3地点の観測から、天球上のおおよその範囲が分かります。日本の、<KAGRA> が、加 われば、さらに、天球上の範囲が絞られるのですが、どうなっているのでしょうか?」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (7) 【プロローグ】 (7)
1910年代/半ばに、【一般相対性理論】(/1914~16年に・・・アルバート・アインシュタインにより、特殊相 対性理論を発展させた、重力理論として提唱されました。)をもとに、<重力波> の存在を、予言していまし た。 そして… 1世紀後の2010年代/半ばに、<巨大ブラックホール連星の・・・衝突・合体時・・・の重 力波(/最初に観測された、GW150914 は、2015年9月14日にちなむ名称。)> が、完成直後の、<重力 波望遠鏡/LIGO(/米国の重力波検出器で・・・ルイジアナ州のリビングストンと、ワシントン州のハンフォードの、2つ の観測所に設置されている、L字型構造をしたレーザー干渉計。)> の、観測窓に、飛び込んで来ました。 これは… <初代/カミオカンデ(/1987年に、超新星爆発に由来するニュートリノを捕捉。)・・・の完成直後> に、 <超新星爆発の・・・ニュートリノ> が、この観測窓に飛び込んできた状況と、<酷似(こく じ/非常によく似ていること。)> していました。 ええと、そうですね…塾長?」
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (6) 【プロローグ】 (6)
コントローラーを持って、スクリーンボードの方へ歩いた。向こうで、支折が花を活けていた。 ススキなどの野草や、半分色づいた栗のイガを、無心で、水盤(すいばん/底の浅い平らな陶器。生け 花などに用いる。)の剣山(けんざん/生け花で、花や枝の根もとを安定させるために使う道具。金属製の重い台にとがった 針を上向きに多数植えつけたもので、花材の根もとをさしてとめる。)に立てていた。
<天文学の歴史に・・・新たなページを書き加える観測結果・・・> が、発表されました。 アメリカ・カナダ 、欧州 、オーストラリア 、中国 、インド・日本の、5つのグループが、同時に、 発表した形になりました。 つまり… <宇宙は・・・重力波で満ち溢れているコト・・・> が、世界各地の大型電波望遠鏡を用い た…約20年間に及ぶ観測で、明らかになりました。 <背景・重力波> の研究が進んで行けば、宇宙の様々な謎を解明する、新たな手掛かり になる、と言われています。 改めて、確認しておきますが…
時空の歪(ひずみ)が、波となって・・・光速で伝わる現象 >
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (5) 【プロローグ】 (5)
ポンちゃんは、<背景・重力波> について、聞いたコトがあるのかしら?」 「初めて、聞くよな…」ポン助が言った。 「それじゃ…」響子が言った。「私の方から、まず、概観を説明して置きましょう… 私も… 特集記事として目にするのは、今回が初めてです。これまでは、<重力波・望遠鏡> が捕 捉した、<ブラックホール連星・合体> の考察が、ほとんどでした。 固有名詞を持つ、<重力波/・・・GW150914(/最初に捕捉された重力波)> など、ですね」
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10月 13日 |
《宇宙背景・重力波とは・・・》 (4)
【プロローグ】 (4) 「ええと…」里中響子が、スクリーンボードの、ブラックホールの画像を見た。「いいですか…」 「うむ…」高杉が、脚を崩し、作業テーブルに向かった。 「ええ…」響子が言った。「<ウクライナ戦争> に続いて… さらに、<パレスチナ・イスラエル戦争> が、勃発しました。これは、背景が複雑で、紛糾し ますわ。アメリカ、西欧、そしてウクライナは、イスラエル支持を表明していますが、日本はパ レスチナや、アラブ側に理解を示しています。意見が、割れる所ですね。 国際社会は… イスラエル側には寛容で、事実上、<核兵器の・・・保有も、容認> していますわ。そして、 <イスラエル/・・・ヨルダン川西岸地区への・・・入植問題> も、イスラエルのやりたい 放題です。<その反動として・・・今回の、戦争突入・・・> に、至った、わけですわ。 この状況が、改善しない限り… 紛争解決は、非常にに難しいコトになります。そして、この遠因は、<第2次世界大戦時の ・・・ドイツ/ナチスの・・・ホロコースト(/民族浄化・・・ユダヤ人の大量虐殺)> と、<シオニズ(/パ レスチナに、ユダヤ人の民族的拠点を設置しようとする、思想・運動のこと。)