3.シワシワシワを描こう-その2
前の項のコーナーで少しぐらいほぐれたかな? ここでは更に論理的に進めていこう。
今回の「服の描き方」ではよくシワの流れって言葉がよく出てくるね。一定の方向にばかりシワを流していたらダメなんだ。たまに反対に反るシワの連中に注目しよう。
一本のシワの反逆

別にふざけてこんなタイトルつけているわけじゃ・・・いや、ふざけているね。
お絵描きは楽しくじゃなきゃね。「おっほん」、シワは例えば腕の肘や足の膝等、関節を曲げたり身体をひねったりしたときに発生するよ、ここまでいいね。そして一定の方向にいっせいにシワが流れる。
そこで下の図a.b.を見てみよう。これは腕のシワと課程するね。
図a.では流れにそってすべてのシワが不規則ではあるが一定の方向にむいているよ。
図b.ではみんな同じ方向に流れているのに一本だけ反対側に反っているシワがあるでしょ。
この反ったシワを一本加えるだけでとてもエー感じのシワに変化するのがわかるかな?

さあ、鉛筆持ってシワを描いてみよう!

まず最初に2本の線を横に平行に5センチ間隔で12から15センぐらいの線を横にひく。そしたらの左の図を見てね
最初に引いた線を基に、。先にシワの流れを描くよで反るシワを一本だけ加えてみよう。上左の図で言ったら4.番のシワになるね。
そしたら左下の図を参考にシワをつくって描いてみよう。
初心者の人、大丈夫だよ、きっと上手く描けるから、安心しよう。
よく見て書き写してみて、ゆっくりゆっくりだよ。
4.番のシワがポイントね。


引っ張られるシワを描こう!

パターンを覚えよう。
流れて流れて逆反り、流れて流れて逆反り
これもさっき実践したものを応用してみよう。
できれば手もきちんと描こうね。絵に描いて無駄なモノなんてないんだ。

いろいろな描き方を試して自分の法則をつくろう。

シワの流れはあまり規則正しくなくて同じ感覚のリズムで描くと変になります。いかに自然な感じで上手く見せるかがポイントです。理屈では理解していてもなかなか難しいですね。そこで左の絵を見てみよう。シワが交互に流れてますね。でもこれは一定のリズムでこのまま描くとへんです。いかにそのリズムを自然に崩して描くか。その点右の絵は自然な雰囲気が出てますね。これをふまえて更に実践していこう。
自然な感じで描くことを意識しよう。不規則なリズム、ちょっと難しいね。効果的に影をいれて仕上げていこう。
シワを描くのに慣れてきたら大胆なラインをスーっと一本。これが柱のシワになるような線。こんな線が自然に描けるようになっていきます。そうなってくると面白くてしょうがないですよ。
腕のシワ

漫画などでよくみられる形です。これぐらいだったら覚えてしまおうね。