ストラックアウトに凝る

 長らく行っていなかったのだが、タダ券をもらったので久しぶりに近くのバッティングセンターに行った。

ここでの最速は135km/h。いつもこれを打つ。とはいってもヒットせいのあたりはわずかなんだけど。空振りをしてもあんまり格好悪くないかなと思ってこれに挑戦する。当たれば勝手に飛ぶし。

 タダ券を配らないといけないぐらい客足が遠のいているんだろうこのバッティングセンターの端っこに、以前には見なかった物を見つけた。以前は確か遅めのカーブを打たせていたところが少し改造されて「ストラックアウト」というマシンが置かれていた。某テレビ番組でやっているピッチング的当てゲームだ。キャッチャーの位置に9つに区切られた的があって、それにボールを狙って投げるのだ。某番組のようにボードをぶち抜くのではなく、電光掲示になっていてボールが当たると1から9まで書かれた数字が消えるようになっている。区切りにも鉄の枠があって、結構邪魔をするし、「2枚抜き」は出来ないようになっている。

 コインを入れるとゲームスタート。ボールが1球出てきて1から9までの内の番号1つが宣言され点滅する。宣言以外の番号に当てても1点。宣言通りの番号に当てると5点になる。全部で12球、縦、横、斜めの列をそろえるとボーナス2点がもらえる。

 今、これにハマっている。

 最初やったときに7点も取ったのだ。結果は小さなプリンターで出力され手元にのこる。7点取っていい気になった。7点とは言っても1球が宣言通りに当たって5点もらえたおかげで、的は3つしか当たってないのに。

 続けてやればだんだん上手くなっていくものだと思っていたのだ。最初のうちは。ところがこれがなかなか上手くならない。もともと肩が痛くて投げるのも山なりの遅い球で、はっきり言ってへたくそなので当然の結果なのだが、なんだか悔しい。で、さらにハマっていってしまうのだ。いま、グローブすら持っていないのだが、グローブを買って投球練習しようかなと思っているぐらいだ。

 現在のところの成績は、最高得点が8点(4球当てて、宣言通りが1つ)。当たった数では5つが最高(点は列のボーナスで7点)。最低はたったの1球で1点だ。

 もう当たったことのない的はないので、これからは成績が上がると信じている。しばらくはこれにハマっているだろう。

問題はゲーム代が高いことだ。

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