と・・・イスラエル建国の経緯・・・> が、あるワケです。 ええと… それとは別に… 日本国内においても…アメリカ、ロシア、中国などの大国と、同様に…政治が大混乱の様相 です。専制政治の大国が、舵と方向が定まらず、また西側の民主政治も、制度疲労を引き 起こし、政治の劣化/陳腐化が、著しいですね。 日本の場合は… 特に深刻で、〔令和維新/・・・明治維新に継ぐ、大変革・・・〕 を、必要としています。《危 機管理センター》 としては、正念場に、突入しています。でも、こんな時だからこそ、その喧 騒を離れて、冷静な大局的視点を、回復する必要がありそうです。 しばらく… 頭を、冷却するためにも… 正反対の、純粋学問分野/天文学で…重力波研究の最前線を、望観(ぼうかん/遠くをのぞみ見る こと。)してみようと思います。“参考文献” の、<背景・重力波> の、考察です…」
《宇宙背景・重力波とは・・・》(3)
【プロローグ】 (3) 「なるほど…」高杉が、腕組みをした。「ともかく、野菜や果物が高くなったなあ… 野菜や穀物は、自分で収穫する時代かあ。まあ、本来、そういうものだ。 ボスが、言っていたが… ナスやキュウリも、水と肥料をやれば、育つものでもないらしいな。それなりに、繊細だと言っ ていた。まあ、花でも、野草でも、そうだそうだ…」 「私もさあ…」マチコが、スマホから顔を上げた。「何度も… ミニトマトを育ててみたけど、枝の選定が難しいわねえ。でも、放って置いても、けっこう実は つくわよね、」 「ミニトマトは…」ポン助が言った。「そうだよな…」
《宇宙背景・重力波とは・・・》(2)
【プロローグ】 (2) 「うーむ…」 高杉・塾長が、脚を組み上げながら、言った。「久しぶりだな、ポン助…」「おう…」 ポン助が言った。「焼き芋の季節だけど、よう…焼き芋は、持ってこなかったぞ。紅東(/ベニアズマ)が、手に入らないよな…もう焼き芋は、庶民 の食物ではなくなったぞ、」 「うーむ…」高杉が、深く、うなづいた。「その様だな…」 「 来年は、よう…」ポン助が言った。「ボス(/岡田)の <止水庵> の畑で、苗を植えて、自分で収穫するぞ。幼稚園児も、やっているよな。畑を広げて、小豆(あずき)や大豆も収穫するぞ」
宇宙背景・重力波とは
《ポン助の解説塾》 【プロローグ】 (1) “参考文献” 「日経サイエンス・・・2023/11」 特集/ついに捉えた背景重力波
中島林彦 (編集部) 協力/高橋啓太郎 (熊本大学)
巨大ブラックホールのダンスと、原始宇宙 背景重力波には 宇宙約138億年の歴史が詰まっている 私たちの宇宙観を変えるような 大発見があるかも知れない 中島林彦 (編集部) 協力/高橋啓太郎 (熊本大学)
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10月 12日 |
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10月 11日 |
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10月 10日 |
《 支折の・・・徒然草/2 》 (336) 【 支折の言葉・・・20/42 】
辞して行けるのでしょうか…?…」 「うーん…」マチコが、うなづいた。「最近は… <終活(しゅうかつ/人生の、終わりのための活動。)> などと、言ってさあ… 身辺整理をするのが、ブームの様になっているわねえ。だけど、この <世捨人> は、<こ の世のほだし(ほだし(絆)/・・・自由をさまたげるもの。 馬の足にからませて歩けないようにする綱。手かせ。足かせ。) 持たらぬ身> なんだあ。つまり、出家している、僧侶よねえ。普通に考えて…」 「うーん…」響子が、椅子の背に、体を引いた。 それから、窓の外の、どんよりとした青空を眺めた。ススキの穂を渡って、高原の冷たい風 が、部屋に流れ込んでいた。その風に乗って、赤トンボが入ってきた。全員が、無言でソレを 眺めた。赤トンボは、テーブルの上を回り、同じ窓から出て行った。
この、<軽井沢の空は・・・ずっと切れ目がなく・・・ 一続きであり・・・現代に至っている ・・・> わけですねえ… その中に、様々な人物が登場し、皆、去って行った、わけです。そして、我々も、例外なく、 去って行くわけですが… <・・・ただ、空の名残のみぞ・・・惜しき・・・> ですか。 いいですねえ…そんなふうに、風のように…この世を、辞して行くわけですか…」 「あ…」マチコが言った。「ボス(/岡田)の俳号は…“一風” よね…」 「うーむ…」津田が、うなづいた。「そうでした…」
