口の描き方-違った視点から考える
  • ビラビラの術 - 口の描き方を根本から変える必殺技
私達が想像する口ってなんでしょう。口は表に出ている部分だけを注視してしまいがちです。でもここからはそうゆう考え方はやめてすすめていってくださいね。とっておきの方法をみなさんに教えますので。
口を描くときは、唇の表だけでなく裏をも意識して描く

口を正面からは描けるけど少し視点が右に移動すると手前の唇と奥の方の唇がきっちり描けなくなった経験はありませんか? それは表面だけの唇を見ているからそういった弊害がおこってしまいます。常に唇は表と裏があって重なりあっているのです。
左の図を見て下さい。このビラビラしてるのはなんでしょう。これは唇の断面図だと考えましょう。これが円のように繋がっているのが、唇なんです。

それを表しているのが下の図にあたります。よーく見て下さいね、ここは非常に重要です。アナがあいているところが飲み食いするところとおもってください。口は結局、円なんです。たまたま真横に開いたり閉まったりしてるだけなんですよ。

ビラビラが唇に変化していく形を見て根本から描き方を考えなおす。
じゃあここから口に変化していくよ。よく見ててね。もう赤線引きまくり状態の重要さだよ。

唇は横に長いので棒を差し込んでビラビラを広げていく。ここまで言いたい事わかるかな?
更に唇らしくするために下にニ本の棒を差し込んだりいろいろ工夫する。上の四つの図をしっかり確認して理解を深めていってね。
そして唇のできあがり。しっかりカッチリ描けてるでしょ。表と裏を見ようって何度もいってるのはこういう事なんだ。
曲線ではまだわからないという方は直線で考えてみる。