ECO な乗りもの

2000/6追加
NEW プリウス
2000年5月、マイナーチェンジです。
インターネットで見ましたが、エンジンとモーターがパワーアップしているほか 初回のプリウスで気になったところが改良されています。 10.15モード燃費は29kmで、あまり変わっていません。
改良のひとつは、トランクスルーになったこと。 同時期に発売の「ティーノ」ではトランクスルーを売りにしていましたが、 ここでの差はなくなってしまいました。
ほかの改良点としては、オーディオが選べるようになったのでカセットなしにも できること、高速道路用にオートクルーズができることなど。
エンジンがパワーアップした(回転数の最大が上がった)ので、バッテリーを 使いきるような場所(たとえば志賀高原の渋峠)でも、快適に走ってくれること でしょう。
志賀高原がCMに登場するかもしれません。
マイナーチェンジとはいえ、中身はかなり変わったようです。 前のままでも十分よかったし、他メーカーに対して競争力もあったと思うのですが これでまた、一気に優位になりそうです。
日産自動車 ティーノ・ハイブリッド
2000年4月になって、インターネット予約100台限定で発売され、即日完売 したようです。
お値段は\315万で、プリウスとの車の大きさの違いを考えてもちょっと高い? ようにも思えますが、この値段にしても100台限定だから、「いかに ハイブリッド車がもうからないか」わかるような気がします。
プリウスとインサイトとの中間みたいな構成で、モーターだけで走ることは できるけれど、プリウスよりもパワーは少なめで、その分エンジンのパワーが 大きくなっているようです。


本田技研工業 INSITE
1999年の秋になって、ようやく発売になったハイブリッドカーです。 これにより、プリウスの独占は崩れるか?見ものだったんですが 2月になり、いつのまにかテレビのCMも見なくなってしまいました。
車の仕組みとしては、ガソリン車がベースで、発信加速のときにエンジンだと ロスが大きいから、モーターで補助するという形で、プリウスよりはモーターの 役割は小さめです。
2人乗りで車体が軽いこと、エンジンも1000ccしかないことを考えれば、 燃費がプリウスより25%いいのも当然でしょう。 (マニュアルとオートマの差もある)
お値段は210万円(5MT)で「パーソナル」ハイブリッドにしては高めだと思うの ですが、どうなんでしょう。
e-com(2人乗り小型電気自動車)
すでに市販されている電気自動車で、2人乗りの軽自動車タイプ。
最高速度は100km/h、航続距離は100kmで、レジャーなんかには使えませんが 日々の買い物などには便利に使える性能です。

先日TVで、団地で共同保有している様子を紹介していました。
パソコンで予約して、使い終わったら戻して充電して、日々の用事なんかに 使われていました。 レジャーなどで遠出をしたり、家族みんなが乗るときのための車を持っている 人も利用しているようで、本来の使い方って感じでした。
個人でこの車だけってのは不便だと思うし、だからと言って、2台目の車として 買うには高価すぎるから。
これからはこういう使い方が増えていくのかな。
電動ハイブリッド自転車
本来人力のみの「自転車」なのに、そこに電気を使うから、ECOに反するのでは? という考えもありそうですが「自動車やバイクで行くところを自転車で行く」という 視点で ECOだと思います。
実際に乗ってみると、信じられないくらいペダルが軽く、お年寄りにも安心だし お値段(約10万円)さえなんとかなれば、いいと思いました。
電気自動車みたいに「回生ブレーキ」があれば、もっといいと思いますが、 重くなってしまうから、ちょっと難しいかな。
鉄道
でも結局、輸送効率でいえば鉄道がいちばんなのです。
新幹線にしても在来線にしても「スピードアップすれば電気(または燃料)の 消費が増える」という意見もあるようですが、それにより「自動車からの転移 (CO2の削減)」が見込まれるのだから、トータルで見る必要があります。
輸送効率の向上と称して、編成短縮(座席を減らし、乗客に立たせる)をすれば 自動車に移る人が増えて、鉄道だけ見れば効率があがっても、トータルで見れば 環境にはやさしくないということになってしまいます。



2000/2作成

プリウスで Go!!

ホームページ

お読みください!!リンクとデータの利用についてのお願い