「さあ…」支折が言った。「これで… 『徒然草』 から、少し離れましょうか。高杉・塾長が、<最新の・・・重力波天文学の状況 > を、考察するようですね。ええと、まだ、タイトルも、決まっていないのでしょうか?」 「はい…」響子が、うなづいた。「ただ、長くならないように、《ポン助の・・・解説塾》 で、考察 しようと思っています。軽井沢での考察になりますから、私も参加します。 どうぞ、ご期待ください…」
《 支折の・・・徒然草/2 》 (335) 【 支折の言葉・・・20/41 】
<兼好法師の・・・心境・・・> は、自身も法師という僧籍にある身だからこそ、それが分か る、という側面がある様ですね。 そして… 僧侶ではない、居士(こじ/出家をせずに、家庭において修行を行う、仏教の在家信者。)かどうかも怪しい私達 が、さらにその外側から、<兼好法師の・・・随筆/日本3大随筆・・・> を、眺めているわ けです。 つまり、この <世捨て人> は、常人よりもは、るかな高みにいて、<覚醒/・・・悟りの境 地・・・> に、到達している僧侶なのかも知れません。
《 支折の・・・徒然草/2 》 (334) 【 支折の言葉・・・20/40 】
短い文章ですから… もう一度、『徒然草・・・第二十段』 の、全文を確認しましょうか。
「 この世のほだし(ほだし(絆)/自由をさまたげるもの。 馬の足にからませて歩けないようにする綱。 ・・・手かせ。足かせ。)持たらぬ身に、ただ空の名残(なごり)のみぞ惜(お)しき 」 と言ひしこそ、誠にさも覚えぬべけれ。
《 支折の・・・徒然草/2 》 (333) 【 支折の言葉・・・20/39 】
ここは、『徒然草』 を考察するページです。本来の軌道に、戻って、『徒然草・・・第二十段』 をまとめ、終了にしましょう。ダラダラと、長くなってしまいました」 「そうですね…」響子が言った。「もう、10月も中旬になりますわ… 猛暑から、急に、靴下が恋しくなって来ました。今度こそ、本当に、秋になって行くわけです ね」
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10月 9日 スポーツの日 |
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10月 8日 |
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10月 7日 |
《 支折の・・・徒然草/2 》 (332) 【 支折の言葉・・・20/38 】
ギリギリの所で、踏ん張り、県民運動を盛り上げようと、立ち上がっていますわ。 <離島が・・・ミサイル基地化> され、<辺野古/・・・埋め立て> では、岸田政権/国 交大臣が、強制代執行を、するつもりでしょうか? でも… ここは、沖縄を孤立させないことが、非常に大事ですわ。全ては、沖縄だけの問題でなく、日 本全体の問題なのですから。 そして… <国民自身が・・・立ち上がらない限り・・・政治 ・社会 ・文化 ・社会的慣習法は・・・安 定姿勢には・・・復元しない・・・> と、いう事ですね。 ええと… ちなみに… <ドローンが・・・ウクライナの戦場を席巻・・・> して… 今後、一時期、<ドローン ・ AIが・・・戦略化される時期・・・> が、訪れるでしょう。でも、 私達は、それも <戦争ゴッコ> とみなして、反対しています。 ただ… そうした時代に、辺野古・新基地建設は、より違和感があります。すでに、過去の遺物の観 が、漂っています。今/現在は、軍拡の様相ですが、沖縄に展開する軍事基地そのものが、 壮大な戦争遺物になって来る、と思われます。 現実に… 眼前に、戦争の危険性があるのなら、 <戦争ゴッコ> を排除して行くのが、本来の政治家 の姿です。 防衛大臣が、中国と向き合って、その努力もせずに、闇雲(やみくも)に渡米して、<戦争・・・ 玩具の話> をして来る、というのは…真逆の姿勢の様に見えますわ。つまり、戦争を煽(あ お)っている様に、見えます。この岸田政権は、一体、何をやろうとしているのでしょうか…」
《 支折の・・・徒然草/2 》 (331) 【 支折の言葉・・・20/37 】
