Community Space /ボスの展望台/ボスのTwitter/2018年/4月 |
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トップページトップページ/New Page Wave/Hot Spot/Menu/最新のアップロード/ 担当: ボス= 岡田 健吉 |
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脱・ 戦争 ゴッコ! 脱・ 戦争 ゴッコ! |
★ JSM (/Joint Strike Missile) 射程: 500km (300km以上) 1発: 価格は不明 F-35向けに開発中の対艦/対地/巡航ミサイル 原開発国: ノルウェー
長距離巡航ミサイル/射程: 900km 1発: 1億4000万円 自衛隊のF15J に搭載するには、改修が必要。 F35にも搭載可能。
Mk.41VLS (イージス艦や護衛艦のミサイル垂直発射システム)から発射可能。 (そうりゅう型潜水艦は・・・ハープーンが発射できるので、後継型も発射できる可能性がある。) ★
上の画像で見る限り・・・垂直発射システムや魚雷発射管から発射できるようには見えないが・・・? ★
防衛省が、長距離巡航ミサイルを導入するための、経費を来年度予算案に計上する方針。 F35Aに搭載できる<JSM>の取得費用や、主力戦闘機F15に搭載する為の調査費用として、 約22億円を追加要求しています。
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水 爆 ![]() 北朝鮮の核軍拡も 安倍政権の軍拡も しょせんは、同じ… <戦争ゴッコ!> です! |
アメリカの水爆実験 Russian
Atomic Weapon Museum 史上最大威力/Tsar Bomba (King of Bombs)と呼ばれる水爆
<核融合爆弾の、構造の概略> ・・・・・・<ジャンプ>
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4月 30日 |
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (19) 【プロローグ】 (17)
「はい…」マチコが、コーヒーカップを取り上げ、口に運んだ。
【 ① / 新粒子・・・アクシオンの考察 】 (1)
た<暗黒物質>の候補です。
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (18) 【プロローグ】 (16)
④ <原始ブラックホール/・・・インフレーションの密度揺らぎの中で、集団として形 成されたと考えられる> ☆ 検証ナシ。 ⑤ <その他/・・・それ以外の、様々な可能性・・・> ☆☆☆☆☆
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (17) 【プロローグ】 (15)
③ <ステライル・ニュートリノは・・・既知の3種類/電子ニュートリノ・ミューニュート リノ・タウニュートリノ・・・とは違うタイプのニュートリノ。非常に重く、既知のニュート リノと・・・
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (16) 【プロローグ】 (14)
とりあえず、以下の5つに分類されます。 ① <WIMP/・・・弱い力に似た相互作用をする・・・重い粒子> ☆ 理論的に予 測され、有力視されてきた候補。長年にわり実験するも、検証ナシ。 ② <アクシオン/・・・WIMPよりも・・・
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (15) 【プロローグ】 (13)
いわゆる暗黒物質/dark matter/非バリオン物質は・・・27%>とされています」 「うーん…」マチコが言った。「はい、」
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4月 29日 |
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (14) 【プロローグ/序章】 (12)
「正確なことは…」高杉が、モニターに目を流した。「分からないわけですが… 最新の、様々な観測データから… <我々に見えているバリオン物質は・・・5%>、<宇宙膨張を加速させている・・・
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (13) 【プロローグ/序章】 (11)
総量としては… <普通に見えている物質/バリオン物質の・・・5倍>…にもなる計算だという事です。 つまり、<宇宙は・・・暗黒物質で満たされている>…と言ってもいいわけですねえ、」 高杉が、熱いコーヒーを一口すすった。
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (12) 【プロローグ/序章】 (10)
質量は持っているわけです。そして、これが寄り集まると、強大な重力を、周囲に及ぼし ている様ですねえ、」 「うーん…」マチコが、うなづいた。「<銀河回転>にも、影響を与えていると言うわよね」 「まあ…」高杉が言った。「最初に、気づいたのが… 1930年代で…<銀河団の観測>からです。通常なら、<バラバラになるはずの・・・ 銀河の集団が・・・何かで結び付いている様だ>…と考えたわけです。 その次が… 1970年代で…<銀河回転の・・・速度の研究>から、だった様です。同じ疑問でした。 <何かが・・・強力に結び付けていないと・・・銀河を形成する星々が・・・膨大な遠心 力で・・・バラバラになるはずだ>…と考えたわけです、」 「うん…」マチコが、コクリとうなづいた。「これは、分かりやすい疑問よね、」 「現在は…」高杉が言った。「銀河自体が、<暗黒物質>の…
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (11) 【プロローグ/序章】 (9)
と言われます。今、この瞬間にも、我々の身の回りにも漂っていると思われるわけですが、 それが、どうにも分からない…」 「幽霊のような…」ポン助が言った。「物質だよな…何でも、突き抜けて行くよな…」 「ニュートリノや…」マチコが言った。「宇宙線なんかも、私たちの体を突き抜けているわよ ね、」 「おう…」ポン助が、うなづいた。
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (10) 【プロローグ/序章】 (8)
高杉も作業テーブルに移って、モニターとスクリーンボードの電源を回復した。それから、 壁面のインフォメーション・スクリーンに、インターネット・正面カメラのモニター画像が表 示されているのを確かめた。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
<ダーク・・・
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (9) 【プロローグ/序章】 (7)
表示された。さらに、マウスを動かし、写真と記事を表示した。 ポン助が椅子にかけ… コーヒーを淹れているマチコの方を眺めた。マチコが、インスタントのスティック・コーヒー に湯を注ぎ…
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4月 28日 |
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (8) 【プロローグ/序章】 (6)
かね、」 「おう!」ポン助が、両手を握った。「<暗黒物質>というのはよう、長い間、謎のままだ と言うよな、」 「そうだな…」高杉が、片手を伸ばし、ワークステーションのマウスを動かした。
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (7) 【プロローグ/序章】 (5)
「あ、コーヒーを淹れるわね…」マチコが、サッと動いた。「スティク・コーヒーでいいわね?」 「ああ…」高杉が、片手を上げた。「頼む… うーむ…そうだな… 《量子コンピューター最前線》 は…
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (6) 【プロローグ/序章】 (4)
ねえ、」 「はい、」マチコが、うなづいた。 「これは…」高杉が言った。「次の機会に、譲ろうかねえ… いずれ、開発競争が沸騰している業界だし、近いうちに、また取り上げることになるだろ う、」
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (5) 【プロローグ/序章】 (3)
塾長の判断に任せると言っています。これを、次のテーマにするかどうかは、」 「ふむ…」高杉が、顎に手を当て、頭を横に沈めた。「ちょうど… 《量子コンピューター最前線》 で…
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (4) 【プロローグ/序章】 (2)
「おう…」ポン助が、歩きながら言った。「《ポン助の解説塾》 で、<暗黒物質>を取り上 げてみたけどよう。荷が重過ぎると分かったよな。それで、マチコにも頼んで、来てもらっ たぞ、」
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (3) 【プロローグ/序章】 (1)
ハイパー・リンク・ゲートから… アシスタントの折原マチコとポン助が出て来た。
