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【斜体で書かれている部分】
 はみくりんのコメントです。


9/10(木曜)

メリダのバス停に着く。ガイドブックによると、中央バスターミナルから、ウシュマル及び、その周辺の遺跡を回るウシュパク(UXPAK)という周遊バスがあるらしい。早速、1ブロック離れた中央バスターミナルに行き、チケットを予約する。出発は8:00だ。時間つぶしに、散歩に出かけることにした。メリダにはメキシコのイメージそのままの町並みが残っている。白塗りの四角い角張った家が並んでおり、メキシコの強い日差しに照らされて、まぶしさすら覚える。まだ朝早いせいか、人はほとんどいない。もちろん店も開いておらず、朝食をとることも、食料を仕入れることもできなかった。

時間になり、バスに乗り込む。旅行者が次々と乗り込んできて、車内はほぼ満員となった。バスが出発し、まず、ウシュマルに停車した。乗客がどんどん降りて行くが、降りない人もいる。「んっ?、何で降りる人と降りない人がいるのかな?」やはりここは外国、しかもスペイン語圏だ。言葉の壁は厚く、よくわからないことも多い。そこでも、冷静なまことは、降りていく乗客がチケットを運転手に渡しているのに気が付いた。周遊チケットを持っているのならば、ここでチケットを渡してしまうはずがない。おそらく、このバスにはウシュマル行きのチケットを買った人と、周遊チケットを買った人の両方が乗っているのだろう。一応、運転手にも確認してみる。とはいえ、スペイン語が話せるわけではないので、チケットを運転手に見せ、「ここで降りるのかい?」と言いたげな顔をしつつ、出口のステップを指さす。すると、運転手はなにやらスペイン語でしゃべりながら、首を振りつつ前を指さした。やはり思ったとおりだった。

バスはまた走り出した。車内はがら空きになり、我々以外には、韓国人のカップル、を含む数人しか残っていなかった。みくりんは早速前の席に移り、広くなった席でまた眠り始めた。しばらくして、最初の目的地、シュラパク(Xlapak)に到着する。

Xlapakの王宮 Xlapakの王宮


王宮と呼ばれる遺跡
雨神チャックの顔が壁に施されている。
雨神チャックの顔 雨神チャックの顔


象のように鼻が伸びている。
すごいワシっ鼻だ。

シュラパク(Xlapak)、ラブナ(Labna)、サイル(Sayil)、カバー(Kabah)と、周辺の遺跡を巡ったわけだが、今までみてきた遺跡とは違い、あまり壮大さを感じなかった。各遺跡の大きさもあまり広くなく、修復もされていないので、がれきの中に崩壊しかけた壁が残っているという感じ。旅の疲れもたまっていたため、あまりよく覚えていない。

魔法使いのピラミッド Uxmal
魔法使いのピラミッド


えらく急な階段である。
もちろん手すりなどはない。あるのは鉄の鎖一本だけだ。
魔法使いのピラミッド遠景 総督の宮殿から見た魔法使いの宮殿


階段がいかに急かがわかる。



本 日 の 出 費
項 目 まこと みくりん
ウシュマル遺跡周遊バス代 40ペソ 40ペソ
第1の遺跡 14ペソ 14ペソ
第2の遺跡 10ペソ 10ペソ
第3の遺跡 14ペソ 14ペソ
第4の遺跡 49ペソ 49ペソ
36枚フィルム   40ペソ
テレホンカード   50ペソ
ウシュマル遺跡内の
レストランで昼食2人で220端数はチップ
101ペソ 101ペソ
夕食2人で300端数はチップ 146ペソ 146ペソ
TRINIDADホテル宿泊 150ペソ 150ペソ
合 計 537ペソ 627ペソ

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