Community Space ボスの展望台2004年新展開へ、燎原の火を

ポスト参院選   それでも、維 新 へ    

 新展開へ、“燎原の火”を! 

                               “評価・NPOネットワーク” 

トップページHot SpotMenu最新のアップロード        担当: ボス(岡田 健吉)

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No.1 出馬断念/ポスト・参院選... 2004. 6.23
No.2 国民参加型システムで、“燎原の火”を! 2004. 6.23

 

  〔1〕 出馬断念ポスト・参院選...

                                 

「ええ、ボスの岡田です...

   院選挙の公示前に、あらためて出馬を“断念”したことをお伝えします。それに

至る経緯については、“決断・迷い”に書いた通りです...」

 

「では、私としては、“維新”への(こころざし)まで断念したかというと、そのつもりはあ

りません。私は、いわゆる“革命家”ではありませんし、政治家でもありません。私は、

自分自身としては、この時代に生まれた“1人の思想家”であり、“1人の文化人”だと

思っています...

  しかし、そうは言っても、私はこの日本社会の現状に対し、“維新”を強く主張してき

ました。そうした経緯からすると、“革命”を支持し、推進してきたわけです...まあ、

ともかく、そんなわけですが...スパッと“諦めのいい革命家”というのでは、全く笑

い話にもならないわけです...

 

  ともかく...私は革命家ではないし、政治的野心というものもありません。しかし、

この社会の1構成員として、新たに、“より良い社会の器”を創出したいと考えていま

す。それが、“情報公開”・“国民参加型・評価システム”で象徴される“新・民主主義

社会”への脱皮です...

  この日本の社会における、“維新”の必要性の考えは、参議院選挙への出馬を断

念した現在も、少しも変っていません。いや、むしろ、低調な参議院選挙を目の当たり

にし、よりいっそう、“維新”の必要性を痛感しています...」

 

                         

「さて...

  一番肝心なことは、日本社会の現状は、参議院選後も、おそらく何も変わらないだろう

ということです...しかし、それでは困るわけです。そこで、この閉塞状況を変えて行

くために、“平成・維新の大波”を、是非とも作りたいわけです...

 

  参議院選挙の争点である“年金問題”、“イラク問題”を、仮に100点満点で処理で

きたとして...それで、どうだというのでしょうか。それらが解決したとしても、この国

“モラルハザード”、“文化の衰退”、“構造的腐敗”は、いったいどうしてくれるとい

うのでしょうか。それらには、今回の選挙では、何の処方箋も示されず、結局何も解決

されないと言うわけです。

 

  だからこそ...私は、あえて参議院選挙後に、全国的に“評価・NPO”を立ち上

げ、“国民参加型・評価システム”を、インターネットでネットワーク化したいと考えて

いるわけです...

 

  他に、何か良い策が無いのなら、“新展開へ、燎原の火のごとく”、実際に行動に

移して欲しいと思います。むろん、“維新”を実行するわけですから、この提案を、参

議院選挙の“争点の1つ”に投入することも、“国民的な議論”を高めるということで、

大いに意義のあることだと思います...

 

  My weekly Journal の津田・編集長が...“編集長の一言/参議院選挙

の争点は《維新》...で言っていたが...私も、この参院選挙は、やはりこの国に

とって、何かの“分水嶺”になるのではないかと思います...

  この国全体が、“国家主義”的な方向へ流れて行くのか、透明な“新・民主主義”

な方向へ流れて行くのか...あるいは、もっと別の流れが出来てくるのか...とも

かく、現在の日本は、非常に脆く、崩れやすく、危険な状況にあります。

  今こそ、国民は、“官僚”や、“政治家”や、“マスメディア”を嘆くのではなく、私たち国

民1人1人が自覚し、“より良い社会システム”を創っていく時だと思います。結局、こう

した“堕落したシステム”を許してしまったのは、まさに私たち国民自身なのですか

ら...

  ただし、これまでの“悪事”に対しては、今後のためにも、事実をしっかりと解明し、

“情報公開”し、責任と処罰も明確にする必要があります。ここを曖昧にすると、必ず、

同じことが繰り返されることになります...」

 

 〔2〕 “国民参加型・評価システム”   

  全国で、“燎原の火”のごとく!

