★田中クンが飼育している昆虫たちを紹介します★


2000年11月25日

 ヤマトシジミが羽化しました。今朝は7時に起き、30分程様子を見ていたのですが、羽化しないので出勤しました。よっぽど持って行こうかとも思ったのですが、車を使うといろいろ不便が生じるし、バイクでは振動が激しすぎるので、ガマンしました。夜6時に帰ると、まだ羽化しておらず、蛹は空気が入って白っぽくなっていました。「この調子では、羽化は明朝かな?」と思っていたのですが、入浴中に羽化しやがりました(-"-メ) 8:50〜9:10の間です。それにしても、夜に羽化するとは・・・。何はともあれ、これで今年の昆虫飼育は完全に終わりました。越冬蛹への霧吹きはあるものの、あとは来年の春を待つばかりです。今年の幼虫飼育を総括してみましょう。

種名 飼育数 羽化数 羽化観察数 羽化失敗数 越冬蛹数
アゲハ 20
クロアゲハ
アオスジアゲハ 12
モンキアゲハ
キアゲハ
カラスアゲハ
アカタテハ
ベニシジミ
ヤマトシジミ 22
オオスカシバ
クロシタアオイラガ

2000年11月24日

 ヤマトシジミの蛹に、羽根の模様が浮かんできました。雄のようです。明日には羽化するでしょう。

2000年11月19日

 ヤマトシジミの蛹の目が、赤くなってきました。11月中に羽化できればよいのですが・・・

2000年11月6日

 ヤマトシジミが、いつの間にか蛹化していました。色も姿もそっくりなので、全然気付きませんでした。

2000年11月4日

 今朝、職場に着いたら、ヤマトシジミが羽化していました。5日頃の羽化と思っていたので、意外でした。いつも羽化の時期をはぐらかされます。自宅の幼虫は、昨日まですさまじい食欲を見せていたものの、今朝からは動かずにいる様子なので、前蛹になったのかも知れません。鉢を持ち上げて葉の下から見上げたら、昨日までとは違い、やや背中を丸めていました。 P・S 夜8:20 ヤマトシジミは糸をかけ始めました。

2000年10月31日

 ヤマトシジミが2頭羽化しました。朝、羽化しそうな蛹を見ていて、虫カゴがあまりに汚いのが気になり、ティッシュで掃除を始めました。そしたら、身に覚えのない、ハエかなんかの蛹のカラがありました。「そういえば、先日ハエが中に入っていたな。あれが羽化したのか」などと考えながら、ふと、蛹を見ると、中身が入っていません! 回りを見渡しても、シジミは見えません。慌ててゴミバコを探したけど、見つかりません。またしてもキツネにつままれた気分で、「もしかして、さっきのサナギが入っていたんじゃ?」とか考えましたが、いくら探しても、さっきのカラは見つかりません。そうしたら、ゴミ袋の裏側で、シジミが壁につかまっているのを発見し、ほっと胸を撫でおろしました。もう一匹も真っ黒にはなっていたのですが、「羽化は明日かあさってだろう」と、たかをくくっていました。しかし午後に見た時には、すでに羽化してしまっていました。

2000年10月27日

 職場のアゲハと自宅のモンキアゲハが、蛹になりました。モンキアゲハは、緑の蛹です。ヤマトシジミは、1匹色づき始めました。幼虫は、終齢になったようです。

2000年10月26日

 職場のアゲハと自宅のモンキアゲハが、前蛹になりました。

2000年10月25日

 職場の最後のアゲハが、徘徊を始めました。

2000年10月23日

 自宅のモンキアゲハが、巨大幼虫となりました。他の幼虫に比べ、迫力不足で心配していたのですが、今朝からバージョン・アップして、糞も3〜4倍の大きさです。職場のモンキアゲハは蛹になったのですが、掃除していたら、ハチの蛹が2個出てきました。蛹に穴は見あたらないのですが、前回モンキアゲハの蛹から出た蛹そっくりで、アゲハから出たにしては巨大すぎます。そういえば、蛹化直前に、身体から小さな虫が2〜3出ていたので、やはり寄生されていたものと思われます。アゲハは8匹が蛹となり、幼虫は1匹だけとなりました。自宅のヤマトシジミは、やっと蛹化して、蛹が3個、4齢幼虫が1匹となりました。