ポン助が、先に立って歩いて来た。
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (2) 中島林彦 (日本経済新聞) 協力
: 丸山和純 (高エネルギー加速器研究機構)
《 暗黒物質の考察 ・・・ 2018 》 ・・・ (1) 特集 暗黒物質の正体 ★ ダークホース/新粒子「アクシオン」 L . ローゼンバーグ (ワシントン大学) ★ 宇宙に潜む/原始ブラックホール J . ガルシア=ベジード (マドリード理論物理学研究所) S . クレッセ (独アーヘン工科大学)
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4月 27日 |
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (98) 【支折の言葉 ・・・ 6/3 )
難波(なんば)生まれの… 井原西鶴(いはら・さいかく)/『好色一代男、好色一代女、日本永代蔵、世間胸算用』 や … 越前生まれの… 浄瑠璃(じょうるり)作家の近松門左衛門(ちかまつ・もんざえもん)/『曽根崎心中、冥途の飛脚、 国性爺合戦、心中天網島』 がいて… 俳諧では… 巨星/松尾芭蕉が居たわけですよね…」
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (97) 【支折の言葉 ・・・ 6/2 )
>などの文化人も跋扈(ばっこ/思うままにのさばること)して来たわけです。 元禄文化は… 京・大坂の上方で発達し、やがて大阪に重心が移ったようです。それから、江戸に文化 が移って行く端緒(たんちょ/物事が始まる、または解決する糸口)ともなったようです。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (96) 【支折の言葉 ・・・ 6/1 )
伊賀上野の生家を離れ…次に…同行の門人/千里の故郷/大和の国を訪れたわけで すね。芭蕉が元禄文化を代表すような、カリスマ的な俳諧師でなければ、フラフラと遊び 歩いている遊び人ですよね。 でも… 江戸幕府によって、日本の社会が安定化し、豊かになったから…
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4月 26日 |
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (95) 【現代語訳 ・・・ 6/4 】
朝顔が何度も・・・ 死と生を繰り返すように・・・ 代々引き継がれて変わったが・・・ 仏法の教えは・・・ 千年も生き続ける松のように・・・ いつまでも変わることはない・・・
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (94) 【現代語訳 ・・・ 6/3 】
す」ほどと言っていいだろう。木に喜怒哀楽の情が無いといっても、仏の縁に導かれて斧 で切り倒されることはなかったのであるから、この木に…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (93) 【現代語訳 ・・・ 6/2 】
打つ弓の音が・・・ 竹薮の奥に・・・ ひっそりと佇(たたず)むこの家に・・・ 琵琶語りのように・・・ 鳴り響いているよ・・・
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (92) 【原文 ・・・ 6/2 】
【現代語訳 ・・・ 6/1 】
か滞在して足を休めた。
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4月 25日 |
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (91) 【原文 ・・・ 6/1 】
城郡)竹の内(/現在の当麻町竹内地区)と云処は彼千里が旧里(きゅうり/故郷)なれば、日ごろとど まりて足を休む。
を見るに、凡(およそ)千歳(ちとせ/千年)も経たるならむ、大いさ牛を隠す共云べけむ。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (90) 【支折の言葉 ・・・ 5/3 】
現在よりも、様々な原因で、はるかに早世(そうせい/若死に・・・芭蕉も享年50歳)でした。それ ゆえに、真剣に人生に対峙し、<一期一会>の出会いも大切にしていました。 死を考えるということは… 逆に、生を真剣に考えるということです。現代人は、社会的にも死を遠ざけ、忌み嫌い、 <薄っぺらな人生を・・・長生きしている>…わけですよね、」
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (89) 【支折の言葉 ・・・ 5/2 】
当時/江戸時代に置いても… 死は、常に生活の身近な所にありました。近隣の人々死や知己の死、そして自分自身 の死も…まさに<指呼の中(しこのうち)=指呼の間(しこのかん/呼べば答えるほどの近い距離)>に ありました。その上で、社会文化の約束事が形成され、人生が語られていたわけですね。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (88) 【現代語訳 ・・・ 5/4 】
消えてしまうように思えるよ・・・
【支折の言葉 ・・・ 5/1 】
芭蕉は…旅の形式上の目的地である、伊賀上野の生家に到着し、昨年他界した母の墓 参をしています。兄が示した母の遺髪は、江戸へ出て行く時に…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (87) 【現代語訳 ・・・ 5/3 】
母の遺髪を手にとると・・・ 熱い涙がこぼれ落ち・・・
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4月 24日 |
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (86) 【現代語訳 ・・・ 5/2 】
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (85) 【原文 ・・・ 5/2 】
【現代語訳 ・・・ 5/1 】
も霜に枯れ果て、今ではその跡すら残っていない。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (84) 【原文 ・・・ 5/1 】
また・・・母。他人の母の敬称。母堂。)の萱草(かんぞう/忘れ草・・・ユリ科のワスレグサ属の多年草。/・・・ムラサキ 科ワスレナグサ属の忘れな草とは別物です。)も霜枯果て、今は跡だになし。何事も昔に替りて、同胞 の鬢(びん/耳ぎわの髪。また、頭髪の左右側面の部分。)白く、眉皺寄(まゆしわよせ)て、只(ただ)命有て、 とのみ云て言葉はなきに、兄の守袋をほどきて、母の白髪拝めよ、浦島の子が玉手箱、 汝が眉もやや老たり、としばらく泣きて、
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (83) 【支折の言葉 ・・・ 4/16 】
当に違う感じを与えるような違い。)ですので、私も心に留めて置きます。 あ、芭蕉の敬愛する西行法師も… 当然の事ですが、伊勢神宮を訪れていますよね。 芭蕉の時代よりも、約500年前の歌人/僧侶ですが、西行もはたして、神官に咎められ ていたのでしょうか? うーん…?…」
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (82) 【支折の言葉 ・・・ 4/15 】
でも、第40代/天武天皇(/壬申の乱で勝利し、その翌年に即位。飛鳥浄御原宮(あすかの・きよみはらの・み や)を造営し、その治世は、続く第41代/持統天皇(/天武天皇の后)の時代とあわせて、天武・持統朝と一括されること が多い。日本の統治機構、宗教、歴史、文化の原型が作られた重要な時代。)の<神仏習合>(しんぶつしゅうご う/外来の仏教と、日本固有の土着の神々とを融合調和すること。神仏混交ともいう。)で、仏教と神道(しんとう)は 一体化していたのではなかったかしら? うーん…ともかく、僧形の芭蕉は神官に咎められています。ここは、現場における…
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《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (81) 【支折の言葉 ・・・ 4/14 】
への大遠征/大冒険の旅の…終りです…」 ☆☆☆☆☆☆ <奥の細道・・・点描/終り・・・> ☆☆