                          

「繰り返しますが...

  私は、“国民参加型・評価システム”を創るために、参議院議員になりたいと思った

わけです。しかし、そうした政治的権力がなくても、“評価・NPOネットワーク”を作るこ

とは可能です。あるいは、そのことは、ほとんど影響が無いのかも知れません。私とし

ては、その方面の知識が全く無く、ともかく拠り所が欲しかったということです。

 

  しかし、最も肝心なことは、国民が草の根から、信頼性の高い評価システムを、主

権者の国民の立場から、立ち上げていくということなのです。

 

  要は...空間的な意味での“地方レベル”、政策的な問題での“政策レベル”、そ

れからスポーツ・芸術・学術等の“各分野レベル”での、“信頼性の高い国民参加型・

評価システム”を創るということです。そこに必要なのは、無数のNPOと、国民の参加

だけです。そうした意味では、壮大な“国民運動・市民運動”なのです。

  理想的な民主主義社会においては、こうした国民や市民の声は、社会のあらゆる

分野、あらゆるレベルで、当然反映してしかるべきなのではないでしょうか。私たちの

社会に、私たちの評価が反映される...ここに、無理なことは何ひとつ無いはずで

す。いや、むしろ、今まで、それがなかった方がおかしかったのです。

  モラルハザードが到来し...政治・行政・文化の面で、私たちの評価が反映され

ず、おかしな既得権や、特権を生んでしまいました。しかし、高度情報化社会・インター

ネット社会が、直接民主主義も可能な“膨大な情報処理能力”を獲得しつつあります。

今こそ日本は、万全な“国民参加型・評価システム”の整備を進めるべき時だと思い

ます。

  むろん、このシステムは、民間の“NPO”に全面的に頼る必要はありません。国策

としても、大いに推進し、より良いものを創るべきです...

 

  それから...これは、私見ですが、一言...

  芸能などでは、伝統芸能も含め、私は“世襲”よりも“オーディションをしっかりとシス

テム化する方が、いいのではないかと思っています。“質”の面でも、“国民に開か

れている”という面でも、そろそろこの方向にシフトしてもいいように思うのですが。そ

れで、1つの伝統芸能が衰退していくのであれば、それもまた、良しということです。む

しろ、おかしなものが、いつまでも時代の脚を引っ張っているのはどうか、というような

ものもありますから...

  しかし、まあ...こうした問題も、“国民参加型の評価システム”が出来たら、その

中でしっかりと議論し、評価すればいいことです。ともかく、現在の状況は、伝統芸能

にとどまらず、芸能界全体が世襲化しているような印象です。また、二世などへの反発

も、相当に顕在化してきているのではないでしょうか。

  むろん、二世であろうと無かろうと、しっかりと芸が出来上がっているのなら、それは

国民も“芸能”として歓迎します。私たち国民は、よりいっそう、厳しい目を見ていく必要

があると思います...そういう意味でも、ここはやはり、“オーディション”をしっかりと

システム化すべきだと思います。

  それから、麻薬覚醒剤を使用したり、犯罪反社会的な行為を行った人は、しっ

かりと排除するべきです。これは、“芸能人”“マスコミ人”ばかりでなく、“医師”、

“教員”、“弁護士”なども同様です。むろん、犯罪発生率の非常に高い“政治家”や、

天下りでそれが構造化している“官僚”については、抜本改革が必要です...

  “社会の表面で活躍している人”、“高度な資格を有する人”には、高いモラルを求

るべきです。また、数年に一度は、資格審査が必要だと思います。日本社会の“モ

ラルハザードからの脱却”は、こうした視点からも、強力に推進して行って欲しいと思

います...

 

  さて、現在、参議院選挙の真最中ですが、私は参議院選挙後の、国民的な大社会

改革のうねりに期待しています。そうした中で、具体的に成果の上がるものが、全国的

“評価・NPOネットワーク”を立ち上げることだと考えています...

  いずれ、公共放送である“NHK”のような、財政的にもしっかりとした基盤のものに

成長していけばいいが、と思っています。ともかく、ゼロからのスタートであり、これか

ら非常に多くの知恵と、国民的な熱意が必要になると思います...」