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ふうの週末日記 title

平成12年03月31日(金)

 有珠山噴火。23年ぶり。
 23年前、私は室蘭に住んでいた。有珠山から直線距離にして30キロ弱の街。朝起きて窓を開けると、夏にも関わらずそこら中一面なんだか白い。火山灰に覆われていた。子供心の思い出である。

 今までの災害と今回は少し違って見えた。事前の対応がなかなか早い(珍しく)。噴火の判断は、ほぼ99%間違いなく噴火するという状況だったのであろうが、事前の噴火警報や避難対策も混乱無く実施されたと見受けられる。噴火の瞬間は仕事中であったが、インターネットで知った。STV(札幌テレビ)の定点観測カメラが15秒毎に最新の写真を提供していたので、ちょこちょこっとhtmlを書いて、その写真を1分毎に自動リロードするページを作成し、パソコン画面の片隅に常時表示させておいた。動画ではないけど、状況確認としては十分だ。
 インターネットによる情報提供も様々なサイトで実施され、おそらく避難所に避難している住民よりも詳しく状況を把握しているかもしれない。

 話が変わるがロシアの新プーチン大統領、エリティンから一気に若返った。いかにもUSSRな顔つきが印象的。元KGBの最高実力者で国内の情報機関、軍部への統率力は強そう。が、金がない国なので既に脅威ではないかも。

 オウム、核燃料の非公式運搬ルート情報を保有していたらしい。かの広報部長いわく「何かあったら危ないので近づかないようにするため・・・」とのコメント。楽しいコメントありがとう。


平成12年03月30日(木)

 ここ数日落ち着いていた春の風物詩「スギ花粉症」であるが、スギ花粉の季節が終わったものと思っていた。が、今日会社帰りに電車を降りたとたん鼻の奥で「ピン」と音がしたとたん、二重の幕がかかったようにいきなり鼻が詰まりだした。
 その後数時間、今湖の日記を書いている間も、匂いはおろか息が吸えない。マスクさえいらなかったのが嘘のようだ。本日花粉絶好調

 北海道の有珠山、1時間おきに近隣での地震が速報で伝えられる。二十数年前の噴火後を思い出す。すぐ近くの室蘭に住んでいたのだ。


平成12年03月26日(日)

 週末、北海道へ行った。
 今回の目的はズバリ飲み会。とはいえ、普通の飲み会ではなくやや大がかりなちゃんとした奴。ゼミの教授が栄転され、過去12年間の全ゼミ生を対象とした送る会が行われたのだ。
 土曜日の朝、出勤並の時間で羽田へ。送る会は18:00から。午後に札幌に着き送る会までO女史と買い物のため待ち合わせ。だが待ったのはO女史で、飛行機が30分も遅れたのだ。O女史ついにPCを買うというので、購入に付き合う。VAIOをお気に入りになったが、在庫が無く入荷不明だ。VAIO超人気らしい。結局似たようなモデルのDynaBookのCD-RWモデルをご購入。「CD-RWは使いこなせないだろうなぁ」と思ったが、聞けばカーCDの編集がやりたかったらしいく、CDに焼き込みができることが可能なのを知って嬉しそう。最もCD-Rを使わなさそうに思ったが、最も頻繁に使うようになるかもしれない。これでようやくネット環境ができあがったね。>O女史

 さて、送る会。もちろんながら飲み会ではなくパーティ形式。聞いたことがないホテルだと思ったが、行ってみると何のことはない2年前に友達Y氏の結婚式で行ったことがあったでっかいホテルではないか。普段なんにも考えてないことを改めて心の中で確認した。
 パーティでは懐かしい面々に顔を会わせる。自分たちの世代ではT氏、M氏、Y氏、ふう、Tちゃん(旧姓)、H子さんの6名。出席率は15人のうち6人でまぁまぁか。とてもとても懐かしい。懐かしい話で盛り上がる。Y氏はネットにページを持っていて、ふうもちょくちょく見ているので、卒業来初めて会うというのに近況報告するまでもなくよく近況を知っている。インターネットって本当に偉大なコミュニケーションチャネルだと、改めて実感する。H子さんTちゃんも卒業来・・・だと思う。MもTも、みんなも色々有っただろうが、何より変わらず元気そうだ。本当に懐かしいなぁ。思い出がこんなに懐かしく感じられるのは良い思い出が多かったからだろうか。