僧形(そうぎょう/僧の姿)というのは… これまでにも何度かコメントをしていますが、古代~中世の日本では、旅をする者には非 常に便利な服装のようでした。何よりも、よそ者として警戒されることが少なく、尊敬もさ れ、仏罰(/仏から受ける罰)を恐れて盗賊などに襲われることも、少なかったのでしょう。 それから… 幕府や藩による監視も…古来より、僧侶に関してはかなり緩やかだった様ですね。源頼 朝も鶴岡八幡宮の境内で、ウロウロしている老僧を見かけ、西行法師と分かり、鎌倉御 所/大倉御所に招待したことが、『吾妻鏡』(あずまかがみ/鎌倉時代に成立した日本の歴史書。鎌倉幕 府の初代将軍・源頼朝から第6代将軍・宗尊親王まで6代の将軍記という構成。)に記されています。つまり、何 処にいようと、あまり咎(とが)められる事が無かったわけですね。 その時、頼朝はの方は… 鎌倉幕府を開く前で…まさに、奥州平泉/奥州藤原氏を攻め滅ぼす直前であり…西行 の方は、都から血縁のある奥州藤原氏の下へ、東大寺再建のための砂金を勧進(かんじ ん/寺社・仏像の建立・修繕などのために寄付を募ること。歌舞伎の 『勧進帳』 は、そのための記録帳で、弁慶が持って いました。)しに向かう途中でした。滅亡前夜の平泉へ、都からの珍客として西行が訪れる 途中の出来事だったわけです。 また、この頃… 芭蕉の『奥の細道』 とは逆回りで、義経・弁慶の主従も、平泉へ向かう逃走劇を展開して いたわけですね。『勧進帳』 はその途上の、安宅関(あたかのせき/石川県小松市の日本海側にあっ た関所)での出来事です。 ええと、話がそれてしまいましたが… ともかく、僧形でも、<ただ1つ・・・咎(とが)められる場所>…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (80) 【支折の言葉 ・・・ 4/13 】
時代>…においても、まだまだ、容易でなかった事の分かる風物誌です。 その『奥の細道』では… 最後に… 多数の門人がいる、加賀100万石の城下に入って…噂を聞いて準備していた門人たち も駆けつけて来て…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (79) 【支折の言葉 ・・・ 4/12 】
のだったかが分かります。でも、同時に、どうせ萎(しぼ)んで枯れて行く命ですから、<一 生に一度のお伊勢参りは・・・命を賭してでも慣行したい・・・人々の大ロマン>…だっ たわけですね。 遊女ですから、<お蔭参り/抜け参り(/奉公人などが主人に無断で、または子供が親に無断で参詣する こと。数百万人規模のものが、およそ<60年周期・・・おかげ年>で、江戸時代に3回起こっている様です。庶民の暴発 ですね。この年には、大金を持たなくても、信心の旅ということで、沿道の施しを受けることもできた様です。お遍路さんお接 待と同様でしょうか。)>…だったのでしょうか?当時の日本の社会/幕府の政策にも、<抜 け参りなら・・・しょうがない>と、寛容な所もあったわけですね。詳しく調べてみれば、 面白いのかも知れません。 うーん… 芭蕉一行も、遊女一行も、<日本の中世/江戸時代における・・・観光旅行・事始め の風景>…といった所でしょうか。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (78) 【支折の言葉 ・・・ 4/11 】
越後路では… 前にコメントしましたが… それから…難所/親不知を超えた一振の宿場で、遊女と一つ宿になるわけです。この2 人の遊女たちも、<生涯でただ一度の・・・命がけのお伊勢参り>なのでしょう。
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4月 22日 |
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (77) 【支折の言葉 ・・・ 4/10 】
でも、そうした難儀があっても… その何倍もの、旅の楽しみがあったわけです。歌枕の地や、故人のゆかりの地を訪れ、 尽きる事なく変化する大自然の中で、俳句を作り…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (76) 【支折の言葉 ・・・ 4/9 】
気分を悪くする出来事が重なり、芭蕉は嫌気が差していました。そこに、芭蕉を知る者の 使いが後を追いかけて来て、ようやく古川市左衛門の家に宿泊することになり、一件落 着となった…と記されています。 芭蕉ほどの、俳諧の…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (75) 【支折の言葉 ・・・ 4/8 】
<★… 芭蕉達は、当初は象潟で知り合った俳人低耳の紹介で、柏崎の俳人で、庄屋で 豪商でもあった天屋弥惣兵衛宅に泊めても貰う積りであったが、弥惣兵衛の応対に不快 を感じた芭蕉は、柏崎での逗留を断念し、更に4里(/12km)先の鉢崎(/柏崎市米山 町)まで足を延ばした。…★> …という事のようです。 風流を解さず… 世の中の構造をブチ壊す輩というのは、何処にでも、少なからずいるわけですね。でも、 『更科紀行』 の、愛想も愛嬌もない僧侶のように、色々な人々がいるから、この世の中は、 腹を立てながらも、退屈しないのかも知れませんね。これもまた、旅の味わいなのです。 そして、芭蕉たちは… 翌20日、今町(/現在の上越市・直江津)に到着しています。ここでも紹介状を持って 聴信寺を訪れましたが、葬儀の真最中であり、出てきてしまった…と記してあります。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (74) 【支折の言葉 ・・・ 4/7 】
を出ます。後で、二度ほど引き留める人が来ましたが、芭蕉は頑として、戻りませんでし た。 ええ、この辺りをもう少し調べてみると、こういう事でした…
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4月 21日 |
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (73) 【支折の言葉 ・・・ 4/6 】
『奥の細道』 では… 復路の越後路で、その難儀をした様子が、サラリと記されています。少し、点描してみま しょうか…
弥彦から寺泊-山田と通り出雲崎で宿泊し…(新暦8月19日) に柏崎に到着するので すが…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (72) 【支折の言葉 ・・・ 4/5 】
ています。<古池や 蛙飛び込む 水の音>…の古池もあった様ですね。杉山山風は 魚屋ですから、鯉の生簀(いけす)でもあったのでしょうか。 あ、でも… <風流・風雅の・・・旅>とはいっも…そもそも旅は…時代的に難儀を究めたものだった ようです。西行や宗祇と同様に、<旅の空に果てるのも・・・覚悟の上の・・・
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (71) 【支折の言葉 ・・・ 4/4 】
まり芭蕉は、それ程の、<俳諧のカリスマ>でもあったという事です。 芭蕉は、江戸時代初期の俳人ですが… 江戸時代中期の与謝蕪村にしろ…江戸時代後期の小林一茶にしろ…時代を超えてほと んどの俳人は、<芭蕉のように生きたい! >というのが、身を焦がすほどの憧れで、 見果てぬ壮大ロマンでした。でも、そうしたカリスマ性がなかったわけですね。 つまり… <芭蕉十哲や・・・有力な多数の支援者>が持てなく、わずかな安定した生活を捨てる こともできず、<芭蕉のように・・・旅に生きること>…ができなかったわけです。 芭蕉自身が深く尊敬していた… 西行や宗祇には、少なくとも、そうした<カリスマ性/・・・覚悟! >があったと思われ るのですが。でも大概は、ちょうど現代の政治家が、幕末の志士や明治維新の元勲(げん くん/国家に尽くした大きな功績)に、憧れるようなものでしょうか。 そもそも、江戸深川の芭蕉庵も… <門人/杉山杉風(すぎやま・さんぷう/通称は鯉屋藤左衛門・・・幕府御用の魚問屋)・・・蕉門十哲の1 人・・・弟子であり後援者>…の番小屋だったとも言われます。 1680年/延宝8年…芭蕉が日本橋から…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (70) 【支折の言葉 ・・・ 4/3 】
多過ぎない程度の路銀も持たせたのでしょう。その上、さらに、次の旅先の門人に、<先 触れ(さきぶれ)>を走らせたりもしていたのでしょうか。 芭蕉が、身軽にヒッチハイクできたのも、この様に、各地に<有力な門人/支援者>が あって…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (69) 【支折の言葉 ・・・ 4/2 】
6月に、江戸で別れたばかりの松葉屋風瀑(まつばや・ふうばく)を、伊勢に訪ねて、10日ばか り足をとどめた様です。当時は、この様にしばらく留まり、長旅の疲れを癒(いや)したわけ ですね。 そして、旅立つ時には…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (68) 【支折の言葉 ・・・ 4/1 】
この往路では… 熱田神宮の前も通っているのですが、まったく寄らなかったのでしょうか?後で訪れてい ますよね。 うーん… 『東海道五十三次』 の順にはいきませんが… 『野ざらし紀行』 に従い…熱田神宮は、その時に考察することにしましょう。
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4月 20日 |
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (67) 【現代語訳 ・・・ 4/6 】
うつり香となって・・・
蔦が植えてあり・・・ 美しい竹四五本に・・・ 強い秋風が・・・ 嵐の様に吹き抜けて行く・・・
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (66) 【現代語訳 ・・・ 4/5 】
蝶の翅(はね)よ・・・ 蘭(らん)の香が・・・
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (65) 【現代語訳 ・・・ 4/4 】
西行ならば、きっと・・・ 歌を詠み掛けることだろう・・・.
