4.簡単なパースについて
一点透視図について
一点透視図、とても難しいそうな話だよね。建築のパースをすべて勉強したら日が暮れてしまうよ。それにひとつひとつきっちりしたパースで描いてたら身がもたないしイライラするよね。でも基本の基本だけはかじっておこう。

1.四角を描く。 2.四角の横に水平線を描く
3.水平線上にとった消点と箱を結ぶ。 4.んで出来上がり、簡単でしょ。

3点透視図について
1.3方向にのびる線を引きそれぞれA.B.C.とする。
A.B.C.は各方向の消点となるのでしっかりとる。
2.3方向に引いた直線にア.イ.ウ.をとる。
ア.イ.ウは求めるモノの対象の角になるのでこれもしっかりとる。
3.下の図を見てそれぞれA.B.C.とア.イ.ウをつなげてみよう。間違わないようによく見てね。 4.で影を入れて出来上がり、
ごめんね、ちょっと難しいよね、ごめんね。
パースはパス?
簡単なパースの基本みたいなものを説明しました。これだけでもちょっと難しそうって感じると思います。ただある程度は知っておいた方がいいですよ。

でも建築パースは果てしなく奥が深くとても勉強しがいのある課目です。絵を描くにおいてパースを習得しておくととても強い武器になります。何も徹底的に勉強してくださいといっているわけではありません。ほんのかじりだけで十分ですよ。

ちなみに私はパースには専門書をたくさん購入してかなり時間をさき徹底的に勉強しましたがちょっと間をおくとなんときれいさっぱり忘れていてもう一度勉強しなおすということが何度もありました。つまりパースは毎日実践していないと忘れる事が多い複雑なものです。でも絵描きはそんなもん毎日やってられっかよ、って感じですからね、ま、簡単な基本的な事だけは勉強しておくことをおすすめします。


箱を使って街を描いてみよう。
箱や立体がある程度描けるようになったら今度はその箱で一点透視図を使って街を描いてみようね。奥行きがある絵が描けるぞ。
1.水平線引いて消点とって適当に縦に線をいれてくぎってみよう。
2.くぎった縦線にあわせて高さの違う箱を並べてみよう。ポイントは箱の高さの変化だよ。上手く描けたかな?

町並みを箱で描く
突然街を描くことになったらとても難しく感じて敬遠かちになってしまうことがありますね。でも大丈夫、いつも言ってるよね、モノは簡単なモノに置き換えようって。ビルやお家はぜーんぶ箱にしちゃおう。だったらある程度対応できるよね。細部は後から描けばいいよ、大きな形をしっかり描いてから小さな部分を描く、鉄則だよ。

箱をくっつけて建物をつくってみよう。
まず箱を二つくっつけてみる。描いたかな?
くどいようだけど見本の挿し絵と同じにしなくてもいいからね。もっと変わった建物でもいいよ好きなようにしてね。建物には入り口を付けて窓もつけよう。で屋上の上に水道のタンク等も取り付けてみようね。たくさん箱を描いていろいろな建物を描いてみましょう。