蛋白分解酵素(プロテアーゼ)
プロテアーゼ
とは、タンパク質を10個程度のアミノ酸分子にまで分解して、消化を助けるのですが、その作用を持つ酵素群の総称で、それらの中には
キモトリプシン
、
トリプシン
、
ペプシン
など消化薬に含まれるものや、皮膚や血管の蛋白を分解する
エラスターゼ
などがあります。キモトリプシン、トリプシンはいずれも膵臓から分泌され中性からアルカリ域で作用を発揮します(腸の中で作用)。ペプシンはPH1.5〜2で作用を発揮します(胃の中で作用)。
キモトリプシン
マウスで画像をさわるとアミノ酸の連続している様子が分かりやすくなります
参考文献)分子データは「分子レベルで見た体のはたらき」平山令明(ブルーバックス 講談社)より。
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