アカバナ科の特徴                 

 

 初期の双子葉植物のあとには大きな進化の枝が2本あります。バラ上群とキク上群です。双子葉植物の大半を占めています。  さらにバラ上群はマメ群とアオイ群の枝に分かれ、アオイ群の中のフトモモ目の中にアカバナ科という小さな枝が登場することになります。、

 

アカバナ科の特徴

・ 無限花序
・ 2数性か4数性 花弁は4枚が多い
・ 柱頭は十字形に分かれる
・ T字着葯
 
 無限花序
 下から次々と咲いていくタイプです。
メマツヨイグサ アカバナユウゲショウ
 
 花弁は2枚か4枚か5枚
メマツヨイグサ ハクチョウソウ アカバナユウゲショウ
 ミズタマソウはたいへん(めずら)しい2数性の花です。
 チョウジタデの花弁数は4〜5枚のものが多く7枚、8枚も見つかります。
ウスゲチョウジタデ ミズタマソウ

 

 めしべの柱頭は4個に裂ける
ハクチョウソウ ヒルザキツキミソウ アカバナユウゲショウ
 同じアカバナ科でもマツヨイグサ科の柱頭は十字形の4分裂ですが、それ以外の属ではまちまちのようです。
ミズタマソウ ウスゲチョウジタデ

 

 雄しべはT字着葯
ミズタマソウ ウスゲチョウジタデ アカバナユウゲショウ
 葯と花糸がT字につく丁字着葯です。
メマツヨイグサ ハクチョウソウ