5.人をベースにして創るモンスター。
足し算モンスター。
「1+1=2」 じゃあ「お魚+人=半魚人?」おもしろいでしょ?
これってとても画期的な方法なんだよ。漢字を並べるだけでモンスターを考える事ができるなんて、すごい素敵でしょ。いろいろやってみよう。「牛+鳥=?」「犬+人=?」「魚+馬=?」答えの部分が?になっているのは君が心の中で想像するためなんだ。これはとても大切な作業、覚えておこうね。
魚と人を融合させたらどんなものがでてくるかな。これは描く人それぞれどんな形になるかわからないよ。想像が広がるよね、それが面白いんだ。左の挿し絵は一般的な発想。みんなはもっと個性的な半魚人を描こうね。
魚+人
人物のポーズに合せてモンスターを描いてみよう。

1.半魚人を描く
上の図の半魚人はただ魚の頭がのっかってるって感じだけど、今度はもっと人体に近ずいたモノをつくってみよう。スケッチブックはいつでも開いたままだよ。
モンスターはその題材に対してある程度の雰囲気をもたせてあげないとだめなんだよ。それらしい身体にそれらしい武器。スタイルファッション。それっぽいなぁって感じで十分だよ。持ち物だけでもそれっぽく描いたらその職業に見えるようになるよ。気楽にすすめよう。
まず最初に人物の立ちポーズをデッサンしてみよう。
そしてイメージ、イメージ。目を閉じてひらめこう。自由に想像してそのひらめきを画面に吐き出して素敵な絵にしてみてね。大丈夫だよ。簡単な半魚人のデータを拾い集めたら字にして書き出してみる。それを凝視してイメージする。君の想像力を創造に変える瞬間だよ。
いじるのは頭部と全身の皮膚だけ。
そのほうがリアリティがでるもの。自分で半魚人をイメージして顔を作り上げる。
1.半魚人ってマッチョだっけ?
2.魚のウロコってどんなだっけ?
3.武器はやっぱり魚を採るものだよね。
4.猟師がもってるナイフって?
5.腕力は強いの?
魚と海と人間のデータをいっぱい集めよう。わざわざ事典を引っぱり出してまで詳しく調べる必要はないよ。一般知識で十分。浅い知識の方が特徴を誇張しやすいからね。絵にするならその方がいいんだ。

2.馬戦士を描く
馬戦士? なんじゃそれ?といわず見てね。簡単簡単、馬に武器と鎧着せるだけでいいよ。馬の足を特徴に残して・・・でも戦士だからね、カッコよく仕上げてみよう。
左の挿し絵は普通の馬。この馬の絵をと人物の絵を重ね合わせてイメージしてみよう。間違っても博打的なものを考えちゃだめだよ。さあ、馬の事を考えよう。「うま、ウマ、馬、馬、馬、馬、馬、パカッパカッパカッパカッ、ひひーん、ひひーん」だから競馬じゃないよ、馬だよ。馬の耳に念仏、ばふーん。
まず、人物ポーズを描いてそれに馬戦士を当てはめよう。
顔は・・・やっぱ馬だよなぁ。武器は・・・・剣と楯を持たしてあげよう。
鎧は・・・めんどくさいから却下。ノーパンになってもうた。変わりにマントを・・・
武器持ってノーパンにマントかぁ・・・このままだとどう見ても変態なので足を馬っぽくしたらどうかな・・・ということで出来上がり。どう、結構おもしろいでしょ。

モンスターをイメージする自分の基盤をつくっておく
下の挿し絵は左から馬と恐竜、なんかよくわからんのと3種類の手足を描いてみました。後は首や顔を想像するだけでいいのです。それも、何通りものイメージを作り上げる事もできてとても便利です。ある程度の基盤となる形を決めておくと想像しやすくなりますね。
ちょっと疲れたね、コーヒー飲もうよ。クッキーも少し食べよう。
絵が上手く描けたらお茶もおいしいよね(^_^)
もう少し描いたら寝ようね、興奮してねむれないかも・・・