fig1 Left(左) Hexarthrius parryi paradoxus Mollenkamp,1897
【分布】 MALAY, SUMATRA, マレ−半島, スマトラ
【体長】 ♂50−95mm
この仲間は産地及び多少の変異により現在4亜種に分けられるのが一般的で、その中でもこの亜種 H. parryi paradoxus
は普通種で多数採集されている。その為か大型個体も比較的多く見かけるが、90mmを越えるサイズはやはり希。
fig1 Center(中) Hexarthrius parryi deyrollei Parry,1864
【分布】 N.THAILAND, MYANMAR, ミャンマー, 北タイランド
【体長】 ♂45−85mm
写真は北タイのもの。オオ顎のかたちは北インド産の H. parryi parryi と似て
大型個体の場合は基部が比較的太く先になるにしたがい細くなる。ただし小型の
比較ではどの産地も良く似てくる。
fig1 Right(右) Hexarthrius parryi elongatus Jordan,1894
【分布】 BORNEO, ボルネオ
【体長】 ♂61−90mm
ここに紹介したものの中では、採集される数が一番少ないようで以前は
標本も高価だった。大型個体では他の産地と比べオオ顎の基部が細くなる
事で区別するのが一番簡単だがやはり小型になると難しくなる。
パリーフタマタクワガタの仲間は北インドに産する Hexarthrius parryi parryi,1842 が基準種だが
この種は今回載せられなかった。
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