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蔵前橋




蔵前(くらまえ)の名は、幕府の御米蔵がこの地にあったことに由来する。
その蔵の前の地というのが、地名にもなったのである。
このお米蔵は、元和年間に大川端を埋め立てて建てられたが、盛時には
数十棟もの蔵が建ち並んでいたという。








ここから関東各地から舟運によって、米が集積されたのである。
近代になって、政府関係などの倉庫となり、その中には、浅草文庫という
書庫などもあった。
蔵前の地は札差など江戸商人発展の地であり、いきや通(つう)のあふれ
た土地柄となってきた。








近代においても、大震災や戦災などの惨禍をのりこえて、種々の商品
の問屋街として、繁栄をつづけてきている。 大震災復興の事業の一環
として、新しい構造の橋が昭和2年(1917年)に完成して、今日に至って
いる。
  東京都の案内板より 昭和58年3月)

バルコニーに大相撲をテーマとした透かし掘りがあります。





欄干にも、横綱の土俵入りのモチーフがあります。
蔵前国技館のなごりですね。











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