 さすがに12世代も集まると、先生を独占する時間はほとんどなく、結局は近い世代のゼミ生同士のただの飲み会になるのだが、話すことがいっぱいあって時間が少なすぎて。

 当然2次会である。既に母なH子さんは「シンデレラタイムよ」と言い残し去る。その他で居酒屋へ。なんたってふうは北海道まで飲みに来たんだし(笑)。
 2次会は思い出したようにお互いの携帯とメールアドレスの教えあいから始まった。みんなメールアドレスを持っていることが判明。既に母なTちゃんも、メールアドレスはあるがパソコンは無いという。今年こそ旦那が買うという。
 場所を変えてもノリは同じでまた思いで話&今の話&今後の話などに耽る。さらにディープな思い出話も飛び出す。うわさ話も飛び出す。
 その後一つ下のゼミ生同士で違う場所で飲んでいたOさんからTEL。聞くと教授もその場所にいたというのでとりあえず2次会をお開きにして、その場所まで行き教授に最後のご挨拶をし、ついでにOさんと飲んでいた下のゼミ生S子さん、Tさん、Nさんも誘って3次会。合コンのりとなる。が、一応一般的なゼミより真面目な社会面に接する事の多い内容に携わった者どもが集まっているので、そう話題ははずれないが、高校教師T氏の生徒ネタと警察少年課S子さんの生徒ネタ+Oさんの(昔と変わらない)強烈ストレートつっこみ攻撃で、さらに盛り上がる。いやはや、あっという間にAM2時だ。
 そろそろお開きにしてタクでみんな帰る。近くに住むY氏、気を利かせて送ってくれると言う。車で帰りがけOさんの家に先に送ったら、夜中の3時にも関わらず「コーヒー飲んでく〜?」とのお誘い。ちょっとおじゃまして愛犬ルパンをからかって(からかわれていたのか)4時を回って、本当に帰る。ありがとう>Y氏、Oさん

 さて、次の日は午後のフライトまで二つ下の後輩Kさん、Sちゃんと会食。っていうかおしゃべり。当然ふうは眠いモードなので、コーヒーのんで目を覚ます。旨いそばやを紹介してもらう。既に後輩等も仕事についてそれぞれに悩みを抱える。「・・・みんな成長したねぇ」とも思うし「相変わらずだ・・・」とも思う。いずれにしても楽しい一時だった。
 ホンの短い24時間の北海道滞在記は、こうしてようやく終わりに近づく。

 仕事以外の人脈は、自分に気が付かない側面を色々と教わることがある。自分の面を再発見する事もある。大切にしていきたいと思った。


平成12年03月24日(金)

 ドットコムガイを見るようになった。24時間16台のカメラで撮影され続け、一歩も部屋を出ずにインターネットの注文だけで1年間過ごすこの男、名前まで「.com guy(ドットコムガイ)」に変更してしまったという。
 今年の1月からこんな生活を続け既に3ヶ月、最近ではニュースなどでも取り上げられて知っている人も多いかと思うが、仕事中や夜中のネット時に、小さな小窓に送られてくる動画を立ち上げてしまう。
 24時間だけあって、ドットコムガイが寝てる間も微動だにしない寝てる画像が送られてくるし部屋を移動すればそれをちゃんと別モニターが捕らえている。

 映画トゥルーマンショーを思い出す人も多いこの企画(挑戦か?)、つまらない日常の動画が送られてくるだけに、ついつい今日のドットコムガイに会いたくなるのである。

平成12年03月23日(木)

 会社の飲み会。が、予定外の3次会に家に着いたのが次の日の4時だった。あぁ、明日会社行けるか?  行くんだよねぇこれが。


平成12年03月19日(日)

