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青函トンネル開通により、青函連絡船が廃止されました。青函連絡船の夜行便の変わりとして急行はまなすが運行され始めました。
自由席、フルフラットシートのカーペットカー、元特急のグリーン席を使ったドリームカー、B寝台と多様な設備を誇ります。格安派からリッチ派まで、幅広い支持を集めます。
関東からの旅行者だけでなく、山形、秋田県などの日本海側からの旅行者からも重宝されています。
カーペットカーはたった300円の指定席券で横になれるので人気が高く、三連休前夜などは発売初日に売り切れることもあります。
青森 | 22:45 |
函館 | 1:23 |
長万部 | 3:08 |
東室蘭 | 4:17 |
苫小牧 | 5:02 |
南千歳 | 5:25 |
千歳 | 5:30 |
新札幌 | 5:55 |
札幌 | 6:07 |
札幌 | 22:00 |
新札幌 | 22:11 |
千歳 | 22:36 |
南千歳 | 22:41 |
苫小牧 | 23:04 |
登別 | 23:35 |
東室蘭 | 23:52 |
伊達紋別 | 0:12 |
長万部 | 0:57 |
函館 | 3:01 |
青森 | 5:35 |
青森-函館間は定期乗車券と急行券では乗車できません。本来は、急行は定期で乗れないのが原則ですが、今は特例で乗れる区間の方が多くなっており、この区間は(全車寝台車の急行銀河を除くと)唯一の原則どおりの定期不可区間となっています。
青森からの運賃計算キロ | 281.6 | 358.8 | 416.8 | 488 |
長万部 | 東室蘭 | 苫小牧 | 札幌 | |
運賃(加算額310円) | 5250 | 6090 | 6930 | 7980 |
急行料金 | 1260 | 1260 | 1260 | 1260 |
指定席料金 | 300 | 300 | 300 | 300 |
B寝台料金 | 6300 | 6300 | 6300 | 6300 |
自由席合計 | 6510 | 7350 | 8190 | 9240 |
指定席合計 | 6810 | 7650 | 8490 | 9540 |
B寝台料金 | 12810 | 13650 | 14490 | 15540 |
指定席が通年300円で購入できます。ぜひとも計画的に旅程を立て、カーペットカーまたはドリームカーの券を入手することをお勧めします。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
B寝台 | B寝台 | 自由席 | 指定席 | 指定席 | 指定席 | 自由席 |
- | - | - | カーペットカー | ドリームカー | ドリームカー | - |
喫煙 | 禁煙 | 禁煙 | 禁煙 | 禁煙 | 喫煙 | 喫煙 |
- | 女性専用席あり | - | 女性専用席あり | 女性専用席あり | - | - |
1青森-札幌7(函館-札幌間逆向き)
車内販売はありません。繁忙期は3号車が指定席に変わることがあります。窓口で指定席を購入して、3号車が出てきた場合は、それはドリームカーではなく、通常の座席です。もし空席があれば、5号車に変えてもらいましょう。
札幌行きは大沼公園まわり、青森行きは渡島砂原まわりで運行されます。
指定席は旧急行まりものグリーン車のドリームカー、青函連絡船時代の名残とも言える横になれるカーペットカーがあり、どちらも人気があります。カーペットカーの方が定員が少ないため、指定席が売り切れるのは早いです。どちらを取るのかは好みになりますが、管理人の独断で述べてみます。
まず、カーペットカー。枕、毛布、ホットカーペット(夏場はただのカーペットらしいです)付きで、横になれる。特に上段は独立性が高い。たったの指定席券300円払うだけで、6300円も取られるB寝台と同等の寝心地が得られると言われます。
しかし、これは乗ってみると分かりますが、カーペットカーは木の床にカーペットを敷いていますので、どうしても寝台に比べると固いです。やはり300円と6300円の間にはそれなりの差があるのは当然です。
次にドリームカー。リクライニングは深く、シートも柔らかいので座り心地はかなり良いです。空いていれば反対側の座席を回転させて簡易ベッドとすることができ、こうすると足をのせることができ、カーペットカーよりも快適度は勝ります。ただ、混んでいれば隣に見知らぬ人が座るわけですので、その人のいびきや寝相によっては寝苦しい夜になることもあり得ます。
というわけで結論です。快適度に順位を付けてみました。
1位 B寝台
2位 空いたドリームカー
3位 カーペットカー
4位 混んだドリームカー
5位 空いた自由席
6位 混んだ自由席
混むかどうかはその日の運次第なので、やはり取れるのであればカーペットカーを取り、カーペットカーが満席の場合にはドリームカーを取るのが無難だと思います。
(04.11.1作成)
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