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (64) 【現代語訳 ・・・ 4/3 】
神路山(かみじやま)から下りてくる風は・・・ 樹齢千年ほどの神杉(かむすぎ)を・・・ 抱くように吹き撓(たわ)めている・・・
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (63) 【現代語訳 ・・・ 4/2 】
を許さない。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・ (62) 【現代語訳 ・・・ 4/1 】
足をとどめた。 私の姿は、腰に脇差を身につけず、襟(えり)に頭陀袋(ずだぶくろ)をかけ、手に十八珠(たま) の数珠(じゅず)を持ち、僧形の身なりであるが俗人であり、俗人に似て剃髪(ていはつ)をして いる、といったぐあいである。
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4月 19日 |
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(61) 【原文 ・・・ 4/4 】
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(60) 【原文 ・・・ 4/3 】
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(59) 【原文 ・・・ 4/2 】
暮て外宮に詣侍(もうではべり)りけるに、一ノ華表(かひょう/神社の鳥居)の陰ほの暗く、御燈処 々に見えて、また上もなき峰の松風身にしむ計(ばかり)深き心を起して、
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(58) 【原文 ・・・ 4/1 】
音信(たづね)て、十日計(ばかり)足をとどむ。 腰間に寸鉄(すんてつ/小刀、脇差)を帯びず、襟(えり)に一嚢(のう)をかけて、手に十八の玉を 携ふ。僧に似て塵(ちり/浄土に対して、俗世間のチリ)有、俗に似て髪(はつ/頭髪)なし。
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4月 18日 |
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(57) 【支折の言葉 ・・・ 3/9 】
こうした軽さは、捨て子の句の重い課題に対比している様です。もう1句…
<歌枕の地/小夜の中山(佐夜の中山)>を詠んでいますよね。そして、広重の版画には、 <旅の名物・・・夜啼石(よなきいし)>も描かれていて、物見高い人々が石を見ています。 こうした歌枕や、旅の名物は… 旅人を退屈させない小道具として、各所にあったわけです。田舎の、人のあまり通らない 小道でも、お地蔵さんが置かれていたり、大きな木が切られずに残されていたり、一里塚 のような目印があったわけですね。古の人々の心が偲ばれます。」
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(56) 【支折の言葉 ・・・ 3/8 】
川庄屋を置いた。)になったようで、<川止め>となったのに勝手に泳いで渡れば、<関所 破り>と同様に、重い罪になった様です。
さて…俳句の方は… <馬上吟(ばじょうぎん)>… ★ 道のべの 木槿(むくげ)は馬に 食はれけり
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(55) 【支折の言葉 ・・・ 3/7 】
旅人の心得として、こんな事が言われていました。<川を越してから宿を取れ・・・川の 手前で宿を取るな! >…と。つまり、<何日も・・・足止めを食らってしまうぞ! > …という事です。 しかも、<川止め>は、<関所>のように幕府の…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(54) 【支折の言葉 ・・・ 3/6 】
また… <せめて・・・舟を置いて欲しい>…という嘆願も、幾度も出されていたようですが、全 て却下されています。これには<川越人足>の、生活/失業問題も絡んでいたのでしょ うか。 それに… <徳川家/尾張・三河>も、まさにこの東海道にあり、<庶民の愛撫/人気取り>も あったのでしょうか。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(53) 【支折の言葉 ・・・ 3/5 】
雨が降れば…<2、3日の・・・川止め>はザラにあったようです。そして、<川止め> になれば…旅人は難儀し…宿場町は客で溢れ…大儲けとなります。 河口近くの広くなった川に… 長大な橋を架けるのは、技術的に困難という事も…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(52) 【支折の言葉 ・・・ 3/4 】
<膨大な浪費・不都合>…も幕府の側から見れば、<藩を・・・あらゆる意味で疲弊さ せ・・・国力を奪う>…ことが目的だったわけです。つまり、反乱を抑止していたわけです ね。 その一方、膨大な浪費は… 様々な形での藩の出費となり、富が藩から庶民に、再配分されて行ったわけです。これは 今風な経済政策としても、社会全体の発展という意味で、理にかなっていたようですよね。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(51) 【支折の言葉 ・・・ 3/3 】
本陣(/大名、宮家、公家、幕府役人など、身分の高い旅行者のための、街道の宿泊施設 )等の宿場町の経済 と並び、東海道を支える一大産業だったのでしょう。1000人となれば、家族は数倍の人 数となり、経済力/発言力も大きかったわけですね。 徳川幕府としては… 日本の統治上、<効率性・利便性>…などは最優先事項ではなかったわけです。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(50) 【支折の言葉 ・・・ 3/2 】
<軍事上の理由>から、東海道の一級河川には<橋を架けず/舟も置かなかった> ようですね。その政策のために、最盛期には、<川越人足/・・・肩車や輦台(れんだい)等 の川の人足は・・・1000人程度>…にもなったと言われます。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(49) 【支折の言葉 ・・・ 3/1 】
当時、東海道には2つの難所がありました。<箱根の関所>と<幕府が直接管理した ・・・大井川/川止め>です。 <箱根八里は馬でも越すが・・・越すに越されぬ大井川>…と唄われて、箱根以上の 難所として、人々に認識されていたようです。
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4月 17日 |
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(48) 【現代語訳 ・・・ 3/4 】
寝ながら旅を続け・・・ 覚めると・・・ 有明の月が遠くに見え・・・ 村里(/江戸から二十五番目の日坂(にっさか)宿)に・・・ 朝茶を炊く、煙がたなびている・・・
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(47) 【現代語訳 ・・・ 3/3 】
まま馬の足取りにまかせ、数里を旅してきたが、いまだ、鶏の鳴き声が聞こえてこない。 杜牧が 『早行』 の詩に詠んだ、あの夢見心地のまま、馬に揺られ、小夜の中山…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(46) 【現代語訳 ・・・ 3/2 】
★ 道のべの 木槿(むくげ)は馬に 食はれけり
馬上から眺めていると・・・ 何と、花をムシャムシャと・・・ 馬が食べてしまったよ・・・ そうでなくても・・・ 短命な花であるのになあ・・・
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(45) 【現代語訳 ・・・ 3/1 】
江戸の人々は指折りかぞえ・・・ 大井川あたりは・・・ 川止めになってはいないかと・・・ 話しているのではないかな・・・
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(44) 【原文 ・・・ 3/2 】
歌枕で・・・佐夜の中山 ともいう…静岡県掛川市と金谷町との境にある峠道)に至りて忽驚(たちまちおどろく/…た ちまち目が醒める)。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(43) 【原文 ・・・ 3/1 】
☆ 秋の日の雨 江戸に指折らん 大井川 (千里)
★ 道のべの 木槿(むくげ)は馬に 食はれけり
たれて、数里いまだ鶏鳴(けいめい/鶏が鳴くこと・・・一番鶏が鳴く頃の意で、夜明け )ならず。
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4月 16日 |
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(42) 【支折の言葉 ・・・ 2/7 】
芭蕉は食物を投げ与え、俳人ですから、1句詠んだわけです。旅をしていれば、こうした 場面には幾度となく出会います。芭蕉の…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(41) 【支折の言葉 ・・・ 2/6 】
任せて行くべし、神明の加護必ず恙(つつが)なかるべし」
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(40) 【支折の言葉 ・・・ 2/5 】 . の宿になり、<お伊勢り参り>の同道を懇願されます。ここでも、芭蕉は同情しつつも、 非情に突き離しています。
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(39) 【支折の言葉 ・・・ 2/4 】
かと、まるで捨てられた花のようです。こうした事は日常にゴロゴロとあり、また人々は、 自分が生きて行くので精一杯だったわけですね。 芭蕉の様に… 心にゆとりのある風流人ですら、捨て置かなければ旅が続けられません。この数年後に なりますが…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(38) 【支折の言葉 ・・・ 2/3 】
を亡くしたばかりの女の人が、この事を聞いて見に来たら、連れ帰ったでしょうか? それでも… 芭蕉が1句を詠み、言葉を投げかけたように、<命は・・・風前の灯>…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(37) 【支折の言葉 ・・・ 2/2 】
