タイトル リボンの騎士
放映年 1967〜68年
放映話数 全52話
手塚治虫原作の少女漫画。少女ブックに連載されていたものを、リメイクしてなかよしに連載。女の子なのに王子様というシュチュエーションが人気だった

声の出演:太田淑子、貴家堂子、武藤礼子、新道乃里子、小林恭治、納谷悟郎ほか

女なのに王子として育てられるサファイア。まるで、宝塚歌劇、素敵だ

 リボンの騎士…燃えたな…大好きだった。原作というよりも、やはりアニメ。手塚プロのHPに女の子向けアニメとしては日本で最初に制作された…とあるが、「魔法使いサリー」が1966年に放映されているので、サリーちゃんが一番最初では?と、ちょっと突っ込み(笑)どっちが最初でもいいのだが、両作品ともに当時の女の子(つまりわたしたち世代)に与えたインパクトは大きかった
 王子様だけど、王女様。女の子だけど男の子の心。そんなお話、女の子は大好きだ(…たぶん…いや、わたしは…)。
サファイアという名なのに、何故かエメラルドのような瞳(笑)普段は凛々しいのに、女の子の格好をすると妙に色っぽかったりして…わたしは女王様姿のサファイアも好きだった。フランツ王子との絡みなど、男の子同士の奇麗な愛、そんな倒錯すら感じた。なにせ、女の子はおませだから(笑)思春期となったころ、ベルバラブーム到来で、宝塚歌劇が学校でも話題になったことがあった。宝塚を知らなかったわたしは、写真を一目見て「あ、リボンの騎士だ」と思ったものである。原作では、サファイアがフランツと結婚し、双子を産み、その子供たちの話がある。「双子の騎士」というお話で、これもまた王女であるビオレッタが大活躍。兄、デージィが森に捨てられ、両親は幽閉。ビオレッタが兄を探し、無事両親も助け出すというお話だった
 手塚治虫ミニヴェネットアンソロジーというカプセルフィギュアの第一弾にリボンの騎士がラインナップされていた。それとワンダー3狙いで買ってみると、ビンゴ!見事二つとも一発ゲット(笑)木陰で、愛馬オパールと和む
サファイアがとても可愛い。こんなに精巧で250円…まったく、すごい。子供の頃、こんな可愛いフィギュアが安価で売られていたらどれほど楽しかったか…いや、子供の頃は貧乏だったから買えないか(笑)その反動で、いまや大人買いの日々である。いささか、反省しなくてはならないなあ<^0^;;>(2003.11.11)