<ジャニーズ問題> でも… マスコミや経済界も、一緒になって、さあ、一体、何をやっているのか、サッパリ分からなくな って来たわねえ。最初は、関心を持って見ていたけど、力が抜けて、しまったわねえ… ふーん、ともかく… <国家上流域/国家3権(司法・立法・行政)+マスメディアからの・・・猛烈なモラルハザー ドの奔流> も… いよいよ、第2段階の… <財界や、産業全体の・・・モラルハザードに、浸潤(しんじゅん/液体が少しずつしみ込んで、ぬれる こと。/・・・ガンが、周りにの細胞に、広がって行くこと。)し・・・拡大/蔓延・・・> して、来たワケかしら? 日本は… 問題解決の能力が、無くなっているのかしら?悪事が、日本社会の中で、堂々と闊歩(かっぽ /大またに歩くこと。いばって、思うままにふるまうこと。あたりを構わず、気ままに行動すること。)しているわよねえ。 <国家3権や、マスメディアや、財界が・・・自浄作用がなく・・・モラルハザードを蔓延さ せている・・・> から、収拾がつかない、わけだし、さあ…」 「まあ…」津田が言った。「<ジャニーズ問題> は、ともかく… <日本丸の・・・針路・・・> や、<防衛問題> や、<教育問題> で、日本の羅針盤(らし んばん/磁石の針が南北を指すことを利用して、船舶や航空機の、方位・進路を測る器械。コンパス。)が、定まらないと いうのは、困ったものですねえ。 世界中で… 民衆が蜂起し、デモをやっていますが、日本も、国民が本格的に蜂起し… まずは、<国民が・・・ハッキリと・・・言いたいコトを、言うべき・・・> ですねえ、」
《 支折の・・・徒然草/2 》 (330)
【
支折の言葉・・・20/36 】 <敵基地攻撃能力/反撃能力の・・・効果的運用・・・> についても、議論を加速させる ことを、確認しています。 でも… そもそも… <敵基地攻撃能力/・・・反撃能力の保持・・・> は、岸田政権が、例の <防衛3文書 > で、“勝手に・・・決めたコト・・・” ですよね。そして、第一に、<違憲性が・・・濃厚! > であり、<国民の大多数も・・・国会無視であって・・・大反対! > して、いますよね。 新/防衛大臣は… それを承知で、それが、当たり前の様に、アメリカ側と話し合っているのは、本質的にオカシ イ、ですよね。国民から浮き上がって、勝手に、軍事協定を結んでいます。そして、それに、 “アメリカも・・・1枚噛んでいる・・・” のが、うかがえますが、ソレはアメリカ側の話ですね。 ともかく… <敵基地攻撃能力/・・・違憲性が濃厚な 、トマホーク巡航ミサイルの・・・1年前倒し 配備・・・> に、ついても、<国民への説明/・・・合意・・・> は、素通りして、勝手に、ドン ドンと、話を決めてきます。 こんな <民主主義・・・政治> が… 存在するコト、自体が…“開いた口が・・・閉じられない・・・” という、状況ですわ。<国民と ・・・完全に乖離(かいり/・・・そむき、はなれること。結びつきが、はなれること。)> しています…」
《 支折の・・・徒然草/2 》 (329) 【 支折の言葉・・・20/35 】
昨日/・・・2023年10月6日の新聞に… <トマホーク巡航ミサイルを・・・1年前倒しで・・・2025年度に導入・・・> ということで、 日米が合意しています。 岸田政権の、木原・新防衛大臣が、ワシントンの米/国防総省/ペンタゴンを、訪れて… ええと、オースティン国防長官と、会談し、決まった様ですね。
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10月 6日 |
《 支折の・・・徒然草/2 》 (328) 【 支折の言葉・・・20/34 】
“田中角栄・政権” で、<日中国交正常化> をして、〔日本国憲法/・・・平和憲法〕 の下 で、“2度と戦争はしない・・・大反省している” と、約束をしているわけです。そして、<多大 な被害> を与えてしまった、負い目が、あるわけです。 つまり… アメリカが、中国大陸に、<トマホーク巡航ミサイル> を打ち込めても、日本には、簡単に は撃ち込めないという、<日本国民としての・・・歴史的な事情・・・> が、あるわけです。 最低でも… 第一撃は甘受(かんじゅ/甘んじて、受ける)し、<その攻撃は・・・間違いないのか?> と、確認 する義務があります。それが、〔日本国憲法/・・・平和憲法〕 に、置ける、最低限の信義 (しんぎ/真心をもって約束を守り、相手に対するつとめを、果たすこと。)ですわ…」 「そうよね…」マチコが、コクリとうなづいた。「それが、さあ… 今/現在の、<日本/国民全体の・・・気持ち> であり、<世論/・・・国民的雰囲気> では、ないかしら…」
《 支折の・・・徒然草/2 》 (327) 【 支折の言葉・・・20/33 】
