5.上着とシルエット
背広や上着を形で覚えてしまおうっていうコーナーだよ。スーツ着ている男性ってヤケになで肩の人でも肩幅があるように見えたりするよね。あれは両肩のところにかっこよく見せるために型が入ってるからなんだよ。だからスーツやジャケットを描く時は少し型の部分にパットが入ってると意識して描き進めていこう。あとはできるだけ人物の身体のラインをそのまま使うことも意識して実践していこう。

上着と身体の線をいっしょに覚える。

上着の形がある程度頭の中に形として覚えているととても強い武器になります。そんなに複雑ではないのでこの機会にしっかり覚えてしまおう。難しく考えないで、デパートのマネキンを頭にイメージしてすすめようね。
それじゃあ鉛筆持って。
正面を書き写したら徐々に動かしてみよう。お尻と骨盤線は上の図の見ての通り。ね、簡単でしょ。

どうかな? ちょっとむずかしい?
ここをしっかり実践しておくと後が楽ちんだよ。肩パットを意識してね。マネキンをイメージだよ。慣れてきたらいつものように動かして楽しもうね。
服を着ている人物の肩と首を上手に処理して描く。

少し角度がつくともうお手上げって人、大丈夫だよ。前項でテトラポットのところあったよね、あの形を思い出そう。首と肩のラインを一本の線で表現した形をインプットして描いたら角度のついた人物だって簡単だよ。下の絵をみてみよう。
この絵とても重要だよ。このイメージをしっかり覚えようね。肩と首の芯になる部分。こうゆう核になるプロセスを効率良く吸収しておくとどんどん描く絵が安定するよ。
スケッチブック汚してる?

核になる部分を何回も自分が納得いくまで描きまくろう。大切な部分はがつがつ描いて自分のモノにしようね。紙にいっぱい描いて手も鉛筆で汚そう。必ず上手に描けるようになるよ。