鳥獣保護法改正に関連する
シンポジウム
   
ツキノワグマ・サル・シカその駆除と保護の現状
〜地方分権で野生生物は守れない?〜
 
 
主 催: 鳥獣保護法「改正」を考えるネットワーク
期 日: 1998年9月27日(日)
時 間: 午後1時から5時まで 
会 場: 東京都中小企業会館 → 会場案内図 
地下鉄有楽町線「銀座一丁目」下車 
11番出口出て、すぐ。
東京都中央区銀座2−10−18
TEL03−3542−0121
会場費: 資料代 1000円
対 象: 一 般
定 員: 150名
           
  
<内 容>
  
 現在、環境庁の自然環境保全審議会において、鳥獣保護法改正に関する審議が行われています。「鳥獣保護法「改正」を考えるネットワーク」は、野生生物保護の立場から、その改正の内容が保護に逆行することのないように、各地で自然保護活動を行ってきた団体・個人・研究者によって作られ活動を開始したネットワーク組織です。そして、去る6月27日に「今なぜ鳥獣保護法「改正」か?」と題しシンポジウムを行い、鳥獣保護法の問題点や北海道のエゾシカの現状について討議しました。
 今回は、さらに討議内容を深めるために、有害鳥獣として駆除されている代表的な動物である、ツキノワグマ、シカ、サル等のおかれている現状を研究者や関係者を招いて、シンポジウムを行います。その中で、駆除の許可権限を市町村に委譲したことによって一体何が起きているか、また、今後、地方分権の勧告によって法改正が行われた場合にどのような状態が予想されるか、現場か
らの報告をふまえて、より具体的、現実的な方向で論議をすすめていきたいと考えています。みなさんのご参加をこころからお願いします。
  
プ ロ グ ラ ム
 
1:00  開催挨拶
 
1:10〜2:00  広島県におけるツキノワグマの現状報告
 米田 一彦 日本ツキノワグマ研究所 
 
2:00〜2:40  ニホンザルの現状報告
 現場は何をしているか −現在の管理体制について−
 室山 泰之 科学技術振興事業団科学技術特別研究員
       森林総合研究所関西支所保護部鳥獣研究室
 
2:40〜3:20  京都府を通おる大阪府のシカ
 川道 美枝子 シカ生態調査会
 
3:20〜3:30  休 憩
 
3:30〜3:50  狩猟と有害鳥獣駆除の実態
 庄田 洋  北海道在住ハンター
 
3:50〜4:50   質疑応答&総合討論 
 −地方分権で野生生物が守れるか?−
 
4:50〜5:00  締めの挨拶と連絡 
 
問い合わせ・申し込み
  
ネットワーク事務局
169−0073 東京都新宿区百人町2−5−5清ビル205号室
ツキノワの会−人と野生動物との共存を考える−
03−3365−0416(第2、第4金曜日のPM7:00〜9:00)
草刈 秀紀 0424−72−3757(夜のみ)
zb4h-kskr@asahi-net.or.jp
  
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