<海自/自衛艦装備の戦略兵器・・・敵基地攻撃能力/トマホーク巡航ミサイル・・・> も、ここで、運用・指揮を行う、という事でしょうか? <日本の・・・戦略兵器> という事は、 <アメリカにおける・・・ICBM/大陸間弾道ミサイル・・・> と、同格ですよね?」 「うーむ…」津田が、アゴに手を当てた。「そういうコト、でしょうねえ… しかし、自衛隊には… <敵基地/・・・中国本土のミサイル基地> の、動静を把握し、ミサイルを撃ち込むほど の、確実なインテリジェンス(intelligence/情報。諜報 )は、無いですからねえ。自衛隊には、<戦 略ミサイル/・・・トマホーク巡航ミサイル> を、運用する能力がありません。 それじゃ… 米軍のように… そして、ウクライナ戦争のハイマースや、ストームシャドウの様に、戦術運用ができるか、と いうと、そうもいかないワケです。出来ない、ワケではありませんが、長射程が、特性であり、 動く標的には、不向きなミサイルです。 それゆえ、核弾頭搭載で、戦略兵器となるミサイルです。しかし、スピードが遅く、目視でき るミサイルですから、迎撃も、比較的容易です。 現代では… こんなものに、核弾頭を搭載するわけにはいきません。まあ、旧型の戦略ミサイルですね。 廃棄処分になるものを、岸田政権は後先も考えずに、買い付けたわけです。 しかし、買った以上は、<敵本土/中国の、ミサイル基地を攻撃する・・・日本の戦略兵 器・・・> という、位置付けになります。それゆえに、威力や効果が、あろうがあるまいが、 <日本の主権が・・・付随し・・・戦争責任が伴う・・・> と、いう事になります」 「ともかく…」響子が言った。「<日米・・・指揮統制・・・> の下で… <日本の・・・戦略ミサイル/・・・トマホーク巡航ミサイル・・・> が、<日本の・・・国家 主権の、発動を伴う形・・・> で…発令・運用されるのは、大問題ですわ。 日本の <国会> が、どの様に関与して行くのか、現実の課題となって来ます。
《 支折の・・・徒然草/2 》 (326) 【 支折の言葉・・・20/32 】
米/議会上院は7月末に可決した2024会計年度(/23年10月〜24年9月)の、国防権限法案 で、在日米軍の体制見直しに、言及しています。陸海空や海兵隊の運用を、日本で統括し、 自衛隊と連携を、強めて行く、様ですね。 自衛隊と米軍との一体化が… 国民の感知ない所で、着々と進行している様子が、うかがえますわ。自衛隊の方でも、自衛 隊を一元的に指揮する、常設の、<統合司令部> の設置へ動いています。 そして、ここで、<日米・・・指揮統制・・・> が、行われるのでしょう。
《 支折の・・・徒然草/2 》 (325) 【 支折の言葉・・・20/31 】
別の角度で、もう一度、確認しておきますが、私の手元にある資料では… <米政府・議会は・・・在日米軍の運用体制を、見直す検討に入った・・・> と、あります わ。2023年/8月のものです。 <部隊運用や、作戦計画に関し・・・ 日本の自衛隊と擦り合わせる調整組織を、日本に置く案がある。有事で、日米部隊の 統合運用を進める体制を整え・・・中国への抑止力を強める・・・> と、いうものです。
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10月 5日 |
お休みします |
10月 4日 |
《 支折の・・・徒然草/2 》 (324) 【 支折の言葉・・・20/30 】
<旧統一教会・・・問題> を、ウヤムヤにしたりして、さあ…本当に、ロクなコトをしていな いわねえ…」 「ココが…」津田が言った。「肝心な所ですが… 米軍にとっては… <通常弾頭の・・・トマホーク巡航ミサイル> は、ウクライナ戦争で大量に使われている、 ハイマースや、ストームシャドウの様に、単なる長射程の、精密誘導弾なのです。大きさも、 炸薬量/破壊力も、似たようなものでしょう。 湾岸戦争では… 開戦時に、<トマホーク巡航ミサイル> を、戦艦ミズーリ等から、ハイマースのように、大 量に撃ち込んでいるわけです。 戦艦ミズーリ(/太平洋戦争での日本の降伏文書調印式場として、甲板上が使用された。現役復帰し、イラン・イラク戦争 中の船団護衛任務や湾岸戦争に参加した。1992年に退役した後は、1999年からハワイ州パールハーバーで記念艦として 保存されている。)の、華々しい、最後の戦役でした。20世紀の戦争の遺物ですね。 まあ… ともかく… 米軍に、<日本/イージス艦の・・・トマホーク巡航ミサイルを・・・気軽に、戦術/運用 ・・・> されては、困る、と言うコトです。 固いコトを言うな、という…現場の意見も分かる気がしますが…ソレをゴチャマゼにしたら、 非常に、間違いが、起こり易くなります。それでなくても、偶発から、紛争が勃発する現場で す。当然、厳格な枠組の構築は、不可避ですね。 私は… 専門家ではないので、詳しいことは分かりませんが… <トマホーク巡航ミサイルを・・・Mk41垂直発射システム> に組み込み、ミサイル迎撃 システムの 、<スタンダード・ミサイル> と、一緒に管理するのは、頭を傾げますね。
日本にとって・・・国家主権が発動される・・・戦略ミサイルだ・・・>
