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【斜体で書かれている部分】 はみくりんのコメントです。
メリダのバス停に着く。ガイドブックによると、中央バスターミナルから、ウシュマル及び、その周辺の遺跡を回るウシュパク(UXPAK)という周遊バスがあるらしい。早速、1ブロック離れた中央バスターミナルに行き、チケットを予約する。出発は8:00だ。時間つぶしに、散歩に出かけることにした。メリダにはメキシコのイメージそのままの町並みが残っている。白塗りの四角い角張った家が並んでおり、メキシコの強い日差しに照らされて、まぶしさすら覚える。まだ朝早いせいか、人はほとんどいない。もちろん店も開いておらず、朝食をとることも、食料を仕入れることもできなかった。
時間になり、バスに乗り込む。旅行者が次々と乗り込んできて、車内はほぼ満員となった。バスが出発し、まず、ウシュマルに停車した。乗客がどんどん降りて行くが、降りない人もいる。「んっ?、何で降りる人と降りない人がいるのかな?」やはりここは外国、しかもスペイン語圏だ。言葉の壁は厚く、よくわからないことも多い。そこでも、冷静なまことは、降りていく乗客がチケットを運転手に渡しているのに気が付いた。周遊チケットを持っているのならば、ここでチケットを渡してしまうはずがない。おそらく、このバスにはウシュマル行きのチケットを買った人と、周遊チケットを買った人の両方が乗っているのだろう。一応、運転手にも確認してみる。とはいえ、スペイン語が話せるわけではないので、チケットを運転手に見せ、「ここで降りるのかい?」と言いたげな顔をしつつ、出口のステップを指さす。すると、運転手はなにやらスペイン語でしゃべりながら、首を振りつつ前を指さした。やはり思ったとおりだった。
バスはまた走り出した。車内はがら空きになり、我々以外には、韓国人のカップル、を含む数人しか残っていなかった。みくりんは早速前の席に移り、広くなった席でまた眠り始めた。しばらくして、最初の目的地、シュラパク(Xlapak)に到着する。
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Xlapakの王宮 王宮と呼ばれる遺跡 雨神チャックの顔が壁に施されている。 |
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雨神チャックの顔 象のように鼻が伸びている。 すごいワシっ鼻だ。 |
シュラパク(Xlapak)、ラブナ(Labna)、サイル(Sayil)、カバー(Kabah)と、周辺の遺跡を巡ったわけだが、今までみてきた遺跡とは違い、あまり壮大さを感じなかった。各遺跡の大きさもあまり広くなく、修復もされていないので、がれきの中に崩壊しかけた壁が残っているという感じ。旅の疲れもたまっていたため、あまりよく覚えていない。
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Uxmal 魔法使いのピラミッド えらく急な階段である。 もちろん手すりなどはない。あるのは鉄の鎖一本だけだ。 |
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総督の宮殿から見た魔法使いの宮殿 階段がいかに急かがわかる。 |
本 日 の 出 費 | ||
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項 目 | まこと | みくりん |
ウシュマル遺跡周遊バス代 | 40ペソ | 40ペソ |
第1の遺跡 | 14ペソ | 14ペソ |
第2の遺跡 | 10ペソ | 10ペソ |
第3の遺跡 | 14ペソ | 14ペソ |
第4の遺跡 | 49ペソ | 49ペソ |
36枚フィルム | 40ペソ | |
テレホンカード | 50ペソ | |
ウシュマル遺跡内の レストランで昼食2人で220端数はチップ |
101ペソ | 101ペソ |
夕食2人で300端数はチップ | 146ペソ | 146ペソ |
TRINIDADホテル宿泊 | 150ペソ | 150ペソ |
合 計 | 537ペソ | 627ペソ |
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