2000年10月20日

 職場のモンキアゲハが前蛹になりました。職場のヤマトシジミは、全体が真っ黒になって、羽根も藤色に色づき、腹も黒くなってきたので、「今日こそ羽化」と思ったのですが、また空振りでした。でも、夜には羽根の模様も出てきていたので、きっと明日には人知れず羽化するのでしょう。自宅のヤマトシジミは、一昨日から同じ場所でじっとしています。

2000年10月18日

 アゲハは、2匹が前蛹となり、終齢幼虫は5匹となりました。職場のヤマトシジミはまだ羽化しません。目が黒くなり、背中の色も黒っぽくなってはいるのですが・・・。自宅のヤマトシジミは、今朝1匹が蛹となり、夜もう一匹が蛹となっていました。

2000年10月17日

 アゲハは、2匹が蛹となり、終齢幼虫は6匹となりましたが、うち2匹は、すでに下利便をして徘徊を始めました。ヤマトシジミは、まだ羽化しません。

2000年10月16日

 葉山のイヌザンショウで、モンキアゲハの終齢幼虫を採集しました。職場のアゲハは、2匹が前蛹となり、終齢幼虫は5匹になりました。あと、先日取ってきたイヌザンショウの葉には、アゲハの卵がついていました。職場のヤマトシジミは、羽化が近づき、目が赤くなってきました。

2000年10月14日

 またしてもキツネにつままれた気分ですが、アオスジアゲハの終齢幼虫が見あたらなくなりました。1齢幼虫ならいざ知らず、巨大な終齢幼虫が這い出す隙間など、蝿帳にあるはずないのですが・・・。

2000年10月13日

 モンキアゲハが終齢幼虫になりました。脱皮前とは気付かず、葉を入れ替えた直後で、風呂から上がったら脱皮していました。

2000年10月12日

 逗子のイヌザンショウで、アゲハの幼虫を採集しました。4匹だと思ったのが5匹いて、一匹は終齢幼虫、一匹は4齢になったばかりでした。出勤途中、葉山でイヌザンショウの葉を採集したら、その葉にも2齢くらいの幼虫がついていて苦笑(^^;) アゲハの幼虫は計10匹になりました。うち終齢幼虫は4匹です。自宅のヤマトシジミは、終齢幼虫が3匹見つかったのですが、今度は小さい幼虫が見あたらなくなりました。

2000年10月11日

 逗子でアオスジアゲハの終齢幼虫を採集しました。前回と同じところで、ほとんど葉を食べ尽くしていました。

2000年10月10日

 自宅のヤマトシジミが2匹、終齢幼虫になったようです。同じ大きさの幼虫がもう一匹いたはずですが、どうしても見あたりません。他に、小さな幼虫が一匹いるようです。職場のヤマトシジミの蛹は、2日たっても、あまり模様が出てきませんでした。職場のアゲハは、1匹が依然4齢のままです。

2000年10月9日

 残ったモンキアゲハの幼虫のエサを替えようとしたら、肉角を出しました。血のようなどす黒い赤色で、臭いはほとんどありませんでした。これでこの子が、モンキアゲハに間違いない事が分かりました。なお、エサを取りに行った時に、カラスザンショウに4齢くらいの幼虫を見つけましたが、きりがないので採集はやめておきました。何しろ、カラスザンショウの入手は、とても骨が折れるのです。

2000年10月8日

 モンキアゲハの蛹が、どうも寄生虫に侵されていたらしく、虫カゴの中に、幼虫1匹と蛹2匹がころがっていました。随分と巨大です。しかし、蛹はカラになったようでもなく、ただお腹のうしろに液体が出たあとがありました(;_;) 職場のアゲハは、3匹が小さな小さな終齢幼虫になりました。職場のヤマトシジミは、蛹になりましたが、まだ模様が完全ではありません。