我々は、そもそも、<大量の・・・トマホーク巡航ミサイルの購入・・・> には、大反対でし た。キチンと、違約金を支払い、キャンセルするべきだという、スタンス/立場だという事を、 改めて、断っておきます。 岸田首相が… そもそも、国会承認を経ずに…国民合意を無視して…米/バイデン大統領と結んだ、契約 です。事情を説明する余地は、十分にある、と思います。 アメリカも… 第28代/ウイルソン大統領が、<国際連合の前身/・・・国際連盟> を、主導したにも かかわらず、国際連盟には、米議会の反対で、加盟できなかったわけけです。国民が反対 すれば、それが優先されるのが、民主主義です。日本も、遠慮することは、無いわけです。 あ、ともかく… ええと…こういう経緯なのですが…
サイル・・・>
イージス艦が… 米艦船と情報統合されていても、<そのレベルで・・・軽々に・・・扱われるものではない! > と、いう事ですね、」 「はい…」響子が、コクリとうなづいた。「そういう事ですね… そして、本来、不要なものです。<覇権主義の・・・戦争ゴッコの・・・玩具・・・> ですわ、」 「そう…」マチコが、強く、うなづいた。「、<トマホーク巡航ミサイル> は… 違約金を支払って、キャンセルするべきよね! 膨大な無駄遣いなるわよね!」
《 支折の・・・徒然草/2 》 (323) 【 支折の言葉・・・20/29 】
それ以上に、大問題なのは… その <日本/海自の・・・イージス艦搭載/トマホーク巡航ミサイル・・・> は、その発 射命令が、何処から、発出されるか、というコトです。 現場の自衛隊/海自が、勝手に中国本土を攻撃し、戦争を引き起こすことなどは、論外で す。まして、米軍が命令を下すことも、<日本の・・・主権に関わる大問題・・・> であり、 絶対に、あり得ないコトです。 本来なら… <国会承認> が、求められる判断ですが、国会は機能していませんねえ。緊急の場合は、 事後承認もあり得ますが、日頃から、国会軽視で遊んでいて、緊急時に、事後承認というテ イタラクは、<国民が・・・承服しない!! > と、いうコトですねえ…」
《 支折の・・・徒然草/2 》 (322) 【 支折の言葉・・・20/28 】
軍事戦略/担当の、大川慶三郎なら、詳しいのですが… 魚雷発射管から、発射可能であっても、巡航ミサイルの長射程の特性から、コントロールは 別の話になります。<核弾頭搭載・・・戦略/原潜> の様には、<通常弾頭・・・トマホー ク> は、確立された戦略下に、あるわけではありません」 「はい…」響子が、唇を結んだ。「<戦略/・・・原潜> とは違う、というコトですね?」 「そうです…」津田が、うなづいた。「システムが、確立されているのは… <Mk41垂直発射システム> の方です。これで、<スタンダード・ミサイル(/SM-3・・・ 弾道弾迎撃ミサイル。目標の、終末段階での、爆発破砕弾頭による破壊。)> や、<ハープーン(/対艦ミサイル。ア メリカや、日本など30カ国以上が採用。西側諸国では、フランスのエグゾセ・ミサイルと、市場を2分するベストセラー。)> や、<アスロック(/艦載用の対潜ミサイル)> の様に、即応性のある発射が可能ですが、これは <戦術/・・・運用> ですね。 日本の場合… <トマホーク巡航ミサイルは・・・敵基地攻撃能力/・・・中国本土を想定・・・> して、配 備をするわけですから、<★ 戦略/・・・運用> を、想定しています。 まあ… <核弾頭> を搭載しているわけではありませんが、〔平和憲法〕 を持つ日本国としては、 <★ 核弾頭に・・・比肩するほどの・・・憲法に抵触する/戦略兵器・・・> だと、いうコト ですねえ、」 「そうかあ…」マチコが、肩を傾げた。「中国本土のミサイル基地に… <トマホーク・ミサイル> を、撃ち込むとは、それほど、重大なコトよねえ。その脅威を評 価する、情報収集能力や、継戦能力も問題だし、第一、中国の大軍事力に、勝てるとも思わ ないわねえ。 韓国/海軍/駆逐艦が… 日本/海自の対潜哨戒機/P-1 に、ロック・オンを仕掛けたような冗談では、済まない事
態よねえ。このロック・オンも、これはこれで、冗談ではすまされないコト、だけど…」
海上自衛隊/P-1哨戒機へ 、韓国駆逐艦が・・・<ロックオン/・・・火器管制レーダーを照射> <2018年12月21日(金)、防衛省発表> これは・・・艦対空ミサイル誘導や、艦砲射撃に使用するレーダーを、照射したもの。これに対し、ミサイルを妨害 する、フレアを投下する海上自衛隊/P-1哨戒機。 機首部上部にレーダーを逆探知する、ESMを装備している。 (関 賢太郎/撮影)
《 支折の・・・徒然草/2 》 (321) 【 支折の言葉・・・20/27 】
