タイトル 超人バロム1
放映年 1972年
放映話数 全35話
ゴルゴ13でお馴染の、さいとうたかおが原作。男の子二人が[友情]パワーで変身し、悪の組織[ドルゲ]と戦う。強烈な造形の魔人たちも必見

主な出演:高野浩幸、飯塚仁樹、佐川啓介、小林清志ほか。ナレーション:田中信夫

流行りました、バロムクロス。女の子同士でもやりましたよ「バロ〜ムクロ〜ス」って(笑)

 「マッハロッドでぶろろろろ〜」の主題歌でお馴染の超人バロム1。唄っていらっしゃるのは[兄貴]こと水木一郎さん。わたし、水木さん、大好き(笑)昔、友人がイベントで撮ってくれた生写真、下敷きに入れていたし(爆)いまも、仕事が煮詰るとアニメソングなんかかけて、「マジンゴ〜、マジンゴ〜」なんて口ずさみながら仕事している。三つ子の魂、百まで…アニメオタクな血は、そう易々とは消えないようである
 本作は優等生、白鳥健太郎@高野浩幸くんと、ガキ大将、木戸猛@飯塚仁樹くん(もう、ほんとにガキ大将って感じ)が、正義の力をコプーより受け継ぎ、友情パワーで超人バロム1に変身…悪の権化、ドルゲと戦うというお話。喧嘩とかすると変身が解けちゃったりして、けっこう面倒なことも多かったが、物語後半には弱点がどんどん改善されていく(笑)体操のお兄さん@佐川啓介さん(ドラえもん@大山のぶ代さんのご主人)演じるおじさんがいい味出していたのと、猛くんのお父さんが次元大介@小林清志さんで嬉しかったのが印象的。出てくる怪人も、ちょっとショッカーチックだったが、それよりもパワーアップ。目や唇をデフォルメした怪人が不気味…というか、笑っちゃうと言うか(笑)
 よそ様のサイトで知ったのだが、本作とほぼ同じ時期にスタートしたのが「ウルトラマンA(エース)」。そう、北斗隊員と南隊員の二人で変身する、珍しいウルトラシリーズだ。(なんといってもAは「同じく、井坂十蔵」こと嵯川哲朗さんが隊長だったのがnice! 山形勲さんもご出演されてたしね)バロム1の変身場面を真似する子は多かったが、ウルトラマンAの変身場面を真似た子の記憶はないなあ。男の子ばかりでなく、女の子同士でもやってたもの、「バロ〜ムクロ〜ス」って。ウルトラタッチより、バロムクロス。なんとなく体が覚えているのか、自然と手が動いてしまう。こういうのって不思議と忘れないんだよね。今なんかマツケンサンバIIの振りもなかなか覚えられないのにね(笑)(2005.4.3)