2000年10月5日

 どうもキツネにつままれたようで納得できないのですが、ヤマトシジミの前蛹がいなくなりました。というか、前蛹と思っていたのが、実は枯れかけた葉の丸まったものだったのです。でも、確かに終齢幼虫を見た記憶はあるのです。虫カゴの中に、4齢くらいの幼虫が3匹おり、確かに数は合っているのですが・・・。

2000年10月4日

 職場のヤマトシジミが終齢幼虫になったらしく、すさまじい食欲です。自宅のヤマトシジミは相変わらずで、色が変なのが気になりますが、この前もそうだったかも知れません。前蛹の時期が随分長いようです。

2000年10月2日

 モンキアゲハが蛹化しました。一昨日、あまりにしつこく徘徊するので、容器の方向を変えて、網の部分を上にしたら、案の定翌朝には逆さに前蛹となり、今日の午前中に蛹化しました。クロアゲハより反り返っていますが、思った程極端ではありません。自宅のヤマトシジミは、前蛹になったようです。職場のヤマトシジミは、4齢くらいと思われますが、今日初めて、葉を食べるところをじっくり観察できました。もともと小さすぎて、どちらが頭だかよく分からなかったのですが、今日はポチっと黒い部分がありました。「糞が出かかっているのかなぁ」と思っていたのですが、やがて葉を食べ始め、この黒い部分が口である事が分かりました。

2000年9月30日

 昨日はカタバミの葉を入れ替え、容器の壁についていたヤマトシジミの幼虫をとろうとして、うっかり潰してしまいました(;_;) 固い栞を使ったのが原因です。もう申し訳ないやら情けないやら悲しいやらで、悶々とした夜を過ごしました。今日帰ってきたら、モンキアゲハが徘徊しています。下利便もしたようなので、蛹化するのでしょう。猛然と葉を食べるところが見られなかったのが、ちょっと残念です。

2000年9月29日

 カラスザンショウの葉を取りに行ったら、巨大な終齢幼虫がいたので採集しました。アゲハの卵を採集した木ですが、18日に見た時、上の方の葉に、幼虫がいるように見えたのです(見上げたら影が見えた)。ここは県道沿いで、目の前はバス停、民家の庭木という条件だったため、なかなか確認できなかったのです。今日も採集するのに、随分苦労しました。閑話休題、巨大な幼虫についてですが、背中後部の模様が少し違うため、クロアゲハではなく、モンキアゲハに間違いないでしょう。4ヶ月探し続けて、やっと見つけた事になります。

2000年9月28日

 アオスジアゲハが一頭羽化しました。早朝の羽化が予想されたので、早起きして7時に職場についたのですが、すでに羽化していて、私の手に小便をひっかけやがりました(-"-メ) 残りの4つの蛹は、どうやら越冬蛹のようです。そう見切りをつけたので、蛹を飼育箱に移し、職場のミカンから、アゲハの2〜3齢幼虫3匹をとってきて、蝿帳に入れました。ヤマトシジミは、自宅に4匹、職場に1匹確認されています。

2000年9月27日

 今日はアオスジアゲハの羽化がありませんでした。もしかしたら、いくつかは越冬蛹なのかも知れません。葉山のイヌザンショウで見かけたアゲハの幼虫は、クロアゲハのようです。

2000年9月26日

 アゲハが脱皮したようです。これで2齢になったのかも知れません。職場のアオスジアゲハが、1頭羽化しました。明日も1頭羽化しそうです。家のヤマトシジミは、終齢になったようです。

2000年9月25日

 アゲハの幼虫は、2齢になったような気がします。

2000年9月23日

 アゲハの卵が孵化しました。

2000年9月22日

 アゲハの卵が、今にも孵化しそうです。職場のアオスジアゲハの蛹は、葉が枯れてしまったので、2つばかり割り箸にセロテープで枯れ葉ごと止めました。光に透かしてみると、中で成虫ができつつあるのがよく分かります。おそらくは、幼虫の身体の中に成虫の胚が出来、幼虫の身体を消化しながら、大きくなっていくのでしょう。羽化が近づくと、蛹の透明度が失われるようです。

