2019年の朝ドラ『なつぞら』415日放送のシーンは、リアルに実感しました。

 

主人公の「なつ」は、十勝農業高校の畜産科に通いながら酪農を手伝ってます。

 

15日の放送は、乳牛の出産シーンでした。

 

逆子の牛、後ろ足が二本出ているシーンで、十勝のガンコじいさんこと柴田泰樹役で出演している草刈正雄が「逆子じゃ、親だけでも助けよう」と両方の後ろ足にロープを掛けて、陣痛に合わせて、家族で引っ張って、なんとか子牛が生まれます。しかし、息をしておらず、じいさんが「もう死んどる」て、諦めた時、「なつ」は、学校で人工呼吸の仕方を習ったと実践して助けます。

 

私の場合、熊本県立菊池農業高校の畜産科卒。私も全く同じ経験をしました。しかし私の経験は、違ってます。

 

両方の後ろ足にロープの結び引っ張ったのですが、引っかかって、なかなか出てきませんでした。しばらくして、後ろ足が折れて、断念して、親子ともに屠殺場へ。

辛い経験でした。

 

少なくとも、畜産科では、人工呼吸は、習いませんでした。残念ながら。

 

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