それでも現代の様には、社会全体が豊かではなく、助けられるものと、助けられないもの がありました。 さて… ここに僧侶が通りかかったら、どう対処するでしょうか?また、…
《野ざらし紀行/・・・ 芭蕉》・・・(36) 【支折の言葉 ・・・ 2/1 】
悲しい場面ですね。でもこうした事は、現在でも世界中に溢れています。<戦争・紛争 の飢餓地帯>がそうですし、日本国内においても、<弱者が・・・虐(しいた)げられてい る状態>は、程度の差こそあれ、常に存在しています。 むしろ、当時/生活環境の…
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4月 15日 |
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(35) 【 現代語訳・・・ 2/4 】
に嫌われたか。いや、そうではあるまい。父親がお前を憎んだのでも、母親が嫌ったわ けでもあるまい。これは、ただただ天が成したこと。お前のもって生まれた、悲運の定め を泣くがよい。
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(34) 【 現代語訳・・・ 2/3 】
悲愁を聞く詩人たちは・・・ この冷え冷えとした、秋風の中に・・・ 捨てられた、子の哀れみならば・・・ どのように詠むことであろうか・・・
<断腸>の語源になっている、中国の故事に出てくる・・・猿の泣声を聞く人に、たとえています。 この古事では・・・人間に子供をさらわれた母猿が、あまりに深く泣き悲しむので、死後、母猿の腹を割いてみると、腸が千 切れ千切れになっていた・・・というものです。古来、多くの漢詩文中に取り上げられています。
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(33) 【 現代語訳・・・ 2/2 】
小萩に吹きつける冷たい秋の風に、今夜のうちに命を散らしてしまうのか、明日にもしお れてしまうのかと哀れに思いながら、たもとから食べ物を取り出して投げ与え、通り過ぎ る時に、一句を吟じて、…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(32) 【 現代語訳・・・ 2/1 】
親は、この子を川の早瀬に投げ込んで、自分たちだけ浮世の波を乗り越えて生きてはい けない、わずかでもこの子の命がある間は、このままにして、との思いで…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(31) 【原文・・・ 2/2 】
むにあらじ、母は汝を疎むにあらじ。唯(ただ)これ天にして、汝が性(さが)の拙(つたな)きを 泣け。
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(30) 【原文・・・ 2/1 】
の早瀬にかけて、うき世の波をしのぐにたへず、露計の命待間(つゆばかりの・いのち・まつま)と 捨て置けむ。 小萩がもとの秋の風、今宵や散るらん、明日や萎(しお)れんと、袂(たもと)より喰物投げて 通るに、…
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4月 14日 |
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(29) 【支折の言葉・・・ 1/7 】
貞享の元号は5年まであり、その次が元禄になります。江戸が、まさに幸せだった時代で あり、<元禄文化>が花開した時期です。 その元禄には、あの有名な、『歌舞伎/忠臣蔵』 の赤穂事件もあったわけですね…
野内匠頭(あさの・たくみのかみ)が、殿中松の廊下で抜刀し、高家(こうけ/江戸幕府における儀式 や典礼を司る役職)/吉良上野介(きら・こうずけのすけ)に切りかかった事件>
もっとも芭蕉は、それ以前の元禄7年に、享年50歳で早世しています。赤穂事件が起こ ったのは、それから7年後の元禄14年のことです。あ、芭蕉の最晩年については、別途 考察して行きます。 ええ、ともかく… 支折メ(/メ ・・・は自分のことをへりくだって言う接尾語)としても…初めて接する 『野ざらし紀行』 で す。少しづつ、芭蕉の実像にも迫りたいと思います」
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(28) 【支折の言葉・・・ 1/6 】
芭蕉の禅的境涯は、<空/一切皆空(いっさいかいくう/ この世の一切の存在は、すべて固定した実体 ではなく、空であるという仏教の根本教理・・・“色即是空・空即是色”)>へは向わず… 文学的・求道者/風流風雅の探求者として、<執着/迷妄/魔心に・・・反転/逆流 >…しています。これは、<悟りの世界ではなく・・・迷妄/執着の世界を探検してい く・・・冒険者の姿>…と言うべきなのでしょう。 もっとも、この時点では… 芭蕉の、<禅的境涯/覚醒>もまだ浅く…新しい旅立ちの中、にあったのかも知れま せんね。
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(27) 【支折の言葉・・・ 1/5 】
<自然の、風物の移ろいへの・・・痛いほどの共感!>…があった様です。それは必 然的に、大自然の美しさだけでなく、不快さや、脅威にも、限りない共感を寄せるものでし た。そして、まさに、その中に身を委ねて行く事を、芭蕉は実践したという事でしょうか?
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4月 13日 |
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(26) 【支折の言葉・・・ 1/4 】
かり、富士山が見えません。でも、<それも一興>といさぎよく諦め、芭蕉はあくまでも 現実肯定的です。 これは… 芭蕉の、<禅的境涯・・・全面肯定の自然観/世界観>…がよく出ています。
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(25) 【支折の言葉・・・ 1/3 】
でも… もっと大所高所から俯瞰(ふかん/高い所から見おろすこと)すれば、それも、風流風雅の醍醐味 という事です。元々、<野に髑髏を晒す>…ことを覚悟しているわけですから、決意は 揺るがず、それさえも旅の味わいとして、自嘲(じちょう/自分で自分の欠点・境遇・ふるまい等をあざけ り笑うこと)しているわけですね。 その、次の句は…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(24) 【支折の言葉・・・ 1/2 】
その繊細な、文学者/俳人としての、我身我心を詠んだものです。武者(むしゃ)の出陣と は、明らかに異なるわけですね。 次の句は… その薄寒い秋風に、生まれた故郷へ帰る旅だというのに、江戸深川の草庵が、むしろ恋 しくなるとは…と笑っている句です。 大冒険家/芭蕉であっても、その様な文学者の繊細な…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(23) 【支折の言葉・・・ 1/1 】
芭蕉は、構想を温めてきた風流の旅、<野ざらし/= 野に髑髏(しゃれこうべ、どくろ)を晒(さ ら)す・・覚悟の大冒険>…に、いよいよ1歩を踏み出しました。 当時は長旅に出る時は、一応、<死して・・・帰らず>…の覚悟もしたわけです。芭蕉 自身が尊敬する西行や宗祇(そうぎ)も、そうした旅の空に果てているわけです。 でも… <野ざらし>の覚悟はあっても…やはり、立秋/8月(/俳句の世界、旧暦では8月は立秋)の秋 風は冷たいというわけですね。
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(22) 【 現代語訳・・・ 1 /5 】
これまで幾度も眺めた富士山が・・・ この近くの峠からは見えない・・・ しかし、霧の中で富士を想像するのも・・・ また、一興である・・・
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(21) 【 現代語訳・・・ 1 /4 】
やたらこたえる、我が身であることだ・・・
十年に及び・・・ 冷たい秋風に・・・ 故郷へ向かう旅も・・・ むしろ、江戸が恋しくなろうとは・・・
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4月 12日 |
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(20) 【 現代語訳・・・ 1 /3 】
思いに駈(か)られることだ。
髑髏(しゃれこうべ、どくろ)を野辺に晒(さら)そうとも・・・ 覚悟の風流の旅であるが・・・
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(19) 【 現代語訳・・・ 1 /2 】
に、ただ…
屋/…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(18) 【 原文・・・ 1/4 】
村/粕谷甚四郎。千里は俳号))
【 現代語訳・・・ 1 / 1 】
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(17)
【 原文・・・ 1/3 】
心を尽し侍(はべ)る。常に莫逆(ばくげき、ばくぎゃく/意気投合して…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(16)
【 原文・・・ 1/2 】
ぞろ寒気也(さむげなり)。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(15)
【 原文・・・ 1/1 】 有の略で…作為がなく、自然のままであること)に入(はいる)」と云けむ昔の人の杖にすがりて、貞亨甲 子(じょうきょうの・きのえね/…
《 HP/『人間原理空間』 の方で…アップロード
》…4月11日
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4月 11日 |
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(14) プロローグ・・・(14)
まで足を伸ばしているわけです。 絵師なども… 絵が上手なら、こうした旅ができたわけですね。当時はこの様に、緩やかに、文化が地方 に伝播して行ったわけです。
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(13) プロローグ・・・(13)
れていた様です。芭蕉のような名の知れた文化人は、珍客として接待されたのでしょう か。 でも、芭蕉の場合は… それに加えて、俳諧の門人やそのツテを頼って、<連歌の会を催して・・・路銀を稼ぎ ・・・天下をヒッチハイクする>…という、新しい旅の…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(12) プロローグ・・・(12)