2000年9月19日

 くだんのアゲハの卵を採集しました。

2000年9月18日

 職場の花壇で、カタバミの葉にヤマトシジミの卵を見つけたので、掘り返して2本鉢に植えたところ、卵と幼虫が、20匹近くついていました! 1本は自宅に持って帰ってきました。逗子のカラスザンショウに、アゲハの卵を発見したので、なんとか採集したいと思います。

2000年9月16日

 旅行から帰ってきたら、大きな変化がありました。まず、ヤマトシジミが羽化していました。蛹化がわずか一週間前ですから、今朝羽化したのかも知れません。羽化の瞬間は見れなくても、蛹に羽の模様が浮かぶ様子を見たかったです(;_;) アオスジアゲハは、職場に居る5匹のうち、2匹が蛹、4匹が前蛹になっていました。家に帰ると、家の1匹も蛹になっていました。13日の夕には蛹化の気配はなかったので、蛹になった3匹は、昨日蛹化したものと思われます。幼虫が全部居なくなってしまい、町中では方々にいろんな幼虫を見かけるのですが、さてどうしたものでしょうか?

2000年9月9日

 ヤマトシジミの蛹の様子がガラリと替わり、羽根や黒い斑点が出来ました。おそらく昨日は前蛹だったのでしょう。昨日は胸に帯状の糸を回しているのが、はっきり分かりました。

2000年9月8日

 ヤマトシジミが蛹になりました。いつのまにやら、です。

2000年9月6日

 アオスジアゲハが無事孵化しました。

2000年9月4日

 久しぶりに車で出勤し、ふと駐車場のタブノキを見たら、アオスジアゲハの幼虫がうじゃうじゃいました。幼虫5匹と卵1個を採集したのですが、卵は失敗でした。タブノキの若芽は、どうしても水揚げが悪く、昼には枯れてきてしまいました。ヤマトシジミは、相変わらず徘徊を繰り返し、異常に大きくなっています。取ってきたカタバミの葉に、昨日卵を発見しました。今日には孵化したようです。

2000年9月3日

 方々でアオスジアゲハの幼虫を見つけても、最近の失敗続きから採集せずにいたのですが、今朝、タブノキの葉を食べ尽くしそうな幼虫を見つけ、夕方とりに行きました。4齢幼虫でしょうか? 採集の際、薄緑の肉角を出したのには驚きました。アゲハチョウ科ですから、当たり前といえば当たり前ですが、アオスジアゲハの肉角など、30年のお付き合いで初めて拝見しました。ヤマトシジミはヘンな格好をしているので、今度こそ前蛹なのかも知れませんが、今まで何度も騙されましたからねぇ・・・。

2000年9月2日

 ヘンな蛾は、図書館で調べたところ、どうもクロシタアオイラガのようです。年に2回発生し、9月にも羽化します。食草はサクラとなっていますが、結構融通がきくのでしょう。蛾の仲間は、特にそうみたいです。今朝見た時は、交尾していたのでビックリしました。昨日昼に見た時、朝と同じところにとまっていたので、「夜行性なのかなぁ」と思っていたのですが、たぶんメスだったのでしょう。オスがフェロモンにひかれてやってきたのですね。昼には、2匹ともいなくなっていました。ヤマトシジミは、昨日も徘徊を続け、いまだに蛹化しません。

2000年9月1日

 ヘンな蛾が羽化しました。繭をつくる際に、葉っぱを巻き込んだヤツです。蛹の時期は、実に21日間にも及びました。これはたぶん、繭の中での、前蛹の時期が長いのだと思います。蛾の名前は分かりませんが、幼虫のトゲ、繭の形態、成虫の姿からみて、イラガの一種ではないかと思います。イラガは繭の中で前蛹のまま冬越しするそうです。

