前田整体院 トップ Q&A集 >怪我や事故をして以来、医学的検査をしても異常がないのに不定愁訴があることについて

 

4年前に自転車で転倒して額を地面で強打しました。それ以来疲れやすかったりお腹の調子が悪いのですが怪我と何か関係がありますか?脳震盪も何回か経験しています。
実際に体がどういう状態になっていてどこを調整したら改善したのかをご説明させて頂きます。とにかく頚椎がひどいむち打ち症のような状態で関節可動域を失っていました。また、前頭部を強打したのですが側頭骨(耳の器官が入っている頭蓋骨の骨)と後頭骨にひどい緊張がありました。首には交感神経節があり自律神経を調節しています。内臓は自律神経で調節されいるので自律神経失調症になり内臓の働きが悪くなったのではないかと思います。また、後頭乳突縫合(後頭骨と側頭骨の間にある関節)が緊張するとだるくなったり疲れやすくなったりします。脳震盪は怪我の時に脳自体が損傷をし、その後遺症として出たのだと思います。かなり初回の状態が悪かったのでほとんどの症状が改善するまでに4回かかりました。その後は、経過がよいのかご来院されていません。一番伝えたいことは、医学的な検査で異常がなくても4年も前の怪我で自己治癒力を働かせなくなり悪い状態を体が記憶しているということです。

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