当時の、地方の有力者は… 天下の情勢を知り、江戸をはじめとする中央の文化を吸収するために、各地を渡り歩い ている絵師や、俳諧師や、僧侶などを、積極的に逗留させ、路銀などの面倒も見ていま した。
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(11) プロローグ・・・(11)
芭蕉の場合… 彼の尊敬する西行や宗祇を真似て、僧衣をまとって旅をした様ですが、元々、芭蕉は僧 侶ではありません。そして旅の足場は寺ではなく、各地の俳諧の門人やそのツテを頼っ ての、<風狂求道の・・・
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(10) プロローグ・・・(10)
歌人/西行法師は僧侶でしたから、地図のない時代に寺をたよりに、奥州/平泉にま で大旅行(/西行は、2度、平泉を訪れていて・・・1度目は20代後半であり、2度目は晩年の69歳の頃で、義経が頼 朝の追っ手を逃れて平泉に入る直前/平泉が陥落する前夜の頃でした。)が、出来たわけです。 室町時代の… 連歌師/宗祇(そうぎ)も僧侶で、僧として身軽に旅ができました。もちろん、それには、< 超人的な・・・精神力・体力・風流>…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(9) プロローグ・・・(9)
基本的に、全てが大人数での移動であり、莫大な費用もかかりました。 また… 軍事用語で言う、兵站/補給が大仕事でした。そのために江戸時代になると、まず、五 街道で、宿場が整備されていったわけです。 それから… 昔から…個人的に、楽に旅ができたのは、僧侶だけだったのではないでしょうか。
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(8) プロローグ・・・(8)
その昔から、<天皇の行幸・巡行(ぎょうこう・じゅんこう/行幸とは・・・天皇が外出すること。目的地が複数 ある場合は巡幸。)>、そして 『土佐日記』 のような、<地方官の任地との往来>、<年貢 の輸送などの物流>、<軍事力の移動>、<裕福な貴族の移動>…などで、<い づれも・・・武威・雑役が付随>していたわけです。 江戸時代になってからは…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(7) プロローグ・・・(7)
有名な句、『古池や 蛙飛び込む 水の音』 も、この芭蕉案での句。この句は、貞享3年(1686年)刊行の 『蛙合』 に発表 された様ですから・・・この 『野ざらし紀行』 の旅の、2年後の事になります。)の後の、新たな旅立でした。 この時代… 個人で旅に出る場合は…振り分け荷物程度が基本です。食物も衣類も最小限で、しか も大金を持って歩くということは、どの様な場合でも、非常に危険でした。
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4月 10日 |
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(6) プロローグ・・・(6)
を賭した・・・自由人/風流人の・・・風狂求道の大冒険>…といった、ものだったので しょう。 俳人/芭蕉にとって… 伊賀上野から江戸に出て来て以来…俳諧の宗匠(はいかいの・そうしょう)という、多くの門人を 持つ安定し始めた生活を捨て…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(5) プロローグ・・・(5)
・・・江戸に帰着>…しています。 門人/千里(ちり/粕谷千里(かすや・ちり)・・・大和国竹内村/粕谷甚四郎。千里は俳号)を伴っての旅でし たが… <全行程2000kmに及ぶ・・・風狂の大ヒッチハイク・・・徒歩での無銭旅行>…で した。俳諧師(はいかいし)と…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(4) プロローグ・・・(4)
<往路は/・・・江戸から東海道をとり・・・伊勢神宮に参拝して・・・故郷/伊賀上野 で、前年に亡くなった母の墓参をすませ>…旅の形式的な目的を果たしています。 <復路は/・・・大和・吉野で秋を楽しみ・・・山城・近江・
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(3) プロローグ・・・(3)
私/支折メ にとっては…『野ざらし紀行』 もまた、今回初めて接するもので、ワクワクし ています。それでは、さっそく、考察に入ってみましょうか…」 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
この旅は…1684年/貞享(じょうきょう/・・・天和の後、元禄の前の4年間。この時代の天皇は霊元天皇、東 山天皇。江戸幕府将軍は徳川綱吉。)1年8月…芭蕉41歳の時でした。旅は、翌年の4月にまで及 ぶ…
《 野ざらし紀行/・・・ 芭蕉 》・・・(2) プロローグ・・・(2)
『奥の細道』/『更科紀行』/『笈の小文』 と…まさに、逆にたどっている事になります。 これは、いくら何でも、という事で…そうした以前の、『野ざらし紀行』 を持って来る事にし ました。
《 野ざらし紀行(さらしなきこう)/・・・ 芭蕉 》・・・ (1) プロローグ(序章)・・・(1)
《更科紀行(さらしなきこう)/・・・芭蕉》 に続いて、《野ざらし紀行/・・・芭蕉》 の、考察をし ようと思います。 最初は… 『更科紀行』 は、『笈の小文(おいのこぶみ)』 の旅に続いている連続性から、『笈の小文』 にしようとも考えていました。
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4月 9日 |
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(186)
次は…<日本の・・・量子コンピューター開発の・・・現状>…を考察します。
あ、それから… 星野支折さんの方は… 『野ざらし紀行/・・・芭蕉』 の準備をしている様子です。どうぞ、こちらの方も、ご期待く ださい!」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(185)
「うーむ…」高杉が笑って、響子と同じように、大きく肩を傾げてみせた。「まあ、たまに は… 響子さんの言う…<明るい・・・楽天的な・・・展望>で…ぺージをしめくくりますか、」 「はい!」響子が、微笑して、うなづいた。「有難うございます!」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(184)
ター>の、開発・構築が始まりました。 本格化していけば… <デスクトップ型・・・化学工場(/生物の細胞は、まるで1個の巨大な高機能化学工場です。将来的には細 胞を手本として、デスクトップ・サイズの化学工場が可能と考えられています。)>…の時代も、いよいよ私たち の視野に入って来た…という事です。 その… <文明の第3ステージ>の橋頭堡(きょうとうほ/敵地などの不利な地理的条件での戦闘を有利に運ぶた めの前進拠点。本来の意味は、橋の対岸を守るための砦。)が…<21世紀・大艱難>…から人類文明 を救って…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(183)
まず、第1段階として…<コンピューター技術の・・・目覚ましい開発・躍進>があり… 次に、第2段階として…<ヒトゲノム・解読プログラム>が一段落して、大自然の深淵 に、さらに1歩深く踏み込み… 第3段階として…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(182)
革命>…という分類を持っていますが… 現在は… まさに、<文明の第2ステージ>から、<文明の第3ステージ>への、過渡期です。 <構造的な危機/21世紀・大艱難> の、非常に不安定な時期です。
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(181)
カードが出現した>…のではないかと、私は、小さな期待を持っているという事ですわ。 私たちは… <人類文明の第1ステージ/農耕・文明の曙>、<人類文明の第2ステージ/・・・
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(180)
<底知れない・・・深淵が見えて来た・・・> …わけですねえ。また… <有限と見られる・・・物理的宇宙空間事象と・・・心/宇宙意識はどのように整合> …するのか、という事です。 最近、次々と… <表面化して来る・・・この世のカラクリも・・・実に精妙で・・・有意であり・・・そしてま た・・・厳しく、我々を突き放す・・・> …という事ですねえ…」 「うーん…」響子が、大きく肩を傾げた。「私が、お聞きしたいのは…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(179)
【この世・・・眼前する、この世界/人間原理空間ストーリーの・・・展開・・・】 …は、非常に面白い事になって来ていますねえ。分かりやすい所では、 【数々の・・・神話的な啓示(けいじ/さとし示すこと)は・・・どう、収束するのか?】 今後… 【この世・・・心の重ね合わせ世界/心のマルチバース世界の・・・全体のカラクリ】 …は…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(178)
「はい…」響子が言った。「これまでにも、<くり返し・・・言って来ている事>…ですね。 うーん… 高杉・塾長… その上で… これも再度、お聞きするわけですが…<人類文明は・・・今後、どの様に推移>…する のでしょうか?」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(177)
巨大であり、複雑であり、簡単に想像できる状況では無くなりました。しかし、やるべき事 は、ハッキリしています。つまり… <有限な地球表層空間で・・・無制限に増大している人類文明は・・・早急に、謙虚 になる事が、必要だ・・・> …という事です。言い換えれば、<反グローバル化/人類文明の折り返し・・・
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4月 8日 |
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(176)
そして、まさに…この状況の中で… <文明の第3ステージ/意識・情報革命の・・・ その・・・中核となると思われる、量子情報テクノロジがー・・・ 物の領域と心の領域が交錯する様な・・・非局所性の組み込まれた・・量子コンピュ ーターの登場> …が、重なって来た、という事ですねえ。
