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東海道。江戸時代に徳川家康が江戸と京を結ぶ幹線道路として整備した、5街道(東海道・中山道・奥州道・日光街道・甲州街道)の一つです。5街道の中では最も往来の多い道で、宿場は全部で53駅。旅人は通常14日程度で歩いていました。21世紀を向かえた現代。かつての東海道は様々な形で残っています。この旅は、そんな東海道を日本橋から徒歩で京都三条大橋を目指すべく始めたものです。 初日は、夏真っ盛りの東京は日本橋からスタートです。今も日本橋は交通の要所で、国道1号、国道15号、国道17号などの起点になっています。東海道は日本橋から品川宿へ向かうため、スタートは第一京浜、すなわち国道15号を歩くことになります。 |
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こんなところにこんなものが・・・。東京、しかも港区に住む私は、新橋〜品川間は電車であっさり通過してしまいます。その間、15号線にはこんな史跡があったなんて、ちょっと驚きました。大木戸。ここから日本橋側は江戸の内とよばれていました。つまり、ここが江戸の入り口であり、京へ向かう東海道の出発点でもあります。 ちなみに、江戸時代は町ごとに木戸を設けて、その町を警護していました。高輪の場合、江戸の入り口なので「大木戸」と呼ばれています。 |
[16時21分] 品川宿 | ||
大木戸を過ぎ、品川駅前を過ぎるといよいよ八つ山の交差点。ここで東海道は左に折れ、京急の踏切の手前を右に、すぐに左に折れ、京急の踏切を渡ると品川宿。東海道最初の宿場です。すぐに「問答河岸跡」の碑がありますが、ここで雨が本格化したので、初日の行程を終了しました。 「問答河岸跡」。かつて海岸先に波止場があり、3代将軍徳川家光が東海寺に入るとき 、沢庵和尚が迎え出て問答をした場所です。 |
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