日米の軍事力が、一体化する中で… <敵基地攻撃能力/・・・反撃能力!> を持つ、シナリオが、書き進められていますねえ。 <反撃能力/・・・トマホーク巡航ミサイル> は、日本への配備が開始されれば、これ は、イージス艦等に、搭載される事になります。 つまり… <Mk41垂直発射システム> をもつ、艦船に組み込まれ、即、<戦術/使用> が、可 能です。それから、トマホーク巡航ミサイルは、元々、潜水艦の魚雷発射管からも、撃てるも のですね。
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10月 3日 |
《 支折の・・・徒然草/2 》 (320) 【 支折の言葉・・・20/26 】
事態は、悪化の一途です。 <沖縄/離島・・・宮古島・石垣島・与那国島> は、ミサイル 基地化が進み、島民は母屋を占領され、“イヤなら・・・出て行け!” の、状態と、聞きます。 まるで… イスラエルによる、ヨルダン川西岸地区への入植の様です。軍事力を背景としていますから、 威圧的ですね。自衛隊は沖縄では、そろそろ、嫌われ始めているのでしょうか?旧日本軍 の様に。何時から、こんなコトになったのでしょうか…」 「そうですね…」響子が言った。「アメリカとの… <集団的自衛権/・・・憲法が否定している条項・・・> も、<憲法を超えた所で・・・既 成事実化> が、進んでいますわ。 安倍・元首相は… その内に、国民も、飼いならされる、と思っていたのでしょうが、〔★ 日本国憲法/平和憲 法は・・・明確な文章として、日本国の礎(いしずえ)として・・・今も、生きている・・・〕 と、い う事ですわ。 これは… 日米同盟があるから、既成事実化は許される、という問題ではありません。曖昧な領域を作 り上げて、既成事実化を進め… 〔日本国憲法/平和憲法〕 の、空洞化が進んで、朽ちて倒れるのを、画策している、勢力 がある、というコトです。私達は、その謀略には、反対します…」
《 支折の・・・徒然草/2 》 (319) 【 支折の言葉・・・20/25 】
その前に、例の… <国防予算/・・・43兆円! > を、国会や国民に、周知徹底せずに…米/バイデン大 統領に、最初に報告し…肩を叩かれて、喜んでいる件、もそうですね。 <異次元の・・・政治音痴!/・・・常識音痴! > ですが、自民党は、大歓迎している様 子です。大問題ですねえ。 他にも… <旧統一教会の問題>、<安倍政権の・・・ 一連の不祥事の未解決問題/・・・司法 の独立性の問題>、<LGPTQ等に関係する・・・複数の、人権問題>、<原発・・・再 稼働問題> 等々、大問題は、ゴロゴロと、転がっていますが…」 「うーん…」マチコが、うなづいた。「それで… 麻生・副総理によれば、さあ…“反対した・・・公明党幹部は・・・癌(ガン)” と、いうコトかしら。 だったら、切除すべきよねえ。でも、癌を切除しない所が、“腐った鯛” なのかあ…」
《 支折の・・・徒然草/2 》 (318) 【 支折の言葉・・・20/24 】
<安倍・元総理・・・国葬実施の決定!> が… 明確な、法的根拠を欠くにもかかわらず…国会承認も経ずに…首相の一存で…決定したわ けです。 そして、それを、再検証すると表明して置きながら、事実上、反古(ほご/ 不用なもの。役に立たない もの。 無効。取り消し。)にし、反省の言葉もない、わけです。 まさに… <日本の・・・政治状況が・・・幼稚園児にも劣る、所業・・・> ですねえ。こんなコトで、 日本の政治が、進んで行くことが、そもそも、可能なのでしょうか? 呆れ返り(あきれ・かえり/あきれ返る → 途方もないことに出あって、非常におどろく。あっけにとられる。)ますねえ。
《 支折の・・・徒然草/2 》 (317) 【 支折の言葉・・・20/23 】
<安倍・元首相の・・・国葬から1周年> と、なったわけですが… <国論を2分した・・・国家行事> への、反省が全くないですね。岸田・首相は、確か… “国葬の・・・事後検証を、表明” していたわけですが、1周年が経過しても、単に、“有識者 が意見を並べた・・・文書・・・” を、発表しただけです。 これでは… <内閣を挙げ・・・国会で検証し・・・国民に丁寧に説明したコト・・・> には、なりません。 しかし、今後も、それ以上の検証はナシの様です。岸田政権は、万事が、こうした無責任体 質で、推移して行く様です。
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10月 2日 |
《 支折の・・・徒然草/2 》 (316) 【 支折の言葉・・・20/22 】