 連休で清里辺りに行っていた。訳有ってここ数年、清里辺りには年に数回行く機会がある。今回は特にすることもなくまさに骨休めである。今回興味深く”観光”したのは、野辺山宇宙電波観測所である。ここは世界最大の電波望遠鏡で、光学式望遠鏡では主に熱が高い光をとらえるのに対し、電波望遠鏡では主に恒星間にある低温のガスまで観測できる。これは、宇宙空間の重力変化におけるガスの流れを観測できることであり、つまりはブラックホール等の発見が可能なものである。ガスの発生は、星の生まれるとき、死ぬときに付き物で、これらを観測するのが電波望遠鏡である。
 ともかくこの研究所は入場も無料で、日本ぽくない巨大な電波望遠鏡群を目の当たりにでき、大宇宙のロマンを感じるには非常にお勧めだ。45mの巨大電波望遠鏡を下から眺めると、まるで映画のワンシーンのようだ。好きな人は好きだろうが、清里・野辺山・八ヶ岳辺りのペンション群やスキー場の側まで行って国立天文台にあえていくというのは、なかなか機会が無いかもしれないね。
 ちなみに97年のヘールボップ彗星到来時には、千葉・秩父・野辺山アタックを観光したが、秩父は都会の明かりとヘールボップの交わり、野辺山は八ヶ岳に降り注ぐヘールボップが見ることができとても感動したことを覚えている。星は、いいね。


平成12年03月13日(月)

 営団地下鉄日比谷線事故の犠牲者が5人になった。たまに日比谷線に乗るふうも人ごとでなく、営団地下鉄有楽町線は安全だろうか、、とふと通勤の有楽町線に乗りながら考える。
 それとは別にニュース報道がどうも気にくわない。今回の犠牲者はいわゆる有名校や中央官庁、報道記者、役員などであった。「若くて将来ある有能な命が絶たれた」と某フジは報道した。まるで若くなくて将来があまりなくて有能じゃなければ命が絶たれても悲しくない。。ととれてイヤだ。殺人事件でも「美人OL」だと絵になるけど、やや美人じゃない人は、まるで余り悲しまれないのと同じような「あおる」表現だ。
 世の中そんな感じでいろいろと不条理な事が多いけど、やっぱり地下鉄のせり上がり脱線が起こらないように祈るのでした。


平成12年03月11日(土)

 携帯電話のメモリ編集ソフトを買いに池袋へ。ビックカメラは近くて安くて良いところだ。品揃えも良く、ちょっとしたPC関係の買い物なら十分だ。が、携帯電話のメモリ編集ソフトは数種類有って、どれも一長一短。買うのをやめた。もっと機能がこなれてくれば良いソフトになるだろうが決め手がない。
 ついでにプレステ2の状況を見に行ったが、当然ながらビックカメラには売ってなかった。


平成12年03月07日(火)

 あ゛〜。相変わらず花粉症。今日は鼻が強烈。電車に乗ってもずーっとグズグズしてたので、周りはエライ迷惑だったろう。すまない>電車の周りの人。
 最近に至っては、外から来た人が近くにいるとすぐに反応する鼻になった。バージョンアップだ。

 ところで今日、街でとても忙しい人を見かけた。昼過ぎのビジネス街でのこと。スーツの胸ポケット(表側)にはアンテナをのばしたままの携帯を入れ、左手に鞄。右脇にマックの袋で右手はコークMを持ちながらビックマックを食いつつ歩いているビジネスマン。
 やけに忙しそうに見えたが、そんなに忙しいなら昼飯抜けばいいのにハンバーガーを食べてる姿がやけに眩しい。

 政府が北朝鮮への10万tの米援助を決定。送っても本当に困ってる朝鮮人には届かないとはおよそ百も承知で、ただ政治ゲームのカードとして一つ10万tの米を援助したに違いない。定期的に援助する約束をしない点がそれを物語る。ま、いいんじゃない。どうせお米も余ってて困ってるような国なので。


平成12年03月04日(土)

 花粉症爆発。昼夜問わず、鼻と目が落ち着かない。集中力ダウン。イライラ度が増す。この時期はいやだなぁ。

 今週は毎日飲んでいた。ただ、そんなに帰りが遅いわけではなく1次会かもしくは終電、たまにそれ以降ぐらいだった。このくらいなら体も楽だね。
 今日は雨になる模様のため、久々に室内で洗濯物を干す。うざったい。

 会社の持株会で株を買ってるけど、知らぬ間に株式が分解(というのだろうか?)されていて、よく分からないが増えていた。去年分の明細と比較したけど、なんで株数が増えてるのか余り分からないが、増えるのは嬉しい。株価と株数をかけて一人ニンマリする。金に困ったら速攻売ろう。
 会社で社内公募のとある文章を出した。昨年に続き入賞した。へへへ〜、20分で書いたのにね〜。なんと償金までゲット。ラッキーこの上ない。

 あ、今日プレステ2発売日。予約はしてないが、そのうち買うんだろうね。


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