みよし乗車記・写真2

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7/18(日)

 早起きして山陽新幹線で一駅、新岩国に行き、バスで錦帯橋に行った。バス便がどのくらいあるのか不明なので不安だったが、新幹線に接続して頻発しており、便利であった。

 早朝なのであまり店も開いていないが、一軒ひらいていた店で朝食。まずいカレーを食べる。店のおじさんが案内図をくれたので、佐々木小次郎の像など見る。ロープウェイで上がり岩国城に行った。修復されたものであり、ちょっとチャチ。ロープウェイで降り、散策していると大道芸の猿回しをやっていた。猿が竹馬や自転車に乗る。猿回しのお兄さんは太鼓を叩き、リズミカルに猿や客に色々と指示をとばす。

 バスで、岩国駅に戻り、山陽本線で広島に戻る。広島風ラーメンを食べ、きのう見残した原爆資料館に再度いった。夕食にお好み焼きを食べた。今日の宿は三次。いよいよ広島を去る時間がきた。

 広島駅の電光掲示板。私がこれから乗るみよし8号

 同じ掲示板の英語表記。

 芸備線ホームの、乗車位置案内。1号車は禁煙車。

 いよいよ入線。

 サイドボード。この8号は三次行き。

 横から見たところ。斜めのラインがスピード感を表しているのかな?

 私が乗った1号車、禁煙車。昔は喫煙車だったようで、灰皿のついていた痕跡がある。

 喫煙の2号車に出ていた表示。この車両が普通列車として走るときは禁煙となる。

 全車自由席なので、急行券を持たずに乗り込み、車内で車掌さんから急行券を買う人が多い。昔、急行が多かった頃は日本中で見かけた光景らしい。

 夜のみよし号はまた雰囲気が違い、夜汽車のいい雰囲気がある。客はやや少なく、禁煙車20人、喫煙車10人といったところ。でも、これら全員が530円から730円を払うのだから、JRとしても、まあまあの収入ではある。JR西日本は、幹線とローカル線で露骨な差別(区別?)をすることで有名で、客が少ない路線では、それなりの負担をしていただこうという考えらしい。ローカル線で月に一回、保線のため昼間の列車を運休されるのはその最たるもの。また、都市部では特急並の新快速(もちろん料金不要)を走らせているのに、この芸備線では、有料急行を走らせているのも、その一環かもしれない。

 暗いので景色は全く見えないが、なかなか楽しい乗車であった。22:10三次着。駅内アナウンスによると、なんとこの車両が普通列車・最終の広島行きとして折り返すという。急行券無しで急行車両に乗れる、おトクな列車だ!(そうでもないか)

 三次から普通列車として広島まで走るので、ドア横のサイドボード(急行と書いてある)が裏返されている。

 この晩は、三次のビジネスホテルに泊まった。

7/19(月)海の日

 早起きして福塩線の始発に乗った。三次発5:27。相変わらずのキハ120。客は私一人だったが、途中で乗ってきて、府中に付く頃には10人以上いた。府中から先は電化区間。福山に着くと、そのまま福塩線で折り返し、神辺下車。神辺はスーパーがあったので飲み物を飲む。井原鉄道に乗った。セミクロスシートの一両編成だが、新しく綺麗な車両。40分くらいの乗車時間しかないのに、トイレまで付いており、破格の待遇である。もうかっているのかな?総社まで直通する列車も多いが、私が乗ったのは清音止まり。伯備線で一駅、総社へ。吉備線で岡山へ。オールロングシートのキハ48。対向列車はどれもクロスシートだった。自分がロングシートで、対向車がクロスシートだと、非常に損した気分になる。私は、実はこのパターンが多く、クロスシート運がないのである。やはり、ロングシートでは景色が見えず、再度のりたいという気にもならない。ちょっと残念。岡山駅で綾小路きみまろの本と駅弁を買い、新幹線に乗り込んだのであった。(04.7.23)

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