<2003.05.18>

とらハDVD editionについて

えーと、作品についての論評とかをするつもりじゃないです。
購入、もしくは乗り換えに関しての情報ソースを書くつもりです。
発売から時間は経ちまくってて、どれだけの意味があるのか、って感じですが。
とらハを既にCD-ROM版で全てやっている人にとっては、おまけシナリオ目当てで買うことになる
この作品。
それ以外の部分をCD-ROM版から乗り換えてみる価値は果たしてどれくらいあるのか?

まず、とらハ(1)について。
えと、気になる声関連ですが、フルボイスにはなっていません。原作のまま部分的な
ボイスです。
新OPムービーはまあまあいい感じかな。
主題歌が追加されています。
おまけモードで音楽が聴けます。それに伴って、BGM各曲のタイトルが分かります。
りりちゃエンジンで作りなおされていますので、旧来の物では全く出来なかったメッセージ履歴
ができるようになりました。
あ、BGMはMIDIじゃなくて、独自形式のPCM音源になっているので、ファイル取り出して(ゲー
ムを起動させずに)聞くことはできなくなりました。

次にとらハ2です。

フルインストールできるようになりました! これでプレイしようとする度に
CD-ROM持ってこなくても大丈夫。
ムービーが作り替わってます。
主題歌2曲がSS-MIXになっています。OPはディストーションギターをフィーチャーした音像で、
ボーカルの知佳っぽさは20%減(当社比)、声のうらっ返りも小さく抑えられています。
そして、EDはゆうひが一人で歌いますな。(キャラによっては「風に〜」)
あと、システム的なことを言うと、「第2部から始める」が、なくなりました。
楽に全キャラを制覇しようと思ったら、第2部になったところのセーブデータを残して
おくしかないかな。

……と、思ったらジャニスのホームページで修正差分ファイルがダウンロード
できるようですね。
これは「仕様」ではないと(笑)

りりちゃエンジン対応で、メッセージ履歴も強化。スクロールで遡って見れます。
あとこのエンジンは、マップ移動時に、各移動先にキーボードのキー(アルファベット)
が割り当てられているので、マウスを使う必要がほとんどなくなる、というメリットもあります。

あと意外と嬉しいのが、Hシーン鑑賞モード。
真雪さんの“シーン”の最後の一つは「真雪、漫画について語る」(お風呂のシーン)
まで含み込んで回想されますし、
リスティの“シーン”では、通常会話の「ボクが嘘つくのってズルいよね」や「もう少しで
最後までいけそうなんだよ」
等の名セリフまで、含み込みで回想できる。

これ私にとってはかなり大きなポイントなんですが、如何か?


らぶらぶおもちゃ箱・ミニシナリオ。

声がリマスタリングされて聞き取りやすくなりました!!
旧バージョンだと、MIDIとWAVの音量バランスを“TORAHA・ラブチャ-カスタム”に、しないと
声が聞き取れなかったからなぁ(涙)助かります。
(それですら、音量調整がWAVファイルごとにばらばらなので、どれかは聞き取りにくくなっちゃうし)
それと、唯子・瞳・さくら以外のとらハ1の登場人物のボイスが差し替えられています。
とらハ1の声優さんをカムバックさせる方針になっているかな。
みなさん、透明感と深みのある声質になっています。嬉しいチェンジではあるんですけど、
ラブちゃのおもちゃっぽい立ちグラには逆に合わなくなったかも(笑)

とらハ3

この辺までくればセーブデータに互換性あるかも……と思って試してみましたが
駄目でした。ただ、TOCデータについては読めているので、データを解析できれば、
簡単なプログラムでデータをコンバートできるかもしれません。
OPムービー替わってます。高画質。
演出的には旧バージョンの方が好きかなあ。いくら高画質って言ったって、元は
イベントCGの絵なんだし。
ムービーファイルの拡張子は同じになっていますが、差し替えは効きません。

りりちゃエンジン採用による各種の恩恵が受けられます。
メッセージ履歴画面でのセリフ再音読機能とか。


リリカルおもちゃ箱・ミニシナリオ

なんか疲れてきたのと、ハードディスクのスペースの問題でまだ入れてないんですが、
DVDを見ている限りでは、OPムービーの追加はなさそうです。


……と、いうわけで。
普段とは、ちょっと趣が変わって、実用書風の内容でございました。
「こんなのこそを待っていた!」
とか言われちゃったらどうしよう(汗)




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