バッテリーがピンチになったとき

どんなときにバッテリーがピンチになったか、事例を紹介します。
バッテリーのピンチとは・・・
残量ゼロで「かめマーク」が出た
エネルギーモニターの残量表示が黄色(残少)になった
下り坂で充電できない状態だった
これらの場合です。
残量ゼロで「かめマーク」が出た
登り坂などでバッテリーを使い切った場合などに、バッテリーの残量がない 警告ランプが点灯します。 これが「かめ」の形をしています。
この状態では、エンジンのパワーだけで走ることになります。
2000/01 長野県諏訪郡下諏訪町 下諏訪町から和田村へ向かう、国道142号線は、急な登り坂が続くうえに カーブが少なく、かなりのスピードで登ることができます。
新和田トンネル手前の直線でアクセルを踏みこくと、すでに黄色表示の バッテリーはあっという間になくなり、残ゼロのランプが点灯しました。
この先、トンネルを抜けて和田村まで下ると、バッテリーはフル充電に なってしまいます。
2000/01 長野県塩尻市 スキーに行こうとしてエンジンをかけると、ランプが点灯していました。
このときの気温がマイナス10度。
エネルギーモニター上は残量があり、単なる低温による電圧降下でした。
2000/05 長野県上高井郡下山ノ内町 志賀高原にスキーに行くとき、速い流れについていった結果、丸池に 着くかなり前にバッテリー切れ。
前回(11月)は、スピードを抑えていたので登れましたが;;
これから先では、上り勾配で50km/hがやっとでした。
2000/07 長野県北佐久郡立科町 立科町から蓼科牧場に向かう道路、雨境峠の手前の坂道で、登坂車線を 走るバスを追い越したとき、バッテリーを使い切りました。
こうして走ってみると、この道は意外と急勾配。
2000/09 長野県南安曇郡安曇村 乗鞍高原から乗鞍岳に向かう「県道乗鞍岳線(乗鞍エコーライン)」は 標高差で1500mにもなる(松本からなら2000m)うえに、急勾配が連続するので 非常に厳しい道のりです。
バスの後ろについたりせずに順調に登っていくと、位ヶ原山荘の手前の 冷泉小屋の前で、バッテリーを使い切りました。
そこから先は・・・やっと登りました。
2000/10 長野県南安曇郡安曇村 また「県道乗鞍岳線」に行ったのですが、前回と同じ場所でした。


エネルギーモニターの残量表示が黄色になった
バッテリーの残量が少なくなると、エネルギーモニター画面の残量表示が 黄色に変わります。
とくに問題ないのですが、上り坂などでこのまま走ると「残量ゼロ」になります。
1999/11 長野県上高井郡下山ノ内町 志賀高原に行ったときのことです。
長野市内でもバッテリー残には注意しながら、上り坂でも注意しながら 走っていたので、なんとか黄色までで済みました。
2000/07 長野県松本市 標高1800mの鉢伏山へ登ったとき、急な登り坂が続くのですが、道路が狭く スピードが出せないので、黄色まででした。
2000/07 長野県南安曇郡安曇村 長野県側から乗鞍岳へ上る、県道「乗鞍岳線」です。
カーブが多い道路で元々スピードが出ないうえに、観光シーズンの混雑で、 ゆっくり走ったので、黄色までで済みました。
黄色で止まることは意外と少なくて、そのまま「残ゼロ」になることが 多いようです。


下り坂で充電できない状態だった
下り坂では回生ブレーキによってモーターで発電しながらブレーキをかけて 走ります。
ところがこの「回生ブレーキ」は、発電した電気の使い先(=バッテリーの充電)が なくなると失効してしまいます。 電車ではそのための抵抗器を積んだりしているのです。
プリウスでその事態になると、エンジン始動して、通常のエンジンブレーキが かかります。
1999/11 長野県上高井郡山ノ内町 志賀高原からの下りでは、最後のところ(旧料金所付近)でバッテリーフルに なってしまいました。
2000/05 長野県上高井郡山ノ内町 またまた、志賀高原からの下りです。
2000/07 長野県塩尻市 鉢伏山からの下り、エネルギーモニターのバッテリー残量はフルでは ないのにエンジンブレーキが始動しました。
夏の昼間で暑かったので、バッテリーが高温で充電できなかったのかも。
2000/07 岐阜県大野郡丹生川村 乗鞍畳平からの下り、乗鞍スカイラインを走りましたが、3分の1ほど 走ったところで、バッテリーフルの状態になりました。
エアコンを使っていればよかったのかも??
2000/09 長野県南安曇郡安曇村 登りの途中でバッテリーを使い切るので、下りも真ん中へんで いっぱいになってしまいました。
2000/10 長野県南安曇郡安曇村 また「県道乗鞍岳線」に行ったのですが、前回と同じ場所でした。



2000/8作成


プリウスで Go!!

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