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(175)
「はい…」響子が、コクリとうなづいた。 「まあ…」高杉が言った。「<莫大な犠牲者!> が出てからでは遅いわけですが… <政治が弱体化し・・・世界リーダー不在の時代>…であり、その事も重なって…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(174)
<人類文明の折り返しの・・・大舵が切られる>…と考えられますねえ。 もちろん… 《当HomePage/人間原理空間》では…それ以前の対策として、<万能型・防護力 >の、〔人間の巣/未来型都市/千年都市〕の、全国展開/…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(173)
た必然性のもとで発生すれば… WHOの“緊急事態宣言下”で…まず、<航空・船舶輸送等が・・・大打撃>を受け、物 流が止まり…<世界経済が大混乱>をきたし…それによる2次的大災害を加えれば… <億単位の・・・犠牲者!>…も想定されます。
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(172)
膨大な犠牲的エネルギー>…を必要とするという事でしょうかねえ、」 「はい…」響子が、スクリーン・ボードを調整しながら、うなづいた。 「例えば…」高杉が言った。「<凶悪なエボラ・ウイルスや・・・
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(171)
<グローバル化した文明は・・・地球温暖化と共に・・・多臓器不全のように、輻湊す る巨大危機を抱えている状況>…です。 こうした… <閉塞状況下にある人類文明/地球環境を・・・大転換>…するには、最悪の展望 ですが…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(170)
<20世紀を謳歌した民主主義は・・・金属疲労/制度疲労を起こ>…し <資本主義経済主導の社会は・・・富が・・・人間の許容限度を超えて偏在化>し… <競争型社会のダイナミズムは・・・民族・宗教・経済格差を巻き込み・・・限りない 不安・不満が集積化>…しています。.
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4月 7日 |
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(169)
私たちは… <21世紀・大艱難を・・・量子情報科学の・・・ニューウェーブ>…で、乗り越えること が出来るのか、という事ですわ。何度も、お聞きしますが…?」 高杉が、頭に手を当てゆっくりと歩き出した。 「くり返しますが…」高杉が言った。「現在…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(168)
<重ね合わせ/量子もつれ/量子テレポーテーション>は…<心の領域・・・非局 所性を感じさせる・・・別次元の未来的要素>…です。 <いわゆる、非局所性が・・・量子チップに組み込まれる>…わけです。その斬新性 の程が分かると思います」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(167)
まさに… <重力波天文学/ニュートリノ天文学/・・・マルチメッセンジャー天文学>が、いよ いよ動き出し… <量子コンピューターという・・・パラダイムシフトを予感させる・・・新たな超未来型 マシン/情報機器の異次元の革命>…が、現実味をおびて来ました」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(166)
「かつては…」響子が言った。「<核戦争の危機> が、人類文明の上に、暗雲の様に、 重くのしかかっていました。 でも、現在は… さらに確実な歩みで、<地球温暖化を中核とした・・・輻湊する巨大危機> …が、す ぐ背後に迫って来ていますわ。今度は、<核のボタン> を必要としません。
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(165)
重要なポイントですので、重ねて聞きますが… <巨大危機が輻輳して到来する・・・21世紀・大艱難> において、<量子コンピュ ーターは・・・新しい希望的要素>に…本当に…なるでしょうか?」 「ふーむ…」高杉が、今度は、首を傾げた。「まあ、このまま、人類文明が…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(164)
これまでの… <持続可能な・・・成長! >…ではなく… <本格的な・・・人類文明の折り返し・・・ 人類文明の・・・本質的な転換・・・ 人類文明の・・・第3ステージへの変換/パラダイムシフト>… …が、<量子情報系の本格化>で、始まって行くことが出来れば、希望は残る、と思い ます」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(163)
この様な場所でのコメントは、どうかと思いますが…<億単位の・・・犠牲者を強いら れる時代> …が、必ず到来します」 「はい…」響子が、うなづいた。「これは…考えれば、容易に分かることですよね?」 「そうです…」高杉が、重くうなづいた。「<巨大・・・
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(162)
輻輳(ふくそう)して到来する、人類文明の巨大危機! ★
「うーむ…」高杉が、うなづいた。「そうですねえ… しかし、いずれにしても… <グローバル化した人類文明の暴走・・・世界人口爆発の継続の下>では…<地球 生態系の崩壊/沈没>…の、回避は…
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4月 6日 |
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(161)
艱難>において、<量子コンピューターは・・・新たな希望的な要素>と…本当に、な るでしょうか? その辺りの考察を、もう少し踏み込んで、お願いします」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(160)
意識・情報革命>へのパラダイムシフトも、本格化して行くものと、思われます。 人類文明が、<現在の、想像を超えて・・・大きな変容期を迎える>…のかも知れませ ん」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(159)
「まあ…」高杉が言った。「しっかりと、見守って行きましょう。 <量子コンピューター>は…人類文明における、<初めての・・・超未来型のマシン >と、言えるものかも知れません。
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(158)
野となり、沸騰し始めています」 「おそらく…」高杉が言った。「今後10年で… 実用的な、<量子コンピューターの姿>が、見えて来るだろうと言われています」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(157)
荒唐無稽(こうとうむけい)だとも、思われて来ました。 でも、現在では… <量子コンピューターは・・・実際にプログラムを走らせ・・・結果を得ることができる >…という実体/実機に昇格しています。
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(156)
「はい…」響子が、姿勢を正して言った。「ええ… <量子コンピューター>が提唱された当初は、<幽霊のようなコンピューター>と言 われていました。
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4月 5日 |
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(155)
>されている、様です」 「しかし…」高杉が言った。「<50~100量子ビット>で、スーパーコンピューターを超 える、<実用的なアプリケーション>が見つかる可能性は、低いと見られています。
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(154)
「ふむ…」高杉がゆっくりと、コーヒーカップを作業テーブルの隅に置いた。 響子が、コントローラーを取り上げ、スクリーン・ボードを切り替えた。 「ええ…」響子が、振り返った。「<量子化学計算>の他にも… <機械学習>や、<最適化>などの分野でも、.<様々な量子アルゴ・・・
調整中の量子コンピューター/サンタバーバラにある<Googleのラボ> (ネットより画像借用) 量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(153)
どの様な分子について、どれぐらいの深さが必要か…実機で、調べられるという事です ね?」 「そうです…」響子が言った。「それは…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(152)
<下位バージョン・・・VOE>の計算に…どれ位の深さが必要かは、理論からは予測 ができず…やはり、やって見なければ分からない、とも言います」 「なるほど…」高杉が言った。「<50~100量子ビット・
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(151)
<160量子ビット>で表現できます。これは十分に、ターゲットになり得るそうです」 「ふーむ…」高杉が、冷めたコーヒーを口に含んだ。「<カフェインは・・・160量子ビッ ト>ですか…はは、」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(150)
つまり… <IBM>は…まず、水素化ベリリウムの最小エネルギーを<量子コンピューター>で 計算し、 『 Nature 誌 』 の表紙を飾ったわけですね。もっとも、象徴的なイメージ画です が、」 「ふむ…」高杉が、作業テーブルの冷めたコーヒーに手を伸ばした。
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(149)
<ベリリウム/Be 原子番号: 4>が水素化した程度の、小さな分子なら、古典コン ピューターでも計算できると言います。 でも、分子量が大きくなると、加速度的に難しくなるようです。そこで、<量子コンピュー ター>なら…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(148)
「ふーむ…」高杉が、口に手を当てた。 「<IBM>の…」響子が言った。「理論グループは、この手法で水素化ベリリウムの最 小エネルギーを計算し…その成果は2017年に 『 Nature 誌 』 の表紙を飾った…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(147)
