5.髪の毛のいろいろな描き方を試そう。

マンガ描きを利用して描く。
さあ、鉛筆持ってください。とりあえずスキンヘッド女性を描いてみましょう。ついでに目、鼻、口もしっかり描き込もうね。まんが描き、この前のページで説明したよね。簡単だよ、少し大人っぽくなっただけだから。
こんなに丁寧に描かなくてもいいよ。でも髪の毛が生える上図でいうとグレーの部分はしっかり描く習慣をつけよう。こめかみのところ自分で顔を触ってみて確認しながら描こう。 髪の毛をどの位置で分けるか決めたら粘土デッサンしよう。髪の流れももここで描き込んでしまおうね。 影を描き込んでアクセントをつけよう。後は自由に前髪をもっと前にたらしてみたりいろいろ試して遊ぼうね。

髪の毛の構造を把握する。-少しだけ鉛筆おいてきいてね。
左の絵を見てみよう。ここまでのやり方では箱の表面や影のところだけにデッサンという方法ですすめてきたよね。でも髪の毛というものは何億万本という一本の毛髪の集合体であることはみんな知ってるでしょ。ここまでは箱であると解説してきたけどここからは束であるということを前提にして描いていこうね。
髪の毛の表面だけではなく内部構造にも視点を移し、常に考えながら描く。髪の毛は束であるという質感をだしていこう。
板に画用紙が三枚、端だけをテープで止めておいてあります。そして三枚共に画用紙の長さは同じです。 画用紙にハサミを入れて髪の毛ようにしましょう。この時点で髪の毛の質感に加えて厚みもでてきたよね。 今度は土台になっている板をくるっと丸めてみよう。どうですか、更に髪の厚みが増して構造が理解できるようになったよね。

  • 美容師になったつもりで・・
左の絵を見ようね。髪の毛は何億万本の束でできているけれど、描き手にとってすべてをいちいち描けない。だから左の絵のように簡単に束の厚みや質感を表現して処理して描いていこう。1.の毛は少し長めに。2.の毛はまん中 3. は短かめにカッとしよう。理容店や美容院でカッとしてもらったときのことを思い出してみよう。理容師になったつもりで描く。ここを理解できたら自分で散髪できるよ!
前髪の立ち上げのごまかし
あまりおすすめはできませんがお急ぎの方にはいい描き方です。暇があったら試してみてください。
何回も言っていますが髪の毛は何億万本の束。いかに効果的に省略して上手く見せるかがポイント。とにかく影、大きな影を探そう。