鼻の描き方-あらゆる向きを正確に描く
  • 手強い鼻について

鼻を描くのはどうですか? 結構むずかしいでしょ。上を向いたときの穴の感じなんて鏡で自分の鼻孔をアナのあくほど見ないと絶対わからないし全体のバランスを崩すとたちまちヘンテコなかたちになってしまいます。でもこの手強い鼻もわたしの妙ちきリンな戦法でかるーくたたんでやりましょう!
さあ、えんぴつ持って描こうよ!

たてよこバンドエイドの術
左の図を見てください。たてに長くとよこ短いバンドエイドを張ったモノと考えましょう。縦の部分が鼻筋に、横の部分が両サイドにあるふくらみにあてはめます。そして前回鼻を魔法の三角の箱で説明したよね、それと重ねあわせて実践していきます。つまりいろいろな向きの箱にバンドエイドを張り付けると意識してすすめていきますよ。

縦横斜のわかっている情報を基本線として書き込み左の図のような三角の箱をつくりましょう。
鼻筋にあたる三角のまん中の線に添うようにバンドエイドを張り付ける。こころなし曲線を描くように、そしてその状態をま横から見るとちょうど数字の6のような形になることをつよく意識しましょう。
左の図のように横に添うようにバンドエイドを曲線を描くように張り付ける。
そして鼻の形に整えて余計な線を消してできあがり。簡単でしょ。
後はもうどんな角度の鼻だって簡単に描く事ができるよ。下の絵を参考にして自分でいろいろ工夫し実践していこう。
さらに更に正確に描く方法
左の図を見ましょう。特に三角の箱の底辺に注目しましょう。底辺の各辺の長さは一定である、というのを頭に入れて考えます。
最初に三角の箱を描いて底辺を左図のように補助線をすこすこっと描きましょう。底辺の中心線をしっかり書き込みましょう。
ここで左図のような三角の箱を一度描いてみましょう。いろいろな向きでも描けれるようにしておこう。とくに逆さまに描く事が多いです。
上左図の三角の箱を下左図のように底辺の中心線にあわせてぺったり張る。ここまでできてるかな、だいじょうぶ?
左の図をよーく見て模写してしっかり描いてね。特に鼻の鼻孔の周りの補助線は間違えないようにね。上手に鼻のアナを四角にくぎろう。
後はみなさんの腕でやわらかく仕上げましょう。出来上がりです。この方法で描くとかなり正確なものが描けるでしょ。
今回の鼻の描き方は以上です。楽しく描けましたか?
上向きの鼻が描けたら顔を描く幅が広がるでしょ。だからどんどんおもしろくなるよ。ことわっておくけどここに紹介した方法は必ず使う必要はないからね。いままでみなさんが描いてきたやり方にスパイスとして使うことが大事だよ、絵は個人個人でちがうからね。