2016年の桜(桜を追いかけて)3
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例年ならソメイヨシノの開花から追う桜ですが、今年は早咲きの桜から追ってみました。
1月末に品川の荏原神社を訪れた際、見事な寒緋桜が出迎えてくれました。それ依頼、早咲きの桜の健気で綺麗な姿に魅了されてしまいました。
桜はソメイヨシノだけじゃない。まだ寒い時期に梅に負けじと咲く早咲きの桜たち。ソメイヨシノのような派手さはないけれど、鮮やかな赤やピンク色は寒空に映え、一足早く桜を楽しませてくれます。

3月5日 新宿御苑の大寒桜      (撮影機材 : Canon EOS6D)
開花から1週間が過ぎた大寒桜。だいぶ花が開いてきました。周囲のソメイヨシノや大島桜、陽光などの桜はつぼみ。その中でひときわ目立っていました。
まだつぼみの目立つ大寒桜。でも、確実に花は開いています。
だいぶ密度が濃くなってきました。
満開まではあと数日といったところですが、やや濃いめのピンク色が多くなってきました。
日差しを浴びてピンク色が輝いています。ソメイヨシノばかり見慣れていた自分にとって、とても新鮮に映りました。
遠くからでも目立つ大寒桜。寒桜類は寒い時期に咲くので、あまり目にしない人も多いかもしれませんね。
綺麗なピンク色です。ソメイヨシノは淡いピンク色で見る角度によっては白く見えますが、こちらは完全にピンク色です。

3月5日 新宿御苑の寒緋桜      (撮影機材 : Canon EOS6D)
池の畔にある寒緋桜です。寒桜や河津桜の片親としても知られている桜で、濃いピンク色(赤に近いです)と下向きに咲く花が特長です。
まだ咲き始めたばかりの寒緋桜。なかなか撮影の難しい場所に植わっていたので、背景と同化してしまっています。
青空をバックに寒緋桜です。まだ開ききっていない花は、小さくてあまり目立たない状態でした。

3月5日 新宿御苑の修善寺寒桜      (撮影機材 : Canon EOS6D)
こちらは修善寺寒桜。ほぼ満開です。寒桜特有の濃いめのピンク色が曇り空でも映えています。
どこを見ても花、花、花。
圧巻です。
梅の咲く時期に花をつける寒桜。梅もいいけどやっぱり桜の派手な咲き方は見応えがあります。
花びらは大島桜やソメイヨシノに似ています。片親が大島桜と推定されているそうです。ソメイヨシノも片親が大島桜なので似ているわけですね。 圧巻のピンク色。
この色を一度見てしまうと、忘れられなくなります。
どうです。このボリューム。
曇り空にも負けないピンク色。むしろ、曇り空だからこそピンクが映える。そんな感じです。
見事な咲き誇りぶりです。
この桜は上へ延びていくのが特長だそうです。
樹高も10メートルになるものもあるとか。
池の畔にあるこの桜は、満開になると水面にその姿を映します。曇り空もなんのその。多くの人の目をひいていました。
満開の桜はやっぱりいいですね。
右側に少し見える黄色い花はサンシュユという中国原産の花です。ピンクと黄色の競演です。

3月5日 新宿御苑の寒桜      (撮影機材 : Canon EOS6D)
こちらは寒桜。こちらも満開です。多くの人を魅了していました。
花びらです。
寒桜は新宿御苑にある桜の中でも最も早く咲きます。
こちらもピンク一色。
花もしっかりと開いていて、一足先に我々の目を楽しませてくれます。
しばらく寒桜の花をどうぞ。 寒桜の花。 こちらも花。
木いっぱいに咲く姿は、やっぱり桜です。 これでもかといわんばかりに咲く花。 見慣れると、この色はとてもやわらかい色に見えてきます。
2月中旬頃には咲き始める寒桜。品種の多い新宿御苑ではこの桜から見始めると、長い期間、桜を楽しめます。
5枚の花びらはやっぱり桜。
いいですね。桜は早春から盛春の代表的な花です。
これは別の木。こちらも寒桜です。新宿御苑には何カ所かに寒桜が植わっています。

3月6日 日比谷公園の寒緋桜      (撮影機材 : iPhone6)
所変わって日比谷公園。ここにも寒緋桜があります。ほぼ満開状態ですが、曇り空なのでちょっと暗く写っています。
桜の原種の1つで、寒桜や河津桜の片親と推定されています。下向きに咲く花と赤に近いピンク色が特長です。
それにしても不思議な咲き方をします。
沖縄ではソメイヨシノが生育しないため、この桜がお花見の対象となっています。


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