2000年8月31日

 キアゲハが、蛹化に失敗して死にました。胸の皮が破れなかったのか、胸に回した糸がひっかかったのか、30分程苦しそうにのたうっていて、見るに見かねて胸の糸をはずしてやったのですが、どうにもなりませんでした。暴れ過ぎて腹部が破れたのか、体液が流れ始め、だんだん体色が変化してきて、ぐったりしてしまいました。飼育箱の壁からそっとはずし、土に埋めてやりました。ヤマトシジミは、今度こそ前蛹になったようです。

2000年8月30日

 葉山のカラスザンショウは、どうもイヌザンショウの大きいのだったようです。日のあたる場所でもあり、ナミアゲハの可能性大と判断しました。それに、10匹以上もいるのが分かったので、とても飼う気になれなかったので、やめました(^_^;) キアゲハは下利便をして、前蛹になりました。ヤマトシジミは、猛烈な勢いで葉を食べ、カタバミがほとんど丸ボウズです。

2000年8月29日

 葉山で、カラスザンショウの木にアゲハの幼虫3匹を発見しました。モンキアゲハかも知れないので、明日採集します。ヤマトシジミは、まだ蛹にならず、葉を食べた様子です。キアゲハは猛烈な食欲を示し、気持ち悪い程大きくなりました(^_^;) パセリは葉が小さいので、食べる勢いが余計激しく見えます。

2000年8月28日

 逗子でアオスジアゲハの卵を見つけましたが、前回の失敗があるので、孵化するまで様子を見る事にしました。ヤマトシジミは、最初どうしても見つからなかったのですが、2つの葉を糸で結んで、じっとしていました。孵化して9日、もう前蛹になるのでしょうか?(ものの本には、夏には9日で蛹になるとある)。キアゲハはモリモリとパセリの葉を食べています。

2000年8月27日

 夜帰ったら、キアゲハの小さい方の幼虫が死んでいました。原因は不明です。エネルギーを使い果たしたのでしょうか?

2000年8月26日

 婦長がキアゲハの終齢幼虫を2匹くれました。もっと大きな4匹は、パセリを丸ボウズにした罰として、おととい殺されたらしいです(-"-メ) 最初三つ葉を猛然と食べ始めた幼虫ですが、下利便をしたような形跡があり、もう蛹化の時期かも知れません。小さいのは、エサを食い尽くしたからかも・・・。小さい方の幼虫は、ちょっとした事で猛然と怒り始め、黄色い肉角をひっこめようとしません。

2000年8月25日

 23日にアオスジアゲハの卵を採集したのですが、2個と思っていたところ、3個ついていました。ところがバイクで運ぶ途中、1個を落としてしまったのです。さらに昨日は慌ただしくて、様子を見るのを忘れてしまいました。丸1日半たった今朝、おそるおそる覗いてみると、葉がすっかり枯れているではありませんか! 慌てて顔を近づけよく見たところ、卵が1つ見えたので、「まだ孵化していなかったか」と胸を撫でおろしたのも束の間、もう1個がどうしても見つかりません。さらに、見つかった1個も、中身が空のようなのです! 孵化した2匹は、枯れていない葉を探して、流浪の旅に出たのでしょうか? 蝿帳は、隙間だらけなのです。 ヤマトシジミの方は、食欲旺盛で葉を食べ尽くしそうなので、今日職場でカタバミを新たに鉢植えしました。そうしたら、葉の裏にヤマトシジミの卵を発見しました(^_^;)

2000年8月22日

 家の近くのタブノキで、アオスジアゲハの卵を2個発見しました。明日職場に持って行きます。

2000年8月21日

 クロアゲハは羽根のバランスが著しく悪く、部屋の中を旋回してしまって足を1本損失したので、安楽死の決断をし、殺虫剤で実行しました。夕べの事です。左の前羽根を切ろうかとも思いましたが、後羽根が重くて、結局それまで切らざるを得なくなると判断したのです。羽根を指でつまんで庭に行き、地面に降ろしても、人を怖がらないクロアゲハは、私の手に登ってきました。覚悟を決めて殺虫剤を噴射すると、すぐにぐったりとして死にました。今日1日は哀しくて悲しくて、暗澹とした気分になってしまいました。ヤマトシジミの方は、小さな容器に植えたカタバミの葉に、食べ跡を残していました。葉の裏に、小さな幼虫が認められました。