分子のエネルギーを計算する<量子コンピューター>に、<ゲートの強さを・・・パラ メーターによって、調整する外部回路>…を加えたものですわ。 パラメーターを少しづつ変えながら、何度も計算し…
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4月 4日 |
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(146)
「最近…」高杉が言った。「<もっと浅い計算>で実行可能な、<下位バージョンの・・・ VQE(/変分量子固有値計算法)>を発表した様です」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(145)
2005年に、米/ハーバード大学教授/アスプル=グジック(Alan Aspuru-Guzik)たちによっ て、開発されています。 ただ、このアルゴリズムを実行するには、<深い計算>が必要で、<50~100量子 ビット・ …
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(144)
きると言います。 古典コンピューターで、<同じ、50個の電子スピンの状態を表すには・・・1000兆 ビットが必要>…だという事です」 「うーん…」響子が、大きくうなづいた。「<量子コンピューターで・・・
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(143)
化学計算では入力する情報が量子的なので、<メモリーに量子ビットを使う・・・量子 コンピューターは、相性が良い>…と言われています」 「うーむ…」高杉が言った。「その様ですねえ… <50量子ビット>あれば、<50個の電子スピンからなる・・・
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(142)
<量子コンピューター>が実行できる有用な<量子アプリケーション>を探す研究 が、活発になって来ています。 最も有望なのは、<分子の安定状態を計算する・・・量子化学計算>…への…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(141)
コンピューター>では、<浅い計算>しか実行できません。 また<個々のエラー>が、どの程度結果に影響するかも分からないので、計算結果が どの程度正しいのかも、保証できないわけです」
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4月 3日 |
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(140)
そして… <ゲート操作>するたびに、<一定の確率で・・・エラーが発生>して…それが、どん どん累積して行くわけです」 「はい…」響子が、コクリとうなづいた。 「量子計算で…」高杉が言った。「実行する、演算の回数を…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(139)
「はい…」響子が、うなづいた。「そうですね…<エラー率>を下げることの、重要性が 分かります」 「したがって…」高杉が言った。「<エラー修正ができない・・・50~100量子ビット・
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(138)
います」 「うーん…」響子が、小さな溜息を吐いた。「1億ですか…まだ、50が未達成なのに、」 「しかし…」高杉が言った。「まあ、これも数字のマジックですが… <量子ビットのエラー率>が1桁向上すれば…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(137)
成分変化は無い、と保証できそうですわ」 「はっはっ…」高杉が、顔を崩した。「それも、また、随分と感覚的ですねえ… ちなみに、この<エラー率>で… 実用的な計算で…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(136)
<現在のエラー率・・・0.6~0.5%>では、<1個の量子ビットを守るのに・・・1 万個の量子ビット>…が必要と言います」 「うーん…」響子が言った。「1万個で、取り囲むわけですか。確かに、…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(135)
す」 「はい…」響子が、うなづいた。 「さて…」高杉が言った。「<エラー修正>ですが… <最新の手法・・・表面符号>では、<計算する量子ビットを・・・多数のビットに・・・
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4月 2日 |
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(134)
しかし、やがて… カリフォルニア大学/マルティニス教授のグループが、<エラー率/0.6%の・・・量子 ビット>を作り出し、業界の空気感が、大きく変わったと言います。 論文発表の4カ月後には、<Google>が…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(133)
そして、特に… <表面符号>と呼ばれる最新の手法なら、<原理的には・・・エラー修正しながら・・・ ずっと計算が可能>…という事ですね。 そして、ここで… <2量子ビットの・・・演算操作のエラー率>が、<1%以下でないと・・・
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(132)
<個体量子ビットにおける・・・エラー修正の方法>…も見つかっているわけです。 ええと、くり返しますが… <量子ビットを、複数の量子ビットで取り囲み・・・周囲のビットの情報を読むことで ・・・
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(131)
計算途中で、<エラー修正>をしようとして、中を覗くと、つまり<観測〉>すると… <波束の収束(/量子力学のコペンハーゲン解釈)がおこり・・・神がサイコロを振り給い・・・そ の偶然による・・・1つの結果が結晶化して> …つまり、<量子計算は、止まってしまう! >、という事ですね?」
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(130)
は、何が違うかという事ですね。 決定的に違うのは… <50~100量子ビットでは・・・エラーの本格的修正が、不可能>…という事です」 「はい…」響子が言った。「古典コン…
調整中の量子コンピューター/サンタバーバラにある<Googleのラボ> (ネットより画像借用) 量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(129)
「うーん…」響子が言った。「まず、<50量子ビット・マシン>の実機を、クラウドで公開 して、世界中の知恵を結集するという事ですか、」 「まあ…」高杉が言った。「その状況が、先行すると思います…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(128)
<50~100量子ビット・マシン>が実現するのは、間違いないと見ています。しかし、 その先は、まだ予測がつかないとも言っています。 ともかく、当面は、<50~100量子ビット・マシンで・・・何が出来る・・・
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(127)
現在、<50量子ビット・マシン>のクラウド・サービスが目前に迫っています。 <イオントラップ方式も・・・100量子ビットまで拡張可能>…と言っています。 その後の展開は、どうなるのでしょうか?」
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4月 1日 |
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(126)
する予定なのですね?」 「そうです…」高杉が、うなずいた。「ダークホースも考えられますが… 当面、<IBM><Google><IonQ>の激しい競争が展開します。見ものですね。と もかく、全てが順調に進むことはないでしょう、」 「はい…」響子が、コクリとうなづいた。
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(125)
英国政府は、2020年までに… <20量子ビット/イオントラップ方式量子コンピューターを・・・ 20台製作し・・・こ れを、相互連結する>…という構想を、持っているという事です」 「うーん…」響子が言った。「はい… <IonQ>は…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(124)
「そうです…」高杉が言った。「それから、インスブルック大学のツォラーたちが、2018年 2月中旬に、ベンチャー企業/<クオンタム・テクノロジーズ>を設立しています。まあ、 <IonQ>のライバル出現といった所ですかね。
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(123)
NIST(米/国立標準技術研究所)、オーストリア/インスブルック大学、英/オックスフォード大 学…そして、米/メリーランド大学のモンロー教授のグループが有力所です」 「そし…」響子が言った。「モンロー教授のグループが、<IonQ>を…
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(122)
IT大手の<IBM>や<Google>などは、ビジネス的予見性で、いずれも、<超電導 などの・・・個体素子>に、先進投資を始めています。 一方、<イオントラップ方式>は、主として大学や研究機関が進めています。
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(121)
「そうです…」高杉が言った。「しかし、<宙に浮かべたイオンを・・・レーザーで制御す る>…というのは、これまでの IT業界から眺めれば、モンロー教授の言う様に、確かに、 <風変わりな・・・
量子情報科学・・・<ジャンプ> 《量子コンピューター/・・・ 最前線の考察!》 ・・・(120)
の実験に携わっていました」 「うーむ…」高杉が言った。「まさに、最初から携わっていたわけですか、」 「もともと…」響子が言った。「<イオントラップ方式>は…
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