日本の、社会全体、政治全体は、まだ、プールの水を手でかき回す様に、反応が重く、鈍い ですねえ。 したがって、<新しい・・・国民運動の・・・胎動! ・・・> も、放置すれは、直ぐに澱(よど) んでしまいます。 <大量の・・・国民の、真摯(しんし/まじめで熱心なこと。また、そのさま。)なエネルギー・・・> を、注 ぎ込み、<波の振幅を・・・巨大な国民運動・・・> に、育てなければなりません。 これは… かつては、<命がけの・・・膨大な革命エネルギー・・・> に、匹敵するものです。しかし、 情報化社会の現在、<国民の総意を・・・コヒーレント(coherent/波動が、互いに干渉しあう性質をも つさま。)に・・・収束・・・> するのは、比較的、容易でしょう。 つまり… <国民が・・・ネットで団結すれば・・・即、可能・・・> なのです。しかし、それが、分かっ ていて、<与野党政治が・・・堕落・・・> していて、<国民が・・・聾桟敷(つんぼ・さじき/・・・ 江戸時代の劇場で、正面2階桟敷の最後方の席。舞台に遠く、役者のせりふがよく通らないことから、言われます。転じて・・・ 関係者でありながら、情報や事情などを、知らされない事。)の状況・・・> と、なっています…」 「そうですね…」響子が、大きくうなづいた。
《 支折の・・・徒然草/2 》 (315) 【 支折の言葉・・・20/21 】
また… 話を、戻したくはありませんが… ようやく夏が去り、秋らしくなってきましたねえ。 ここは、軽井沢ですが、窓から、いい風が吹き込んで来ます。 しかし… 日本の社会状況、政治状況は、相変わらずですねえ。 ドップリと、無気力に浸かり、停滞しています。重力波の考察に移るというなら、現在の日本 の社会状況を、簡単に、再確認して置きましょう、」 「あ、はい…」支折が、うなづいた。「お願いします…」 「ええ…」津田が、腕組みをし、自分のモニターに目を流した。「まず… 現状ですが…
それから… <★ 沖縄を、再び戦場にさせない・・・県民の会> が発足して… <★ 11月23日/勤労感謝の日に・・・沖縄・那覇市内で・・・1万人規模の、県民大会 を開催予定で・・・全国的な、運動を目指す・・・> など… <新しい・・・国民運動の・・・胎動! ・・・> も、確かに、興っています。しかし、国家体制 は依然として、<自民党が・・・惰眠をむさぼり・・・安泰・・・> の様子です。彼等は、“腐 っても鯛” であり、鼻は利きます。 しかし、それにしても… <日本国の・・・大崩壊・・・> を横目で見ながら… いまだに、<国民無視/展望喪失の・・・防衛力増強/原発再稼働という・・・安倍政治 ・・・> を、推進していますねえ。頭が、ゴロリと、地に落ちているのでしょうか?
《 支折の・・・徒然草/2 》 (314) 【 支折の言葉・・・20/20 】
<最近の・・・重力波研究の・・・動向・・・> を、簡単に、考察して置こうと思いました。 日本の社会状況が… まさに、<緊急事態! > なのは、分かっています。でも、私達は、政治家ではなく、革命 家でもなく、 “より・・・広い視野を持つ・・・思想家集団・・・” ですわ。 その… スタンスを確認するためにも、<重力波の・・・状況> や、<素粒子物理学の・・・現在位 置> も、考察して置きたいと、思っています。でも、この状況ですから、ごく簡単に…」 「はい…」支折が言った。「重力波、ですかあ…」
《 支折の・・・徒然草/2 》 (313) 【 支折の言葉・・・20/19 】
話を、元の軌道/元の座標に戻すのが、お上手ですね。 それで、このまま、『徒然草』 の考察を続けるのでしょうか? それとも、次の企画があるの でしょうか?」 「高杉・塾長が…」響子が言った。「<重力波> の資料を、読んでいました… 私が、<宇宙の・・・背景重力波・・・> に言及したのは、それを背後から覗(のぞ)いたから ですわ。
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10月 1日 |
お休みします |
★ 日本社会は・・・コンパクト・高機能に・・・縮小して行く時! ★ 輻輳する・・・真の、大危機に・・・備えて・・・ <日本版/ニューディール政策・・・大公共事業・・・> を始動!
<万能型・防護力・・・未来型都市/千年都市>
の全国展開!
科学・経済・資本の・・・絶対的支配から・・・ スローフード・スローライフの、郷愁の時代、人間性の復活へ! 〔老荘思想〕・・・無為自然・小国寡民(しょうこく・かみん/国土が小さくて、人口が少ないこと)!
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季節の俳句・短歌 選者 : 星野支折 里中響子 |
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★ 2023年・・・記録的な猛暑の夏が抜け、10月に入って、ようやく萩の花が咲いてきました。 (/支折) |