2000年8月20日

 クロアゲハが羽化しましたが、やはり飛べませんでした。前日夜から、蛹は黒さを増してきていましたが、朝7時半にはまだ羽化しておらず、12時に帰宅すると羽化していました。オスでした。やはり右の前羽根がほとんど伸びていません。夕方に帰宅すると、バタバタあばれて、右の尾状突起が破損していました。容器から出して砂糖水を与えましたが、やはり飲みません。明日職場に連れて行き、どうするか考えます。紫色に輝く羽根は、すばらしく美しいのですが・・・。

2000年8月19日

 もう一匹のクロアゲハも、羽化の体制に入りました。左の前羽根の奇形は、どうなるでしょうか? 家の近くで、カタバミの葉にヤマトシジミの食い跡を発見したので、注意深く見たところ、卵を発見し、採集しました。その後孵化したようで、非常に小さい幼虫が居ました。

2000年8月18日

 クロアゲハが羽化しました。蛹化してからわずか12日でした。毛虫は繭を作りました。  クロアゲハは、昨日帰ってみると、羽根が黒くなって見え、角の部分が透けて何も入っていないように見えました。これは羽化が近いと思い、今朝は4時に起きて待機していましたが、結局羽化したのは11時半でした(^_^;) 朝起きた時は、蛹全体が黒っぽくなり、蛹のカラの中に、蝶がいるといった感じになっていました。5時半頃から、時々ピクッと動くようになりました。6時過ぎには、目玉の部分がカラとの間に空気が入った感じになりました。7時に職場に移動すると、空気が入った隙間が広がり、ストロー、足全体、羽根、体全体へと広がりました。途中動くのをやめた時期もあり、何度も「死んだか」と思い、一時は人工的にカラを破ろうとも思いましたが、やがてカラが割れ、羽化が始まりました。触覚を跳ね上げ、2本に分かれたストローを合わせていく様を堪能できました。やがて身体全体が抜け出て、おしりから液体を排泄すると、つかまる場所を探し始めましたので、あわてて容器の向きを変え、さらに割り箸を入れました。手に触れた羽根は、少女の長い黒髪のように、湿って柔らかでした。割り箸に止まらせた当初は、なかなか羽根が伸びず、6/22のアゲハの羽化失敗の悲劇の再来かと気をもみましたが、やがてゆっくりと伸びてきました。大型の蝶なので、すべてに時間がかかるようです。後ろ羽根の前面に白い部分が認められ、オスである事を確認しました。裏面には、オレンジの斑点の他に、青い斑点が見られました。

2000年8月17日

 毛虫クンは葉っぱから離れ、フタにひっついていました。今度こそ繭をつくるのでしょう。ところで、アゲハの幼虫を採集しに行ったら、方々のイヌザンショウが切り倒されていました。カラスザンショウでは、いまだに幼虫を発見できません。モンキアゲハの幼虫は、どこに居るのでしょうか?

2000年8月15日

 毛虫(^_^;)は徘徊をやめ、また葉を食べ始めていました。

2000年8月14日

 ニセアケビコノハ(^_^;)が、また1匹死にました。飼育箱の壁にひっかかって死んでいましたが、原因は不明です。残る1匹も徘徊を始めましたので、繭をつくる気でしょう。

2000年8月11日

 アケビコノハ(?)が気持ち悪い(^_^;)繭をつくりました。今度は葉っぱを巻き込んだので、もう壊さないように葉っぱを切っておきました。

2000年8月10日

 夕べは予期せぬ大雨があり、アケビコノハ(?)の飼育箱が水浸しになっていて、1匹溺死しました。繭が半分壊れた幼虫も、変化がみられません。他に1匹、繭づくりを始めたようです。

2000年8月8日

 クロアゲハが緑の蛹になりましたが、よくよく見たら、右の羽根に奇形があります(;_;) おととい容器を移し替える時、傷つけたのかも知れません。もう一匹は、最初茶色だったのが、翌日は羽根だけ緑になり、さらに翌日、完全な茶色になりました。




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